JPH0721417Y2 - シートベルトガイド構造 - Google Patents

シートベルトガイド構造

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JPH0721417Y2
JPH0721417Y2 JP1988040360U JP4036088U JPH0721417Y2 JP H0721417 Y2 JPH0721417 Y2 JP H0721417Y2 JP 1988040360 U JP1988040360 U JP 1988040360U JP 4036088 U JP4036088 U JP 4036088U JP H0721417 Y2 JPH0721417 Y2 JP H0721417Y2
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JP
Japan
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seat
seat belt
walk
belt guide
front seat
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JP1988040360U
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則文 三上
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、シートベルトウェビングのシートベルトガイ
ドの一部がウォークイン操作レバーを兼用するシートベ
ルト構造に関する。
従来の技術 従来、2ドアタイプの乗用車で後席乗員の乗降性を良好
にするために、フロントシートのシートバックを前方へ
倒すと同時にシートトラックによってフロントシートの
前後方向の調節をするウォークイン機構を具備した車両
があった。そして、そのような車両の或るものにおいて
は、第3図に示すように、ウォークイン操作レバー2が
フロントシート20のシートバック21の側面に装設され、
ウォークイン操作レバー2の上下方向の操作によってボ
ーデンワイヤが引張られ、そのボーデンワイヤの作動に
よってリクライニング調整とフロントシートの前後方向
へのスライド調整とがなされるようになっていた。
また、第4図及び第5図に示すように、前席に常用され
る3点式シートベルト10は、車体フロアに取付けたリト
ラクター11より引き出されたシートベルトウェビングの
端部がショルダアンカ12及びタングプレート13を通って
フロアに取付けられているが、ショルダアンカ12がセン
タピラー30に取付けられている関係上、2ドアタイプの
乗用車のシートベルトでは、シートベルト10の着用時に
乗員の少なくとも人体の適切な位置に肩ベルト14のウェ
ビングが張られてシートベルト拘束性能が良くなるよう
にするために、シートベルトガイド1′がフロントシー
ト20のシートバック21の側面に取付けられていた。
考案が解決しようとする課題 ところで、このような3点式シートベルト10では、後席
乗員の乗降時において、第5図の鎖線で示すように、セ
ンタピラー30に取付けられたショルダアンカ12よりシー
トベルトガイド1′を介してタングプレート13に至る肩
ベルト14のウェビングが、ウォークイン操作レバー2に
よるウォークイン操作でフロントシート20が前方に動く
ことにより後席乗降口に張られ、後席乗員の乗降の邪魔
となって不都合であった。
だからといって、シートベルトガイド1′にスリットを
形成し、前席のウォークイン操作の度、シートベルトガ
イド1′より肩ベルト14のウェビングをスリットより抜
き外したり、スリットより挿入してシートベルトガイド
1′に挿通させることは、困難で不都合であった。
また、フロントシート20のシートバック21の側面に装設
されたウォークイン操作レバー2は、シートベルト着用
の際の妨げとなり、その上、機能上シートバック21の側
面でシートベルトガイド1′と同じ位置に取付けられる
こととなると、相互の設置がスペース的に難しくなり、
結果的にはウォークイン操作レバー2をフロアに設置し
なければならいようになる等の不都合があった。
そこで、本考案は、シートベルトウェビングを通すシー
トベルトガイドの一部がウォークイン操作レバーを兼用
するようなシートベルトガイド構造とすることによっ
て、ウォークイン操作と同時にシートベルトウェビング
をシートベルトガイドより外す操作をも行えるようにす
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案のシートベルトガイド構造は、フロントシートが
3点式シートベルトを付設し、そのフロントシートがリ
クライニング調整とスライド調整とをするウォークイン
機構が具備されたシートベルト機構において、上記フロ
ントシートのシートバック側面に設けられた第1部材
と、上記シートバック側面に枢支され、上記フロントシ
ートのウォークイン機構の操作部となる第2部材とを有
し、上記第1部材と上記第2部材とで上記シートベルト
を閉じ込めた略閉断面状に形成されるシートベルトガイ
ドを備えたことを特徴とするものである。
作用 従って、シートベルトガイドの第2部材がウォークイン
機構の操作部を構成することによって、通常では3点式
シートベルトのウェビングがシートベルトガイドの第1
及び第2部材による閉断面にて閉じ込められて、フロン
トシート着座の乗員に対するシートベルト着用時のシー
トベルト拘束性能を良好にし、後席に乗員が乗降すると
きには、ウォークイン機構の操作部としての第2部材を
揺動させることにより、ウォークイン操作がなされ、フ
ロントシートのリクライニング調整及びスライド調整が
なされる。それと同時に、第2部材の揺動によって開い
たシートベルトガイドよりシートベルトウェビングを容
易に外すことができ、乗員の乗降が障害となることがな
い。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第1
図は、3点式シートベルトがシートベルトガイドを装設
したフロントシートに付設された状態を示し、第2図
は、シートベルトガイドをウォークイン操作レバーとが
併用するシートベルトガイド構造を示す。
