JP2594814B2 - シートベルトの取付け装置 - Google Patents
シートベルトの取付け装置Info
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/22—Anchoring devices secured to the vehicle floor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車のシートベルト取付け装置、特に
2ドアの自動車の前席用のシートベルトのシートベルト
取付け装置の改良に関するものである。
2ドアの自動車の前席用のシートベルトのシートベルト
取付け装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 車体両側それぞれに1枚のドアが取付けられている2
ドア形式の自動車においては、3点支持のシートベルト
が使用されているが、このようなシートベルトにおいて
は、前席とドアの間の車体床にシートベルトの一端を固
定している。このようにして取付けられたシートベルト
を乗員が装着する場合は、シートベルトを腹部と胸部に
掛け、不使用の場合は、巻取り装置によりシートベルト
をリールに巻取るが、シートベルトの一部は、ドア開口
部を斜めに横切るような形で残る構造になっていて、自
動車の後席に乗降する人は、このシートベルトの一部を
避けながら乗降する。
ドア形式の自動車においては、3点支持のシートベルト
が使用されているが、このようなシートベルトにおいて
は、前席とドアの間の車体床にシートベルトの一端を固
定している。このようにして取付けられたシートベルト
を乗員が装着する場合は、シートベルトを腹部と胸部に
掛け、不使用の場合は、巻取り装置によりシートベルト
をリールに巻取るが、シートベルトの一部は、ドア開口
部を斜めに横切るような形で残る構造になっていて、自
動車の後席に乗降する人は、このシートベルトの一部を
避けながら乗降する。
(発明が解決しようとする課題) 前記したように、従来構造の2ドア構造の自動車の前
席側のシートベルトにおいては、シートベルトの不使用
の時、例えば、自動車の後部座席へ乗降する場合、リー
ルに巻取られたシートベルトの残りの部分がドアの開口
部を横切る形となっているので、このシートベルトを避
けて乗降するため、乗降動作が窮屈となる問題点があ
る。そこで、シートベルトを避けやすくするため、シー
トベルトの取付け端部を車体の長さ方向へスライドさ
せ、ドア開口部を横切るシートベルトを簡単にスライド
させて、乗降動作の邪魔にならないようにした構造のも
のが、例えば、英国特許出願A2003020号に開示されてい
る。この開示された構造によれば、シートベルトの端部
をスライド自由に保持する棒部材が車体のドア開口部に
設けられている敷居の内側にそって設置されており、こ
の棒部材にシートベルトの端部のループが挿通されてい
て、シートベルト着用時には、シートベルトの端部のル
ープが前記棒部材を前方へスライドしてシートベルト着
用に最適な位置となり、シートベルト不使用時には、棒
部材にそい後方へ後退するようスライドして、自動車へ
の乗降、特に、後部座席への乗降動作にシートベルトが
邪魔とならないように、シートベルトの動きをコントロ
ールする装置が開発されている。
席側のシートベルトにおいては、シートベルトの不使用
の時、例えば、自動車の後部座席へ乗降する場合、リー
ルに巻取られたシートベルトの残りの部分がドアの開口
部を横切る形となっているので、このシートベルトを避
けて乗降するため、乗降動作が窮屈となる問題点があ
る。そこで、シートベルトを避けやすくするため、シー
トベルトの取付け端部を車体の長さ方向へスライドさ
せ、ドア開口部を横切るシートベルトを簡単にスライド
させて、乗降動作の邪魔にならないようにした構造のも
のが、例えば、英国特許出願A2003020号に開示されてい
る。この開示された構造によれば、シートベルトの端部
をスライド自由に保持する棒部材が車体のドア開口部に
設けられている敷居の内側にそって設置されており、こ
の棒部材にシートベルトの端部のループが挿通されてい
