JP2593329B2 - Isdnパケット端末装置の制御方式 - Google Patents

Isdnパケット端末装置の制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、ISDNパケット端末装置の制御方式に関す
る。
[従来技術] 近年、ISDN(サービス統合デジタル通信網)が整備さ
れつつあり、このISDNを使用してデータをやりとりする
データ端末装置も徐々に実用されるようになってきてい
る。
このISDNは、既存の公衆電話回線網(PSTN)、およ
び、公衆パケット交換網(PSPDN)等のデータ伝送網を
統合化し、1つの加入者線でそれらのサービスを受けら
れるようにしている。
ISDNの基本インタフェースでは、2つの情報チャネル
(Bチャネル)と、1つの信号チャネル(Dチャネル)
が1つの加入者線に多重化され、また、加入者線を受動
バス形式に構成した場合、同一加入者線に8つまでの端
末を接続することができ、複数の端末が同時にISDNのサ
ービスを受けることができる。
ISDNにおけるパケット交換サービスは、既存のパケッ
ト伝送制御手順であるCCITT勤告X.25の手順を基本とし
た伝送制御手順を用いており、その形態としては、パケ
ット交換機能は既存の公衆パケット交換網で行ない、IS
DNは公衆パケット交換網へのアクセス機能のみを提供す
る部分統合方式と、ISDNのみでパケット交換サービスを
行なう完全統合方式の2種類がある。
部分統合方式のISDNの場合、例えば、第6図(a)に
示したように、ISDNは、公衆パケット交換網のアクセス
ユニット(網間ポート)AUを介して公衆パケット交換網
に接続しており、このアクセスユニットAUがISDNに接続
されているISDNパケット端末装置TEa,TEb,…に対して、
パケット交換機能を提供する。
この場合、例えば、ISDNパケット端末装置TEaがISDN
パケット端末装置TEbを発呼してデータ伝送を行なうと
き、まず、公衆パケット交換網のアクセスユニットAUに
設定されているポートアドレスを指定した状態で、ISDN
パケット端末装置TEaがISDNに呼設定を要求し、これに
よって、ISDNがISDNパケット端末装置TEaとアクセスユ
ニットAUの間に情報チャネルの通信パスを確立する。
次に、ISDNパケット端末装置TEaはこの通信パス上
で、アクセスユニットAUに対し、相手先のISDNパケット
端末装置TEbのアドレスを指定した発呼パケットをアク
セスユニットAUに送出してパケット伝送制御手順(X.25
手順)を開始する。
また、アクセスユニットAUは、指定されたアドレスを
ISDNに送出して相手先のISDNパケット端末装置TEbを発
呼し、それによって、アクセスユニットAUとISDNパケッ
ト端末装置TEbとの間に情報チャネルの通信パスを確立
すると、その通信パス上でのパケット伝送制御手順を開
始する。
これにより、ISDNおよびアクセスユニットAUを介して
ISDNパケット端末装置TEaとISDNパケット端末装置TEbの
間でパケット通信が行なわれる。
また、同図(b)に示すように、公衆パケット交換網
に接続されている既存のパケット端末装置TEcについて
も、同様の手順でISDNパケット端末装置TEaと接続する
ことができる。
完全統合方式の場合、第7図(a)に示すように、IS
DNの内部にパケット交換手順(X.25)を実行するための
パケット処理装置PHを備えており、ISDNパケット端末装
置TEa,TEb,…は、このパケット処理装置PHを介してパケ
ット通信を行なう。
すなわち、例えば、ISDNパケット端末装置TEaがISDN
パケット端末装置TEbを発呼してデータ伝送を行なうと
き、ISDNパケット端末装置TEaは、まず、パケットモー
ドおよび必要なパラメータを指定した状態で、ISDNに呼
設定メッセージを送出する。
これにより、ISDNは、例えば、通信パスとして一方の
情報チャネルを設定し、パケット処理装置PHを起動し
て、ISDNパケット端末装置TEaに対するパケット伝送制
御手順を開始する。
これによって、ISDNパケット端末装置TEaは、通信パ
ス上でのパケット伝送制御手順を開始し、宛先であるIS
DNパケット端末装置TEbのアドレスを指定した発呼パケ
ットを送出する。
これにより、パケット処理装置PHは、指定されたアド
レスのISDNパケット端末装置TEbにパケットモードを指
定した呼設定メッセージを送出して、通信パスを設定す
る。
次に、パケット処理装置PHは、ISDNパケット端末装置
TEbに対して着呼動作を行ない、ISDNパケット端末装置T
Ebが正常応答すると、ISDNパケット端末装置TEaとISDN
パケット端末装置TEbとの間のパケット通信を開始す
る。
また、ISDNのインターネットワーキング機能により、
ISDNに接続されているISDNパケット端末装置TEaが公衆
パケット交換網に乗り入れることができるため、同図
(b)に示すように、ISDNパケット端末装置TEaは、公
衆パケット交換網に接続されている既存のパケット端末
装置TEcとパケット通信を行なうことができる。
また、この完全統合方式の場合、ISDNパケット端末装
置TEa,TEb,…は、信号チャネルを使用したパケット通信
を行なうこともできる。
さて、このように、ISDNにおいてパケット交換機能を
実現するためには2つの方式があるが、ISDNの網提供事
業者は、いずれか一方の方式を任意に採用することがで
きる。
したがって、ISDNのパケット交換サービスを利用しよ
うとするISDNパケット端末装置は、いずれの方式に対し
ても対応できる必要がある。
しかるに、部分統合方式と完全統合方式では、最初に
宛先を指令する方法が異なるため、ISDNパケット端末装
置を使用するユーザの操作の混乱を招く。
特に、部分統合方式の場合、最初にアクセスユニット
を発呼した後に、宛先を発呼しているために、2つの宛
先情報を設定入力する必要があり、オペレータの使い勝
手が悪い。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の課題を解消するためにな
されたものであり、ISDNパケット端末装置を操作するオ
ペレータの使い勝手を向上できるISDNパケット端末装置
の制御方式を提供することを目的としている。
[構成] 本発明は、ISDNが利用する公衆パケット交換網の網間
ポートのアドレスをあらかじめ記憶しておき、宛先アド
レスが指定された状態で発呼指令されると、まず、網間
ポートアドレス記憶手段より網間ポートアドレスを取り
出して網間ポートを発呼し、その網間ポートとの情報チ
ャネル上の呼設定が完了すると、その設定された情報チ
ャネルを用いて指定された宛先アドレスを設定した発呼
パケットを網間ポートに送出することで、発呼時におけ
る網間ポートアドレスの操作入力を省略できるようにし
ている。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるISDN端末装置を
示している。このISDN端末装置は、通信機能として、パ
ケット通信機能および非パケット通信機能の両方を備え
ている。
同図において、システム制御部1は、このISDN端末装
置の全体を制御するものであり、システムメモリ2は、
システム制御部1が実行する制御処理等の各種の処理プ
ログラムを記憶するとともに、システム制御部1のワー
クエリアを構成するものである。
パラメータメモリ3は、例えば、1つのキー入力で宛
先を指定できるようにするための短縮ダイアル機能のた
めの短縮番号テーブル等、このISDN端末装置に特有の情
報を記憶するためのものであり、不揮発性の半導体記憶
装置から構成されている。
外部記憶装置4は、このISDN端末装置が扱うデータフ
ァイル等を蓄積するためのものであり、例えば、磁気デ
ィスク装置等から構成される。
入力装置5は、このISDN端末装置の操作入力、およ
び、情報入力を行なうためのものであり、フルキーボー
ド、ダイアルキー、ポインティングデバイス、画像読取
装置、および、音声入力装置などから構成される。
表示装置6は、ISDN端末装置からの表示情報を表示出
力するためのものであり、画面表示装置、および、音声
出力装置などから構成される。また、記録装置7は、文
字情報、および、画像情報を記録出力するためのもので
ある。
通信制御部8は、このISDN端末装置が実行する通信機
能における高位レイヤの伝送制御手順処理を実行するた
めのものである。
パケット処理部9は、パケット通信時におけるパケッ
トの生成/解析を行なうためのものであり、非パケット
通信時には機能しない。
ISDN回線制御部10は、ISDN基本インタフェース機能の
回線制御処理を実行するものであり、ISDNインタフェー
ス11は、ISDNの網終端装置(NT)に接続するためのもの
である。
これらにシステム制御部1、システムメモリ2、パラ
メータメモリ3、外部記憶装置4、入力装置5、表示装
置6、記録装置7、通信制御部8、パケット処理部9、
および、ISDN回線制御部10は、システムバス12を介し、
それぞれに必要な情報をやり取りしている。
パラメータメモリ3には、第2図(a)に示すような
アクセスユニットアドレス情報領域AUD、および、同図
(b)に示すような短縮ダイアル機能のための短縮番号
テーブルSDTが記憶される。
アクセスユニットアドレス情報領域AUDは、このISDN
端末装置が接続しているISDNが、前述した部分統合方式
でパケット交換機能を実現する場合に、パケット交換機
能を使用する公衆パケット交換網のアクセスユニット
(第6図(a)参照)のアドレスを記憶しておくための
ものである。そのアクセスユニットアドレスは、このIS
DN端末装置の設置時に入力装置5より入力され、このア
クセスユニットアドレス情報領域AUDに記憶される。
短縮番号テーブルSDTは、オペレータの操作入力によ
り、このISDN端末装置に設定可能な短縮ダイアルの数ま
で形成されるもので、短縮番号SN、この短縮番号SNに登
録されている宛先の宛先アドレスDL、および、その宛先
に通信するときの通信モードをあらわす通信モード情報
MDから構成される。
ここで、通信モードは、宛先が非パケット端末装置、
パケット端末装置でISDNが完全統合方式、パケット端末
装置でISDNが部分統合方式の3つ種類があり、それぞれ
の通信モードに対応するデータが割り当てられている。
以上の構成で、オペレータがこのISDN端末装置を用い
てデータ・ファイルを送信するために、送信ファイルを
構成して外部記憶装置4に蓄積した状態で、入力装置5
を操作して宛先を短縮ダイアル番号で指定し、データ送
信の指令入力すると、システム制御部1は、その入力さ
れた短縮ダイアル番号と同一の短縮番号SNが設定されて
いる短縮番号テーブルSDTをパラメータメモリ3より取
り出す。
そして、その短縮番号テーブルSDTの通信モード情報M
Dの内容を取り出し、それがパケット端末装置でISDNが
部分統合方式をあらわしている場合には第3図の手順
を、通信モード情報MDの内容がパケット端末装置でISDN
が完全統合方式をあらわしている場合には第4図の手順
を、非パケット端末装置をあらわしている場合には第5
図の手順をそれぞれ実行して宛先を発呼する。
なお、以下の伝送制御手順の説明では、簡単のため
に、その手順処理をISDN端末装置が全体として行なって
いるものとして記述する。すなわち、システム制御部
1、通信制御部8、パケット処理部9、および、ISDN回
線制御部10の処理動作を区別しないで説明する。
第3図の手順では、着端末(宛先端末)が既存の公衆
パケット交換網(PSPDN)に接続しているパケット端末
装置(第6図(b)参照)の場合を示している。
まず、パラメータメモリ3のアクセスユニットアドレ
ス情報領域AUDからアクセスユニットのアドレスを取り
出す。
そして、信号チャネルDを用いて、使用チャネル要求
をBチャネル、通信モード設定を回線交換モード、およ
び、宛先アドレスをアクセスユニットアドレスにそれぞ
れ設定した状態で、呼設定メッセージM1aをISDNに送出
する。
これにより、ISDNは呼設定受付メッセージM2aをその
発端末(すなわち、このISDN端末装置)に応答する一方
