JPH09110261A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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Publication number
JPH09110261A
JPH09110261A JP27435395A JP27435395A JPH09110261A JP H09110261 A JPH09110261 A JP H09110261A JP 27435395 A JP27435395 A JP 27435395A JP 27435395 A JP27435395 A JP 27435395A JP H09110261 A JPH09110261 A JP H09110261A
Authority
JP
Japan
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impeller
paper sheet
conveying
unit
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP27435395A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayumi Kudome
歩 久留
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27435395A priority Critical patent/JPH09110261A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は紙葉類の後端部が羽根車から飛び出し
た状態で搬送集積されたときは、その飛び出しをオペレ
ータに警告し、紙葉類を集積部から施封部に送らせない
ようにする紙葉類処理装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】本発明は券Pを搬送する搬送ベルト11,
11と、この搬送ベルト11,11から搬出される券P
を隣接する羽根15a,15a間に導入させて回転搬送
する羽根車15と、この羽根車15から排出される券P
を集積する集積部20と、前記羽根車15の回転搬送時
に、羽根15a,15a間から所定量以上外方に突出す
る券Pを検出する検出センサ25と、この検出センサ2
5が前記券Pを検出したとき、警告する警告手段35と
を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を羽根車を
介して集積処理する紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類処理装置としては、特願
昭62ー121176号に開示されるようなものがあ
る。すなわち、この処理装置は、搬送手段によって搬送
されてくる紙葉類を羽根車の隣接する羽根間に受け入れ
て回転搬送し、羽根車から排出される紙葉類を集積部に
積層状態で集積する。集積部に紙葉類が100枚集積さ
れると、この100枚の紙葉類は一括して結束装置に供
給され、この結束装置で施封されるようになっている。
【0003】ところで、紙葉類は、使用されて時間が経
過するに従って表面の摩擦係数等が変化する。このた
め、搬送手段によって連続して搬送される紙葉類はその
間隔が短かくなったり、あるいは、長くなったり変化す
る。
【0004】このため、羽根車は搬送手段から搬出され
る紙葉類の供給タイミングに応じて回転速度を制御して
いるが、時間によって制御すると、上記のタイミングに
多少のずれが生じる。このように、制御が追随しきれな
いと、羽根車に紙葉類が入りきらないという現象が発生
し、紙葉類の搬送先端だけが羽根車に入って後端が飛び
出した状態で搬送される。この状態で、集積されると、
その紙葉類の後端だけが他の紙葉類からはみ出すことに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、紙葉類の後端が羽根車からはみだしても検出
することができず、紙葉類の後端がはみだしたままの状
態で集積部から施封部に送り出して施封してしまってい
た。
【0006】このため、従来においては、操作者は紙葉
類がはみ出したまま施封された把の結束を解いてから、
再び、搬送装置に供給して再処理しななければならず、
手間取るという不都合があった。
【0007】そこで、本発明は紙葉類の後端部が羽根車
から飛び出した状態で搬送集積されたときは、その飛び
出しをオペレータに警告し、紙葉類を集積部から施封部
に送らせないようにした紙葉類処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、紙葉類を搬送する搬