て、シートベルト着用時には、シートベルトの端部のル
ープが前記棒部材を前方へスライドしてシートベルト着
用に最適な位置となり、シートベルト不使用時には、棒
部材にそい後方へ後退するようスライドして、自動車へ
の乗降、特に、後部座席への乗降動作にシートベルトが
邪魔とならないように、シートベルトの動きをコントロ
ールする装置が開発されている。
しかしながら、このようなシートベルトの取付け装置
は、それなりにメリットがあるものの、敷居に近接して
設置する棒部材に問題が生じている。この問題は、後記
する実施例の説明においても詳記するが、敷居に近接し
ている棒部材と敷居との間に若干の隙間があり、この隙
間に乗降する人、特に、婦人のハイヒール靴のヒール部
分が落ち込んで嵌まり込む点である。折角、ドア開口部
を塞ぐような形で残るシートベルトの問題が前記した棒
部材にシートベルトの端部をスライドさせて、シートベ
ルトを乗降の邪魔にならないよいうに動かせたとして
も、前記のように、棒部材と敷居の間に隙間があり、こ
の隙間に靴のヒール部分が引掛り、足を取られたり、靴
が脱げたり、ヒール部分が取れて靴が台無しになった
り、これらが原因で事故につながれば、乗員の身の安全
を守るシートベルトも形無しとなる。この点が、この発
生の解決課題である。
は、それなりにメリットがあるものの、敷居に近接して
設置する棒部材に問題が生じている。この問題は、後記
する実施例の説明においても詳記するが、敷居に近接し
ている棒部材と敷居との間に若干の隙間があり、この隙
間に乗降する人、特に、婦人のハイヒール靴のヒール部
分が落ち込んで嵌まり込む点である。折角、ドア開口部
を塞ぐような形で残るシートベルトの問題が前記した棒
部材にシートベルトの端部をスライドさせて、シートベ
ルトを乗降の邪魔にならないよいうに動かせたとして
も、前記のように、棒部材と敷居の間に隙間があり、こ
の隙間に靴のヒール部分が引掛り、足を取られたり、靴
が脱げたり、ヒール部分が取れて靴が台無しになった
り、これらが原因で事故につながれば、乗員の身の安全
を守るシートベルトも形無しとなる。この点が、この発
生の解決課題である。
(課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために、この発明は、前記し
た棒部材と敷居との間に介在する隙間を無くし、乗降す
る際に該隙間の靴のヒール部分が引き掛けられたり、嵌
まり込まないようにして、前記のような問題が発生しな
いようにしたシートベルトの取付け装置を提供すること
を目的とするものである。
た棒部材と敷居との間に介在する隙間を無くし、乗降す
る際に該隙間の靴のヒール部分が引き掛けられたり、嵌
まり込まないようにして、前記のような問題が発生しな
いようにしたシートベルトの取付け装置を提供すること
を目的とするものである。
このような目的を達成するために、この発明は、自動
車のドア開口部に設置された敷居にそった内側に、シー
トベルト(26)の端部(25)をスライド自由に保持する
棒部材(21)の車体の長さ方向のそい取付けたシートベ
ルトの取付け装置において、該棒部材が靴などによる踏
み付けで上方から押圧されたとき、前記敷居方向へ傾い
て、前記敷居と前記棒部材とがより接近して、両者の間
隔が狭小なものとなるように、前記棒部材が取付けられ
ていることを解決課題の解決手段とする。
車のドア開口部に設置された敷居にそった内側に、シー
トベルト(26)の端部(25)をスライド自由に保持する
棒部材(21)の車体の長さ方向のそい取付けたシートベ
ルトの取付け装置において、該棒部材が靴などによる踏
み付けで上方から押圧されたとき、前記敷居方向へ傾い
て、前記敷居と前記棒部材とがより接近して、両者の間
隔が狭小なものとなるように、前記棒部材が取付けられ
ていることを解決課題の解決手段とする。
(発明の作用) 前記した手段の本発明においては、前記した間隙を狭
める前記棒部材の動きを補助するものとして、この発明
では、棒部材に水平方向に伸びる中央部が設けてあり、
この中央部の垂直断面形状を平らな傾斜面(28)(水平
面に対し約45°傾斜など)をもつ半円形または半月状と
