JP3313201B2 - ガラス瓶の色判別方法及び色判別装置 - Google Patents

ガラス瓶の色判別方法及び色判別装置

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JP3313201B2
JP3313201B2 JP20166593A JP20166593A JP3313201B2 JP 3313201 B2 JP3313201 B2 JP 3313201B2 JP 20166593 A JP20166593 A JP 20166593A JP 20166593 A JP20166593 A JP 20166593A JP 3313201 B2 JP3313201 B2 JP 3313201B2
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明郎 鈴木
秀夫 柴田
善彦 高嶋
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石川島播磨重工業株式会社
高嶋技研株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使用済みのガラス瓶
を資源として再利用すべく色別に選別するためのガラス
瓶の色判別方法及び色判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の節約、有効利用の観点か
ら、使用済みのガラス瓶を回収して資源として再利用し
ようという機運がある。ところで、ガラス瓶は、約半数
が無色透明なものであるが、茶、黒、緑、青等に着色さ
れたものも多数あり、ガラス瓶を再利用するためにはそ
れらを色別に選別する必要がある。従来においては、そ
のような選別作業は作業員の人力にたよって手作業によ
り行わざるを得ないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
瓶の選別を手作業で行うことでは作業効率が良くないば
かりでなく、選別対象のガラス瓶は廃品や廃棄物として
回収されたものつまり清浄なものではなく、したがっ
て、そのような選別作業は多粉塵、悪臭、高騒音といっ
た悪環境下でなされることになるので、衛生上の観点か
らも好ましくなかった。このため、ガラス瓶を色別に選
別する作業を機械的に効率良くかつ衛生的に行い得る有
効な手段の開発が望まれていた。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、使用済みガラス瓶の実状調査や実験結果に基づい
て、ガラス瓶の色選別と処理速度向上を考慮したもの
で、極めて容易に、かつ衛生的にガラス瓶を色別に選別
することが可能なガラス瓶の色判別方法及び色判別装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明のガラス瓶の
色判別方法は、一つずつ移送されるガラス瓶を、ライン
センサによってその移送方向前方側から順次撮影し、前
記ラインセンサから出力される各RGB信号の電圧の比
率と、予め記憶された各色に対応する各RGB信号の電
圧の比率とを比較して、前記ガラス瓶の色を判別し、前
記ラインセンサから出力されるRGB信号が、前記ガラ
ス瓶の移送方向前方側から所定寸法分出力された際に、
この出力されたRGB信号の、ガラス瓶の中心線に沿う
所定幅寸法の範囲にて前記ガラス瓶の色を判別し、この
色の判別を、ガラス瓶の搬送方向後方側へ向かって順次
繰り返し行なうことを特徴としている。
【0006】第2の発明のガラス瓶の色判別方法は、
つずつ移送されるガラス瓶を、ラインセンサによってそ
の移送方向前方側から順次撮影し、前記ラインセンサか
ら出力される各RGB信号の電圧の比率と、予め記憶さ
れた各色に対応する各RGB信号の電圧の比率とを比較
して、前記ガラス瓶の色を判別し、前記ラインセンサか
ら出力される各RGB信号の少なくとも一つの電圧が、
判別を良好に行なえる電圧の下限値を下回った際に、そ
のRGB信号の電圧を下限値以上に増幅させるととも
に、前記ラインセンサから出力される各RGB信号の少
なくとも一つの電圧が、判別を良好に行なえる電圧の上
限値を上回った際に、そのRGB信号の電圧を上限値以
下に減衰させることを特徴としている。
【0007】
【0008】第の発明のガラス瓶の色判別装置は、一
つずつ移送されるガラス瓶を移送方向前方側から順次撮
影するラインセンサと、各色に対応する各RGB信号の
電圧の比率が予め記憶された記憶部と、前記ラインセン
