JP3373278B2 - びんの色選別装置 - Google Patents

びんの色選別装置

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JP3373278B2 JP01192994A JP1192994A JP3373278B2 JP 3373278 B2 JP3373278 B2 JP 3373278B2 JP 01192994 A JP01192994 A JP 01192994A JP 1192994 A JP1192994 A JP 1192994A JP 3373278 B2 JP3373278 B2 JP 3373278B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、搬送されてくるびんの
色を認識し、適宜に選別回収するびんの色選別装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】廃棄された各種のびんを回収してリサイ
クルする場合、これら各種のびんを色別に選別する必要
があり、例えば特開平5−277447号公報のような
装置がある。この装置は、びんをサイズ別に振り分けて
整列させた後、色認識手段によりびんの色を認識し、色
別にびんを選別回収するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の装
置において、びんの色を認識する色認識手段としては、
適宜な照明装置によりびんに光を照射し、この光がびん
を透過した透過光もしくは反射光をとらえ、これら透過
光もしくは反射光に基づいてびんの色認識を行うのが一
般的である。しかしながら、照明装置から照射される照
射光は、放射状に照射されているため、この照射光によ
るびんの透過光をとらえる場合に乱反射等の影響を受け
やすく、とらえたデータが信頼性に欠けるものとなり、
このデータに基づくびんの色選別が的確に行えないとい
う問題があった。 【0004】また、びんが搬送されている際に、上流側
と下流側のびんの間に異物が混入していた場合や、びん
が途中で引っ掛かった場合などが生じた時に、これを判
別することができず、的確なびんの色選別及び円滑な回
収作業が行えないという問題があった。 【0005】 【0006】 【0007】 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明のびんの色選別装
置は、びんを一本ずつ間隔をあけて搬送する搬送コンベ
アと、該搬送コンベアの途中に配置され、搬送されてく
るびんの色を認識する色認識手段と、該色認識手段の上
流側に配置され、びんが搬入されてきたことを検知する
第1検知装置と、上記色認識手段の下流側に配置され、
色認識されたびんが搬出されたことを検知する第2検知
装置と、該第2検知装置の下流側に配置したびん選別部
と、色認識手段からの色認識結果に基づいてびん選別部
に作動信号を出力する制御装置とを備え、上記制御装置
には、第1検知装置のn回目の出力信号と第2検知装置
のn回目の出力信号との間の時間T2を演算する手段を
有し、当該演算された時間が予め設定した許容時間より
も短いもしくは長い場合に、異常信号を出力するように
構成され、さらに、当該制御装置には、第1検知装置の
n回目の出力信号と、色認識手段からのn回目の色認識
出力信号との間の時間T4を演算する手段を含み、上記
時間T4内に第1検知装置からの出力信号が2回以上発
生した場合には、異常信号を出力するように構成された
ものである。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【作用】本発明のびんの色選別装置では、制御装置に
は、第1検知装置のn回目の出力信号と第2検知装置の
n回目の出力信号との間の時間T2を演算する手段を有
し、当該演算された時間が予め設定した許容時間よりも
短いもしくは長い場合に、異常信号を出力することで、
搬送時にびんが2つに割れた場合や、引っ掛かって流れ
ない場合などが生じたことを迅速に判断する。また、こ
の制御装置には、第1検知装置のn回目の出力信号と、
色認識手段からのn回目の色認識出力信号との間の時間
T4を演算する第4の手段を含み、該時間T4内に第1
検知装置からの出力信号が2回以上発生した場合には、
異常信号を出力することで、びんが連なった状態で流
れ、びんの色認識に支障をきたす状態が生じたことを判
断する。 【0013】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。 【0014】図1は、本発明のびんの色選別装置の概略
