JP3462114B2 - カートン開口移送装置 - Google Patents

カートン開口移送装置

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JP3462114B2
JP3462114B2 JP06684199A JP6684199A JP3462114B2 JP 3462114 B2 JP3462114 B2 JP 3462114B2 JP 06684199 A JP06684199 A JP 06684199A JP 6684199 A JP6684199 A JP 6684199A JP 3462114 B2 JP3462114 B2 JP 3462114B2
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建男 杉本
和彦 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平状態に折り畳
まれたカートンを角筒状に開口して後の処理部に移送す
るカートン開口移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のカートン開口移送装置の概
略図である。扁平状態に折り畳まれたカートン(21)を積
層状態で収容するカートン収容ケース(11)のカートン取
出口(10)に対向する位置には、回転円板(13)が設けられ
ていると共に、該回転円板(13)の外周部にはカートン(2
1)を吸着保持する為のカートン吸着体(17)が軸支部(18)
で回転自在に取付けられている。又、このカートン吸着
体(17)は、回転円板(13)の回転に伴ってその回転軸(12)
の周囲を公転しながら図示しない駆動機構部で軸支部(1
8)を中心に自転せしめられるようになっている。
【0003】回転円板(13)の下方には、平行な第1,第
2コンベヤ(32)(42)から構成されたカートンコンベヤ
(4) が配設されていると共に、前記第1,第2コンベヤ
(32)(42)には前爪(31)と後ろ爪(41)が各別に設けられて
いる。又、回転円板(13)の下方で且つ第2コンベヤ(42)
の上流端近傍に対応する位置には整形ガイド(24)が固定
されていると共に、第2コンベヤ(42)の上流端の上方域
には、該第2コンベヤ(42)の走行方向に進退移動するカ
ートン押え(25)が設けられている。
【0004】このものでは、図6に於いて回転円板(13)
が反時計方向に回転すると、これに伴ってカートン吸着
体(17)が軸支部(18)の回りに時計方向に自転しながら前
記回転円板(13)と共に移動し、該移動途中に於いては、
カートン収容ケース(11)内の最下層のカートン(21)にカ
ートン吸着体(17)の吸着ヘッド(15)が押圧される。そし
て、上記吸着ヘッド(15)がカートン(21)に押圧されたと
きに、図示しないバキューム装置が作動して吸着ヘッド
(15)内が負圧状態に維持され、これにより、カートン(2
1)がカートン吸着体(17)に吸着保持されたてカートン収
容ケース(11)から取り出される。そして、該カートン(2
1)は、軸支部(18)の回りに自転しながら回転軸(12)の回
りを公転するカートン吸着体(17)に吸着保持された状態
で振り回されるように動きながら、カートンコンベヤ
(4) の上流端のカートン受容部(40)の上方まで移送され
る。
【0005】カートン(21)がカートン受容部(40)の上方
まで移送されると、折畳み状態にあるカートン(21)の下
端が整形ガイド(24)の前縁に衝突して押し付けられ、こ
れにより、該カートン(21)が平行四辺形の角筒状に開口
する。その後、第2コンベヤ(42)の後ろ爪(41)でカート
ン(21)の後端下縁が前方に押されると共に、該カートン
(21)の先端上縁が第1コンベヤ(32)の前爪(31)で受け止
められ(この状態ではカートンコンベヤ(4) の走行方向
に進出するカートン押え(25)がカートン(21)の上面に接
触している)、この状態でカートン(21)がカートンコン