サから出力される各RGB信号の電圧の比率と前記記憶
部に記憶された各色に対応する各RGB信号の電圧の比
率とを比較して、前記ガラス瓶の色を判別する判別部
と、前記ラインセンサから出力される各RGB信号の少
なくとも一つの電圧が、電圧の比較を良好に行なえる下
限値を下回っていることを検出して検出信号を出力する
アンダー検出部と、前記ラインセンサから出力される各
RGB信号の少なくとも一つの電圧が、電圧の比較を良
好に行なえる上限値を上回っていることを検出して検出
信号を出力するオーバー検出部と、前記アンダー検出部
から検出信号が出力された際に、増幅信号を出力すると
ともに、前記オーバー検出部から検出信号が出力された
際に、減衰信号を出力する制御部と、該制御部から増幅
信号が出力された際に、前記ラインセンサから出力され
たRGB信号の電圧を前記下限値以上に増幅するととも
に、前記制御部から減衰信号が出力された際に、前記ラ
インセンサから出力されたRGB信号の電圧を前記上限
値以下に減衰させる可変型増幅器とを具備してなること
を特徴としている。
【0009】
【作用】第1の発明のガラス瓶の色判別方法によれば、
ラインセンサによってガラス瓶の画像がその移送方向前
方側から撮影される。そして、このラインセンサからR
GB信号が出力されと、各RGB信号の電圧の比率と、
予め記憶された各色に対応する各RGB信号の電圧の比
率とが比較され、ガラス瓶の色が判別される。さらに、
移送されるガラス瓶の移送方向前方側から所定寸法毎
に、順に、色の判別が行なわれる。即ち、ガラス瓶を移
送させながら、その画像を検出して、移送方向前方側か
ら順に色を判別するので、色判別のためにガラス瓶の移
送を停止させる必要がなく、迅速な判別が可能となる。
また、ラインセンサによって撮影されて出力されたRG
B信号の、ガラス瓶の中心線に沿う所定幅寸法の部分を
用いて判別が行なわれる。即ち、撮影が良好に行なえる
ガラス瓶の中心線に沿う所定幅寸法部分のRGB信号を
判別に用いるので、ガラス瓶の色判別が正確にかつ確実
に行なわれる。
【0010】
【0011】第2の発明のガラス瓶の色判別方法によれ
ば、ラインセンサによってガラス瓶の画像がその移送方
向前方側から撮影される。そして、このラインセンサか
らRGB信号が出力されと、各RGB信号の電圧の比率
と、予め記憶された各色に対応する各RGB信号の電圧
の比率とが比較され、ガラス瓶の色が判別される。さら
に、ラインセンサから出力されるRGB信号が、ライン
センサ内の増幅器等を通過することにより、その歪みの
影響を受けてしまうような場合、その歪の影響を受ける
領域に位置するRGB信号が、判別を良好に行なうこと
が可能な電圧の領域へシフトされる。 これにより、増幅
器の歪みの影響を受ける部分に位置するRGB信号から
でも正確な色の判別が行なえる。
【0012】第の発明のガラス瓶の色判別装置によれ
ば、ラインセンサから出力された各RGB信号の少なく
とも一つの信号の電圧が下限値を下回っていることがア
ンダー検出部によって検出されると、アンダー検出部か
ら検出信号が出力されて制御部から可変型増幅器へ増幅
信号が送信され、ラインセンサから出力されるRGB信
号の電圧が、判別を良好に行なうことが可能な電圧の領
域へシフトされ、判別部による良好な色の判別が行なわ
れる。また、ラインセンサから出力された各RGB信号
の少なくとも一つの信号の電圧が上限値を上回っている
ことがオーバー検出器によって検出されると、オーバー
検出部から検出信号が出力されて制御部から可変型増幅
器へ減衰信号が送信され、ラインセンサから出力される
RGB信号の電圧が、判別を良好に行なうことが可能な
電圧の領域へシフトされ、判別部による良好な色の判別
が行なわれる。
【0013】
【実施例】以下、本発明のガラス瓶の色判別方法及び色
判別装置の一実施例を図によって説明する。まず、本発
明のガラス瓶の色判別方法及び色判別装置が適応された
ガラス瓶選別装置の構成及び構造を説明する。なお、本
実施例の装置は、ガラス瓶を一列に並べて連続的に移送
しながらその色を判別して6種類の色別(例えば、透
明、茶、緑、青、黒、及び不明その他)に選別するよう
に構成されたものである。
【0014】図1において、符号1は、選別対象のガラ
ス瓶を収納しておくホッパ、符号2は、ホッパ1からガ
ラス瓶を順次送り出すための供給コンベア、符号3は、
送り出されたガラス瓶を移送するためのレーストラック
状の通路、符号4は、その通路3に沿ってガラス瓶を移
送するための移送コンベア、符号5は、上記供給コンベ
ア2により送り出されたガラス瓶を加速したうえで移送
