JP4406658B2 - 後席乗員検知装置 - Google Patents

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    • B60R21/01516Passenger detection systems using force or pressure sensing means

Description

この発明は、車両等の後席乗員検知装置に関するものである。
車両の前席及び後席に乗車した乗員を検知する乗員検知装置にあっては、前席および後席に設けたシートセンサの検出結果に基づいて乗員が座席に着座したか否かを判定している。このような乗員検知装置では、高価なシートセンサを各座席に設けているため、コストが増加していた。そこで近年、後席のシートセンサを省略すべく、後部座席のドアの開閉スイッチがオン状態からオフ状態になると後部座席に乗員が乗車したと判定する後席乗員検知装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述した後席乗員検知装置では、後部座席のドアが設けられた4ドア以上の車両には適用できるものの、例えば、2ドアや3ドアの車両では、ドアの開閉スイッチのオン・オフ状態に基づいて後部座席への乗員の乗車を検出することができないため、2ドアや3ドアの車両の後部座席への乗員の乗車を検知するために、運転席又は助手席のシートバックの角度を変更するためのシートレバーの操作を検知して、このレバー操作とドアの開閉との両方が検知された場合に後部座席への乗員の乗車があったと判定する後席乗員検知装置が提案されている。
図5に示すように、この後席乗員検知装置100は、運転席および助手席のシートバックの角度を変更する際に操作するレバーの操作を検知するシートスイッチ110と、運転席および助手席のドアの開閉を検知するドアスイッチ111とを備え、これらシートスイッチ110と、ドアスイッチ111とが、車両の電子制御ユニット102のCPU103に接続される個別の入力ポート104とアースEとの間に介装されている。そして、シートスイッチ110と入力ポート104、ドアスイッチ111と入力ポート104との間には、それぞれアースEに向かって順方向となるダイオード107,107が介装され、さらに、ダイオード107,107とCPU103との間には抵抗108,108を介して電源(+12V)109,109がそれぞれブランチ接続されている。
図6に示すように、シートスイッチ110は、例えばシートバック113が固定された(SEAT LOCK)状態から、シートレバー112を操作(SEAT LOCK→FREE)すると閉成(ON)され、シートバック113が傾動可能(SEAT FREE)になった状態でシートレバー112の操作を止めるとシートバック113が傾動中であっても開成(OFF)される。
一方、ドアスイッチ111は、運転席及び助手席ドアが開放されたときに閉成され、ドアが閉塞された場合に開成される。
シートスイッチ110が閉成されると、シートスイッチ110が接続されている入力ポート104の電位が電源電圧であるHiからアース電位であるLoに変位し、ドアスイッチ111が閉成されると、ドアスイッチ111が接続された入力ポート104の電位がHiからLoに変化する。CPU103はそれぞれの入力ポート104,104における電位の変化を検出して、シートスイッチ110が接続された入力ポート104とドアスイッチ111が接続された入力ポート104との両方の電位がLoとなった場合に、後部座席に乗員が乗車したと判定して、これを運転者に報知する。
特開2004−26003号公報
ところで、上述した後席乗員検知装置では、シートバック113を傾動するためのシートレバー112を操作している間だけシートスイッチ110が閉成されるため、操作時間が短すぎた場合にそのシートレバー112の操作がCPU103で検知できなかったり、また、誤ってシートレバー112に接触したときなどシートバック113が前方に倒されていないにもかかわらずシートレバー112の操作がCPU103で検知されて後部座席に乗員が乗車したと誤判定する場合がある。そのため、この誤判定を防止すべく、シートレバー112の操作を検知するシートスイッチ110に代えて、例えば、運転席又は助手席のシートバック113が前方に倒されシートバック113とシートクッションとのなす角度が所定角度以下になっていることを検知するシートスイッチを設ける構成が考えられる。
しかしながら、上述した回路構成では、シートバック113の傾倒検出により誤判定を防止することができるものの、シートバック113が前方に傾倒されシートクッションとの角度が所定角度以下となった状態で維持された場合、抵抗108、ダイオード107およびシートバック113の傾倒を検知するシートスイッチを介して電源109からアースEに向けて電流が流れ続けてしまい、暗電流が増加してしまう虞がある。
そこで、この発明は、後席乗員検知装置のコスト増加および暗電流の増加を抑制しつつ、より確実に後部座席への乗員の乗車を検知することができる後席乗員検知装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、前席用ドアが開放されたときに接点が閉成される第1スイッチ(例えば、実施の形態におけるドアスイッチ11)と、前記前席用ドアに対応する前席のシートバック(例えば、実施の形態におけるシートバック13)が座面(例えば、実施の形態におけるシートクッション14)に対し所定角度以下に傾倒された場合に接点が閉成される第2スイッチ(例えば、実施の形態におけるシートスイッチ10)と、車両のインスツルメントパネルに配置され後席に乗員が乗車している旨の後席情報を表示する表示装置と、を備え、前記第1スイッチと前記第2スイッチとが直列に接続され、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチが閉成されたときに、乗員が後席に乗車したことを検知するとともに、当該検知した状態を前記第1スイッチおよび第2スイッチが開成された後も維持し、前記検知した状態に基づいて前記表示装置に前記後席情報を表示させる制御装置(例えば、実施の形態における制御ユニット2)を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記制御装置は、前記第1スイッチと前記第2スイッチとが所定時間以上閉成された場合に、乗員が後席に乗車したと判定することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前席が車両前方へ変位したときに接点が閉成される第3のスイッチを備え、前記第1スイッチと前記第2スイッチと前記第3スイッチとが直列に接続され、前記制御装置は、前記第1スイッチと、第2スイッチと第3スイッチとが全て閉成された場合に、乗員が後席に乗車したことを検知することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、シートセンサを用いることなく前席のシートバックの傾倒と、前席用ドアの開放との両方が検知された場合に後席乗員の検知を行うことができるため、コスト上昇を抑制しつつ誤判定を防止して確実に後部座席へ乗員の乗車を検知することができる効果がある。
また、第1スイッチと第2スイッチとが直列に接続されているため、シートバックの傾動が維持された状態であっても、前席用ドアが閉じてさえいれば第1スイッチが開成されるため、シートバックの傾動が維持された場合に暗電流が増加するのを防止することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、乗員が後席に乗車するためにドア開放およびシートバックの傾倒がなされ、この状態が、例えば乗車が完了するために必要な所定の時間以上維持された場合に乗員が後席に乗車したと判定することができるため、更なる誤判定の防止を図ることができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、請求項1又は2の効果に加え、第1スイッチ及び第2スイッチに対して、前席が車両前方へ変位したときに接点が閉成される第3スイッチを直列接続したことで、第1〜第3スイッチの全てが閉成されたときに乗員が後席へ乗車したと判定することができるため、更なる誤判定の防止を図ることができる。
次に、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。この実施の形態の後席乗員検知装置は、前列に2名が乗車可能であり、後列に2名又は3名が乗車可能であって、車両の左右側部に乗員が乗降するドアが各一つだけ設けられた2ドア又は3ドアの車両における後席乗員検知装置である。なお、この後席乗員検知装置は、車両の運転席側と助手席側とで同様の検知回路を備えているため、この実施の形態では運転席側の検知回路についてのみ説明し、助手席側の検知回路の説明は省略する。
図1は、この実施の形態の後席乗員検知装置1の回路構成を示すものである。図1に示すように、後席乗員検知装置1は制御ユニット2を備えている。この制御ユニット2は演算装置としてのCPU3と、外部からの信号をCPU3に受け渡す入力ポート4を備えている。制御ユニット2の入力ポート4には、CPU3を保護するために逆流防止のダイオード7が接続され、このダイオード7とCPU3との間には、抵抗8を介して電源(例えば、+12V)9が接続されている。
入力ポート4とアースEとの間には、シートスイッチ10とドアスイッチ11とが直列に接続されている。運転席シートは、図2に示すように、操作レバー12を操作保持した状態では、シートバック13が自由に前後に傾動可能になり、この状態でシートバック13を前方に傾倒させシートバック13とシートクッション14とのなす角度θが所定角度以下になると、操作レバー12の操作が解除されたとしてもシートスイッチ10が短絡した状態を維持するようになっている。つまり、シートスイッチ10は、シートバック13を傾倒した状態で短絡するいわゆるノーマリーオープンタイプの接点である。
ここで、上記所定の角度とは、乗員が後席に乗車する際に最低限必要となるシートバック13の前方への傾倒角度であり、傾倒角度が所定の角度以下になった場合に閉成されるスイッチとしては、種々の方式のスイッチを用いることができ、例えば、ロータリー式のスイッチなど、シートバック13の傾倒に応じて電極位置が変位するスイッチや、ポジションセンサーの出力に応じて開閉するスイッチを用いることができる。
ドアスイッチ11は、運転席ドア(図示略)が開放された場合に短絡するノーマリーオープンタイプの接点であり、一般に、ドアの開放状態をメータパネルに表示する際に用いられている接点である。
すなわち、運転席シートのシートバック13とシートクッション14とのなす角度θが所定角度以下になり、且つ、運転席のドアが開放された場合に、シートスイッチ10およびドアスイッチ11の両方が同時に短絡されて入力ポート4への入力がアース電位であるLo信号となる。一方、シートスイッチ10とドアスイッチ11との少なくともいずれか一方が開成されている場合には、入力ポート4への入力は電源電圧であるHi信号に維持される。
CPU3は、図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行して後席乗員検知処理を行うように構成され、入力ポート4の電圧信号のHi又はLoの状態を検出して、例えば、Loの電圧信号が入力ポート4に所定時間(例えば、3秒程度)以上入力され続けた場合に乗員が後席に乗車したと判定する。ここで、所定時間とは、乗員が後席に乗車するために最低限必要な時間として予め設定した時間である。
また、制御ユニット2には、運転席側の後席に設けられたシートベルトバックル(不図示)にタングプレート(不図示)が結合されたこと検知するシートベルトスイッチ15が接続されている。さらに制御ユニット2には、車両のインスツルメントパネルに配置され様々な車両情報を表示可能なマルチインフォメーションディスプレイ(MID)16が接続されている。制御ユニット2は、マルチインフォメーションディスプレイ16の表示制御を行い、後席情報表示20として、後席に乗員が乗車したことの報知表示や、シートベルトスイッチ15の検知結果に基づいてシートベルトの結合状態であるシートベルトステータス表示を行う。
制御ユニット2には、さらに上記マルチインフォメーションディスプレイ16の表示切り替えを行うための表示切替スイッチ(INFO SW)17が接続されている。この表示切替スイッチ17は、例えば、ステアリングホイールなどに配置され、この表示切替スイッチ17が乗員により押下されると、制御ユニット2は、マルチインフォメーションディスプレイ16の表示内容を順次切換えるように設定されている。
ここで、図4は、上述したマルチインフォメーションディスプレイ16上に表示される後席情報表示20の一例を示したものである。この後席情報表示20は、乗員マーク21とシートベルトマーク22と、後席を示す「REAR」の文字23とが、それぞれ個別にCPU3によって表示・非表示が制御されている。図4に示すマルチインフォメーションディスプレイ16では、後席に乗員が乗車しており、且つシートベルトを装着している場合を示している。なお、図4では、運転席側の後席と助手席側の後席とを区別しない場合を示しているが、運転席側の後席と助手席側の後席とを区別して後席情報表示20として表示するようにしてもよい。
運転席側ドアが開放され運転席のシートバック13が前方に傾倒されて角度θが所定角度以下になったことが検出された場合には、運転席側の後席に乗員が乗車したことを検出することができ、一方、助手席側ドアが開放され助手席のシートバック13が前方に傾倒され角度θが所定角度以下になったことが検出された場合には、助手席側の後席に乗員が乗車したことを検出することができるため、例えば車両の定員が4名である場合、CPU3によって後席に乗車した乗員の人数を検出することができる。さらに、シートベルトの装着数に応じて後席に着座した乗員の数を検出することもでき、この検出された後席の乗員数に基づいて、CPU3によって、例えば図4に示す後席情報表示20に、乗車人数の情報や後席の乗員ごとのシートベルト装着の有無情報を加えて表示させるようにしてもよい。
次に、図3のタイミングチャートを参照しながら、この上述した後席乗員検知装置1の作用を説明する。なお、この図3に示すタイミングチャートは、運転席側から乗員が後席に乗車する場合の一例である。
まず、制御ユニット2は、前回の走行時に、マルチインフォメーションディスプレイ16に燃費やODO/TRIP等の基本情報表示(Display表示(1))を行っている。そして、時刻t1でイグニッション(IG1)がONからOFFに切り換えられると、マルチインフォメーションディスプレイ16への電力供給が停止して表示が消える。ここで、イグニッションがOFF状態であっても制御ユニット2への電力供給は維持される。
時刻t2において運転席側のドアが開放されてドアスイッチ11が閉成され、さらに時刻t3において運転席のシートバック13が起きている状態(SEAT 起)から前方に傾倒されてシートバック13とシートクッション14とのなす角度θが所定角度以下(SEAT 倒)となりシートスイッチ(DRWARKIN_SW)10が閉成(ON)されると、制御ユニット2は運転席側の後席に乗員が乗車したことを検知して(RR passenger detection)、後席に乗員が乗車している旨のフラグ(Passenger Presence)を立てる。ここで、時刻t4でシートバック13が後方に傾動されてシートバック13とシートクッション14とのなす角度θが前述した所定角度よりも大きくなり、時刻t5で運転席側のドアが閉塞された後も、後席に乗員が乗車している旨のフラグは維持される。
時刻t6においてイグニッションがOFFからONに切り換えられると、制御ユニット2は、上述したフラグの状態に基づいてマルチインフォメーションディスプレイ16の表示制御を行い、後席に乗員が乗車している旨の後席情報表示(Display表示(2))20を行う。ここで、図3中、Display表示(1)は後席情報表示20ではない通常時の表示を示しており、Display表示(2)は図4に一例を示した後席情報表示20を示している。ここで、図3では、運転席側の後席のシートベルトのステータス(RR BELT status)としてシートベルト未装着状態(0BELT USE)が継続している場合を示している。
後席情報表示20がなされているときに、時刻t7のタイミングで乗員によって表示切換スイッチ(INFO SW)17の操作(OFF→ON→OFF)がなされると、後席情報表示20が通常時の表示に切り換わる。ここで、表示切換スイッチが操作されない場合、後席情報表示20は所定時間(例えば30秒程度)経過後に通常時の表示に切り換る。
また、時刻t8でイグニッションをONからOFFに切換えると、マルチインフォメーションディスプレイ16に表示中の通常時の表示が消え、時刻t9でイグニッションをOFFからONに切換えると、再度マルチインフォメーションディスプレイ16に通常時の表示がなされる。
したがって、上述の実施の形態によれば、前席のシートバック13が前方に傾倒され角度θが所定角度以下になったことと、前席ドアの開放との両方が検知された場合に後席に乗員が乗車したことを検知することができるため、従来のようにシートセンサを用いることなくコスト上昇を抑制しつつ、誤判定を防止して確実に後部座席へ乗員の乗車を検知することができる。
また、シートスイッチ10とドアスイッチ11とが直列に接続されているため、シートバック13の傾倒が所定の角度以下で維持されている場合であっても、前席用ドアが閉じてさえいればドアスイッチ11が開成されるため、暗電流が増加するのを防止することができる。
また、乗員が後席に乗車するためのドアの開放およびシートバック13の傾倒がなされ、この状態が、例えば乗車が完了するために必要な所定の時間以上維持された場合に乗員が後席に乗車したと判定することができるため、更なる誤判定の防止を図ることができる。
上述した実施の形態の他の態様として、例えば、座席が車両前方へスライドして所定位置よりも前方に配置された場合に接点が閉成されるスライド検知スイッチ(第3スイッチ)を、運転席側及び助手席側のそれぞれの後席検知用の回路のシートスイッチ10及びドアスイッチ11に対して直列に接続して設けてもよい。このように構成することで、直列に接続された各スイッチが全て閉成されたとき、すなわち、運転席側及び助手席側の一方において、ドアが開放されて、シートバック13が前方に傾倒すると共に、前席が前方にスライドした場合に、乗員が後席へ乗車したことが検出されるため、更なる誤判定の防止を図ることができる。
また、上述した実施の形態で説明したシートバック13の傾倒操作のみに用いる操作レバー12に替えて、例えば、後席に乗員が乗車する際に操作することで、シートバック13の傾倒とシートの前方へのスライドとを併せて行うことが可能となる、いわゆるウォークインレバーを用いてもよい。当該ウォークインレバーを用いた構成とすることで、シートバックの傾倒を検知するスイッチと、座席のスライドを検知するスイッチとを単一化することができるため、誤判定を防止しつつ、さらにコストの削減を図ることが可能となる。
ここで、上述した実施の形態では、シートクッション14の側方に操作レバー12を揺動可能に設けた場合(図2参照)について説明したが、レバーの形態としては種々の方式を採用することができる。例えば、上述した操作レバー12や上記ウォークインレバーとして、シートバック13の側面にシートバック13の上下方向に沿って操作可能なレバーを配置するようにしてもよい。図7はこのシートバック13の側面に設けたレバーの一例を示したものであり、シートバック13の側面に上下方向に沿う長孔30を設け、シートバック13の内部で軸支されたレバー32の端部に形成された操作部33を前記長孔30を介してシートバック13の側方に露出し、このレバーの端部を下方から上方に向かって揺動させることで、シートバック13の傾動のロック状態や前席の前後方向のスライドのロック状態を解除する構成となっている。
なお、上述の実施の形態では、入力ポート4側から、シートスイッチ、ドアスイッチの順番で直列接続している場合について説明したが、直列接続の順番は上記のものに限られるものではなく、適宜順番を入れ替えてもよい。
また、図4においてシートベルトステータス表示を後席情報表示20に含む場合について説明したが、シートベルトステータス表示をマルチインフォメーションディスプレイ以外の箇所に個別に表示させるようにしてもよい。
さらに、上述の実施の形態では、運転席側の後席乗員検知について説明したが、この運転席側の後席乗員検知と同時に行われる助手席側の後席乗員検知は、運転席側後席乗員検知と同様である。
本発明の実施の形態における後席乗員検知装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態におけるシートスイッチのON/OFF切換えタイミングの説明図である。 本発明の実施の形態におけるタイミングチャートである。 本発明の実施の形態における後席情報表示の正面図である。 従来の後席乗員検知装置の概略構成図である。 従来のシートスイッチのON/OFF切り換えタイミングの説明図である。 本発明の実施の形態の変形例におけるレバーの斜視図である。
符号の説明
11 ドアスイッチ(第1スイッチ)
13 シートバック
14 シートクッション(座面)
10 シートスイッチ(第2スイッチ)
2 制御ユニット(制御装置)

Claims (3)

  1. 前席用ドアが開放されたときに接点が閉成される第1スイッチと、
    前記前席用ドアに対応する前席のシートバックが座面に対し所定角度以下に傾倒された場合に接点が閉成される第2スイッチと
    車両のインスツルメントパネルに配置され後席に乗員が乗車している旨の後席情報を表示する表示装置と、を備え、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとが直列に接続され、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチが閉成されたときに、乗員が後席に乗車したことを検知するとともに、当該検知した状態を前記第1スイッチおよび第2スイッチが開成された後も維持し、前記検知した状態に基づいて前記表示装置に前記後席情報を表示させる制御装置を備えることを特徴とする後席乗員検知装置。
  2. 前記制御装置は、前記第1スイッチと前記第2スイッチとが所定時間以上閉成された場合に、乗員が後席に乗車したと判定することを特徴とする請求項1に記載の後席乗員検知装置。
  3. 前記前席が車両前方へ変位したときに接点が閉成される第3スイッチを備え、前記第1スイッチと前記第2スイッチと前記第3スイッチとが直列に接続され、前記制御装置は、前記第1スイッチと第2スイッチと第3スイッチとが全て閉成された場合に、乗員が後席に乗車したことを検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の後席乗員検知装置。
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