構成を示している。 【0015】図において1は、搬送コンベアで、搬送コ
ンベア1は、整列装置(整列手段)4により整列された
状態で送られて来るびんを色認識手段2を経てびん選別
部3に搬送するものである。 【0016】上記搬送コンベア1の搬入側端部には、前
記整列装置4が連接されている。整列装置4は、図1及
び図2に示すように、びんが投入されるホッパ41の下
方に設けられた回転送り装置42と、該回転送り装置4
2により搬出されたびんを転がり落とす傾斜台45と、
傾斜台45の搬出端部に連接された整列コンベア装置4
6とから構成されている。 【0017】前記回転送り装置42は、ホッパ41の下
端に形成された排出口41aに臨んで略水平に配置され
ている。この回転送り装置42は、図2に示すように駆
動装置(図示省略)により回転自在に構成された回転軸
部43と、該回転軸部43に等間隔を隔てて軸方向に配
設された4枚の供給羽根44とから構成されており、回
転軸部43の回転に伴う各供給羽根44の回転作用によ
り前記ホッパ41に投入されたびんを寝かせた状態で一
本ずつ分離して排出する。 【0018】前記傾斜台45は、前記回転送り装置42
から供給されるびんを前記整列コンベア装置46に搬送
するためのもので、底面が整列コンベア装置46側にか
けて下方に傾斜した傾斜路45aになされ、びんはこの
傾斜路45aを転がって整列コンベア装置46に搬出さ
れる。傾斜路45aの両側にはこの傾斜路45aを転が
るびんが側方に落ちないように側壁45bがそれぞれ立
設されている。 【0019】前記整列コンベア装置46は、例えばベル
トコンベアが用いられており、前記傾斜台45から転げ
落ちたびんをその転がり方向とは直角方向に搬送するも
のである。この整列コンベア装置46は、その搬送面が
前記傾斜台45と同方向に若干傾斜した状態で配置され
ており、この傾斜により前記傾斜台45から転げ落ちた
びんを一側端部(図2において右側端部)に導くガイド
的な役割を果たしている。 【0020】整列コンベア装置46上には、若干の間隔
を隔ててその搬入端部から前記一側端部にかけてL字状
に形成されたストッパ47が配設され、該ストッパ47
に整列コンベア装置46上に搬入されたびんが当接す
る。 【0021】また、整列コンベア装置46の搬出側且つ
ストッパ47の反対側には若干の間隔を隔てて幅寄せ部
材48が配設されている。幅寄せ部材48には、整列コ
ンベア装置46の途中部から搬出端部にかけて前記スト
ッパ47側に漸次張り出す幅寄せ部48aが形成されて
いる。 【0022】幅寄せ部48aは、前記整列コンベア装置
46に搬入されたびんを一方向に整列させて前記搬送コ
ンベア1に搬出するためのものである。すなわち、整列
コンベア装置46にびんが搬入された際、何らかの拍子
でびんが整列コンベア装置46の幅方向に沿った状態で
搬送されると、びんの頭部もしくは底部が幅寄せ部48
aに当接し、これによってこのびんが搬送方向に沿うよ
うに寝かされた状態に整列され、この状態で搬送コンベ
ア1に搬出する。 【0023】また、整列コンベア装置46の搬送速度
は、搬送コンベア1の搬送速度よりも遅く設定され、こ
の速度差によって搬送コンベア1に搬入されたびんを所
定間隔離間するように構成している。 【0024】前記色認識手段2は、搬送コンベア1の途
中部の一側方に設置され、搬送コンベア1上を流れるび
んに光を照射する照明装置21と、該照明装置21と対
峙する搬送コンベア1の他側方に設けられ照明装置21
から照射された光をびんを介して撮像するカメラ22
と、該カメラ22で撮像された画像を処理してこのびん
の色を認識する画像処理部23とから構成されている。 【0025】前記照明装置21は、図3に示すように、
ランプ21aと、該ランプ21aの前面に配置された拡
散透過板21bと、該拡散透過板21bの前面に配置さ
れた指向部材21cとから構成されている。 【0026】前記拡散透過板21bは、ランプ21aか
ら照射される光を十分に拡散させるためのもので、例え
ば白色のアクリル板が用いられている。 【0027】前記指向部材21cは、前記拡散透過板2
1bを介して照射される光に一定の指向性を持たせるた
めのもので、前記カメラ22に向かって略一直線に切り
かかれた複数のスリット21dで構成されている。よっ
て、拡散透過板21bで拡散された照射光は指向部材2
1cのスリット21dを通過することにより一定の指向
性、すなわちカメラ22と略一直線上となる方向に向か
って平行に照射されることになる。 【0028】また、前記照明装置21及びカメラ22は
図示しないカバー体内に設置されている。このカバー体