コンベア4に受け渡すための加速コンベアである。
【0015】ホッパ1は、例えば、モータと偏心カムに
より構成された振動機構6によって振動させられるよう
になっており、その内部は、仕切り板7によって投入部
8と排出部9に仕切られている。そして、ガラス瓶を投
入部8に投入し、振動機構6によってホッパ1全体を振
動させることにより、ガラス瓶が投入部8から仕切り板
7を迂回して排出部9に導かれ、上記供給コンベア2に
よって排出部9から供給口10を通過して外部に順次送
り出されるようになっている。
【0016】供給コンベア2によってホッパ1から送り
出されたガラス瓶は、供給シュート11及び加速コンベ
ア5を経て通路3に導かれ、移送コンベア4によってそ
の通路3を移送されるようになっている。この通路3の
外周側には、後述する排出口26、26…の部分を除い
てガラス瓶の落下を防止するための周壁13が設けら
れ、通路3の内側には、上記移送コンベア4が設置され
ている。移送コンベア4は、通路3の内側において、そ
の前後に設けられた一対のプーリ14、14間に無端状
のベルト15を卷回したもので、プーリ14、14をモ
ータ(図示略)によって鉛直軸を中心として回転させる
ことにより、ベルト15が通路3の内周に沿いつつ水平
面内において移動するようになっている。
【0017】また、ベルト15には、ガラス瓶を押し出
すための多数の押し板17、17…が所定間隔で取り付
けられており、ベルト15が移動することにより、各押
し板17、17…が、通路3に沿いつつその上方を通過
していくようになっている。即ち、移送コンベア4は、
通路3に送り出されたそれぞれのガラス瓶を各押し板1
7、17…によって一本ずつ押し出して、通路3上を滑
らせつつ一列に並べた状態で前方に送るようになってい
る。
【0018】また、通路3には、両側部が傾斜面とされ
た案内通路19が設けられており、この案内通路19へ
送り込まれたガラス瓶は、その中心に寄せられ、移送方
向に沿って案内されながら移送されるようになってい
る。また、この案内通路19には、色判別装置20が設
けられており、この色判別装置20によってガラス瓶が
色別に識別されるようになっている。
【0019】次に、この色判別装置20の構成を説明す
る。前記案内通路19には、移送方向と直交する方向
に、スリット21が形成されており、このスリット21
の下方側には、案内通路19のスリット21を通過する
ガラス瓶へ向けて光を照射するライト(RGB蛍光灯)
22が設けられている。 また、スリット21の上方側
には、カラーラインセンサ(ラインセンサ)23が設け
られており、前記ライト22によって照射されてガラス
瓶を透過した透過光を受光するようになっている。
【0020】そして、このカラーラインセンサ23から
出力される画像信号に基づいて、後述する判別手段31
が、ガラス瓶の色を判別し、後述する排出機構24、2
4…の内の所定のもののアクチュエータ54を駆動させ
て、ガラス瓶を排出口26、26…の内の所定の排出口
へ排出させるようになっている。各排出機構24、24
…は、通路3の直線部に並べられて設置されており、そ
れぞれが例えば、エアシリンダ等のアクチュエータ54
によって通路3を移送されてきたガラス瓶を、排出口2
6、26…からシュート27、27…を介して収容箱も
しくは次工程へ移送するためのコンベア(いずれも図示
略)に向けて落下させるように構成されている。
【0021】即ち、上記色判別装置20が判別対象のガ
ラス瓶の色を判別すると、判別した色に対応した排出機
構24の位置に、そのガラス瓶が達した時点で、その判
別されたガラス瓶の色に対応した排出機構24のアクチ
ュエータ54が駆動され、そのガラス瓶が通路3上から
排出されるようになっている。ここで、例えば、前記色
判別装置20により「透明」と判別されたガラス瓶は、
「透明」のガラス瓶を排出するための排出機構24の位
置に達した時点で排出され、「青」と判別されたガラス
瓶は、「青」のガラス瓶を排出するための排出機構24
の位置に達した時点で排出される。
【0022】なお、各排出機構24を上記のように作動
させるには、色判別装置20の位置を通過したガラス瓶
がそれぞれの排出機構24の位置に到達するまでの所要
時間を予め求めておき(これは色判別装置20の位置か
ら各排出機構24までの移送距離と、移送コンベア4に
よるガラス瓶の移送速度とによって自ずと決定され
る)、それぞれの所要時間に基づいて各排出機構24の
作動のタイミングを予め設定しておけば良い。さらに、
上記実施例の選別装置には、選別したガラス瓶を色別に
計数するための適宜の計数手段が備えられ、その計数結
果は表示盤(図示略)に表示されるようになっている。
【0023】次に、上記構成のガラス瓶選別装置に設け
られた色判別装置20のさらに具体的な構成を図2に示
す機能ブロック図によって説明する。カラーラインセン
サ23によって検出された光は、分光器(図示略)によ
って、RGB信号に分割されてカラーラインセンサ23
内の増幅器33、33…によって電圧が増幅されて判別
手段31へ出力されるようになっている。そして、増幅
器33、33…によって電圧が増幅された各RGB信号
は、判別手段31の可変型増幅器34、34…に出力さ
れ、この可変型増幅器34、34…を介して、判別部3
5へ出力されるようになっている。
【0024】また、この判別手段31には、設定値アン
ダー検出器(アンダー検出部)36、36…と、設定値
オーバー検出器(オーバー検出部)37、37…とが設
けられており、これら設定値アンダー検出器36、36
…及び設定値オーバー検出器37、37…によって、各
RGB信号の電圧が監視されるようになっている。ここ
で、設定値アンダー検出器36、36…は、増幅器3
3、33…から出力された各RGB信号の電圧が下限値
(ここでは、0.25V)を下回っていることを検出し
た場合に、検出信号を出力するもので、設定値オーバー
検出器37、37…は、増幅器33、33…から出力さ
れた各RGB信号の電圧が上限値(ここでは、0.75
V)を上回っていることを検出した場合に、検出信号を
出力するものである。
【0025】そして、設定値アンダー検出器36、36
…から出力される検出信号は、アンダー信号検知器38
に入力されるようになっており、また、設定値オーバー
検出器37、37…から出力される検出信号は、オーバ
ー信号検知器39に入力されるようになっている。そし
て、アンダー信号検知器38は、設定値アンダー検出器
36、36…の内の少なくとも一つから検出信号が出力
された場合に、その検出信号を検知して、制御部41へ
検知信号を出力するようになっており、また、オーバー
信号検知器39は、設定値オーバー検出器37、37…
の内の少なくとも一つから検出信号が出力された場合
に、その検出信号を検知して、制御部41へ検知信号を
出力するようになっている。
【0026】そして、制御部41は、アンダー信号検知
器38から検知信号が出力された場合に、前記可変型増
幅器34、34…へ増幅信号を出力し、オーバー信号検
知器39から検知信号が出力された場合に、可変型増幅
器34、34…へ減衰信号を出力するようになってい
る。そして、前記可変型増幅器34、34…は、制御部
41から増幅信号が出力された際に、前記増幅器33、
33…にて電圧が増幅された各RGB信号の電圧をさら
に所定量増幅して判別部35へ出力するようになってお
り、また、制御部41から減衰信号が出力された際に、
前記増幅器33、33…にて電圧が増幅された各RGB
信号の電圧を所定量減衰して判別部35へ出力するよう
になっている。
【0027】また、制御部41は、可変型増幅器34、
34…へ増幅信号を出力した際に、判別部35へ増幅確
認信号を出力し、また、可変型増幅器34、34…へ減
衰信号を出力した際に、判別部35へ減衰確認信号を出
力するようになっている。また、判別部35では、次の
ようにして、各RGB信号からガラス瓶の色を判別する
ようになっている。
【0028】この判別部35は、各RGB信号に基づい
て、図3に示すように、ガラス瓶の移送方向前方側から
所定寸法ΔX分のRGB信号が入力された際に、この入
力された各RGB信号の、ガラス瓶の中心線に沿う所定
幅寸法ΔY分の信号を検出し、その検出した各RGB信
号のそれぞれの電圧の比率と、記憶部51に予め記憶さ
れた設定値(各色に対応した各RGB信号の電圧の比
率)とを比較して、ガラス瓶の色を判別するようになっ
ている。さらに、上記判別後に、ガラス瓶の移送方向前
方側から所定寸法ΔX分の各RGB信号が、再び入力さ
れた際に、上記と同様に、この入力された各RGB信号
の、ガラス瓶の中心線に沿う所定幅寸法ΔY分の信号を
検出し、その検出した各RGB信号のそれぞれの電圧の
比率と、記憶部51に予め記憶された設定値とを比較し
て、ガラス瓶の色を判別するようになっている。
【0029】即ち、この判別部35は、入力されたRG
B信号の、ガラス瓶の中心線に沿う所定幅寸法ΔY分の
信号を、移送方向前方側から順次、所定寸法ΔX分ずつ
検出して、それぞれについて色の判別を行なうようにな
っている。そして、この判別部35にてガラス瓶の色が
判別されると、この判別部35から、図4に示すような
表示部52へ判別信号が出力され、この表示部52のラ
ンプ57、57…の内の判別された色に該当するものが
点灯されるようになっている。また、判別部35から出
力された判別信号は、駆動制御部53にも入力されるよ
うになっており、この駆動制御部53は、判別信号に基
づいて、前記排出機構24、24…のアクチュエータ5
4、54…の内の判別された色に該当するものへ駆動制
御信号を出力し、判別された色に該当するシュート27
へガラス瓶を排出させるようになっている。
【0030】また、この判別部35には、モニタ55が
接続されており、このモニタ55には、各RGB信号に
基づいて、カラーラインセンサ23にて検出された画像
が映し出されるようになっている。なお、符号56は、
設定部であり、この設定部56は、各色に対応した各R
GB信号の電圧の比率及び各RGB信号の電圧の範囲
(前述した上限値、下限値)等の設定を、キーボード等
から入力することにより設定するもので、この設定部5
6にて設定された設定値は、記憶部51に記憶されるよ
うになっている。
【0031】次に、上記構成の判別手段31を備えた色
判別装置20によるガラス瓶の色の判別を具体的に説明
する。選別装置のホッパ1に投入されたガラス瓶は、こ
のホッパ1から供給コンベア2及び加速コンベア5によ
り順次、通路3に送り出され、案内通路19にて案内さ
れている間に色判別装置20により色識別され、さら
に、移送コンベア4によって移送されて、いずれかの排
出機構24にて通路3から色別に排出される。
【0032】ここで、色判別装置20では、次のように
してガラス瓶の色の判別を行なう。案内通路19によっ
て案内されるガラス瓶は、この案内通路19のスリット
21を通過する際に、ガラス瓶の移送方向前方側から順
に、ライト22によって照らされ、その光がカラーライ
ンセンサ23によって受光される。カラーランセンサ2
3にて受光された光は、分光器によって、RGB信号に
分けられて増幅器33、33…によって電圧が増幅され
た後、判別手段31へ出力される。そして、判別手段3
1では、増幅器33、33…によって増幅されたRGB
信号が、可変型増幅器34、34…を介して、判別部3
5へ送信され、この判別部35にて、記憶部51に予め
記憶されている設定値と比較されて、色が判別される。
【0033】そして、この判別部35から判別信号が出
力されて、この判別信号が表示部52にて表示される。
即ち、表示部52のランプ57、57…の内の判別され
た色のものが点灯される。また、判別部35から出力さ
れた判別信号は、駆動制御部53へも出力され、この駆
動制御部53から、判別された色に対応するアクチュエ
ータ54へ駆動制御信号が出力されてこのアクチューエ
ータ54が駆動され、色判別されたガラス瓶がシュート
27へ排出される。
【0034】ここで、判別部35は、カラーラインセン
サ23から出力されるRGB信号に基づいて、次のよう
にガラス瓶の色の判別を行なう。カラーラインセンサ2
3の増幅器33、33…によって、それぞれ電圧が増幅
されて可変型増幅器34、34…を通過した各RGB信
号が、ガラス瓶の移送方向前方側から所定寸法ΔX分送
信されると、判別部35は、この入力された各RGB信
号の、ガラス瓶の中心線に沿う所定幅寸法ΔY分の信号
を検出し、その検出した各RGB信号の電圧の比率と、
記憶部51に設定値として予め記憶された各色に対応し
た各RGB信号の電圧の比率とを比較して、ガラス瓶の
色を判別し、この判別を、ガラス瓶の搬送方向後方側へ
向かって複数回繰り返し行なう。
【0035】即ち、色の判別が行なわれるガラス瓶は、
廃品、つまり汚れ、ラベル等によって色の検出が困難な
箇所があるため、この判別部35では、光の透過性の良
好な中心線近傍部分を、長手方向に亙って所定寸法ΔX
毎に複数回検出し、一つでも検出することができた場合
に、この検出することができた画像から色を判別してい
る。ここで、判別部35は、ガラス瓶を一時停止させる
ことなく、ガラス瓶の移送方向前方側から順に所定寸法
ΔX毎に画像を検出するので、検出にかかる時間を一時
停止させるものと比較して大幅に短縮させることがで
き、ガラス瓶の判別時間を迅速に行なうことができる。
【0036】次に、判別手段31によるさらに具体的な
色の判別を説明する。ラインセンサ23の増幅器33、
33…を通過した各RGB信号は、ガラス瓶の色によっ
て、それぞれ異なる電圧を示すので、判別部35は、各
RGB信号の電圧の比率を、記憶部51に記憶されてい
る設定値と比較して色判別を行なうようになっている。
ここで、判別部35では、図5に示すように、各RGB
信号の電圧が高い方から順に、R-G-Bであり、これら
各信号の全体的な電圧の高いものを茶色と判別し、各信
号の全体的な電圧の低いものを黒色と判別する。
【0037】また、各RGB信号の電圧が高い方から順
に、B-G-Rである場合は、青色であると判別する。さ
らに、各RGB信号の電圧が高い方から順に、G-R-B
であり、これら各信号の全体的な電圧の高いものを透明
と判別し、各信号の全体的な電圧の低いものを緑色と判
別する。
【0038】ところで、カラーライセンサ23から出力
されるRGB信号は、増幅器33、33…によってその
電圧が増幅される際に、これら増幅器33、33…の歪
によって、電圧の低い箇所及び電圧の高い箇所にて、そ
の出力が理想的な比例直線と異なる曲線を描いた状態に
歪んでしまう。即ち、全体的に電圧の低い色(黒色)の
もの、あるいは全体的に電圧の高い色(透明)のもの
は、増幅器33、33…の歪の影響を受けて、各RGB
信号の比率が的確に出力されず、設定値との比較を正確
に行なうことができない場合がある。したがって、これ
らRGB信号の電圧が、全体的に低く出力される色のガ
ラス瓶、あるいは全体的に高く出力される色のガラス瓶
は、増幅器33、33…から出力されるRGB信号から
その色を判別することができない場合が生じる恐れがあ
る。
【0039】ここで、本実施例では、判別手段31を前
述した構成としたことにより、ラインセンサ23の増幅
器33、33…から出力される各RGB信号の電圧を次
のようにして補正し、判別部35による正確な判別を行
なうようにしている。
【0040】(1)全体的な電圧が低いものの場合 ラインセンサ23の増幅器33、33…から出力された
各RGB信号の内のいずれか一つでも下限値を下回った
場合(判別不能となる可能性のある低い電圧の領域にあ
る場合)、設定値アンダー検出器36、36…が、下限
値を下回ったことを検出し、その検出信号をアンダー信
号検知器38へ出力する。そして、アンダー信号検知器
38は、設定値アンダー検出器36からの検出信号を入
力した際に、制御部41へ検知信号を出力する。制御部
41は、アンダー信号検知器38から検知信号が入力さ
れると、可変型増幅器34、34…へ増幅信号を出力
し、これら可変型増幅器34、34…は、制御部41か
ら増幅信号が入力されると、増幅器33、33…から送
信された各RGB信号の電圧をそれぞれ同じ割合で増幅
させる。
【0041】なお、ここでは、各RGB信号を、増幅器
33、33…の歪の影響が少ない0.25V以上に増幅
させる。また、制御部41は、可変型増幅器34、34
…へ増幅信号を出力するとともに、判別部35へ増幅確
認信号を出力する。そして、判別部35は、可変型増幅
器34、34…によって増幅された各RGB信号の電圧
の比率を、設定値と比較し、ガラス瓶の色を判別する。
なお、このとき、判別するRGB信号の電圧の比率が、
他の色の各RGB信号の電圧の比率と同一となる場合が
あるが、判別部35では、制御部41から増幅確認信号
が送信されているので、各RGB信号の電圧が可変型増
幅器34、34…によってさらに増幅されてシフトされ
ていることを確認し、他の色のRGB信号と区別するよ
うになっている。
【0042】(2)全体的な電圧が高いものの場合 ラインセンサ23の増幅器33、33…から出力された
各RGB信号の内のいずれか一つでも上限値を上回った
場合(判別不能となる可能性のある高い電圧の領域にあ
る場合)、設定値オーバー検出器37、37…が、上限
値を上回ったことを検出し、その検出信号をオーバー信
号検知器39へ出力する。そして、オーバー信号検知器
39は、設定値オーバー検出器37、37…からの検出
信号を入力した際に、制御部41へ検知信号を出力す
る。制御部41は、オーバー信号検知器39から検知信
号が入力されると、可変型増幅器34、34…へ減衰信
号を出力し、これら可変型増幅器34、34…は、制御
部41から減衰信号が入力されると、増幅器33、33
…から送信された各RGB信号の電圧をそれぞれ同じ割
合で減衰させる。
【0043】なお、ここでは、各RGB信号の電圧を、
増幅器33、33…の歪の影響が少ない0.75V以下
に減衰させる。また、制御部41は、可変型増幅器3
4、34…へ減衰信号を出力するとともに、判別部35
へ減衰確認信号を出力する。なお、このとき、判別する
RGB信号の電圧の比率が、他の色の各RGB信号の電
圧の比率と同一となる場合があるが、判別部35では、
制御部41から減衰確認信号が送信されているので、各
RGB信号の電圧が可変型増幅器34、34…によって
減衰されてシフトされていることを確認し、他の色のR
GB信号と区別するようになっている。
【0044】上記(1)、(2)のように、ラインセン
サの増幅器33、33…から出力された各RGB信号の
電圧が、増幅器33、33…の歪によって設定値との比
較が困難な領域に位置する場合に、それぞれのRGB信
号の電圧を、増幅器33、33…の歪の影響が少なく設
定値との比較が良好に行なえる領域(比較的直線性を有
する領域)へシフトして、それぞれのRGB信号に基づ
く色判別を正確に行なうことができる。
【0045】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、判別速度を低下させることなく、極めて正確にガラ
ス瓶の色を判別することができる。即ち、色の判別が行
なわれるガラス瓶は、廃品、つまり汚れ、ラベル等によ
って色の検出が困難な箇所があるが、光の透過性の良好
な中心線近傍部分を、長手方向に亙って所定寸法ΔX毎
に複数回検出し、一つでも検出することができた場合
に、この検出することができた画像から色を判別するも
のであるので、いかなるガラス瓶であっても正確に色判
別を行なうことができる。また、ガラス瓶を一時停止さ
せることなく、ガラス瓶の移送方向前方側から順に画像
を検出するものであるので、一時停止させるものと比較
して検出にかかる時間を大幅に短縮させることができ、
ガラス瓶の選別速度を向上させることができる。
【0046】さらに、本実施例によれば、検出されたR
GB信号の電圧が、ラインセンサ23の増幅器33の歪
の影響を受けて設定値との比較が困難な電圧の領域に位
置した場合であっても、これらRGB信号を、設定値と
の比較が良好に行なえる電圧の領域へシフトするので、
それぞれのRGB信号に基づく色判別を正確に行なうこ
とができ、色の判別不明、あるいは誤判別を大幅に少な
くすることができる。
【0047】なお、上記実施例のガラス瓶選別装置の具
体的な構成及び構造は実施例に限定されない。また、上
記実施例では、6種類の色別に選別するものとしたが、
選別する色の種類は、上記6種類に限定されることな
く、設定を適宜変更することにより、さらに複数種類の
色の判別を行なうことができるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のガラス
瓶の色判別方法及び色判別装置によれば、下記の効果を
得ることができる。判別速度を低下させることなく、極
めて正確にガラス瓶の色を判別することができる。即
ち、色の判別が行なわれるガラス瓶は、廃品、つまり汚
れ、ラベル等によって色の検出が困難な箇所があるが、
光の透過性の良好な中心線近傍部分を、長手方向に亙っ
て所定寸法毎に複数回検出し、一つでも検出することが
できた場合に、この検出することができた画像から色を
判別するものであるので、いかなるガラス瓶であっても
かなりの正確さで色判別を行なうことができる。また、
ガラス瓶を一時停止させることなく、ガラス瓶の移送方
向前方側から順に画像を検出するものであるので、一時
停止させるものと比較して検出にかかる時間を大幅に短
縮させることができ、ガラス瓶の選別速度を向上させる
ことができる。
【0049】さらに、検出されたRGB信号の電圧が、
増幅器等の歪の影響を受けて色判別が困難な電圧の領域
に位置した場合であっても、これらRGB信号を、色判
別が良好に行なえる電圧の領域へシフトするので、それ
ぞれのRGB信号に基づく色判別を正確に行なうことが
でき、色の判別不明、あるいは誤判別を大幅に少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス瓶の色判別方法及び色判別装置
が用いられたガラス瓶選別装置の構成及び構造を説明す
るガラス瓶選別装置の斜視図である。
【図2】本発明のガラス瓶の色判別装置の構成及び機能
を説明する機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例のガラス瓶の色判別装置によ
る画像の検出状態を説明するガラス瓶の平面図である。
【図4】本発明の一実施例のガラス瓶の色判別装置を構
成する表示部を説明する表示部の正面図である。
【図5】本発明のガラス瓶の色判別方法及び色判別装置
によるガラス瓶の色の判定方法及びRGB信号の電圧の
補正方法を説明するRGB信号の透過光量と電圧との関
係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
23 カラーラインセンサ(ラインセンサ) 34 可変型増幅器 36 設定値アンダー検出器(アンダー検出部) 37 設定値オーバー検出器(オーバー検出部) 41 制御部 51 記憶部 53 判別部 ΔX 所定寸法分 ΔY 所定幅寸法分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 秀夫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川 島播磨重工業株式会社 東二テクニカル センター内 (72)発明者 高嶋 善彦 福井県坂井郡金津町瓜生29−2 高嶋技 研株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−118784(JP,A) 特開 昭57−131040(JP,A) 特開 昭53−97482(JP,A) 特公 昭58−16510(JP,B2) 特表 平5−502749(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 5/342 G01N 21/00 - 21/958

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つずつ移送されるガラス瓶を、ライン
    センサによってその移送方向前方側から順次撮影し、前
    記ラインセンサから出力される各RGB信号の電圧の比
    率と、予め記憶された各色に対応する各RGB信号の電
    圧の比率とを比較して、前記ガラス瓶の色を判別し、 前記ラインセンサから出力されるRGB信号が、前記ガ
    ラス瓶の移送方向前方側から所定寸法分出力された際
    に、この出力されたRGB信号の、ガラス瓶の中心線に
    沿う所定幅寸法の範囲にて前記ガラス瓶の色を判別し、
    この色の判別を、ガラス瓶の搬送方向後方側へ向かって
    順次繰り返し行なう ことを特徴とするガラス瓶の色判別
    方法。
  2. 【請求項2】 一つずつ移送されるガラス瓶を、ライン
    センサによってその移送方向前方側から順次撮影し、前
    記ラインセンサから出力される各RGB信号の電圧の比
    率と、予め記憶された各色に対応する各RGB信号の電
    圧の比率とを比較して、前記ガラス瓶の色を判別し、 前記ラインセンサから出力される各RGB信号の少なく
    とも一つの電圧が、判別を良好に行なえる電圧の下限値
    を下回った際に、そのRGB信号の電圧を下限値以上に
    増幅させるとともに、前記ラインセンサから出力される
    各RGB信号の少なくとも一つの電圧が、判別を良好に
    行なえる電圧の上限値を上回った際に、そのRGB信号
    の電圧を上限値以下に減衰させる ことを特徴とするガラ
    ス瓶の色判別方法。
  3. 【請求項3】 一つずつ移送されるガラス瓶を移送方向
    前方側から順次撮影するラインセンサと、 各色に対応する各RGB信号の電圧の比率が予め記憶さ
    れた記憶部と、 前記ラインセンサから出力される各RGB信号の電圧の
    比率と前記記憶部に記憶された各色に対応する各RGB
    信号の電圧の比率とを比較して、前記ガラス瓶の色を判
    別する判別部と、 前記ラインセンサから出力される各RGB信号の少なく
    とも一つの電圧が、電圧の比較を良好に行なえる下限値
    を下回っていることを検出して検出信号を出力するアン
    ダー検出部と、 前記ラインセンサから出力される各RGB信号の少なく
    とも一つの電圧が、電圧の比較を良好に行なえる上限値
    を上回っていることを検出して検出信号を出力するオー
    バー検出部と、 前記アンダー検出部から検出信号が出力された際に、増
    幅信号を出力するとともに、前記オーバー検出部から検
    出信号が出力された際に、減衰信号を出力する制御部
    と、 該制御部から増幅信号が出力された際に、前記ラインセ
    ンサから出力されたRGB信号の電圧を前記下限値以上
    に増幅するとともに、前記制御部から減衰信号が出力さ
    れた際に、前記ラインセンサから出力されたRGB信号
    の電圧を前記上限値以下に減衰させる可変型増幅器とを
    具備してなることを特徴とするガラス瓶の色判別装置。
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