送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接す
る羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽根
車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽根
車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上に外方に突出
する紙葉類を検出する検出手段と、この検出手段が前記
紙葉類を検出したとき、警告する警告手段とを具備して
なる。
【0009】請求項2記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽
根車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上に外方に突
出する紙葉類を検出する検出手段と、前記羽根車の近傍
に設けられ、前記検出手段が前記紙葉類を検出したと
き、警告する警告手段と、を具備してなる。
【0010】請求項3記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽
根車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上に外方に突
出する紙葉類を前記集積部の直前の位置で検出する検出
手段と、この検出手段が前記紙葉類を検出したとき、警
告する警告手段とを具備してなる。
【0011】請求項4記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽
根車の近傍に設けられ、前記羽根車の回転搬送時に、羽
根間から所定量以上に外方に突出する紙葉類を前記集積
部の直前の位置で検出する検出手段と、この検出手段が
前記紙葉類を検出したとき、警告する警告手段とを具備
してなる。
【0012】請求項5記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、発光素
子とこの発光素子から発光される光を受光する受光素子
からなり、前記羽根車の回転搬送時に、前記発光素子か
ら発光された光が前記受光素子によって受光されるか否
かにより、前記羽根間から所定量以上外方に飛び出す紙
葉類を検出する光透過型センサと、この光透過型センサ
が紙葉類の飛び出しを検出したとき、警告する警告手段
とを具備してなる。
【0013】請求項6記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽
根車の近傍に設けられ、発光素子とこの発光素子から発
光される光を受光する受光素子からなり、前記羽根車の
回転搬送時に、前記発光素子から発光された光が前記受
光素子によって受光されるか否かにより、前記羽根間か
ら所定量以上外方に飛び出す紙葉類を検出する光透過型
センサと、前記光透過型センサが前記紙葉類の飛び出し
を検出したとき、警告する警告手段とを具備してなる。
【0014】請求項7記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、発光部
とこの発光部から発光されて反射されてくる光を受光す
る受光部からなり、前記羽根車の回転搬送時に、前記発
光部から発光された光が前記受光部によって受光される
か否かにより、前記羽根間から所定量以上外方に飛び出
す紙葉類を検出する反射型センサと、この反射型センサ
が紙葉類の飛び出し検出したとき、警告する警告手段と
を具備してなる。
【0015】請求項8記載のものは、紙葉類を搬送する
搬送手段と、この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接
する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、この羽
根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、前記羽
根車の近傍に設けられ、発光部とこの発光部から発光さ
れて反射される光を受光する受光部からなり、前記羽根
車の回転搬送時に、前記発光部から発光された光が前記
受光部によって受光されるか否かにより、前記羽根間か
ら所定量以上外方に飛び出す紙葉類を検出する反射型セ
ンサと、前記反射型センサが前記紙葉類の飛び出しを検
出したとき、警告する警告手段とを具備してなる。
【0016】請求項9記載のものは、有価証券を搬送す
る搬送手段と、この搬送手段から搬出される有価証券を
隣接する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、こ
の羽根車から搬出される有価証券を集積する集積部と、
前記羽根車の回転時に、羽根間から所定量以上外方に突
出する有価証券を検出する検出手段と、この検出手段が
