JP4596302B2 - 車両のシートベルト構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ドアにシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを設けた車両のシートベルト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、シートベルトはドア下部の車体に設けられたリトラクタから繰り出されて、フロントドア及びリアドアの間のピラー上部までアンカにより案内される構造となっている(特開平7−172265号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ピラーレスタイプの車両ではシートベルトをドア下部のリトラクタから上部に案内するアンカを取り付けるピラーが存在しないため、ドア上部の車体からアームを下方に延ばしてそのアームの先端でシートベルトを案内する構造が用いられている。
【0004】
しかしながら、このピラーレスタイプで用いられる構造ではシートベルトにより車幅内方に付加される荷重に対してアームの支持剛性を高める必要があるため、ドア上部のアームを支持する車体を補強するなどの対策が必要である。ところが、このドア上部の車体内に側突から乗員の頭部を保護するカーテンエアバッグが収納される場合には、アームの補強に要する部材を配置するスペースが小さい或いは無くなってしまうという不都合がある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、シートベルトを着座する乗員に最適な位置にガイドし、支持剛性を高められる車両のシートベルト構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の車両のシートベルト構造は、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を設け、前記規制部材は車室内のドア側面に設けられ、ドア閉成時に前記アンカと係合する
【0007】
また、本発明の車両のシートベルト構造は、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を設け、前記規制部材は車室内のシートに設けられている
【0008】
また、本発明の車両のシートベルト構造は、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を前記ドアに設け、前記ドアはその後端部で前記ヒンジを介して車体に支持されたリヤドアである
【0009】
また、好ましくは、前記アンカは前記リトラクタから所定距離上方にシートベルトを案内する。
【0011】
また、好ましくは、前記リヤドアの前方にはフロントドアがその前端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されている。
【0012】
また、好ましくは、前記フロントドア及びリアドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成する。
【0013】
また、好ましくは、前記車室内の前後にシートが配設され、前記シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設される。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、請求項1乃至3の発明によれば、車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在でシートベルトをリトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を設けたことにより、後席乗員と前席乗員の乗降性向上との両立を図ることができると共に、規制部材によりアンカの車幅内方への倒れを規制でき、アンカを介したシートベルトの支持剛性を高めることができる。
【0015】
特に、請求項の発明によれば、規制部材は車室内のドア側面に設けられ、ドア閉成時にアンカと係合することにより、アンカ支持剛性を確保できると共に、シートベルトの非拘束時にはドアの開成を容易に行える。
【0016】
特に、請求項の発明によれば、規制部材は、車室内のシートに設けられていることにより、簡単な構成にてアンカの支持剛性を確保できる。
【0017】
特に、請求項の発明によれば、ドアはその後端部でヒンジを介して車体に支持されたリヤドアであることにより、リヤドアの開成時の乗降性とアンカ支持剛性の確保とを両立できる。
【0018】
請求項4の発明によれば、アンカはリトラクタから所定距離上方にシートベルトを案内することにより、シートベルトを着座乗員に対して適正な位置に保持できる。
【0019】
請求項の発明によれば、リヤドアの前方にはフロントドアがその前端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されていることにより、前席乗員の乗降性向上との両立を図ることができ、特にセンタピラーレスの車両にあってドア開口の開放感と乗降性改善を図ることができる。
