JP3695403B2 - 車両用シートベルト装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばフロントドアの前部がヒンジを介して、また、リヤドアの後部がヒンジを介してそれぞれ車体に開閉可能に支持されたフリースタイル構造のドアを備えたような車両用シートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平8−142680号公報に記載のようなフリースタイルドアいわゆる観音開きドアが知られている。この従来構造は後部開口部の中間部に車体の上下方向に延びるロックピラーを備え、この後部開口部を観音開き構造の左側ドアと右側ドアとで開閉するものである。
【0003】
この構造は、車両の側部の乗員の乗降口を開閉するフロントドアとリヤドアとの観音開き構造に適用することができる。
そこで、上記構造を車両の乗降口を開閉する観音開きドアに適用した場合、乗降口の中間部に車体の上下方向に延びるセンタピラーが存在すると、車体剛性が確保できる利点がある反面、充分な開放感が得られないので、開放感を確保するためにはセンタピラーレスの構造にすることが考えられる。
【0004】
このように観音開き構造のドアで、かつセンタピラーレスの車両を構成した場合、フロントシートに着座する前席乗員用のシートベルトを、リヤドアから車室内へ延びるように、前席乗員を拘束するシートベルトのリトラクタをリヤドア内部に設けると、リヤドアの開放時にシートベルトの延出部がリヤドア前部と車体側のドア開口部の下部との間に張架されるので、後席乗員の乗降時にシートベルトが邪魔になる問題点があった。
【0005】
このような問題点を解決するためには、上述のシートベルトなかんずくラップベルトのアンカを車両の前後方向にスライドさせるレール部材を設けて、このレール部材をフロントシートの車外側の側方近傍におけるフロアと、その後方部との間に取付けると、リヤドアの開放時に上記アンカがレール部材に沿って後方へ移動するので、シートベルトが後席乗員の乗降時に邪魔になるのを防止することができる。
【0006】
ところで、エアバック展開の可否を設定する目的でフロントシートに加わる重量を検出する要請があり、フロントシートとフロアとの間に、このような重量検出手段を設けた場合、上述のレール部材がフロアに取付けられていると、フロントシートに着座した乗員がシートベルトを装着した時、上述のアンカおよびラップベルトにはシートベルトの張力が作用し、フロントシートには乗員の体重に加えてシートベルトの張力がフロア方向に作用するので、重量検出手段が誤検知を行なう可能性があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、シートベルトのアンカを前後方向にスライドさせるレール部材の前端を、重量検出手段より上方のシートに取付けることで、シートベルト張力に影響されない乗員検知を行なうことができ、正確な重量検出ができると共に、シートベルトが後席乗員の乗降を阻害しない車両用シートベルト装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明による車両用のシートベルト装置は、前席乗員を拘束するシートベルトのリトラクタがリヤドア内部に設けられ、シートベルトのアンカが前席シートの側方近傍に位置する車両用シートベルト装置であって、上記シートベルトのアンカを前後方向にスライドさせるレール部材を設け、前席シートとフロアとの間には前席シートに加わる重量を検出する重量検出手段を設け、シートベルトのタングと係合するバックル手段が重量検出手段より上方のシート側に設けられ、上記レール部材の前端が重量検出手段より上方のシート側に取付けられ、上記レール部材の後端が、前席後方で後席近傍部位に取付けられ、上記シートベルトのアンカがレール部材に対して、シートベルト使用時のシート側方位置からシートベルト非使用時の後席近傍位置までの間をスライド可能に支持されたものである。
【0009】
上記構成によれば、リヤドア内部のリトラクタから巻取り可能に繰出されるシートベルトのタングをバックル手段に係合すると、前席乗員を3点式シートベルト構造により拘束することができ、またシートベルトを取外した後に、リヤドアを開放すると、シートベルトのアンカはレール部材に沿って後方へ移動するので、シートベルトが後席乗員の乗降を何等阻害しない。
【0010】
しかも、上述のレール部材の前端を重量検出手段より上方のシートに取付けたので、シートベルトの装着時において、該シートベルト張力に影響されない乗員検知を行なうことができ、重量検出手段による正確な重量検出を確保することができる。