第1図及び第2図において、1はシートベルトガイドで
あって、フロントシート20のシートバック21の側面に取
付けられた第1部材1bと、シートバック21の側面に枢支
され、フロントシート20のウォークイン機構のウォーク
イン操作レバーとなる第2部材1cとを有し、第1部材1b
と第2部材1cとで肩ベルト14を閉じ込める略閉断面状の
L字型シートベルトガイド孔1aを形成する。第2部材1c
の枢軸9が第1部材1bの上部を貫通し、シートバック21
の骨格としてシート層7内にあるシートフレーム6と、
それに溶接されたウォークイン操作ボックス5とにベア
リング8を介して軸支されている。枢軸9にはカム3が
嵌着され、ボーデンワイヤ4の一端がこのカム3に結合
されている。ウォークイン操作レバーを構成する第2部
材1cを揺動させることによって、枢軸9に嵌着したカム
3が回動してボーデンワイヤ4を引張り、フロントシー
ト20のリクライニング調整及びスライド調整がなされ
る。
また、シートバック21の側面にシートベルトガイド1が
設けられることでシートベルト拘束性能の向上される3
点式シートベルト10は、車体フロアに取付けられたリト
ラクタ11より引き出されたシートベルトウェビングの端
部が車体のセンタピラーに取付けられたショルダアンカ
12、シートベルトガイド孔1a、そしてタングプレート13
を通ってフロアに取付けられるようになっている。
なお、図中15は車体中央フロアに取付けられたバックル
である。
上述した構成の本考案のシートベルトガイド構造による
と、2ドアタイプ乗用車の前席に付設された3点式シー
トベルト10の着用時において、肩ベルト14のウェビング
がシートベルトガイド1を経由して、タングプレート13
がバックル15に掛止されると、フロントシート20着座の
乗員の少なくとも人体の適切な位置に肩ベルト14のウェ
ビングが張られ、シートベルト拘束性能が良好となる。
2ドアタイプ乗用車の後席に乗員が乗降するとき、フロ
ントシート20のウォークイン機構のウォークイン操作レ
バーを構成するシートベルトガイド1の第2部材1cを揺
動させると、その枢軸9に嵌着されたカム3が回動し、
カム3に結合するボーデンワイヤ4を引張ることによっ
てウォークイン機構をウォークイン操作し、フロントシ
ート20のリクライニング調整及びスライド調整がなされ
ると同時に、肩ベルト14を閉じ込めていた閉断面状のシ
ートベルトガイド孔1aが開くので、肩ベルト14のウェビ
ングをシートベルトガイド1より容易に外すことがで
き、シートベルト10をセンタピラーに添付させることに
なり、後席の乗員の乗降の邪魔にならず、乗降を容易に
する。
考案の効果 以上の結果、本考案は、シートベルトガイドの第2部材
がフロントシートのウォークイン機構のウォークイン操
作レバーを兼用してシートバックの側面に設置されてい
るため、レイアウト上の問題を解決し、部品削減及びシ
ート周りのスペース拡大という効果を生じるとともに、
操作性が向上する。しかも、シートベルトウェビングが
後席乗員の乗降における邪魔にならないようにでき、前
席乗員のシートベルト着用時におけるシートベルト拘束
性能を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の3点式シートベルトがシートベルト
ガイドの装設されたフロントシートに付設された状態を
示す斜視図、第2図は、本考案のシートベルトガイド構
造の構造図、第3図は、ウォークイン機構を操作する従
来のウォークイン操作レバーを設けたフロントシートの
斜視図、第4図は、従来の3点式シートベルトの設置状
態を示す斜視図、第5図は、従来のフロントシートをウ
ォークイン操作した際の3点式シートベルトの状態の説
明図である。 1……シートベルトガイド、1a……シートベルトガイド
孔、1b……第1部材、1c……第2部材、3……カム、4
……ボーデンワイヤ、5……ウォークイン操作ボック
ス、6……シートフレーム、7……シート層、8……ベ
アリング、9……枢軸、10……シートベルト、11……リ
トラクタ、12……ショルダアンカ、13……タングプレー
ト、14……肩ベルト、15……バックル、20……フロント
シート、21……シートバック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントシートが3点式シートベルトを付
    設し、そのフロントシートがリクライニング調整とスラ
    イド調整とをするウォークイン機構が具備されたシート
    ベルト装置において、上記フロントシートのシートバッ
    ク側面に設けられた第1部材と、上記シートバック側面
    に枢支され、上記フロントシートのウォークイン機構の
    操作部となる第2部材とを有し、上記第1部材と上記第
    2部材とで上記シートベルトを閉じ込めた略閉断面状に
    形成されるシートベルトガイドを備えたことを特徴とす
    るシートベルトガイド構造。
JP1988040360U 1988-03-29 1988-03-29 シートベルトガイド構造 Expired - Lifetime JPH0721417Y2 (ja)

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JPH01144259U JPH01144259U (ja) 1989-10-03
JPH0721417Y2 true JPH0721417Y2 (ja) 1995-05-17

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JPH0738031Y2 (ja) * 1989-12-28 1995-08-30 池田物産株式会社 座席のシートバック構造
BR9101156A (pt) * 1990-03-26 1991-11-05 Air Shields Incubadeira para recem-nascidos
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JPH01144259U (ja) 1989-10-03

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