し、この傾斜面に外力が作用すると、前記棒部材が前記
敷居により接近して、靴のヒール部分が落ち込むような
間隙がないようになる。
める前記棒部材の動きを補助するものとして、この発明
では、棒部材に水平方向に伸びる中央部が設けてあり、
この中央部の垂直断面形状を平らな傾斜面(28)(水平
面に対し約45°傾斜など)をもつ半円形または半月状と
し、この傾斜面に外力が作用すると、前記棒部材が前記
敷居により接近して、靴のヒール部分が落ち込むような
間隙がないようになる。
前記棒部材の各端部(22,23)は、弾性的に取付けら
れている。
れている。
前記の棒部材の少なくとも一端に、支持アーム(22,2
3)を有し、該支持アームは、前記敷居側に傾くことが
できるように、かつ、前記敷居側から車内方向へ倒れな
いような態様で前記敷居に取付けられる。
3)を有し、該支持アームは、前記敷居側に傾くことが
できるように、かつ、前記敷居側から車内方向へ倒れな
いような態様で前記敷居に取付けられる。
支持アームは、その端部にフランジ(30)を有するリ
ング部(29)を有し、ポルト(35)のシャンクが該リン
グ部の孔に挿通され、該リング部は、前記敷居との間に
台座(31)と弾性部材(33)とをかませて前記ボルトに
より固定され、該弾性部材が該支持アームの前記敷居側
へ傾く際に圧縮されて、このような動作を補助し、前記
フランジと前記台車との係合により、前記支持アーム
は、前記敷居側から車内方向へ倒れないような態様で前
記敷居に取付けられるている。
ング部(29)を有し、ポルト(35)のシャンクが該リン
グ部の孔に挿通され、該リング部は、前記敷居との間に
台座(31)と弾性部材(33)とをかませて前記ボルトに
より固定され、該弾性部材が該支持アームの前記敷居側
へ傾く際に圧縮されて、このような動作を補助し、前記
フランジと前記台車との係合により、前記支持アーム
は、前記敷居側から車内方向へ倒れないような態様で前
記敷居に取付けられるている。
前記棒部材(21)の中央部は、前記敷居と前記リング
部(29)との間に位置している。
部(29)との間に位置している。
前記敷居の車内側肩部に凸部(40)が形成され、該凸
部の下側に前記棒部材の中央部が位置する。
部の下側に前記棒部材の中央部が位置する。
(実施例) この発明の実施例を説明する前に、この発明が改良し
ようとする従来構造について説明する。
ようとする従来構造について説明する。
第1図から第3図に示すように、従来提案されていた
シートベルトのアンカー装置は、自動車の車体の長さ方
向にそって長い棒部材に取付けられている。
シートベルトのアンカー装置は、自動車の車体の長さ方
向にそって長い棒部材に取付けられている。
棒部材の前端は、曲げられていて、取付アーム2を形
成している。アーム2の自由端には、ボルト3を通す孔
が設けられていて、ボルト3は、この孔に通されて、ア
ームの端部をドアの敷居4に固定する。ボルト3は、棒
部材1の水平な部分よりも下位側にある。棒部材1の後
端は、同様に下方へ曲げられていて、支持アーム5を形
成し、この支持アームにもボルト6を通す孔が設けてあ
り、ボルト6は、この孔に通されて、該支持アームをド
アの敷居4に固定する。
成している。アーム2の自由端には、ボルト3を通す孔
が設けられていて、ボルト3は、この孔に通されて、ア
ームの端部をドアの敷居4に固定する。ボルト3は、棒
部材1の水平な部分よりも下位側にある。棒部材1の後
端は、同様に下方へ曲げられていて、支持アーム5を形
成し、この支持アームにもボルト6を通す孔が設けてあ
り、ボルト6は、この孔に通されて、該支持アームをド
アの敷居4に固定する。
シートベルト8の一端に形成されているループ7は、
水平方向に伸びる棒部材1に巻付けられている。シート
ベルト8は、ループ7を介して棒部材1にそい第1図実
線で示す位置から一点鎖線で示す位置へスライドする。
水平方向に伸びる棒部材1に巻付けられている。シート
ベルト8は、ループ7を介して棒部材1にそい第1図実
線で示す位置から一点鎖線で示す位置へスライドする。
棒部材1は、シートベルト8のスライド部材として作