【0011】
この発明の一実施態様においては、上記重量検出手段は、乗員の荷重を検出する荷重検出部と、上記荷重検出部を支持するベース部材と、上記荷重検出部に前席シート上に加わる荷重を伝達する荷重伝達部材とを備え、上記レール部材の前側取付部が上記荷重伝達部材に取付けられたものである。
【0012】
上記構成によれば、重量検出手段の荷重伝達部材を有効利用して、レール部材を取付けるので、レール部材取付け用に別途部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
【0013】
この発明の一実施態様においては、上記重量検出手段の後部が前席シートのシートクッション後端部まで設けられ、上記レール部材の前側取付部が荷重伝達部材後端から後方に延びる延長部に取付けられ、上記レール部材は前側取付部と、アンカを摺動案内するスライド部との間において、前側取付部から一旦前方下方に延びると共に、上方かつ後方に湾曲し、車幅方向においてスライド部前端に近づく程、車外側にオフセットされた湾曲部を有するものである。
【0014】
上記構成によれば、レール部材の構造をスライド部前端に近づく程、車外側にオフセットされる湾曲部を有する構造と成したので、前席シートに設けられるリクライニング機構等の他の部品への干渉を避けながら、アンカポイントを確保することができる。
【0015】
この発明の一実施態様においては、上記シートベルトのアンカはスライド方向で所定の前後幅を有してレール部材のスライド部に取付けられる一方、該レール部材の上方に湾曲する湾曲部の曲率は上記アンカが入り込まない程度の小曲率に設定されたものである。
【0016】
上記構成によれば、湾曲部の上述の曲率の設定により、アンカが上方に湾曲する湾曲部に入り込むのを防止でき、これにより、シートベルト装着時にアンカポイントが後方に移動することを防止できる。
【0017】
この発明の一実施態様においては、上記アンカの前後幅は上方に湾曲する湾曲部に侵入しない所定幅に設定されたものである。
上記構成によれば、アンカの前後幅それ自体により該アンカが湾曲部に侵入するのを防止することができる。
【0018】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用シートベルト装置を示すが、まず図1〜図4を参照して車体構造およびドア構造について説明する。
【0019】
図1、図3に示すように車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられてフリースタイル構造いわゆる観音開き構造のサイドドアが構成されている。
【0020】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドアパネル6,7とドアサッシュ8,9とウインドガラス10,11とを備え、上述の各ドアパネル6,7の内部(詳しくはドアインナパネルとドアアウタパネルとの間)には車両の前後方向に延びるサイドインパクトバー(図示せず)が設けられている。
【0021】
さらに、フロントドア2には、車外から該フロントドア2の開閉操作を行うドアアウタハンドル(図示せず)と、車両後方を視認するドアミラー12が設けられている。
【0022】
この実施例の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開放が許容されるように構成している。
【0023】
上述のサイドドアの車室内方側にはドア開口(車両の側部開口)としての前席用の乗降口13aと後席用の乗降口13bとが形成され、前席用の乗降口13aはフロントドア2で開閉され、後席用の乗降口13bはリヤドア3で開閉されると共に、これらの乗降口13a,13bは両ドア2,3によって開閉自在に覆われる連続した1つの開口13で形成され、いわゆるセンターピラーレスの車体が構成されている。
【0024】
図1に示すように、上述のリヤドア3の前部の上下にはボディ側とストライカとの間で該リヤドア3をロックするロック部14,15が設けられ、リヤドア3の前端部中間にはフロントドア2のストライカ16をロックするロック部17が設けられている。
【0025】
一方、図2、図3に示すようにフロアパネル18にはシートブラケット19,19およびシートスライド装置20を介してフロントシート21(つまり前席シート)が取付けられている。
このフロントシート21はシートクッション22と、シートバック23と、ヘッドレスト24とを備え、フロントシート21におけるシートクッション22のトンネル部18a側にはバックル25が設けられ、このバックル25はストーク26を介してシートクッション22側のシートクッションブラケットに固定されている。