の内部は暗室を形成し、暗室内でびんの透過光を読み取
るため、ノイズ光の影響を受けることがない。 【0029】前記画像処理部23は、カメラ22で撮像
された画像を画像信号として取り込み、この画像信号に
基づいてその透過光の持つ三原色の各輝度r(赤)、g
(緑)、b(青)を解析してびんの色を認識する。この
認識結果は制御装置24に出力され、制御装置24では
認識結果に基づいてびん選別部3に選別信号を出力す
る。 【0030】制御装置24は、上述したびん選別部3の
選別制御の他、装置全体の作動制御、例えば、後述する
選別回収時の異常判別や搬送コンベア1の作動制御等を
行う。 【0031】前記色認識手段2の上流側には、搬送コン
ベア1上を流れるびんがこの位置に達したことを検知す
る第1検知センサ(第1検知装置)25が設けられてい
る。 【0032】第1検知センサ25は、例えば、光電管、
フォトダイオード、フォトトランジスタ、CdSなどの
光センサ等が用いられており、例えば投光器25aから
受光器25bに照射される光をびんが遮断することでび
んの有無を検知する。 【0033】さらに、前記色認識手段2の下流側には、
該色認識手段2により色認識されたびんがこの位置に達
したことを検知する第2検知センサ(第2検知装置)2
6が設けられている。この第2検知センサ26は、前記
第1検知センサ25と同様に、例えば投光器26aと受
光器26bとから構成されている。 【0034】これら第1検知センサ25及び第2検知セ
ンサ26で検知された各検知信号は、前記制御装置24
に入力され、制御装置24ではこれら各検知信号に基づ
いてびんの選別回収時における異常を判別する。この異
常の判別については、以下のように行われる。 【0035】図4は、制御装置24における正常時の入
出力信号のタイミングチャートを示している。 【0036】図4から分かるように正常時においては、
第1検知センサ25から検知信号が入力された時を基準
時Tとすると、この基準時Tから時間t4後に画像処理
部23から色認識出力信号が入力され、さらに前記基準
時Tから時間t2後に第2検知センサ26から検知信号
が入力され、続いて前記基準時Tから時間t5後にごみ
選別部3に選別信号が出力され、一本のびんの色認識及
び選別作業が終了する。また、時間t1は、第1検知セ
ンサ25における検知信号の入力による立上りから次の
検知信号の入力による立上りまでの時間、つまり下流側
のびんが第1検知センサ25に搬送されてから次のびん
が搬送されてくるまでの時間であり、時間t3は第2検
知センサ26における検知信号の入力による立上りから
次の検知信号の入力による立上りまでの時間、つまり下
流側のびんが第2検知センサ26に搬送されてから次の
びんが搬送されてくるまでの時間である。なお、これら
時間は搬送コンベア1の搬送速度に対応したものとな
る。 【0037】また、制御装置24では、上述した時間t
1〜t3について、搬送コンベア1の搬送速度に基づい
て許容範囲を設定しており、これら時間t1〜t3が許
容範囲を越えた場合にびんの選別回収が異常であると判
別する。すなわち、上流側のびんと下流側のびんとの間
に異物が混入されている場合などには、時間t1〜t3
が許容範囲よりも短くなり、びんが引っ掛かって流れて
いない場合などには時間t1〜t3が許容範囲よりも長
くなる。 【0038】さらに、時間t4の間に第1検知センサ2
5の検知信号が2回以上入力された場合にも、異常と判
別する。これは搬送コンベア1により搬送されてくるび
んの間隔が狭すぎる場合などに生じる。 【0039】なお、本例では、入出力の立上り信号に基
づいて各時間を設定したが、立下がり信号に基づいて各
時間を設定してもよい。 【0040】前記ごみ選別部3は、図1に示すように搬
送コンベア1における前記第2検知センサ26の下流側
に設置され、前記画像処理部23によるびん色の認識結
果に基づいて制御装置24から選別信号が出力され、こ
の選別信号に従って各びんを振分手段35によって各回
収部31〜34に回収していく。 【0041】回収部31〜34は、例えば、図1に示す
左から無色のびんを回収する第1回収部31、茶色のび
んを回収する第2回収部32、青緑色のびんを回収する
第3回収部33、黒色のびんを回収する第4回収部34
になされており、4種類のびんが回収可能に構成されて
いる。なお、回収部の数は本例に限定されるものでな
く、選別に必要な数を設ければよい。 【0042】また、前記振分手段35は、各第1〜第4
回収部31〜34に対応して搬送コンベア1上に設けら
れ、シリンダ36a〜39dにより回動自在に構成され
た複数の振分板36〜39で構成されており、制御装置
