JP2598561Y2 - リフロー炉の回路基板落下検知装置 - Google Patents
リフロー炉の回路基板落下検知装置Info
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- JP2598561Y2 JP2598561Y2 JP1993022005U JP2200593U JP2598561Y2 JP 2598561 Y2 JP2598561 Y2 JP 2598561Y2 JP 1993022005 U JP1993022005 U JP 1993022005U JP 2200593 U JP2200593 U JP 2200593U JP 2598561 Y2 JP2598561 Y2 JP 2598561Y2
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- Japan
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- circuit board
- reflow furnace
- light beam
- light
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リフロー炉の回路基板
落下検知装置に関するものである。
落下検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リフロー炉は、図5及び図6に示すよう
に、回路基板1をチェーンコンベア2に乗せて炉体3内
を通過させ、その過程でヒーター4により回路基板1を
加熱して、回路基板1とその上に搭載された電子部品
(図示せず)とを半田付けしたり、回路基板1上の半田
材料を溶融させて半田層を形成したりするのに使用され
る。
に、回路基板1をチェーンコンベア2に乗せて炉体3内
を通過させ、その過程でヒーター4により回路基板1を
加熱して、回路基板1とその上に搭載された電子部品
(図示せず)とを半田付けしたり、回路基板1上の半田
材料を溶融させて半田層を形成したりするのに使用され
る。
【0003】リフロー炉のチェーンコンベア2は図6に
示すように回路基板1の両側を支持するように2列に配
置されているだけなので、炉内を移動中の回路基板1が
振動その他の原因でチェーンコンベア2から落下するこ
とがある。
示すように回路基板1の両側を支持するように2列に配
置されているだけなので、炉内を移動中の回路基板1が
振動その他の原因でチェーンコンベア2から落下するこ
とがある。
【0004】この回路基板の落下を検知するため従来
は、チェーンコンベア2の下に、発光器5Aと受光器5
Bからなる光電センサーが設けられている。この装置
は、回路基板1がチェーンコンベア2から落下すると、
発光器5Aから受光器5Bに送られる光線5Cが落下す
る回路基板によって瞬間的にしゃ断されるので、その光
線5Cの瞬断から回路基板1の落下があったことを検知
するものである。
は、チェーンコンベア2の下に、発光器5Aと受光器5
Bからなる光電センサーが設けられている。この装置
は、回路基板1がチェーンコンベア2から落下すると、
発光器5Aから受光器5Bに送られる光線5Cが落下す
る回路基板によって瞬間的にしゃ断されるので、その光
線5Cの瞬断から回路基板1の落下があったことを検知
するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし従来の回路基板
落下検知装置では、回路基板がチェーンコンベアから落
下したときに、それを検知できない場合が多々あり、検
知確率が低く、信頼性の点で問題となっていた。
落下検知装置では、回路基板がチェーンコンベアから落
下したときに、それを検知できない場合が多々あり、検
知確率が低く、信頼性の点で問題となっていた。
【0006】本考案の目的は、このような問題点に鑑
み、回路基板が落下したときの検知確率を向上させたリ
フロー炉の回路基板落下検知装置を提供することにあ
る。
み、回路基板が落下したときの検知確率を向上させたリ
フロー炉の回路基板落下検知装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来の装置で回路基板の
落下が検知できないケースを調べた結果、次ようなこと
が判明した。すなわち従来の装置では、光線5Cが図5
に示すように水平になっており、かつ図7に示すように
光線5Cの直径が回路基板1の厚さより大きい。このた
め回路基板1が水平な状態か、あるいは左右に傾き前後
には傾かない状態で落下した場合には、図7に示すよう
に回路基板1が光線5Cを十分にしゃ断することができ
ない。その結果、光電センサーが反応せず、落下を検知
することができなかった。
落下が検知できないケースを調べた結果、次ようなこと
が判明した。すなわち従来の装置では、光線5Cが図5
に示すように水平になっており、かつ図7に示すように
光線5Cの直径が回路基板1の厚さより大きい。このた
め回路基板1が水平な状態か、あるいは左右に傾き前後
には傾かない状態で落下した場合には、図7に示すよう
に回路基板1が光線5Cを十分にしゃ断することができ
ない。その結果、光電センサーが反応せず、落下を検知
することができなかった。
【0008】そこで本考案は、回路基板を搬送するチェ
ーンコンベアの下に、回路基板落下検知用の発光器と受
光器からなる光電センサーを設置したリフロー炉の回路
基板落下検知装置において、前記発光器と受光器を光線
が水平面に対し斜めになるように設置したことを特徴と
するものである。
ーンコンベアの下に、回路基板落下検知用の発光器と受
光器からなる光電センサーを設置したリフロー炉の回路
基板落下検知装置において、前記発光器と受光器を光線
が水平面に対し斜めになるように設置したことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】このようにすると、回路基板が水平な状態か、
左右に傾き前後には傾かない状態で落下した場合(チェ
ーンコンベアから外れて落下する場合にはこのケースが
多い)でも、回路基板と光線が斜めに交差する瞬間が生
じ、光線を確実にしゃ断できるようになる。したがって
落下検知確率が向上する。
左右に傾き前後には傾かない状態で落下した場合(チェ
ーンコンベアから外れて落下する場合にはこのケースが
多い)でも、回路基板と光線が斜めに交差する瞬間が生
じ、光線を確実にしゃ断できるようになる。したがって
落下検知確率が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本考案の一実施例を示す。図1にお
いて、先に説明した図5と同一部分には同一符号を付し
てある。この装置の特徴は、発光器5Aと受光器5Bを