【0020】
請求項の発明によれば、フロントドア及びリヤドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成することにより、観音開き構造で、かつセンタピラーを有さないセンタピラーレス構造となるので、開口の充分な開放感と、連続した1つの開口の効率的な使用が可能となる。
【0021】
請求項の発明によれば、車室内の前後にシートが配設され、シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設されることにより、前後複数列のシートに対応して、特に前席乗員をシートベルトにて確実に拘束することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【0024】
図1は、本実施形態のシートベルト構造であってドア閉成時の車体側面を示す図である。図2は、本実施形態のシートベルト構造であってドア開成時の車体側面を示す図である。図3は、本実施形態のシートベルト構造であってショルダアンカ及びガイドの取付構造を正面から見た断面図である。図4は、本実施形態のシート構造を示す分解斜視図である。
【0025】
図1乃至図4に示すように、車両1の車体側面には、フロントドア2とリヤドア3とで構成されるサイドドアが設けられ、フロントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞれヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒンジ5が設けられ、これらフロントドア2及びリアドア3が開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口13を形成する観音開き構造のサイドドアが構成されている。
【0026】
これらサイドドアを構成するフロントドア2とリヤドア3とは、それぞれ、ドアパネル6,7とドアサッシュ8,9とウインドガラス10,11とを備え、上述の各ドアパネル6,7の内部(詳しくはドアインナパネルとドアアウタパネルとの間)には車両の前後方向に延びるサイドインパクトバー(図示せず)が設けられている。
【0027】
さらに、フロントドア2には、車外から当該フロントドア2の開閉操作を行うドアアウタハンドル(図示せず)と、車両後方を視認するドアミラー12が設けられている。
【0028】
この実施形態の観音開き構造のドアはフロントドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントドア2の開放後において、その開放が許容されるように構成している。
【0029】
上述のサイドドアの車室内方側にはドア開口(車両の側部開口)としての前席用の乗降口13aと後席用の乗降口13bとが形成され、前席用の乗降口13aはフロントドア2で開閉され、後席用の乗降口13bはリヤドア3で開閉されると共に、これらの乗降口13a,13bは両ドア2,3によって開閉自在に覆われる連続した1つのドア開口13で形成され、センターピラーレスの車体が構成されている。
【0030】
図1に示すように、上述のフロントドア2の後部の上下にはボディとの間で当該フロントドア2をロックするロック部14,15が設けられ、リヤドア3の前端部中間にはフロントドア2のストライカ16をロックするロック部17が設けられている。
【0031】
一方、フロアパネル18の車室内の前後には複数列のシートとしてフロントシート21及びリヤシート28が配設され、ブラケット19およびシートスライド装置20を介してフロントシート21が取付けられている。
【0032】
フロントシート21は、シートクッション22と、シートバック23と、ヘッドレスト24とを備え、シートバック23とヘッドレスト24とは一体的に構成されており、フロントシート21におけるシートクッション22の車幅中央にはバックル25bが設けられ、バックル25bはブラケット26bを介してフロアパネル18に固定されている。
【0033】
また、フロントドア2におけるフロントシート2の車幅外側方下部にはアンカ25aが設けられており、アンカ25aもまたブラケット26aを介してフロアパネル18に固定されている。
【0034】
フロアパネル18の左右両サイドには車体前後方向に延びる所望の剛性を有するサイドシル40が配設されている。
【0035】
一方、ルーフパネルアウタ46の車幅側方にはルーフパネルインナ47が設けられ、このルーフパネルインナ47にはフロントシート21のヘッドレスト24下方の車幅外側方(着座乗員の顔や首より下で肩口から腰下までの範囲)に対応する位置に延びるショルダアンカ35が強固に取り付けられている。ショルダアンカ35は取付軸35aを中心として所定角度範囲の回動が許容されつつ、無負荷状態でスプリングなどにより初期位置に戻るよう付勢されている。
【0036】