前記有価証券を検出したとき、警告する表示手段とを具
備してなる。
【0017】請求項10記載のものは、有価証券を搬送
する搬送手段と、この搬送手段から搬出される有価証券
を隣接する羽根間に導入させて回転搬送する羽根車と、
この羽根車から排出される有価証券を集積する集積部
と、前記羽根車の近傍に設けられ、前記羽根車の回転搬
送時に、羽根間から所定量以上外方に突出する有価証券
を検出する検出手段と、この検出手段が前記有価証券を
検出したとき、警告する警告手段とを具備してなる。
【0018】請求項1〜10項記載のものは、羽根車の
回転搬送時に、紙葉類が羽根間から所定量以上外方に突
出した場合には、検出手段により検出して警告手段によ
り警告することにより、オペレータに紙葉類の集積不良
を知らせて施封部に送らせないようにする。
【0019】請求項5,6項記載のものは、羽根車の回
転搬送時に、紙葉類が羽根間から所定量以上に外方に突
出した場合には、光透過型センサにより検出して警告手
段により警告することにより、オペレータに紙葉類の集
積不良を知らせて施封部に送らせないようにする。
【0020】請求項7,8項記載のものは、羽根車の回
転搬送時に、紙葉類が羽根間から所定量以上外方に突出
した場合には、光反射型センサにより検出して警告手段
により警告することにより、オペレータに紙葉類の集積
不良を知らせて施封部に送らせないようにする。
【0021】請求項9,10項記載のものは、羽根車の
回転搬送時に、有価証券が羽根間から所定量以上外方に
突出した場合には、検出手段により検出して警告手段に
より警告することにより、オペレータに紙葉類の集積不
良を知らせて施封部に送らせないようにする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
の形態を参照して説明する。図2は処理装置を示す全体
図である。処理装置は装置本体1と、この装置本体1に
紙葉類としての有価証券(以下、券という)の束を送り
込む前処理装置2と、この前処理装置2とは別に施封さ
れていない任意枚数の券を作業員が手作業で投入するた
めのバラ券投入装置3と、これらの各動作部の制御装置
(図示しない)及びその制御指令等を行う操作表示部4
などからなる。
【0023】装置本体1は主として券を一枚ずつ取り出
す取出装置5Bと、送られてくる券を検知する機能を有
する検知装置5Cからなる取出検知モジュール5と、こ
の取出検知モジュール5から搬出される券Pのうち排除
券の処理を行う排除券集積モジュール6と、良券、否良
券の処理を行う集積モジュール7とから構成され、その
各モジュール5,6,7は筐体9a,9b,9cによっ
て構成されている。
【0024】上記取出検知モジュール5には、前処理装
置2から送り出される開封把や人手によって投入される
バラ券を受け散って運ぶ券供給装置5A、この券供給装
置5Aから供給される券を一枚ずつ取り出す取出装置5
Bと、この取出装置5Bから一枚ずつ取り出されるくる
券を搬送する搬送部10Aを通って一枚ずつ送られてく
る券の良否等を検知し、かつ、各検知毎の枚数及びトー
タル枚数をカウントする各種検知装置5Cとが設けられ
ている。
【0025】排除券集積モジュール6には取出検出モジ
ュール5から搬送路10Aを通って一枚ずつ送られてく
る券の特徴(重ねとり、スキュー、ショートピッチ等の
鑑査不能状態)を検知する検知装置6Aと、この検知装
置6Aと上記各種検知装置5Cとによる検知結果に基づ
いて排除券とそれ以外の券とに区分する第1区分装置6
Bと、この第1区分装置6Bにより区分された排除券を
搬送路10Bを介して受入れ、かつ、集積する排除集積
券装置6Cと、この排除券集積装置6Cに集積された排
除券を自動的に収納する排除券カセット6Dと、第1区
分装置6Bから搬送路10Cを介して送られてくる排除
券以外の券を上述の検知結果に基づいて、再利用可能な
券と再利用可能な券とに区分する第2の区分装置6Eと
が設けられている。
【0026】集積モジュール7には、上記第2の区分装
置6Eから搬送路10Dを介して送られてくる再利用可
能な券を集積する良券集積装置7Aと、この良券集積装
置7Aに集積された良券を100枚ずつ施封帯kにより
施封する良券把施封装置7Bと、良券把施封装置7Bで
施封された良券の特徴(集積状態、施封状態)を検査す
る把検査部7Cと、良券をさらに、10把ずつまとめて
大施封帯Kにより施封する良券大束施封装置7Dとが設
けられている。
【0027】一方、前記第2区分装置6Eで区分案内さ
れて搬送路10Eを介して送られてくる再利用不可能な
否良券は否良券集積部7Eに集積されるもので、その集
積された否良券は否良券把施封装置7Fより、100枚
ずつ施封帯で施封して否良券把を否良券排出把集積部7
Gに集積するか、損券シュレッダ7Hにより、執行させ
るかのいずれ可の処理が選択的になされるようになって