ベヤ(4) で下流側に移送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
折り畳み状態にあるカートン(21)の一端を整形ガイド(2
4)に押し付けてこれを開口する。従って、処理能力を上
げる為に高速でカートン(21)を整形ガイド(24)に衝突さ
せると、カートン(21)の前記衝突部に凹みが形成される
心配があり、処理能力を高めることが困難である。
【0007】本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
『扁平に折り畳まれたカートン(21)を長方形断面の角筒
状に開口するカートン開口装置と、移送面が平行状態で
対向する第1,第2コンベヤ(32)(42)を有し且つ該コン
ベヤの走行方向にずれた前爪(31)と後ろ爪(41)が前記各
走行面に各別に複数突設されているカートンコンベヤ
(4) と、を具備するものであって、最上流部に位置する
前記後ろ爪(41)の突出方向の先端と前記第1コンベヤ(3
2)の前記移送面との前記突出方向の間隔高さがカートン
コンベヤへの前記カートン(21)のカートン挿入部となっ
ており、長方形断面に開口されたカートン(21)に於ける
前記間隔高さの方向のカートン幅が該間隔高さより大き
いカートン開口移送装置』に於いて、開口整形時に於け
るカートン(21)に傷が生じないようにすることをその課
題とする。 〈1項〉
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決るための
本発明の技術的手段は、『前記カートン開口装置は、扁
平状態に折り畳まれたカートン(21)の対向する一対の側
面板の外面を各別に吸着する第1吸着手段及び第2吸着
手段と、前記カートン(21)に対する前記第1吸着手段の
吸着位置と前記第2吸着手段の吸着位置が該カートン(2
1)の開口に伴って相対的に移動する軌跡に沿うようにこ
れら第1吸着手段と第2吸着手段を相対移動させる吸着
手段駆動装置と、前記カートン(21)が初期の折り畳み状
態から長方形断面の開口状態を越えて更に逆方向に折り
返されることによって、前記カートン幅が前記間隔高さ
より小さくなった逆整形状態になるまで、前記吸着手段
駆動装置を作動させる制御手段と、前記逆成形状態にあ
るカートン(21)の一方の側面板の外面にガイドプレート
を重ねると共に、他方の側面板に吸着した前記第1吸着
手段を前記カートン挿入部側へ移動させることによっ
て、前記カートン(21)を前記逆成形状態に保持しながら
前記間隔高さから前記カートンコンベヤ(4)内に挿入す
ると共に該挿入後に前記保持を解除する挿入手段と、を
具備し、前記保持が解除されたときに前記カートン(21)
が長方形断面の開口状態に弾性的に復元した際には、前
記弾性力を受け止めるように前記カートン(21)の移送方
向の前後面に前記前爪(31)と前記後ろ爪(41)が各別に当
接する』ことである。
【0009】上記技術的手段は次のように作用する。扁
平状態に折り畳まれたカートン(21)の対向する一対の側
面板の外面を第1吸着手段と第2吸着手段で各別に吸着
し、この状態で吸着手段駆動装置を作動させる。即ち、
カートン(21)に対する前記第1,第2吸着手段の吸着位
置が該カートン(21)の開口に伴って相対的に移動する軌
跡に沿うようにこれら第1吸着手段と第2吸着手段を相
対移動させる。これにより、前記カートン(21)が開口す
る際に、該カートン(21)の外側面と第1,第2吸着手段
の吸着部が相対的に摺動することがない。
【0010】そして、前記第1,第2吸着手段に吸着さ
れた前記カートン(21)が初期の折り畳み状態から長方形
断面の開口状態を越えて更に逆方向に折り返される状態
(以下、「逆整形状態」という。)まで吸着手段駆動装
置が作動する。この逆整形状態では、第1,第2コンベ
ヤ(32)(42)の間隔方向のカートン幅は、後ろ爪(41)の突
出方向の先端と第1コンベヤ(32)の移送面との前記突出
方向の間隔高さよりも小さくなっている。即ち、この逆