用するもので、自動車の後席の前にあるドア開口部9の
敷居4部分に取付けられている。この棒部材は、好まし
くは、自動車の前席に近接して取付けられるが、説明を
簡単にするため、前席の図示は、省略してある。シート
ベルト着用の時は、シートベルトは、第1図実線の位置
にあるが、シートベルト不使用の時で、リトラクターリ
ール装置により巻取られているときは、シートベルト
は、第1図一点鎖線の位置にある。この位置において
は、シートベルトは、ドアの開閉ならびに後席への人の
乗り降りに何等の支障も来さない。
用するもので、自動車の後席の前にあるドア開口部9の
敷居4部分に取付けられている。この棒部材は、好まし
くは、自動車の前席に近接して取付けられるが、説明を
簡単にするため、前席の図示は、省略してある。シート
ベルト着用の時は、シートベルトは、第1図実線の位置
にあるが、シートベルト不使用の時で、リトラクターリ
ール装置により巻取られているときは、シートベルト
は、第1図一点鎖線の位置にある。この位置において
は、シートベルトは、ドアの開閉ならびに後席への人の
乗り降りに何等の支障も来さない。
第2図に明瞭に示すように、棒部材1の後部支持アー
ム5の端部11は、鳩目になっていて、これにボルト6の
シャンク12が通され、敷居4に設けられたボルト保持部
13のネジ孔に螺合する。前側の支持アーム2も同様な構
造になっている。
ム5の端部11は、鳩目になっていて、これにボルト6の
シャンク12が通され、敷居4に設けられたボルト保持部
13のネジ孔に螺合する。前側の支持アーム2も同様な構
造になっている。
第2図から明らかなように、棒部材1の水平部分は、
前記端部11から内側に傾斜した状態で車内側へ入りこん
でおり、したがって、敷居4から離れており、この棒部
材の水平部分に上方から応力が作用すると、棒部材は、
内側へと倒れる形となり、敷居方向へは接近せず、敷居
から離れるように動く。このため、棒部材の支持部材
2、5は、上方からの力を受ければ、曲がるような僅か
であるが弾性のある素材からなるもので、これにより、
棒部材と敷居との間は、離れるようになる。
前記端部11から内側に傾斜した状態で車内側へ入りこん
でおり、したがって、敷居4から離れており、この棒部
材の水平部分に上方から応力が作用すると、棒部材は、
内側へと倒れる形となり、敷居方向へは接近せず、敷居
から離れるように動く。このため、棒部材の支持部材
2、5は、上方からの力を受ければ、曲がるような僅か
であるが弾性のある素材からなるもので、これにより、
棒部材と敷居との間は、離れるようになる。
第3図に示すように、自動車の乗降の際などに、婦人
靴のヒール部分14が棒部材1に引掛かると、棒部材1は
ドアの敷居4から車内方向ヘ倒れ気味になり、両者の間
に隙間ができて、これにヒール部分が嵌まりこみ、靴が
取れなくなって、靴が脱げたり、ヒールが靴本体から外
れたりして、思わぬ事故に結びつくおそれがある。
靴のヒール部分14が棒部材1に引掛かると、棒部材1は
ドアの敷居4から車内方向ヘ倒れ気味になり、両者の間
に隙間ができて、これにヒール部分が嵌まりこみ、靴が
取れなくなって、靴が脱げたり、ヒールが靴本体から外
れたりして、思わぬ事故に結びつくおそれがある。
前記した構造は、この発明に対する従来構造であっ
て、この発明は、該従来構造を改良したものである。
て、この発明は、該従来構造を改良したものである。
つぎに、この発明の実施例を第4図から第6図により
説明する。
説明する。
図示の実施例において、棒部材21は、水平方向にのび
る中央部と、該中央部からくの字状に曲がる前端支持ア
ーム22と、該中央部から鍵状に曲がる後端支持アーム23
とを有し、これら支持アーム22、23は、自動車の車体の
ドア開口部に設けられている敷居24にボルト止めされて
いる。このボルト止めの構造は、第5図の断面図に図示
されている。
る中央部と、該中央部からくの字状に曲がる前端支持ア
ーム22と、該中央部から鍵状に曲がる後端支持アーム23
とを有し、これら支持アーム22、23は、自動車の車体の
ドア開口部に設けられている敷居24にボルト止めされて
いる。このボルト止めの構造は、第5図の断面図に図示
されている。
第4図に示すように、棒部材21には、シートベルト26
の端部のループ25が掛けてあり、シートベルト26は、第
1図で説明した従来構造と同様に棒部材21の中央部にそ
ってスライドする。棒部材21の設置位置は、前記した従
来構造と同様に、自動車のドア開口部27に臨む敷居24の
内側である。
の端部のループ25が掛けてあり、シートベルト26は、第
1図で説明した従来構造と同様に棒部材21の中央部にそ
ってスライドする。棒部材21の設置位置は、前記した従
来構造と同様に、自動車のドア開口部27に臨む敷居24の
内側である。
第5図に示すように、棒部材21の中央部は、断面が円
形でなく、半円または半月状の垂直断面形状を有し、車
室内側に面する実質的に平らな面28が約45°水平軸に対
し傾斜し、その傾斜の向きは、敷居24側になっている。
形でなく、半円または半月状の垂直断面形状を有し、車
室内側に面する実質的に平らな面28が約45°水平軸に対
し傾斜し、その傾斜の向きは、敷居24側になっている。
棒部材21の後端支持アーム23の端部には、ボルトを通
す鳩目状のリング部29が設けてあり、リング部には、フ
ランジまたはリップ30が一体に形成してある。
す鳩目状のリング部29が設けてあり、リング部には、フ
ランジまたはリップ30が一体に形成してある。
リング部29の内側には、円形突起またはボス32を有す
る円形台座31が位置し、この台座のボス32の縁にリング
部29のリンプ30が係合し、リング部29と台座のボス32と
の間にゴム製などのワッシャ33が挟持されている。
る円形台座31が位置し、この台座のボス32の縁にリング
部29のリンプ30が係合し、リング部29と台座のボス32と
の間にゴム製などのワッシャ33が挟持されている。
リング部29と台座31には、ボルト34が挿通され、ボル
トのシャンク36が敷居24の壁に取付けた保持部37に螺合
して、後端アーム23が敷居24に固定されており、、リン
グ部29と台座31に通されるボルト34の部分には、スペー
サ35が位置し、後端アーム23は、台座31の存在によっ
て、敷居24から台座の高さ分だけ離れた状態で固定され
る。
トのシャンク36が敷居24の壁に取付けた保持部37に螺合
して、後端アーム23が敷居24に固定されており、、リン
グ部29と台座31に通されるボルト34の部分には、スペー
サ35が位置し、後端アーム23は、台座31の存在によっ
て、敷居24から台座の高さ分だけ離れた状態で固定され
る。
棒部材21の中央部が車室内方向へ動こうとすると、リ
ング部29は、ボルト34を軸としてピポット回転するよう
になるが、リップ30が題材31のボスに係合し、さらに、
リング部29がボルトの頭に係合するため、棒部材21の中
央部は、敷居24から離れて動くことができず、敷居24と
棒部材21の中央部との間は、非常に近接した状態が保持
され、また、棒部材21の中央部が第5図に示す矢印38の
方向に向け動くような場合は、ワッシャ33が潰されて棒
部材21は、敷居側へより接近する(矢印38の方向)。
ング部29は、ボルト34を軸としてピポット回転するよう
になるが、リップ30が題材31のボスに係合し、さらに、
リング部29がボルトの頭に係合するため、棒部材21の中
央部は、敷居24から離れて動くことができず、敷居24と
棒部材21の中央部との間は、非常に近接した状態が保持
され、また、棒部材21の中央部が第5図に示す矢印38の
方向に向け動くような場合は、ワッシャ33が潰されて棒
部材21は、敷居側へより接近する(矢印38の方向)。
さらに、棒部材21の中央部は、傾斜面28を有している
から、この傾斜面が乗降する人の靴などに踏まれて下方
へ押されると、矢印38の方向へ前記中央部を押す力が作
用し、該中央部は、敷居にすれすれに接近する。
から、この傾斜面が乗降する人の靴などに踏まれて下方
へ押されると、矢印38の方向へ前記中央部を押す力が作
用し、該中央部は、敷居にすれすれに接近する。
このように、シートベルトの端部を保持する棒部材の
中央部は、敷居に接近して位置し、両者の間には、極く
僅かな隙間しかあかず、したがって、婦人靴(ハイヒー
ルなど)のヒール部分が自動車の乗降の際、棒部材の中
央部と敷居の間に落ち込んで嵌まり込むおそれがない。
中央部は、敷居に接近して位置し、両者の間には、極く
僅かな隙間しかあかず、したがって、婦人靴(ハイヒー
ルなど)のヒール部分が自動車の乗降の際、棒部材の中
央部と敷居の間に落ち込んで嵌まり込むおそれがない。
第6図は、他の実施例を示すもので、この実施例の構
造においては、ドアの敷居24の車室側肩部に棒部材21の
中央部に向け張り出ている凸部40が該敷居の長さ方向に
そって形成してある点を除けば、前記実施例と同様な構
造であって、該凸部の脇下に棒部材21の中央部が入り込
む形で位置して、敷居と棒部材との間に靴のヒール部分
が落ち込む隙間を無くし、ヒール部分の嵌まり込みを防
ぐようになっている。
造においては、ドアの敷居24の車室側肩部に棒部材21の
中央部に向け張り出ている凸部40が該敷居の長さ方向に
そって形成してある点を除けば、前記実施例と同様な構
造であって、該凸部の脇下に棒部材21の中央部が入り込
む形で位置して、敷居と棒部材との間に靴のヒール部分
が落ち込む隙間を無くし、ヒール部分の嵌まり込みを防
ぐようになっている。
前記の実施例の構造以外にも、この発明の実施に適し
た構造が考えられるもので、例えば、棒部材に後端支持
アームを敷居にぴったり接近させて、動かないように固
着し、該棒部材に下方向への力が作用したとき、前端ア
ームのみを敷居方向へ動けるようにし、敷居と棒部材と
の間に靴のヒール部分が落ち込む隙間を無くすこともで
きる。
た構造が考えられるもので、例えば、棒部材に後端支持
アームを敷居にぴったり接近させて、動かないように固
着し、該棒部材に下方向への力が作用したとき、前端ア
ームのみを敷居方向へ動けるようにし、敷居と棒部材と
の間に靴のヒール部分が落ち込む隙間を無くすこともで
きる。
また、敷居に棒部材を取付けるには、少なくとも前端
アームのみが敷居方向へ動けるようになる取付けであれ
ば、どのような取付手段でもよい。
アームのみが敷居方向へ動けるようになる取付けであれ
ば、どのような取付手段でもよい。
また、前記した弾性のゴム製ワッシャ33は、ゴム以外
の素材でもよく、また、コイルスプリングでもよい。該
ワシャの取付位置は、前記ボルトの頭とリング部29の間
でもよく、この場合には、リング部29の上部に前記ボル
トの頭に係合する凸部またはフランジ(リップ)を設け
る。
の素材でもよく、また、コイルスプリングでもよい。該
ワシャの取付位置は、前記ボルトの頭とリング部29の間
でもよく、この場合には、リング部29の上部に前記ボル
トの頭に係合する凸部またはフランジ(リップ)を設け
る。
さらに、棒部材を敷居から若干離して取付けるための
台座31(スペーサ)の取付けは、敷居の内壁(車室側の
壁)が車外側へ傾斜していれば、不要であって、この場
合には、棒部材を敷居の内壁に直付けし、棒部材の中央
部を敷居側にやや倒し、その中心軸が敷居側に寄ってい
ればよい。
台座31(スペーサ)の取付けは、敷居の内壁(車室側の
壁)が車外側へ傾斜していれば、不要であって、この場
合には、棒部材を敷居の内壁に直付けし、棒部材の中央
部を敷居側にやや倒し、その中心軸が敷居側に寄ってい
ればよい。
棒部材の取付けは、棒部材を逆さにした状態で取付け
ることもできるが、この場合には、棒部材の強度をより
強いものにする必要がある。また、棒部材は、敷居以外
の、例えば、車体の床に取付けることもできる。
ることもできるが、この場合には、棒部材の強度をより
強いものにする必要がある。また、棒部材は、敷居以外
の、例えば、車体の床に取付けることもできる。
(発明の効果) この発明によれば、シートベルトの取付け部分である
棒部材と、該棒部材の取付け部である敷居との間のい隙
間がほとんどなくなり、該隙間に靴のヒール部分が落ち
込む事故を防ぐことができる。
棒部材と、該棒部材の取付け部である敷居との間のい隙
間がほとんどなくなり、該隙間に靴のヒール部分が落ち
込む事故を防ぐことができる。
第1図は、従来構造のシートベルト取付け装置を示す説