また、ルーフパネルアウタ46及びルーフパネルインナ47の車室側にはパネルシーリング48が車室内のルーフ全体に設けられている。そして、ルーフパネルインナ47とパネルシーリング48との間には、ルーフパネルインナ47に締結固定されるブラケット49aを介して取り付けられて車幅側方に位置して車体前後方向に延びるルーフエアバッグ装置49が設けられている。
【0037】
尚、車幅外側方及びその内側方のルーフパネルアウタ及びインナ46,47の接合面とパネルシーリング48とは、車外と遮断するためにシール部材53により夫々シールされる。また、ルーフエアバッグ装置49より車幅中央寄りであってルーフパネルアウタ46とルーフパネルインナ47の間には断熱材51及びスペーサ52がルーフ全体に設けられている。
【0038】
ルーフエアバッグ装置49は、車両の側面衝突時にパネルシーリング48から着座乗員の車幅外側方に展開して主に頭部に加わる衝撃を緩和するものである。
【0039】
更に、ショルダアンカ35は、シートバック23から車幅外側方に延びるガイド41により車幅内方への倒れが規制されている。
【0040】
ガイド41は、図3及び図4に示すように、シートバックフレーム23aに片持ち支持で強固に固定され、パッド23b及び表皮23cに形成されたスリット23dを介して車幅外側方に突き出た自由端部はショルダアンカ35に巻き付くように車幅方向に短く車体前後方向に長い細長いリング状に形成されている。このガイド41によりフロントシート21の車体前後へのスライドを許容しつつ、ショルダアンカ35の車幅内方(乗員側)への倒れを防止している。
【0041】
尚、ガイド41の変形例として、図5乃至図7に示すように、リアドア3の前端フレーム3aに上面視で車体後方に開いたコの字状のストッパ42をボルト43により固定し、このストッパ42にショルダアンカ35を嵌合させてその回動を許容しつつ、車幅内方への倒れを防止してもよい。この場合、ショルダアンカ35は、取付軸35aを中心に所定角度範囲で車体後方(図中矢印方向)にスプリング35bなどで付勢されており、シートベルト31の未使用状態でストッパ42との嵌合が解かれてドア開閉時にショルダアンカ35とフロントドア2とが干渉しないように構成されている。
【0042】
尚、2aはフロントドア2の後端フレーム、2bはフロントドア2の車室内パネルとしてのドアトリム、2cは後端フレーム2aとドアトリム2bのシール部材、3bはリアドア3の車室内パネルとしてのドアトリムである。
【0043】
車室内にはフロントシート21に着座する乗員が利用可能で当該着座乗員を拘束するシートベルト31が設けられている。
【0044】
このシートベルト31はフロアパネル18又はフロントドア2内部に配設されたリトラクタ32により所定加速度での引張荷重以下では乗員により繰り出し及び自動で巻き取り可能であると共に、当該所定加速度での引張荷重以上では繰り出されずに固着して乗員の車体前方への移動を禁止するための張力を付与する。
【0045】
そして、上述のリトラクタ32から繰り出されたシートベルト31はショルダアンカ35でその繰出部が支持及び案内されて車室30側に延びるように構成されている。
【0046】
上記シートベルト31は、リトラクタ32から上方に延び、前席乗員の外側部上方からショルダアンカ35の自由端部に設けられた円輪部35cに巻回されて車室内に延出する。
【0047】
当該シートベルト31の端部は、フロアパネル18に固定されたブラケット26aを介してシートクッション22の車幅外側方に支持されるアンカ25aに係合されている。
【0048】
また、当該シートベルト31における端部とショルダアンカ35との間には、タング36bが、当該端部とショルダアンカ35との間でシートベルト31に対して挿通されて摺動自在で移動するように設けられている。
【0049】
タング36bは、フロントシート21の車幅中央側にブラケット26bを介して支持されたバックル25bに係合可能とされる。
【0050】
図1及び図2は、シートベルト31のタング36bをバックル25bに装着した使用状態を示し、3点式シートベルト構造によりフロントシート21に着座した前席乗員を拘束することができる。
【0051】
図8に示すように、タング36bをバックル25bから取り外した時には、アンカ25aからショルダアンカ35までのシートベルト31をリトラクタ32の張力により真っ直ぐに保持し、この未使用状態では着座乗員をシートベルト31による拘束から解く状態を形成し、フロントドア2を開成した時に前席乗員が乗降可能となる。
【0052】
更に、図9に示すように、上記未使用状態からシートベルト31の端部に他のタング36aを設け、バックル25aから取り外し可能とした時には、シートベルト31はリトラクタ32に巻き込まれてタング36a,36bがショルダアンカ35において重なった状態で係止され、その収納状態を保持する。この収納状態でも、フロントドア2を開成してリアドア3を開成することにより乗員が乗降可能となる。
【0053】
また、上記収納状態でリヤドア3を閉成した時には、シートベルト31、ショルダアンカ35、タング36a,36bはフロントシート21のシートバック23の肩口と対向する車幅外側方上部に位置し、乗員によるシートベルト31の装着が容易にできる。
【0054】