整形状態にあるカートン(21)は、カートンコンベヤ(4)
にカートン(21)を挿入する為の上記間隔高さに挿入でき
る程度のカートン幅に若干扁平化されている。
【0011】次に、この状態で挿入手段を作動させる。
即ち、逆成形状態にあるカートン(21)の一方の側面板の
外面にガイドプレートを重ねると共に、他方の側面板に
吸着した第1吸着手段をカートンコンベヤ(4)のカート
ン挿入部側へ移動させる。すると、ガイドプレートでカ
ートン(21)の一方の側面板が押え込まれた状態で、該カ
ートン(21)がカートン挿入部側へ移動する。これによ
り、上記逆整形状態のカートン(21)が上記間隔高さから
カートンコンベヤ(4) 内に挿入され、該挿入後にカート
ン(21)の保持を解除すると、該カートン(21)の弾性復帰
力でこれが初期折り畳み形状に復元しようとする。する
と、第1,第2コンベヤ(32)(42)の移送面に突設された
前爪(31)と後ろ爪(41)が、前記カートン(21)の弾性力を
受け止めるように該カートン(21)の移送方向の前後面に
当接し、これにより、長方形断面に開口したカートン(2
1)がカートンコンベヤ(4) 内にセットされる。以後、上
記開口したカートン(21)がカートンコンベヤ(4) で下流
側に移送される。
【0012】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。扁平
状態に折り畳まれたカートン(21)の対向する一対の側面
板を第1,第2吸着手段で吸着した状態で離反させるこ
とによって、カートン(21)を既述逆整形状態まで開口し
た後にカートンコンベヤ(4) に供給する。従って、扁平
に折り畳まれたカートン(21)の先端を整形ガイド(24)に
衝突させて衝突傷が生じる可能性のある既述従来のもの
と相違し、カートン(21)を開口する際に該カートン(21)
に傷がつくような不都合がない。 〈2項〉上記1項に於いて、『前記挿入手段が前記保持
を解除するまで前記カートンコンベヤ(4) を停止させた
後に該カートンコンベヤ(4) を駆動させるコンベヤ制御
手段を具備している』ものでは、停止しているカートン
コンベヤ(4) にカートン(21)が挿入されるから、挿入手
段によるカートン(21)の挿入速度とカートンコンベヤ
(4) の速度を一致させるような複雑な制御が不要にな
る。 〈3項〉前記1項又は2項に於いて、前記逆整形状態に
なるまで前記カートン(21)を開口する際に前記第1吸着
手段と前記第2吸着手段を相対移動させる前記移動軌跡
の具体的な形状は、『円弧状に設定されている』ものと
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。図1に示すように、本実施の形
態に係るカートン開口移送装置は、折り畳み状態にある
カートン(21)の上下両面を離反させてこれを開口するす
るカートン開口装置(6) と、該カートン開口装置(6) か
らカートン(21)の供給を受けるカートンコンベヤ(4) を
具備している。以下、各部の詳細を説明する。[カート
ン開口装置(6) について]図2に示すように、カートン
開口装置(6) は、既述第1吸着手段に対応する底部吸着
ヘッド(71)をカートンコンベヤ(4) の走行方向たる水平
方向とこれと直角な鉛直方向に移動させる下部駆動機構
(7) と、前記底部吸着ヘッド(71)の上方に位置する上部
吸着ヘッド(81)(既述第2吸着手段に対応する)を円弧
状軌跡に沿って往復移動させる上部駆動機構(8) を具備
している。そして、これら下部駆動機構(7) と上部駆動
機構(8) が既述1項の発明特定事項たる吸着手段駆動装
置に対応している。
【0014】*下部駆動機構(7) について 下部駆動機構(7) は、上端に底部吸着ヘッド(71)を備え
た吸引パイプ(72)を有すると共に、該吸引パイプ(72)の
側壁から図2に於いて紙面の裏側にスライド軸(74)が突
出しており、該スライド軸(74)は、水平バー(75)に沿っ
て形成されたガイド溝(76)に摺動自在に挿入されてい