いる。
【0028】上記否良券シュレッダ7Hにより、裁断さ
れた裁断片は上記気送管(図示しない)によって外部に
排出される。また、上記良券大束施封装置7Dで施封さ
れた束T´は処理装置本体1の下部に設けられた機内コ
ンベアにより、上記受入れ束コンベア(図示しない)に
送られるようになっている。
【0029】さらに、上記良券、および否良券の各集積
装置7A,7Eは、それぞれ羽根車15と、その羽根車
15に一枚ずつ受けとられてくる券を集積収納する後述
する集積部としてのバックアップ板20とから構成され
ている。
【0030】図3は集積装置7A,7Eを示すものであ
る。図中11,11は搬送ベルトで、この搬送ベルト1
1,11により券Pが挾持搬送され、ローラ12,12
の接点部より券Pを供給するようになっている。券Pの
搬送路の途中には第1のセンサ13が配置され、通過す
る券Pを検知するとともに、計数するようになってい
る。
【0031】搬送ベルト11、11の下方部には図4に
も示すように、券Pの幅よりも狭い間隔で一対の羽根車
15,15が配置されている。この羽根車15は周壁に
複数枚の羽根15a…を植設したもので、常時、図1中
の反時計まわりの方向に回転するようになっている。こ
の羽根車15,15は図4に示す軸16の回りを回動可
能であって、第1のパルスモータ17との間に巻回した
タイミングベルト18の走行により、回転駆動されるよ
うになっている。
【0032】尚、図3中の19は羽根車15のタイミン
グ検知用の第2のセンサである。第1のセンサ13と第
2のセンサ19で検知される券Pの検知信号に基づいて
券Pが羽根15a,15a間に正しく受け入れられるよ
うに第1のパルスモータ17を制御するようになってい
る。
【0033】また、ローラ12は図4に示すように、ロ
ーラ支え14によって羽根車15の最大円周軌道G内に
支えられ、券Pが羽根15a、15a間の奥部まで容易
に進入できる構造となっている。この羽根車15,15
の鉛直下方には、所定枚数例えば100枚集積された券
Pを載置して昇降する集積部としてバックアップ板20
が設けられている。また、このバックアップ板20の側
方部には羽根車15,15を逃げた位置で羽根車15の
最大円周軌道G内に延在形成したガイド部材21が配置
され、さらに、バックアップ板20を挟んでガイド部材
21と対向配置される側壁22が設けられている。尚3
0はバックアップ板20上に載置される券Pを100枚
ずつ区分するセパレータである。このセパレータ30は
第2のパルスモータ31によって走行されるタイミング
ベルト32により正逆方向に回動されるようになってい
る。
【0034】次に、上記集積装置7A,7Eの動作につ
いて説明する。図5において、一対の搬送ベルト11,
11によって券Pが挾持搬送され、ローラ12,12の
接点部より搬出されると、この券Pの搬出と同期して回
転する羽根車15の隣接する羽根15a,15a間に券
Pが受け入れられる。この券Pは羽根車15の回転と共
に回転搬送される。券Pが羽根車15の搬送終端部に設
けられたガイド部材21まで到達すると、券Pの搬送先
端がガイド21に当接し、券Pの搬送が妨げられる。こ
れにより、羽根車15の回転に伴って券Pが羽根15
a、15a間より完全に離脱すると、その自重によって
下方に落下して図6に示すように、バックアップ板20
上に集積される。そして、図6に示すように、バックア
ップ板20上に100枚集積されると、図7に示よう
に、第2のパススモータ31により、セパレータ30が
下方に回動され、次の券Pを受ける。
【0035】ところで、券Pは、使用されて時間が経過
するに従ってその表面の摩擦係数等が変化する。このた
め、搬送ベルト11,11により連続して搬送されてい
る券Pはその間隔が短かくなったり、あるいは、長くな
ったり変化する。
【0036】羽根車15は搬送ベルト11,11からの
券の供給タイミングに応じて回転速度を制御するが、時
間によって制御すると、上記のタイミングに多少のずれ
が生じる。このため、制御が追随しきれないと、羽根車
15に券Pが入りきらないという現象が発生する。この
場合には、券Pの搬送先端だけが羽根車15に入り、そ
のまま集積されるため、集積時に券Pの後端がその1枚
だけはみ出した状態になる。
【0037】したがって、そのまま施封されると尾長券
になり、正しく施封できない状態になる。従来において
は、装置の操作者は券Pがはみ出したまま施封された把
の結束を解いてから搬送装置に紙葉類を再供給していた
ため、手間取るものとなっていた。
【0038】そこで、本発明においては、図1に示すよ
うに、羽根車15,15の左上部に飛び出した券Pの後
端部を検出する検出手段としての光透過型センサ25を
配設した。
【0039】光透過型センサ25は発光素子25aと受
光素子25bからなり、発光素子25aから発光された