【0026】
上述のフロアパネル18の後部にはキックアップ部27が一体または一体的に形成され、このキックアップ部27のトップデッキ面(上面)にはリヤシート28のシートクッション29が取付けられている。つまり図3に示すように、車両1の車室30内には前後に複数列のシート21,28が配置されている。
【0027】
図2は上述のフロントシート21と、閉成されたリヤドア3とを示す部分正面図、図4はリヤドア3を開成した状態で示す部分正面図であって、フロントシート21に着座した前席乗員を拘束するシートベルト31を設けている。
【0028】
このシートベルト31はリヤドア3におけるセンタピラーと同等の剛性を有するドア前部構造体3aの内部に配設されたリトラクタ32で巻取られるように構成している。
【0029】
上述のリヤドア3の車室側の下側の過半部にはアームレスト33を有するドアトリム34が一体的に設けられる一方、ドア前部構造体3aの車室側の上部にはフロントシート21のヘッドレスト24位置と略対応するようにショルダアンカ35が取付けられている。
【0030】
そして、上述のリトラクタ32から繰出されたシートベルト31はドアトリム34の上端部からドア前部構造体3aの車室内へ導出された後に、ショルダアンカ35でその中間部が支持されて車室30側に延びるように構成されている。
【0031】
このシートベルト31の延出中間部にはタング部材36が移動可能に設けられると共に、該シートベルト31の延出端部つまりシートベルト下端部は図3に示すようにドア開口13の口縁下部に前後方向へ摺動可能に連結されている。
以下、上述のシートベルト31下端部の前後方向摺動構造について詳述する。
【0032】
図2、図3に示すようにフロアパネル18の左右両サイド(但し、図面では一方のみを示す)にはサイドシルインナ37とサイドシルアウタ38とを有して車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面39をもった車体剛性部材としてのサイドシル40が配設され、このサイドシル40の上端部の高さ位置にほぼ沿うように金属パイプ製のレール部材41がボルト42,43等の取付け部材を用いて固定されている。
【0033】
図5、図6、図7はレール部材41の前側の構成およびその取付け構造を示し、図8はレール部材41の後側の構成およびその取付け構造を示すものである。
図5、図6、図7において上述のレール部材41は金属パイプを偏平に加工した前側取付部41aと、シートベルト31のアンカ44(いわゆるスライダ)を車両の前後方向に摺動案内するスライド部41bとを有すると共に、この前側取付部41aとスライド部41bとの間において、図5に示す如く、前側取付部41aから一旦前方下方に延びると共に、この前方下方端41cから上方かつ後方に向けて湾曲し、車幅方向においてスライド部41bの前端41dに近づく程、図6に示すように車外側(サイドシル40側)にオフセットされた湾曲部41eを有するものである。
【0034】
ここで、上述のシートベルト31(詳しくはラップベルト、図2参照)のアンカ44はスライド方向(つまり前後方向)で所定の前後幅を有して上述のレール部材41のスライド部41bに摺動可能に取付けられている。
【0035】
また上述のレール部材41における前方下方端41cの上方に湾曲する湾曲部分の曲率は上方のアンカ44が入り込まない程度の小曲率に設定されている。
さらに上述のアンカ44の前後幅は前方下方端41cの上方に湾曲する湾曲部分に侵入しない程度の所定前後幅に設定することが望ましい。
【0036】
そして上述のレール部材41の前側取付部41aは、重量検出手段45を構成する荷重伝達部材46の後方に延びる延長部46aに上述のボルト42にて取付けられている。
【0037】
図3、図8に示すように上述のレール部材41の後部は、そのスライド部41bに対して、車体内方側で、かつ下方にオフセットする屈曲部41fと、この屈曲部41fに一体形成された偏平な後側取付部41gとを有し、この後側取付部41gを上述のボルト43を用いてキックアップ部27後方のトップデッキ面27aに取付け、この取付け部分が平面視においてリヤシート28のシートクッション29で隠れるように構成されている。
【0038】
ところで、フロントシート21のシートスライド装置20とフロアパネル18上のシートブラケット19との間には、図2、図3に示すようにフロントシート21に加わる重量を検出する重量検出手段45が設けられている。