る。吸引パイプ(72)は保持筒(77)に対して上下に摺動し
得る態様で挿入されていると共に、該保持筒(77)は、水
平方向に延びる固定レール(78)に形成されたアリミゾ(5
1)にガイドされて摺動し得るようになっている。又、上
記保持筒(77)にはロッド(79)の出力端が支軸(61)で回動
自在に連結されていると共に、該ロッド(79)の入力端近
傍の側壁に植設された摺動ピン(62)は、L字状の揺動ア
ーム(63)に形成された長孔(64)に摺動自在に挿入されて
いる。前記揺動アーム(63)のL字状屈曲部は支軸(65)で
固定部に対して揺動自在に支持されていると共に、該揺
動アーム(63)の入力端近傍に植設された従動軸(66)は、
カム板(67)のカム溝(68)に挿入されている。又、カム板
(67)は水平移動用サーボモータ(69)で回転されるように
なっている。
【0015】既述水平バー(75)は固定板(50)から垂下す
るガイド軸(53)(53)に沿って水平姿勢を保ったままで昇
降するようになっていると共に、該水平バー(75)には連
結板(55)の出力端が軸(54)で回動自在に結合されてい
る。又、前記連結板(55)の入力端に軸(56)で回動自在に
連結された揺動アーム(57)は、カム板(58)によって支軸
(59)を支点として揺動されるようになっている。このた
め、上記揺動アーム(57)の長手方向の中央部に植設され
た従動軸(52)は、昇降駆動用モータ(27)で回転されるカ
ム板(58)に形成されたカム溝(26)に摺動自在に挿入され
ている。
【0016】尚、底部吸着ヘッド(71)を具備する吸引パ
イプ(72)内は図示しないバキューム装置によって、必要
に応じて負圧状態に維持されるようになっており、これ
により、吸引パイプ(72)内と連通する底部吸着ヘッド(7
1)によって後述のカートン(21)を吸着できる。 *上部駆動機構(8) について 上部駆動機構(8) は四節リンク状に形成されていると共
に、該四節リンクを構成する水平棒(83)からは吸引パイ
プ(85)が垂下しており、該吸引パイプ(85)の下端には上
部吸着ヘッド(81)が連結されている。尚、上部吸着ヘッ
ド(81)を具備する吸引パイプ(85)内はバキューム装置に
よって、必要に応じて負圧状態に維持されるようになっ
ており、これにより、吸引パイプ(85)内と連通する上部
吸着ヘッド(81)によって後述のカートン(21)が吸着でき
る。
【0017】上記水平棒(83)には吸引パイプ(85)の前方
に位置するL字状のカートンガイド(86)が設けられてい
ると共に、該カートンガイド(86)は水平棒(83)から垂下
する支持脚(87)とその下端から水平に延びる水平プレー
ト(88)から構成されている。上記上部駆動機構(8) は、
開口用シリンダ(80)で駆動されるようになっており、こ
の為、該開口用シリンダ(80)のロッド(82)は連結ピン(8
4)で回動棒(89)に連結されている。尚、本実施の形態で
は、上記水平プレート(88)が既述発明特定事項のガイド
プレートに対応する。 [カートンコンベヤ(4) について] カートンコンベヤ(4) は、移送面(320) (420) が平行状
態で上下に対向した第1,第2コンベヤ(32)(42)を具備
していると共に、図4に示すように、第1コンベヤ(32)
(32)は水平方向に間隔を置いて並走している。又、他方
の第2コンベヤ(42)(42)も水平方向に間隔を置いて並走
している。
【0018】各第1,第2コンベヤ(32)(42)はタイミン
グベルト(33)(43)とこれらを駆動するギヤ(34)(44)を具
備している。前記タイミングベルト(33)の移送面(320)
には、開口されたカートン(21)の移送方向の幅より大き
なピッチで前記前爪(31)(31)が配設されている。又、タ
イミングベルト(43)の移送面には上記前爪(31)(31)と半
ピッチずれた態様で後ろ爪(41)(41)が配設されており、
これら前爪(31)と後ろ爪(41)の水平方向の間隔は、長方
形断面に開口したカートン(21)の移送方向の幅A(図1