明図、 第2図は、従来構造の要部説明図、 第3図は、従来構造において、靴のヒール部が落ち込む
態様の説明図、 第4図は、この発明の一実施例を示す斜視図、 第5図は、該実施例における要部説明図、 第6図は、他の実施例を示す要部説明図である。 21……棒部材 22、23……支持アーム 24……敷居 26……シートベルト 27……ドア開口部
明図、 第2図は、従来構造の要部説明図、 第3図は、従来構造において、靴のヒール部が落ち込む
態様の説明図、 第4図は、この発明の一実施例を示す斜視図、 第5図は、該実施例における要部説明図、 第6図は、他の実施例を示す要部説明図である。 21……棒部材 22、23……支持アーム 24……敷居 26……シートベルト 27……ドア開口部
Claims (10)
- 【請求項1】自動車のドア開口部に設置された敷居にそ
った内側に、シートベルト(26)の端部(25)をスライ
ド自由に保持する棒部材(21)を車体の長さ方向にそい
取付けたシートベルトの取付け装置において、該棒部材
が靴などによる踏み付けで上方から押圧されたとき、前
記敷居方向へ傾いて、前記敷居と前記棒部材とがより接
近して、両者の間隔が狭小なものとなるように、前記棒
部材が取付けられていることを特徴とするシートベルト
の取付け装置。 - 【請求項2】前記棒部材に水平方向に伸びる中央部が設
けてあり、この中央部の垂直断面形状を平らな傾斜面
(28)をもつ半円形または半月状とし、この傾斜面に外
力が作用すると、前記棒部材が前記敷居により接近し
て、靴のヒール部分が落ち込むような間隙がないように
なる特許請求の範囲第1項記載のシートベルトの取付け
装置。 - 【請求項3】前記棒部材の中央部の垂直断面形状を平ら
な傾斜面(28)は、水平面に対し約45°傾斜している特
許請求の範囲第2項記載のシートベルトの取付け装置。 - 【請求項4】前記棒部材の各端部(22,23)は、弾性的
に取付けられている特許請求の範囲第1項記載のシート
ベルトの取付け装置。 - 【請求項5】前記の棒部材の少なくとも一端に、支持ア
ーム(22,23)を有し、該支持アームは、前記敷居側に
傾くことができるように、かつ、前記敷居側から車内方
向へ倒れないような態様で前記敷居に取付けられている
特許請求の範囲第4項記載のシートベルトの取付け装
置。 - 【請求項6】前記支持アームは、その端部にフランジ
(30)を有するリング部(29)を有し、ボルト(35)の
シャンクが該リング部の孔に挿通され、該リング部は、
前記敷居との間に台座(31)と弾性部材(33)とをかま
せて前記ボルトにより固定され、該弾性部材が該支持ア
ームの前記敷居側へ傾く際に圧縮されて、このような動
作を補助し、前記フランジと前記台座との係合により、
前記支持アームは、前記敷居側から車内方向へ倒れない
ような態様で前記敷居に取付けられるている特許請求の
範囲第5項記載のシートベルトの取付け装置。 - 【請求項7】前記棒部材(21)の中央部は、前記敷居と
前記リング部(29)との間に位置し、フランジ(30)を
有している特許請求の範囲第6項記載のシートベルトの
取付け装置。 - 【請求項8】前記棒部材の各端に実質的に同じ支持アー
ム(22,23)を有する特許請求の範囲第5項記載のシー
トベルトの取付け装置。 - 【請求項9】前記棒部材(21)の中央部は、前記敷居と
前記リング部(29)との間に位置している特許請求の範
囲第1項記載のシートベルトの取付け装置。 - 【請求項10】前記敷居の車内側肩部に凸部(40)が形
成され、該凸部の下側に前記棒部材の中央部が位置し
て、該部材と前記敷居との間の僅かな隙間を覆う構造の
特許請求の範囲第1項記載のシートベルトの取付け装
置。