このように本実施形態の車両のシートベルト構造では、フロアパネル18にシートベルト31を巻き取るリトラクタ32を配設し、上記リトラクタ32から延びるシートベルト31に摺動自在で当該シートベルト31を当該フロントドアパネルに沿って着座する乗員に対して車幅外側上方に案内するショルダアンカ35を当該フロントドア上部の車体に設け、シートベルト31の端部を着座する乗員の車幅外側方のドア下部に配設されたアンカ25aに係合し、当該シートベルト31における当該アンカ25aとショルダアンカ35との間に設けられたタング36bを着座する乗員の車幅中央側に配設されたバックル25bに係合可能とし、上記ショルダアンカ35は、車幅内方への倒れを規制するガイド41が設けられている。
【0055】
この構成によれば、ショルダアンカ35を介したシートベルト31の支持剛性を高めることができる。
【0056】
さらに、上記車両1のドア開口13はフロントドア2とリヤドア3とによって開閉自在に覆われる連続した1つの開口13で形成されたものである。
【0057】
この構成によれば、観音開き構造で、かつセンタピラーを有さないセンタピラーレス構造となるので、ドア開口13の充分な開放感と、連続した1つの開口(ドア開口13)の効率的な使用が可能となる。
【0058】
加えて、上記車両1の車室30内には前後に複数列のシート(フロントシート21、リヤシート28参照)が配置され、上記シートベルト31はフロントドア2に対応する位置に配置されたフロントシート21の着座乗員用に設定されたものである。
【0059】
この構成によれば、前後複数列のシートに対応して、特に前席乗員を上記シートベルト31にて確実に拘束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシートベルト構造であってドア閉成時の車体側面を示す図である。
【図2】本実施形態のシートベルト構造であってドア開成時の車体側面を示す図である。
【図3】本実施形態のシートベルト構造であってショルダアンカ及びガイドの取付構造を正面から見た断面図である。
【図4】本実施形態のガイドを設けたシート構造を示す分解斜視図である。
【図5】ガイドの変形例を示す図である。
【図6】図5のI−I断面図である。
【図7】ガイドの変形例の分解斜視図である。
【図8】図2の使用状態からバックルをタングから取り外した時の車体側面から見たシートベルト構造を示す図である。
【図9】シートベルトの端部に他のタングを設け、バックルから取り外し可能とした時であって、図8の未使用状態からバックルをタングから取り外した時の車体側面から見たシートベルト構造を示す図である。
【符号の説明】
2 フロントドア
3 リヤドア
4,5 ヒンジ
13 ドア開口
21 フロントシート
25a アンカ
25b バックル
26a スライドブラケット
28 リヤシート
30 車室
31 シートベルト
32 リトラクタ
35 ショルダアンカ
36b タング
41,42 ガイド

Claims (7)

  1. 車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を設け、
    前記規制部材は車室内のドア側面に設けられ、ドア閉成時に前記アンカと係合することを特徴とする車両のシートベルト構造。
  2. 車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を設け、
    前記規制部材は車室内のシートに設けられていることを特徴とする車両のシートベルト構造。
  3. 車両にヒンジを介して開閉自在に支持されたドア下部の車体にシートベルトを巻き取り及び繰り出し可能なリトラクタを配設し、当該リトラクタから延出するシートベルトに対して摺動自在で当該シートベルトを当該リトラクタから着座する乗員の車幅外側上方に案内するアンカをドア上部の車体に設け、当該アンカに付加される車幅内側への荷重に抗して当該アンカの変位を規制する規制部材を前記ドアに設け、
    前記ドアはその後端部で前記ヒンジを介して車体に支持されたリヤドアであることを特徴とする車両のシートベルト構造。
  4. 前記アンカは前記リトラクタから所定距離上方にシートベルトを案内することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のシートベルト構造。
  5. 前記リヤドアの前方にはフロントドアがその前端部でヒンジを介して開閉可能に車体に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の車両のシートベルト構造。
  6. 前記フロントドア及びリヤドアが開成された状態で、車体側部に車室内外を連通する仕切のない開口を形成することを特徴とする請求項5に記載の車両のシートベルト構造。
  7. 前記車室内の前後にシートが配設され、前記シートベルトはフロントシートに着座する乗員が利用可能に配設されることを特徴とする請求項1または6に記載の車両のシートベルト構造。
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