参照)に一致している。そして、図4に示すように、第
2コンベヤ(42)(42)の間を一対の底部吸着ヘッド(71)が
昇降すると共に、該第2コンベヤ(42)(42)にカートン(2
1)の両端部が載置された状態で、該カートン(21)の前後
面が前爪(31)と後ろ爪(41)で移送方向の前後から挟まれ
た状態で下流側に移送されるようになっている。
【0019】カートンコンベヤ(4) を駆動するコンベヤ
用サーボモータ(46),既述下部駆動機構(7) の駆動源た
る昇降駆動用サーボモータ(27),水平移動用サーボモー
タ(69),及び上部駆動機構(8) の駆動源たる開口用シリ
ンダ(80)等は、カートンコンベヤ(4) に侵入するカート
ン(21)の先端を検知するカートンセンサー(47)の信号に
基づいて図5に示すように制御される。尚、上記カート
ンセンサ(47)は、カートンコンベヤ(4) の上流端に位置
する後ろ爪(41)の突出方向の先端と第1コンベヤ(32)の
移送面との前記突出方向の間隔高さに対応するカートン
受容部(40)の下部に設けられている。この為、上記コン
ベヤ用サーボモータ(46)等は、図5のフローチャートで
示す制御プログラムが格納されたマイクロコンピュータ
を具備する図示しない制御装置でコントロールされる。
【0020】尚、本実施の形態に係るカートン開口移送
装置で処理されるカートン(21)は、長方形端面を有する
角筒状に開口されるもので、該角筒に開口された状態で
各稜線部となる折曲部(211) 〜(214) (図1参照)に
は、予め折り目が形成されたものである。 [制御動作について]次に、上記カートン開口移送装置
の動作を図5を引用しながら説明する。
【0021】図示しない運転スイッチが投入されると、
ステップ(ST1) で初期設定がされる。即ち、開口用シリ
ンダ(80)を収縮させることにより、上部駆動機構(8) の
水平棒(83)を上昇させて上部吸着ヘッド(81)を最上昇位
置まで持ち上げると共に、底部吸着ヘッド(71)を最降下
位置まで下げ、更に、該底部吸着ヘッド(71)を固定板(5
0)に最も近付いた位置まで後退させる。次に、図示しな
いカートン供給装置を作動させてカートン(21)を固定板
(50)上からカートン開口装置(6) に供給する(ステップ
(ST2) )。続いて、ステップ(ST3) で底部吸着ヘッド(7
1)を吸着位置まで上昇させる。そして、固定板(50)上の
カートン(21)が下部駆動機構(7) の底部吸着ヘッド(71)
上に移送されて該カートン(21)の先端がカートンセンサ
(47)で検知されると(ステップ(ST4) )、ステップ(ST
5) で上記カートン供給装置を停止させ、更に、ステッ
プ(ST6) で、図示しないバキューム装置を作動させて吸
引パイプ(72)内を負圧状態にし、これにより、底部吸着
ヘッド(71)でカートン(21)の側面板たる下板(21a) の外
面を吸着する。
【0022】次にステップ(ST7) で上部吸着ヘッド(81)
をカートン(21)の上面まで降下させる。即ち、開口用シ
リンダ(80)を伸長させ、これにより、水平棒(83)から垂
下する吸引パイプ(85)の下端の上部吸着ヘッド(81)をカ
ートン(21)の上面まで降下させる。次に、ステップ(ST
8) で、図示しないバキューム装置を作動させて吸引パ
イプ(85)内を負圧状態にし、これにより、上部吸着ヘッ
ド(81)をカートン(21)の側面板たる上板(21b) の外面に
吸着させる。即ち、カートン(21)を角筒状に開口した場
合に対向する一対の平行な下板(21a) と上板(21b) を底
部吸着ヘッド(71)と上部吸着ヘッド(81)で吸着する。
尚、上部吸着ヘッド(81)をカートン(21)の上板(21b) ま
で降下させた状態では、カートン開口装置(6) の水平棒
(83)から垂下するカートンガイド(86)の水平プレート(8
8)が上記カートン(21)の上板(21b) に当接した状態にな
る。
【0023】次に、ステップ(ST9) で、上部吸着ヘッド
(81)を上昇させる。即ち、開口用シリンダ(80)を収縮さ