【0039】
ここで、上述のシートスライド装置20は図7に示すようにロアレール47とアッパレール48と、これら上下のレール48,47間に介設された複数のボール49…とを有する装置20が、ドライバーズシート下部に2本、パッセンジャーズシート下部に2本それぞれ設けられており、上述の重量検出手段45はこのようなシートスライド装置20に対応して合計4組設けられている。
【0040】
図9は1つの重量検出手段45の要部の分解斜視図であって、この重量検出手段45は、断面凹状のアーム50と荷重センサ51とを有して乗員の荷重を検出する荷重検出部52と、この荷重検出部52を支持する断面凹状のベース部材53と、上述の荷重検出部52にフロントシート21上に加わる荷重を伝達する荷重伝達部材46とを備えている。
【0041】
上述のベース部材53はシートスライド装置20のロアレール47の前後方向の長さと略同等の長さを有して車両の前後方向に延び、図3に示すようにシートブラケット19,19を介してフロアパネル18に固定されている。
【0042】
また上述の荷重検出部52および荷重伝達部材46は1本のベース部材53に対して、その前後に合計2組設けられている。
図9は重量検出手段45の後部の分解斜視図であって、上述のアーム50および荷重伝達部材46はボルト54,55、ナット56,57を用いてベース部材53の内側に取付けられる。
【0043】
さらに上述の荷重伝達部材46は図6に示すボルト58,58を用いてシートスライド装置20のロアレール47にボルトアップされ、この重量検出手段45は図6にも示すように、その後部がフロントシート21の後端部まで設けられている。
【0044】
而して、上述の荷重伝達部材46に荷重が付勢されると、アーム50は最大約5度の範囲でわずかに回動して、該アーム50の作用部50a,50aは荷重センサ51に荷重を伝え、この荷重センサ51は作用部50aの機械的なひずみを電気信号として取出して、乗員の重量を検出するように構成している。
【0045】
なお、重量検出手段45の詳細構造は特開2000−258233号公報に記載の内容と同一である。
上述の荷重伝達部材46にはその後端から後方に延びる前高後低状にスラントした略円筒形状の延長部46aを一体形成し、この延長部46aに前述のレール部材41における前側取付部41aを図5、図6、図7に示す如くボルト42にて取付けることにより、レール部材41の前端(前側取付部41a参照)を重量検出手段45より上方のシート21に取付けたものである。
【0046】
なお、図2において、60は合成樹脂等により形成されるスカーフプレート、61はルーフパネル、62はルーフレール、63はルーフサイドレールアウタ、64はルーフサイドレールインナであり、図7において65,66はシートブラケット19をフロアパネル18に固定するためのボルト、ナットである。
【0047】
また、図面においては車両の左側の構造についてのみ説明したが、車両の右側の構造は左側のそれと左右対称に構成されている。
このように構成した車両用シートベルト装置の作用について以下に説明する。
【0048】
図1に点線で、また図3に仮想線αで示すように、リヤドア3を閉成した時には、シートベルト31、ショルダアンカ35、タング部材36はフロントシート21のシートバック23やヘッドレスト24と対向する位置となり、シートベルト31の装着時に該シートベルト31が前席乗員によって引張られるので、アンカ44(可動アンカ、いわゆるスライダ)に固定されたシートベルト下端部は、レール部材41のスライド部41bに沿ってフロントシート21に可及的近接する前方位置に移動する。
【0049】
このため、タング部材36先端の係止金具を図2に示すように、バックル25に係入させると、3点式シートベルト構造によりフロントシート21に着座した前席乗員を拘束することができる。
【0050】
このシートベルト31による前席乗員の拘束時には、レール部材41の前端を重量検出手段45より上方のシート21に取付けているので、該重量検出手段45にはシートベルト31の張力が影響しない。このため、該重量検出手段45にて正確な乗員検知を行なうことができる。
【0051】
一方、前席乗員がシートベルト31を外し、フロントドア2の開放後に、リヤドア3を開放すると、このリヤドア3の開成力によってシートベルト31が車両後方に引張られるので、アンカ44に固定されたシートベルト下端部は、図3に実線で示すようにレール部材41のスライド部41bに沿って後方へ移動し、後席乗員の降車時において、その足元スペースを阻害しない状態となる。この点に関しては乗車時に際しても同様であり、シートベルト31が後席乗員の乗降を阻害しないこととなる。