光線5Cが水平面に対し斜めになるように設置したこと
である。
に説明する。図1は本考案の一実施例を示す。図1にお
いて、先に説明した図5と同一部分には同一符号を付し
てある。この装置の特徴は、発光器5Aと受光器5Bを
光線5Cが水平面に対し斜めになるように設置したこと
である。
【0011】このようにすると回路基板1がチェーンコ
ンベア2から水平な状態で落下した場合でも、あるいは
左右に傾き前後には傾かない状態で落下した場合でも、
回路基板1は図2のような状態で光線5Cを横切ること
になり、光線5Cを確実にしゃ断できる。また回路基板
1が光線5Cと平行な状態で落下する可能性は低い。し
たがって回路基板1の落下をより高い確率で検出するこ
とができる。ちなみに図5に示すように光線5Cが水平
な状態での落下検知確率は30%程度であったが、図1
に示すように光線5Cを斜めにした場合の落下検知確率
は90%以上となった。
ンベア2から水平な状態で落下した場合でも、あるいは
左右に傾き前後には傾かない状態で落下した場合でも、
回路基板1は図2のような状態で光線5Cを横切ること
になり、光線5Cを確実にしゃ断できる。また回路基板
1が光線5Cと平行な状態で落下する可能性は低い。し
たがって回路基板1の落下をより高い確率で検出するこ
とができる。ちなみに図5に示すように光線5Cが水平
な状態での落下検知確率は30%程度であったが、図1
に示すように光線5Cを斜めにした場合の落下検知確率
は90%以上となった。
【0012】次に図3および図4を参照して本考案の他
の実施例を説明する。この装置が図1の装置と異なる点
は、発光器5Aと受光器5Bを二組用い、一方の組は光
線5Cが炉の入口側から出口側に向けて上昇するよう
に、他方の組は逆に光線5Cが出口側から入口側に向か
って上昇するように、つまり光線5Cが側面からみて交
差するように(図3参照)設置したことである。その他
の構成は図1と同じであるので、同一部分には同一符号
を付してある。
の実施例を説明する。この装置が図1の装置と異なる点
は、発光器5Aと受光器5Bを二組用い、一方の組は光
線5Cが炉の入口側から出口側に向けて上昇するよう
に、他方の組は逆に光線5Cが出口側から入口側に向か
って上昇するように、つまり光線5Cが側面からみて交
差するように(図3参照)設置したことである。その他
の構成は図1と同じであるので、同一部分には同一符号
を付してある。
【0013】このようにすると、回路基板がいずれか一
方の光線と平行な状態で落下した場合でも、その回路基
板が他方の光線が確実にしゃ断するので、落下検知確率
をさらに向上させることができる。
方の光線と平行な状態で落下した場合でも、その回路基
板が他方の光線が確実にしゃ断するので、落下検知確率
をさらに向上させることができる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、チ
ェーンコンベアからの回路基板の落下を従来より大幅に
高い確率で検出することができ、落下検出装置としての
信頼性が向上する利点がある。
ェーンコンベアからの回路基板の落下を従来より大幅に
高い確率で検出することができ、落下検出装置としての
信頼性が向上する利点がある。
【図1】 本考案に係るリフロー炉の回路基板落下検知
装置の一実施例を示す断面図。
装置の一実施例を示す断面図。
【図2】 図1の装置における落下する回路基板と光線
の関係を示す側面図。
の関係を示す側面図。
【図3】 本考案に係るリフロー炉の回路基板落下検知
装置の他の実施例を示す断面図。
装置の他の実施例を示す断面図。
【図4】 図3の装置におけるリフロー炉内の平面図。
【図5】 従来のリフロー炉の回路基板落下検知装置を
示す断面図。
示す断面図。
【図6】 図5の装置におけるリフロー炉内の平面図。
【図7】 図5の装置における落下する回路基板と光線
の関係を示す側面図。
の関係を示す側面図。
1:回路基板 2:チェーンコンベア 3:炉体 4:ヒーター 5A:発光器 5B:受光器 5C:光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 3/34 507 H05K 3/34 507H (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F27B 9/00 - 9/24 B65G 17/26 B65G 43/08 B65H 7/14 H05K 3/34 507
Claims (1)
- 【請求項1】回路基板を搬送するチェーンコンベアの下
に、回路基板落下検知用の発光器と受光器からなる光電
センサーを設置したリフロー炉の回路基板落下検知装置
において、前記発光器と受光器を光線が水平面に対し斜
めになるように設置したことを特徴とするリフロー炉の
回路基板落下検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022005U JP2598561Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | リフロー炉の回路基板落下検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022005U JP2598561Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | リフロー炉の回路基板落下検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678796U JPH0678796U (ja) | 1994-11-04 |
JP2598561Y2 true JP2598561Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12070898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993022005U Expired - Fee Related JP2598561Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | リフロー炉の回路基板落下検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598561Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1993022005U patent/JP2598561Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678796U (ja) | 1994-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |