JP2597177Y2 - 育毛剤容器 - Google Patents

育毛剤容器

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JP2597177Y2
JP2597177Y2 JP1993071813U JP7181393U JP2597177Y2 JP 2597177 Y2 JP2597177 Y2 JP 2597177Y2 JP 1993071813 U JP1993071813 U JP 1993071813U JP 7181393 U JP7181393 U JP 7181393U JP 2597177 Y2 JP2597177 Y2 JP 2597177Y2
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JP
Japan
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liquid
bottle
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mouth
hole
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早川  茂
治夫 土田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマッサージ兼用の塗布部
を備えた育毛剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、盛んに育毛剤が使用されるように
なってきた。現行市販の育毛剤容器は、口部をキャップ
で封じた壜に中栓とオーバーキャップを付設した仕様の
ものであり、使用時にはキャップを外して壜口にこの壜
口サイズを絞ったサイズの注ぎ出し口を開孔した中栓を
装着し、この中栓の注ぎ出し口を通して掌上に内容液を
注ぎ出し、この注ぎ出した液を頭皮に塗りつけ、そして
手で頭皮をマッサージするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来容器の場合、
内容液を一旦掌上に受けて頭皮に塗りつけ、そしてマッ
サージするので使用の都度手を汚すことになる。
【0004】そこで、壜を傾け直接中栓から頭部に内容
液を振り出すことが考えられるが、この場合中栓の注ぎ
出し孔が大きすぎるのでボタ落ちしてしまい、しかも中
栓はマッサージ機能を有しないので、結局マッサージは
手の指で行なわざるを得ない。
【0005】本考案は、従来仕様に小数部品を追加する
ことにより手を使わずに直接頭部に塗布かつマッサージ
ができる便利な育毛剤容器を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の育毛剤容器は、
口頸部6の口頂部に注ぎ出し口を開孔した中栓7を装着
した壜体1と、底板8に前記注ぎ出し口に連通する液導
入孔9を、頂板10に液導出孔11を開孔して前記中栓7上
に載置された液溜り室部材2と、軟質材からなるキャッ
プ状であって、天板12裏面からは前記液導出孔11に嵌挿
されるずれ防止軸13を垂設し、上面からはそれぞれ小径
の振り出し孔14を貫通した数個のボス15を突出して前記
液溜り室部材2に外嵌され、ずれ防止軸13外面と天板12
裏面に液溜り室部材2内を振り出し孔14に通じさせる溝
路16を凹設形成した叩頭塗布体3と、前記壜体1の口頸
部6に螺着されて前記叩頭塗布体3、液溜り室部材2を
中栓7を介し壜体1口頂上に固定するねじキャップ4
と、このねじキャップ4外面に嵌合され、前記ボス15群
の振り出し孔14を塞ぐオーバーキャップ5とで構成して
いる。
【0007】
【作用】上記において、常時は叩頭用のボス15はオーバ
ーキャップ5で振り出し孔14が塞がれており、液が外部
に振り出されるようなことはない。
【0008】使用時にはオーバーキャップ5を外し、壜
体1を逆さにし、ボス15を介し叩頭塗布体3で頭皮を小
きざみに叩けばよい。
【0009】すると、壜体1内の液は中栓7の注ぎ出し
口、液導入孔9を通して液溜り室部材2内に導入され、
そしてこの液溜り室部材2内の液は前記叩頭により狹い
溝路16を経、小径の振り出し孔14から適量ずつ頭皮に塗
布される。溝路16、振り出し孔14は狹い通路なので、壜
内液は液溜り室部材2内に一旦貯溜されることになる。
なお、叩頭塗布体3の小きざみの叩頭は頭皮をマッサー
ジしていることになる。
【0010】即ち、ボス15を介し叩頭塗布体3で頭皮を
小きざみに叩くことにより、適量の液を振り出して塗布
しそしてマッサージできることになり、液を掌に移す必
要は全くなく、手を汚さずにすむ。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明するに、
本考案の育毛剤容器は壜体1、液溜り室部材2、叩頭塗
布体3、ねじキャップ4とオーバーキャップ5とで構成
している。
【0012】壜体1は口頸部6外面にねじ山を形成し、
またこの口頸部6の口頂部に壜口より小サイズの注ぎ出
し口を中央部に開孔した中栓7を装着している。
【0013】液溜り室部材2は、頂板10部材は別部材と
し、この頂板10をカップ状の本体頂部に嵌着して形成し
ており、また底板8は外方に突き出して拡径して縁部17
としており、この底板8を介し中栓7上面に載置されて
いる。
【0014】底板8の中央部には前記中栓7の注ぎ出し
口に連通する液導入孔9をノズル状に内方に貫通立設
し、また頂板10の中央部には液導出孔11を開孔してい
る。
【0015】叩頭塗布体3は軟質材からなるキャップ状
のもので、天板12の裏面中央部から前記液導出孔11に嵌
挿するずれ防止軸13を垂設して前記液溜り室部材2外面
に外嵌されている。
【0016】この叩頭塗布体3の天板12上面には、突端
を球面状にした4個のボス15が四方に突出してあり、こ
れらボス15にはそれぞれ中心部に小径の振り出し孔14が
貫通しており、これら振り出し孔14は天板12裏面からず
れ防止軸13外面に抜ける液路用の溝16で液溜り室部材2
内に通じている。
【0017】なお、この叩頭塗布体3下端外面には前記
液溜り室部材2の底板8の拡径縁部17に重なる縁板18が
フランジ状に突出させてある。
【0018】ねじキャップ4は、内面にねじ溝を形成し
た取付け周壁19上端から段形に縮径した押え周壁20を立
設したもので、前記壜体1の口頸部6外面に螺合装着さ
れ、この装着により押え周壁20が叩頭塗布体3の下半部
外面を押え、また段部で縁板18、底板8拡径縁部17を介
し叩頭塗布体3、液溜り室部材2を中栓7を介し壜体1
口頂部上に固定する。
【0019】オーバーキャップ5は前記ねじキャップ4
外面に係嵌装着され、装着された状態で頂板がボス15群
頂部に圧接し振り出し孔14を塞いでいる。
【0020】この実施例で、内容液塗布時にはオーバー
キャップ5を外し、壜体1を逆さにし、ボス15群を介し
叩頭塗布体3により小きざみに頭皮を叩いて液を振り出
す。
【0021】溝路16、振り出し孔14は狹い液路なので液
溜り室部材2内に液は溜まるが振り出し孔14から頭皮に
振り出される液量は適量であり、ボタ落ちしたりするこ
とはない。また小きざみに叩頭するので頭皮をマッサー
ジすることになる。即ち、内容液を従来のように一旦掌
上に受ける必要はなく、手を汚したりせず使用できる。
【0022】
【考案の効果】上記したように、本考案の育毛剤容器
は、壜体1口頂部の中栓7上面部に、キャップ状であっ
て、天面に振り出し孔14を貫通させた数個のボス15を突
出した軟質材の叩頭塗布体3を外嵌した液溜り室部材2
を連通配設し、使用時に壜体1を逆さにしボス15を介し
叩頭塗布体3により頭皮を小きざみに叩いて振り出し孔
14から適量の内容液を振り出し塗布するようにしたの
で、内容液を手に受ける必要なく、従って手を汚さず塗
布でき、しかもマッサージ機能が得られ、利用上至極便
利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の要部を縦断した正面図である。
【符号の説明】
1 壜体 2 液溜り室部材 3 叩頭塗布体 4 ねじキャップ 5 オーバーキャップ 7 中栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 39/00 - 55/16

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口頸部6の口頂部に注ぎ出し口を開孔し
    た中栓7を装着した壜体1と、底板8に前記注ぎ出し口
    に連通する液導入孔9を、頂板10に液導出孔11を開孔し
    て前記中栓7上に載置された液溜り室部材2と、軟質材
    からなるキャップ状であって、天板12裏面からは前記液
    導出孔11に嵌挿されるずれ防止軸13を垂設し、上面から
    はそれぞれ小径の振り出し孔14を貫通した数個のボス15
    を突出して前記液溜り室部材2に外嵌され、ずれ防止軸
    13外面と天板12裏面に液溜り室部材2内を振り出し孔14
    に通じさせる溝路16を凹設形成した叩頭塗布体3と、前
    記壜体1の口頸部6に螺着されて前記叩頭塗布体3、液
    溜り室部材2を中栓7を介し壜体1口頂上に固定するね
    じキャップ4と、このねじキャップ4外面に嵌合され、
    前記ボス15群の振り出し孔14を塞ぐオーバーキャップ5
    とからなる育毛剤容器。
JP1993071813U 1993-12-10 1993-12-10 育毛剤容器 Expired - Fee Related JP2597177Y2 (ja)

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JPH0733869U JPH0733869U (ja) 1995-06-23
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