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SE87019220 | 1987-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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KR101230833B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-02-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 시트벨트의 차체 결합장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE20176E (en) * | 1927-01-08 | 1936-11-17 | Automobile body and mounting | |
DE1150896B (de) * | 1961-05-13 | 1963-06-27 | Max Birngrube K G | Befestigung fuer die Haltemittel der Gurtenden von Sicherheitsgurten im Boden eines Kraftfahrzeugs |
SE416619B (sv) * | 1977-08-23 | 1981-01-26 | Autoliv Ab | Anordning vid framsetesmonterade fordonssekerhetsbelten av trepunktstyp |
GB2077573A (en) * | 1980-06-10 | 1981-12-23 | Kangol Magnet Ltd | Vehicle seat belt connection device |
SE424812B (sv) * | 1980-06-18 | 1982-08-16 | Stil Ind Ab | Anordning vid sekerhetsbelten for fordon |
US4394050A (en) * | 1981-03-11 | 1983-07-19 | Delorean Research Limited Partnership | Apparatus for securing an article to a plastic frame-like structure |
JPS5869582A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-25 | 日産自動車株式会社 | シ−トベルト装置 |
-
1987
- 1987-05-08 SE SE8701922A patent/SE456983B/sv not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-04-25 DE DE8888106596T patent/DE3860978D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-04-25 EP EP88106596A patent/EP0289902B1/en not_active Expired
- 1988-04-25 ES ES88106596T patent/ES2018862B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-02 JP JP63109865A patent/JP2594814B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-06 US US07/191,032 patent/US4915414A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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ES2018862B3 (es) | 1991-05-16 |
SE8701922D0 (sv) | 1987-05-08 |
DE3860978D1 (de) | 1990-12-13 |
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EP0289902A1 (en) | 1988-11-09 |
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