せることによってそのロッド(82)で上部駆動機構(8) の
水平棒(83)を上昇させ、これにより、該水平棒(83)に連
設された吸引パイプ(85)及び上部吸着ヘッド(81)を上昇
させる。すると、図1の想像線で示すようように、上部
吸着ヘッド(81)が底部吸着ヘッド(71)から離反しながら
円弧状軌跡に沿って移動する。即ち、「カートン(21)に
対する前記第1吸着手段の吸着位置と前記第2吸着手段
の吸着位置が該カートン(21)の開口に伴って相対移動す
る軌跡」としての円弧状軌跡に沿って上部吸着ヘッド(8
1)が移動する。すると、扁平状態に折り畳まれたカート
ン(21)が、長方形断面の角筒状に開口され(最大開口状
態)、更にこの状態を越えて上部吸着ヘッド(81)が、底
部吸着ヘッド(71)から水平方向に遠ざかりながら円弧動
作する。これにより、カートン(21)が長方形断面の状態
を越えて更に逆方向の平行四辺形状に折り返された逆整
形状態になる。従って、本実施の形態では、上記逆整形
状態になるまで上部駆動機構(8) を作動させる為にステ
ップ(ST9) を実行するマイクロコンピュータ内の機能部
が既述発明特定事項たる吸着体駆動装置させる制御手段
に対応する。
【0024】次に、ステップ(ST10)で上部吸着ヘッド(8
1)によるカートン(21)の吸着力を解除した後、ステップ
(ST11)で下部駆動機構(7) によって底部吸着ヘッド(71)
を前進させる。即ち、下部駆動機構(7) の水平移動用サ
ーボモータ(69)でカム板(67)を回転させることによっ
て、支軸(65)を中心に揺動アーム(63)を前方に回転さ
せ、これにより、該揺動アーム(63)の出力端に連設され
たロッド(79)で保持筒(77)を固定レール(78)のアリミゾ
(51)に沿って前方に移動させる。すると、底部吸着ヘッ
ド(71)に吸着されたカートン(21)は、該底部吸着ヘッド
(71)と共にカートンコンベヤ(4) 側に移動すると共に、
該移動時には、カートン(21)の上板(21b) がカートンガ
イド(86)の水平プレート(88)の下面に当接した状態に保
たれ、これにより、カートン(21)がその弾性力で初期姿
勢に復帰するのが防止される。そして、底部吸着ヘッド
(71)に保持されたカートン(21)がカートンコンベヤ(4)
のカートン受容部(40)に到達すると、該カートン(21)の
下板(21a) は第2コンベヤ(42)の移送面に突設された後
ろ爪(41)(上流端に位置する後ろ爪(41))の上方を通過
し、該後ろ爪(41)の下流側隣接部まで到達する。する
と、この位置までカートン(21)が底部吸着ヘッド(71)で
移送されたことを、水平移動用サーボモータ(69)の回転
量から判断して該水平移動用サーボモータ(69)を停止さ
せる。尚、長方形断面に開口されたカートン(21)の高さ
方向のカートン幅Wと同一の幅Sを有するカートンコン
ベヤ(4) のカートン受容部(40)内に該カートン(21)が侵
入するときには、該カートン(21)の上板(21b) が第1コ
ンベヤ(32)の下面に接近又は接触した状態で移動する
が、このときにカートン(21)の下板(21a) が第2コンベ
ヤ(42)の上流端に位置する後ろ爪(41)の上方を通過し得
るのは、前述した逆整形状態の平行四辺形にカートン(2
1)が保形された状態(カートンガイド(86)の水平プレー
ト(88)でカートン(21)の上板(21b) が押え込まれた状
態)で、第2コンベヤ(42)の後ろ爪(41)の先端と第1コ
ンベヤ(32)の移送面(320) との前記突出方向の間隔高さ
たるカートン受容部(40)内に前記カートン(21)が供給さ
れるからである。従って、カートンコンベヤ(4) のカー
トン受容部(40)に供給される平行四辺形のカートン(21)
の高さL(図1参照)と、上記第2コンベヤ(42)の移送
面(320) からの後ろ爪(41)の突出高さH(図3参照)等
の関係は、L≦S−Hの条件を満たしている。
【0025】次に、ステップ(ST12)で底部吸着ヘッド(7