24の選別信号に基づいて対応する振分板36〜39を
回動作動させることで、びんを強制的に対応する第1〜
第4回収部31〜34に導き、びんを選別する。 【0043】なお、振分手段35は、これに限らず、例
えば、搬送コンベア1上を流れるびんを各第1〜第4回
収部31〜34に押し込むプッシャを設けたものでもよ
い。 【0044】従って、画像処理部23によって搬送コン
ベア1上を流れるびんを例えば黒色であると認識すれ
ば、この黒色と判別されたびんを振分手段35により第
4回収部34に払い出して回収する。 【0045】また、搬送コンベア1の下流側搬出端の下
方には、残渣収容部5が設置されており、この残渣収容
部5には、搬送コンベア1によりびんとともに搬送され
てきたごみや前記選別の対象とならないびんが収容され
る。 【0046】次に、このように構成されたびんの色選別
装置の動作について説明する。 【0047】ホッパ41に投入されたびんは、回転送り
装置42により寝かせた状態で一本ずつ傾斜台45に排
出され、傾斜台45の傾斜路45aを転がって整列コン
ベア装置46に搬入される。整列コンベア装置46で
は、びんをストッパ47及び幅寄せ部材48により上記
転がり方向に対して直角方向となる搬送方向に沿って寝
かせた最適な状態に整列させながら搬送コンベア1に搬
入する。 【0048】この整列コンベア装置46から搬送コンベ
ア1にびんを搬入する際において、整列コンベア装置4
6の搬送速度が搬送コンベア1の搬送速度よりも遅く設
定されているので、搬送コンベア1に搬入されたびん
は、速度差によって所定間隔に離間された状態で搬送さ
れる。 【0049】そして、びんが搬送コンベア1により色認
識手段2の手前まで搬送されてくると、第1検知センサ
25がびんを検知し、この検知信号に基づき制御装置2
4から画像処理部23に画像処理の指令信号を出力し、
びんがカメラ22による撮像位置に到達するタイミング
に合わせて、照明装置21から照射されてびんを透過し
た透過光をカメラ22で撮像し、このカメラ22で撮像
したびんの画像信号を画像処理部23に取り込む。 【0050】この際、照明装置21のランプ21aから
照射された照射光は、指向部材21cによりカメラ22
と略一直線上となる一定の指向性を持って照射される。
これにより照射光はびんに向かって略垂直に入射され、
この状態でびんを透過してカメラ22に撮像される。こ
のようにランプ21aによる照射光を指向部材21cを
通して照射し、一定の指向性を持たせることで、乱反射
等の影響を軽減してカメラ22でびんの画像を撮像する
ことができる。 【0051】そして、画像処理部23により画像信号に
基づいてその透過光の持つ三原色の各輝度r、g、bを
解析してびん色を認識し、色認識出力信号を制御装置2
4に出力する。制御装置24では入力された色認識出力
信号に基づいて選別信号を出力してびんの色に応じたシ
リンダ36a〜39aを伸長させ、振分板36〜39を
作動させることでびんを色別に各回収部31〜34に選
別回収する。 【0052】この際、上記回収されるびんは、第2検知
センサ26を通過するため、制御装置24にはこの第2
検知センサ26から検知信号が入力されることになる。 【0053】ここで、上述したびんの選別回収動作時に
おいて、制御装置24では、前述した時間t1〜t4を
演算している。そして、時間t1〜t3が許容範囲を越
えた場合には、異物の混入やびんが引っ掛かって流れな
いことによりびんの選別回収に異常を来したと判断す
る。すなわち、時間t1〜t3が設定時間よりも短い場
合は、上記異物の混入等が考えられるため、当該びんを
色認識結果と関係なくすべて残渣回収部5に回収する。
あるいはまた、時間t1〜t3が設定時間より長い場合
は、上記びんが引っ掛かって流れないため、搬送コンベ
ア1等の作動を停止してブザー等により作業者に知らせ
る。さらにはまた、時間t4の間に第1検知センサ25
の検知信号が2回以上入力された際にも、色認識するび
んの間隔が狭すぎ、正常な色認識が行えないと判断し、
当該びんを色認識結果と関係なくすべて残渣収容部5に
回収する。 【0054】このようにびんの選別状況に異常が生じた
場合に、搬送コンベア1の作動を停止してブザー等によ
り作業者に知らせたり、あるいはびんを色認識結果と関
係なく残渣収容部5に回収することで、各びんの色認識
及び選別を確実に行うことができ、選別不良の発生を未
然に防止することができる。 【0055】このような動作を搬送コンベア1で搬送さ
れてくるすべてのびんについて実行し、各びんをびん色
ごとに選別回収する。 【0056】なお、本例における色認識手段2は、びん