光が何かによって遮断されて受光素子25bによって4
mm/s受光できないときは、警告手段35によって音声
と警告灯により操作者に知らせるようになっている。
【0040】操作者は警告手段35によって警告される
と、集積装置7A,7Eより券Pを持ち帰り搬送装置に
再供給して再処理する。光透過型センサ25の光軸Rの
位置は、羽根車15に進入する券Pの集積されるまでの
後端の描く軌跡Aを考えたとき、取扱う券Pの中で長手
方向、最長のものより10mm長い券が搬送されてきて
始めて検出される位置にあり、羽根車15,15間の中
にある。また、光透過型センサ25は、セパレータ30
やガイド部21と干渉しない位置にある。
【0041】このように光透過型センサ25を設けるこ
とにより、常に、よい状態で集積された券Pを施封する
ことが可能となった。なお、上記一実施例においては、
検出手段として光透過型の検出センサ25を用いたが、
これに限られることなく、図9に示すように光反射型の
センサ41を用いるようにしても良い。
【0042】すなわち、光反射型のセンサ41の発光部
41aから発光された光Rは羽根車15の羽根15aか
ら飛び出す後端部に照射されると、反射し、受光部41
bに受光されて飛び出しが検出される。このように検出
されると、警告手段42により、音声と警告灯によりオ
ペレータに知らされる。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、請求項1
〜10項記載のものは、羽根車の回転搬送時に、紙葉類
が羽根間から所定量以上外方に突出した場合には、検出
手段により検出して警告手段により警告するから、オペ
レータに紙葉類の集積不良を知らせて施封部に送らせな
いようにできる。
【0044】したがって、従来のように無駄に結束する
ことがないとともに、その開封作業も不要になり、再処
理作業が容易になる。請求項5,6項記載のものは、羽
根車の回転搬送時に、紙葉類が羽根間から所定量以上外
方に突出した場合には、光透過型センサにより検出して
警告手段により警告するから、オペレータに紙葉類の集
積不良を知らせて施封部に送らせないようにできる。
【0045】したがって、従来のように無駄に結束する
ことがないとともに、その開封作業も不要になり、再処
理作業が容易になる。請求項7,8項記載のものは、羽
根車の回転搬送時に、紙葉類が羽根間から所定量以上外
方に突出した場合には、光反射型センサにより検出して
警告手段により警告するから、オペレータに紙葉類の集
積不良を知らせて施封部に送らせないようにできる。
【0046】したがって、従来のように無駄に結束する
ことがないとともに、その開封作業も不要になり、再処
理作業が容易になる。請求項9,10項記載のものは、
羽根車の回転搬送時に、有価証券が羽根間から所定量以
上外方に突出した場合には、検出手段により検出して警
告手段により警告するから、オペレータに紙葉類の集積
不良を知らせて施封部に送らせないようにできる。した
がって、従来のように無駄に結束することがないととも
に、その開封作業も不要になり、再処理作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である紙葉類集積装置に
おける紙葉類の飛出し検出機構を示す構成図。
【図2】紙葉類処理装置を示す構成図。
【図3】紙葉類集積装置を示す構成図。
【図4】紙葉類集積装置を示す断面図。
【図5】紙葉類集積装置の集積動作を示す図。
【図6】紙葉類集積装置の集積動作を示す図。
【図7】紙葉類集積装置の集積動作を示す図。
【図8】紙葉類集積装置の集積動作を示す図。
【図9】本発明の他の実施の形態である紙葉類の飛出し
検出機構を示す構成図。
【符号の説明】
11…搬送ベルト 12…ローラ 15…羽根車 15a…羽根 20…バックアップ板(集積部) P…券(紙葉類) 25…検出手段(光透過型センサ) 41…検出手段(光反射型センサ) 35,42…警告手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上外方
    に突出する紙葉類を検出する検出手段と、 この検出手段が前記紙葉類を検出したとき、警告する警
    告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上外方
    に突出する紙葉類を検出する検出手段と、 前記羽根車の近傍に設けられ、前記検出手段が前記紙葉
    類を検出したとき、警告する警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の回転搬送時に、羽根間から所定量以上外方
    に突出する紙葉類を前記集積部の直前の位置で検出する
    検出手段と、 この検出手段が前記紙葉類を検出したとき、警告する警