1)を降下させる。即ち、下部駆動機構(7) の昇降駆動用
サーボモータ(27)でカム板(58)を回転させることによっ
て揺動アーム(57)を下方に回動させる。すると、該揺動
アーム(57)の出力端で摺動ピン(62)及びその上端の水平
バー(75)が下方に引き下げられ、これにより、底部吸着
ヘッド(71)が上記後ろ爪(41)の突出高さH分だけ降下せ
しめられる。これに伴って、カートン(21)の弾性復元力
で該カートン(21)が長方形断面状の角筒に自然に起立し
(図3の想像線で示す状態)、この状態にあるカートン
(21)の前面側の折曲部(212) が第1コンベヤ(32)の前爪
(31)に当接すると共に、カートン(21)の後面側の折曲部
(214) が第2コンベヤ(42)の後ろ爪(41)に当接し、これ
により、カートン(21)が上記前爪(31)と後ろ爪(41)で長
方形断面状に保形された状態に支持される。尚、後ろ爪
(41)の突出高さH分だけ底部吸着ヘッド(71)が降下した
か否かは、昇降駆動用サーボモータ(27)の回転量に基づ
いて判断する。
【0026】次に、ステップ(ST13)で底部吸着ヘッド(7
1)によるカートン(21)の吸着力を解除する。即ち、図示
しないバキューム装置を消勢させて吸引パイプ(72)及び
その上端の底部吸着ヘッド(71)内の負圧状態を解除し、
これにより、底部吸着ヘッド(71)によるカートン(21)の
吸着力を解除する。従って、本実施の形態では、カート
ンコンベヤ(4) 側に移動する底部吸着ヘッド(71)とカー
トン(21)の上板(21b)を上方から押えるカートンガイド
(86)が既述発明特定事項たる挿入手段に対応する。即
ち、本実施の形態では、第1吸着手段として機能する底
部吸着ヘッド(71)が挿入手段の機能も兼備する。
【0027】その後、ステップ(ST14)でカートンコンベ
ヤ(4) を1ピッチ分(第1,第2コンベヤ(32)(42)に配
設された前爪(31)と後ろ爪(41)の1ピッチ分)だけ走行
させて再び該カートンコンベヤ(4) を停止させると、カ
ートンコンベヤ(4) のカートン受容部(40)に供給された
カートン(21)が、第1コンベヤ(32)の前爪(31)と第2コ
ンベヤ(42)の後ろ爪(41)で前後から挟まれた状態で下流
側に上記1ピッチ分だけ移送される。
【0028】このように、本実施の形態では、挿入手段
を構成する上部吸着ヘッド(71)がカートン(21)の吸着を
解除するまでカートンコンベヤ(4) を停止させた後に、
該カートンコンベヤ(4) を駆動させる制御を行うマイク
ロコンピュータの機能部が既述発明特定事項たるコンベ
ヤ制御手段に対応している。次に、ステップ(ST14)で底
部吸着ヘッド(71)を初期位置まで後退させる(ステップ
(ST14))。即ち、水平移動用サーボモータ(69)でカム板
(67)を回転させることによって揺動アーム(63)を後方に
回動させ、これにより、該揺動アーム(63)の出力端に連
設されたロッド(79)でスライド軸(74)を保持する保持筒
(77)を初期位置まで後退させる。
【0029】以後、ステップ(ST2) に制御動作が戻され
て既述カートン(21)を開口する動作が繰り返される。こ
のように、本実施の形態では、上部吸着ヘッド(71)と底
部吸着ヘッド(81)でカートン(21)の上下板(21a) (21b)
を離反させることによってこれを開口することから、折
り畳み状態にあるカートン(21)の先端を整形ガイド(24)
に衝突させる既述従来のもののように前記衝突時(特に
高速処理の際の衝突時)の衝突傷がカートン(21)に形成
される不都合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカートン開口移送装
置の概略側面図
【図2】カートン開口装置(6) の側面図
【図3】カートンコンベヤ(4) の側面図
【図4】カートンコンベヤ(4) の縦断面図
【図5】制御動作の説明図
【図6】従来例の説明図
【符号の説明】
(4) ・・・カートンコンベヤ (6) ・・・カートン開口装置 (21)・・・カートン (31)・・・前爪 (32)・・・第1コンベヤ (41)・・・後ろ爪 (42)・・・第2コンベヤ (71)・・・底部吸着ヘッド (81)・・・上部吸着ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−235031(JP,A) 特開 平10−324311(JP,A) 実開 平3−121826(JP,U) 実開 昭59−26709(JP,U) 特公 昭50−11319(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 43/00 - 43/62 B31B 1/00 - 49/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扁平に折り畳まれたカートン(21)を長方
    形断面の角筒状に開口するカートン開口装置と、移送面
    が平行状態で対向する第1,第2コンベヤ(32)(42)を有
    し且つ該コンベヤの走行方向にずれた前爪(31)と後ろ爪
    (41)が前記各走行面に各別に複数突設されているカート
    ンコンベヤ(4)と、を具備するものであって、 最上流部に位置する前記後ろ爪(41)の突出方向の先端と
    前記第1コンベヤ(32)の前記移送面との前記突出方向の
    間隔高さがカートンコンベヤへの前記カートン(21)のカ
    ートン挿入部となっており、長方形断面に開口されたカ
    ートン(21)に於ける前記間隔高さの方向のカートン幅が
    該間隔高さより大きいカートン開口移送装置に於いて、 前記カートン開口装置は、 扁平状態に折り畳まれたカートン(21)の対向する一対の
    側面板の外面を各別に吸着する第1吸着手段及び第2吸
    着手段と、 前記カートン(21)に対する前記第1吸着手段の吸着位置
    と前記第2吸着手段の吸着位置が該カートン(21)の開口
    に伴って相対的に移動する軌跡に沿うようにこれら第1
    吸着手段と第2吸着手段を相対移動させる吸着手段駆動
    装置と、 前記カートン(21)が初期の折り畳み状態から長方形断面
    の開口状態を越えて更に逆方向に折り返されることによ
    って、前記カートン幅が前記間隔高さより小さくなった
    逆整形状態になるまで、前記吸着手段駆動装置を作動さ
    せる制御手段と、 前記逆成形状態にあるカートン(21)の一方の側面板の外
    面にガイドプレートを重ねると共に、他方の側面板に吸
    着した前記第1吸着手段を前記カートン挿入部側へ移動
    させることによって、前記カートン(21)を前記逆成形状
    態に保持しながら前記間隔高さから前記カートンコンベ
    ヤ(4)内に挿入すると共に該挿入後に前記保持を解除す
    る挿入手段と、を具備し、 前記保持が解除されたときに前記カートン(21)が長方形
    断面の開口状態に弾性的に復元した際には、前記弾性力
    を受け止めるように前記カートン(21)の移送方向の前後
    面に前記前爪(31)と前記後ろ爪(41)が各別に当接するカ
    ートン開口移送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートン開口移送装置
    に於いて、 前記挿入手段が前記保持を解除するまで前記カートンコ
    ンベヤ(4) を停止させた後に該カートンコンベヤ(4) を
    駆動させるコンベヤ制御手段を具備しているカートン開
    口移送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のカートン開口移
    送装置に於いて、 前記逆整形状態になるまで前記カートン(21)を開口する
    際に前記第1吸着手段と前記第2吸着手段を相対移動さ
    せる前記移動軌跡は、円弧状に設定されているカートン
    開口移送装置。
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