の透過光を利用した画像処理方式であるが、これに限ら
ず、反射光を利用した画像処理方式であってもよい。 【0057】図5は、振分手段の他の実施例を示してい
る。 【0058】この振分手段6は、搬送コンベア1の上方
に設けられたもので、左右に設けられた巻掛車61,6
2に巻回された巻掛媒介節63と、該巻掛媒介節63に
等間隔で設けられた4枚の振分板64とから構成されて
いる。よって、振分板64を図5に示すように搬送コン
ベア1の上方で該搬送コンベア1を挾むように配置し、
巻掛媒介節63を図示しない駆動装置により正逆方向に
1/4回転させることで、搬送コンベア1の左右両側に
設けられた回収部65,66にびんを振り分ける。この
振分手段6を搬送コンベア1上に直列に複数個設けるこ
とでびんを複数に選別回収することができる。 【0059】 【0060】 【0061】 【0062】 【発明の効果】以上述べたように、本発明のびんの色選
別装置によれば、制御装置には、第1検知装置のn回目
の出力信号と第2検知装置のn回目の出力信号との間の
時間t2を演算する手段を有し、当該演算された時間が
予め設定した許容時間よりも短いもしくは長い場合に、
異常信号を出力することで、搬送時において下流側と上
流側のびんの間に異物が混入している場合や、びんが引
っ掛かって流れない場合などが生じたことを迅速に判断
でき、正確なびんの色選別を行うことができるととも
に、不具合に迅速に対処でき効率の良い選別回収を行う
ことができる。また、この制御装置には、第1検知装置
のn回目の出力信号と、色認識手段からのn回目の色認
識出力信号との間の時間t4を演算する第4の手段を含
み、該時間t4内に第1検知装置からの出力信号が2回
以上発生した場合には、異常信号を出力することで、び
んが連なった状態で流れ、びんの色認識に支障をきたす
状態が生じたことを判断することができ、上記の効果と
相まって、さらに正確なびんの選別回収を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のびんの色選別装置の概略構成を示す平
面図である。 【図2】整列手段の構成を示す一部破断の側面図であ
る。 【図3】照明装置の構成を示す平面図である。 【図4】制御装置に入出力される信号のタイミングチャ
ート図である。 【図5】振分手段の他の実施例を示す側面図である。 【符号の説明】 1 搬送コンベア 2 色認識手段 21 照明装置 21a ランプ 21c 指向部材 22 カメラ 24 制御装置 3 びん選別部 4 整列装置(整列手段) 41 ホッパ 42 回転送り装置 45 傾斜台 46 整列コンベア装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 光明 兵庫県小野市匠台30番地 新明和工業株 式会社 環境システム事業部内 (56)参考文献 特開 昭58−219979(JP,A) 特開 平5−277447(JP,A) 特開 昭64−65521(JP,A) 実公 平5−23274(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 5/00 - 5/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 びんを一本ずつ間隔をあけて搬送する搬
    送コンベアと、該搬送コンベアの途中に配置され、搬送
    されてくるびんの色を認識する色認識手段と、該色認識
    手段の上流側に配置され、びんが搬入されてきたことを
    検知する第1検知装置と、上記色認識手段の下流側に配
    置され、色認識されたびんが搬出されたことを検知する
    第2検知装置と、該第2検知装置の下流側に配置したび
    ん選別部と、色認識手段からの色認識結果に基づいてび
    ん選別部に作動信号を出力する制御装置とを備え、 上記制御装置には、第1検知装置のn回目の出力信号と
    第2検知装置のn回目の出力信号との間の時間T2を演
    算する手段を有し、当該演算された時間が予め設定した
    許容時間よりも短いもしくは長い場合に、異常信号を出
    力するように構成され、さらに、当該制御装置には、第
    1検知装置のn回目の出力信号と、色認識手段からのn
    回目の色認識出力信号との間の時間T4を演算する手段
    を含み、上記時間T4内に第1検知装置からの出力信号
    が2回以上発生した場合には、異常信号を出力するよう
    に構成されたことを特徴とするびんの色選別装置。
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