【0052】
このように図1〜図9で示した実施例の車両用のシートベルト装置は、前席乗員を拘束するシートベルト31のリトラクタ32がリヤドア3内部に設けられ、シートベルト31のアンカ44がフロントシート21の側方近傍に位置する車両用シートベルト装置であって、上記シートベルト31のアンカ44を前後方向にスライドさせるレール部材41を設け、フロントシート21とフロアパネル18との間にはフロントシート21に加わる重量を検出する重量検出手段45を設け、シートベルト31のタング部材36と係合するバックル25が重量検出手段45より上方のシート21に設けられ、上記レール部材41の前端が重量検出手段45より上方のシート21に取付けられ、上記レール部材41の後端が、前席(フロントシート21)後方で後席(リヤシート28)近傍部位に取付けられ、上記シートベルト31のアンカ44がレール部材41に対して、シートベルト使用時のシート(フロントシート21)側方位置からシートベルト非使用時の後席近傍位置までの間をスライド可能に支持されたものである。
【0053】
この構成によれば、リヤドア3内部のリトラクタ32から巻取り可能に繰出されるシートベルト31のタング部材36をバックル25に係合すると、前席乗員を3点式シートベルト構造(図2参照)により拘束することができ、またシートベルト31を取外した後に、リヤドア3を開放すると、シートベルト31(いわゆるラップベルト)のアンカ44はレール部材41に沿って後方へ移動するので、シートベルト31が後席乗員の乗降を何等阻害しない。
【0054】
しかも、上述のレール部材41の前端を重量検出手段45より上方のシート21に取付けたので、シートベルト31の装着時において、該シートベルト張力に影響されない乗員検知を行なうことができ、重量検出手段45による正確な重量検出を確保することができる。
【0055】
また、上記重量検出手段45は、乗員の荷重を検出する荷重検出部52と、上記荷重検出部52を支持するベース部材53と、上記荷重検出部52にフロントシート21上に加わる荷重を伝達する荷重伝達部材46とを備え、上記レール部材41の前側取付部41aが上記荷重伝達部材46に取付けられたものである。
【0056】
この構成によれば、重量検出手段45の荷重伝達部材46を有効利用して、レール部材41を取付けるので、レール部材取付け用に別途部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
【0057】
さらに、図5、図6で示したように、上記重量検出手段45の後部がフロントシート21のシートクッション22の後端部まで設けられ、上記レール部材41の前側取付部41aが荷重伝達部材46の後端から後方に延びる延長部46aに取付けられ、上記レール部材41は前側取付部41aと、アンカ44を摺動案内するスライド部41bとの間において、前側取付部41aから一旦前方下方に延びると共に、上方かつ後方に湾曲し、車幅方向においてスライド部41bの前端41dに近づく程、車外側にオフセットされた湾曲部41eを有するものである。
【0058】
この構成によれば、レール部材41の構造をスライド部41bの前端(41d)に近づく程、車外側にオフセットされる湾曲部41eを有する構造と成したので、フロントシート21に設けられるリクライニング機構等の他の部品への干渉を避けながら、アンカポイントを確保することができる。なお、この実施例では図5にAPで示すポイントが実質上のアンカポイントとなる。
【0059】
しかも、上記シートベルト31のアンカ44はスライド方向で所定の前後幅を有してレール部材41のスライド部41bに取付けられる一方、該レール部材41の上方に湾曲する湾曲部の曲率(前方下方端41c部分の曲率参照)は上記アンカ44が入り込まない程度の小曲率に設定されたものである。
【0060】
この構成によれば、湾曲部の上述の曲率の設定により、アンカ44が上方に湾曲する湾曲部に入り込むのを防止でき、これにより、シートベルト31の装着時にアンカポイントが後方に移動することを防止できる。
【0061】
さらに、上記アンカ44の前後幅は上方に湾曲する湾曲部(前方下方端41c部分参照)に侵入しない所定幅に設定されたものである。
この構成によれば、アンカ44の前後幅それ自体により該アンカ44が湾曲部41eに侵入するのを防止することができる。
【0062】
図10は車両用シートベルト装置の他の実施例を示し、図2の実施例ではバックル25をストーク26を介してシートクッション22側に固定したが、図10に示すこの実施例ではバックル25をバックルブラケット67を介してフロアパネル18に固定したものである。
【0063】
このように構成しても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図10において図2と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0064】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の前席シートは、実施例のフロントシート21に対応し、
以下同様に、
後席は、リヤシート28に対応し、
フロアは、フロアパネル18に対応し、
バックル手段は、バックル25に対応し、
タングは、タング部材36に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0065】
例えば、レール部材41の後側取付け位置は、キックアップ部27後方のトップデッキ面に代えて、サイドシルインナ37の対応部分に設定してもよい。
【0066】
【発明の効果】
この発明によれば、シートベルトのアンカを前後方向にスライドさせるレール部材の前端を、重量検出手段より上方のシートに取付けたので、シートベルト張力に影響されない乗員検知を行なうことができ、正確な重量検出ができると共に、シートベルトが後席乗員の乗降を阻害しない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシートベルト装置を備えた車両の側面図。
【図2】 ドア閉時における要部の正面図。
【図3】 リヤドア開放時のシートベルトの移動を示す説明図。
【図4】 リヤドア開放時の要部の正面図。
【図5】 図3の要部拡大図。
【図6】 図5の平面図。
【図7】 図5の背面図。
【図8】 レール部材の後側取付構造を示す平面図。
【図9】 重量検出手段の要部の分解斜視図。
【図10】 車両用シートベルト装置の他の実施例を示す正面図。
【符号の説明】
3…リヤドア
18…フロアパネル
21…フロントシート
22…シートクッション
25…バックル
28…リヤシート(後席)
31…シートベルト
32…リトラクタ
36…タング部材
41…レール部材
41a…前側取付部
41b…スライド部
41d…スライド部前端
41e…湾曲部
44…アンカ
45…重量検出手段
46…荷重伝達部材
46a…延長部
52…荷重検出部
53…ベース部材
Claims (5)
- 前席乗員を拘束するシートベルトのリトラクタがリヤドア内部に設けられ、
シートベルトのアンカが前席シートの側方近傍に位置する車両用シートベルト装置であって、
上記シートベルトのアンカを前後方向にスライドさせるレール部材を設け、
前席シートとフロアとの間には前席シートに加わる重量を検出する重量検出手段を設け、
シートベルトのタングと係合するバックル手段が重量検出手段より上方のシートに設けられ、
上記レール部材の前端が重量検出手段より上方のシートに取付けられ、
上記レール部材の後端が、前席後方で後席近傍部位に取付けられ、
上記シートベルトのアンカがレール部材に対して、シートベルト使用時のシート側方位置からシートベルト非使用時の後席近傍位置までの間をスライド可能に支持された
車両用シートベルト装置。 - 上記重量検出手段は、乗員の荷重を検出する荷重検出部と、
上記荷重検出部を支持するベース部材と、
上記荷重検出部に前席シート上に加わる荷重を伝達する荷重伝達部材とを備え、
上記レール部材の前側取付部が上記荷重伝達部材に取付けられた
請求項1記載の車両用シートベルト装置。 - 上記重量検出手段の後部が前席シートのシートクッション後端部まで設けられ、
上記レール部材の前側取付部が荷重伝達部材後端から後方に延びる延長部に取付けられ、
上記レール部材は前側取付部と、アンカを摺動案内するスライド部との間において、
前側取付部から一旦前方下方に延びると共に、上方かつ後方に湾曲し、車幅方向においてスライド部前端に近づく程、車外側にオフセットされた湾曲部を有する
請求項2記載の車両用シートベルト装置。 - 上記シートベルトのアンカはスライド方向で所定の前後幅を有してレール部材のスライド部に取付けられる一方、
該レール部材の上方に湾曲する湾曲部の曲率は上記アンカが入り込まない程度の小曲率に設定された
請求項3記載の車両のシートベルト装置。 - 上記アンカの前後幅は上方に湾曲する湾曲部に侵入しない所定幅に設定された
請求項3記載の車両用シートベルト装置。
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