    告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の近傍に設けられ、前記羽根車の回転搬送時
    に、羽根間から所定量以上に外方に突出する紙葉類を前
    記集積部の直前の位置で検出する検出手段と、 この検出手段が前記紙葉類を検出したとき、警告する警
    告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  5. 【請求項5】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 発光素子とこの発光素子から発光される光を受光する受
    光素子からなり、前記羽根車の回転搬送時に、前記発光
    素子から発光された光が前記受光素子によって受光され
    るか否かにより、前記羽根間から所定量以上外方に飛び
    出す紙葉類を検出する光透過型センサと、 この光透過型センサが紙葉類の飛び出しを検出したと
    き、警告する警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  6. 【請求項6】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の近傍に設けられ、発光素子とこの発光素子
    から発光される光を受光する受光素子からなり、前記羽
    根車の回転搬送時に、前記発光素子から発光された光が
    前記受光素子によって受光されるか否かにより、前記羽
    根間から所定量以上外方に飛び出す紙葉類を検出する光
    透過型センサと、 前記光透過型センサが前記紙葉類の飛び出しを検出した
    とき、警告する警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  7. 【請求項7】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 発光部とこの発光部から発光されて反射されてくる光を
    受光する受光部からなり、前記羽根車の回転搬送時に、
    前記発光部から発光された光が前記受光部によって受光
    されるか否かにより、前記羽根間から所定量以上外方に
    飛び出す紙葉類を検出する反射型センサと、 この反射型センサが紙葉類の飛び出し検出したとき、警
    告する警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  8. 【請求項8】 紙葉類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される紙葉類を隣接する羽根間に
    導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される紙葉類を集積する集積部と、 前記羽根車の近傍に設けられ、発光部とこの発光部から
    発光されて反射される光を受光する受光部からなり、前
    記羽根車の回転搬送時に、前記発光部から発光された光
    が前記受光部によって受光されるか否かにより、前記羽
    根間から所定量以上外方に飛び出す紙葉類を検出する反
    射型センサと、 前記反射型センサが前記紙葉類の飛び出しを検出したと
    き、警告する警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  9. 【請求項9】 有価証券を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される有価証券を隣接する羽根間
    に導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から搬出される有価証券を集積する集積部
    と、 前記羽根車の回転時に、羽根間から所定量以上外方に突
    出する有価証券を検出する検出手段と、 この検出手段が前記有価証券を検出したとき、警告する
    表示手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
  10. 【請求項10】 有価証券を搬送する搬送手段と、 この搬送手段から搬出される有価証券を隣接する羽根間
    に導入させて回転搬送する羽根車と、 この羽根車から排出される有価証券を集積する集積部
    と、 前記羽根車の近傍に設けられ、前記羽根車の回転搬送時
    に、羽根間から所定量以上外方に突出する有価証券を検
    出する検出手段と、 この検出手段が前記有価証券を検出したとき、警告する
    警告手段と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類処理装置。
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