で、アクセスユニットとの間に情報チャネルBの通信パ
スを設定する。その通信パスの設定を終了すると、応答
メッセージM3aを発端末に送出し、発端末との間に情報
チャネルBの通信パスを設定する。
これによって、発端末とアクセスユニットとの間に、
情報チャネルBによる通信パスが設定される。
このようにして、アクセスユニットとの間に情報チャ
ネルBによる通信パスが確立すると、発端末は、アクセ
スユニットに対して、その通信パスを用い、そのときに
取り出した短縮番号テーブルSDTの宛先アドレスDLを設
定した状態で、発呼パケットP1aを送出する。
それにより、アクセスユニットは、宛先を認識し、指
定された着端末(この場合は公衆パケット交換網に接続
されている)に対して、着呼パケットP2aを送出する。
これにより、着端末より着呼受付パケットP3aが応答
されると、アクセスユニットは、接続完了パケットP4a
を発端末に送出し、これによって、発端末と着端末との
間にパケット通信パスが設定される。
これ以降は、発端末と着端末との間に規定されている
伝送手順に従ったデータ転送フェーズTPaが実行され
て、発端末から着端末に送信ファイルが伝送される。
そして、そのデータ転送フェーズTPaが終了すると、
発端末と着端末との間のパケット通信パスの開放、発端
末とアクセスユニットとの間の通信パスの開放、およ
び、発端末とISDNとの間の呼の開放が順次行なわれて、
このISDN端末装置のデータ伝送が終了する。
また、パラメータメモリ3より取り出した短縮番号テ
ーブルSDTの通信モード情報MDの内容が、パケット端末
装置でISDNが完全統合方式をあらわしている場合、第4
図の手順を実行する。なお、この場合、宛先がISDNに接
続されている他のISDN端末装置(第7図(a)参照)で
あるものとする。
まず、発端末(すなわち、このISDN端末装置)は、信
号チャネルDを用いて、使用チャネル要求をBチャネ
ル、および、通信モード設定をパケットモードにそれぞ
れ設定した状態で、呼設定メッセージM1bをISDNに送出
する。
これにより、ISDNは呼設定受付メッセージM2bをその
発端末に応答し、応答メッセージM3bを発端末に送出し
て、発端末との間に情報チャネルBの通信パスを設定す
る。
このようにして、情報チャネルBの割り当てを受ける
と、発端末は、短縮番号テーブルSDTから取り出した宛
先アドレスDLを宛先アドレスとして設定した状態で、発
呼パケットP1bをISDNに送出する。
それによって、ISDNは、着端末を認識し、その着端末
に対して、使用チャネルをBまたはDチャネル、およ
び、通信モード設定をパケットモードにそれぞれ設定し
た状態で、呼設定メッセージM4bを着端末に送出する。
これにより、着端末が使用チャネルをDチャネルに設
定した応答メッセージM5bを応答すると、ISDNは、Dチ
ャネルを通信パスに設定し、着呼パケットP2bを着端末
に送出する。
これによって、着端末より着呼受付パケットP3bが応
答されると、ISDNは、接続完了パケットP4bを発端末に
送出し、これによって、発端末と着端末との間にパケッ
ト通信パスが設定される。
これ以降は、発端末と着端末との間に規定されている
伝送手順に従ったデータ転送フェーズTPbが実行され
て、発端末から着端末に送信ファイルが伝送される。
そして、そのデータ転送フェーズTPbが終了すると、
発端末と着端末との間のパケット通信パスの開放、およ
び、発端末および着端末とISDNとの間の呼の開放が順次
行なわれて、このISDN端末装置のデータ伝送が終了す
る。
また、パラメータメモリ3より取り出した短縮番号テ
ーブルSDTの通信モード情報MDの内容が、非パケット端
末装置をあらわしている場合、第5図の手順を実行す
る。
まず、発端末(すなわち、このISDN端末装置)は、信
号チャネルDを用いて、使用チャネル要求をBチャネ
ル、宛先アドレスに短縮番号テーブルSDTから取り出し
た宛先アドレスDLを、および、通信モード設定を回線交
換モードにそれぞれ設定した状態で、呼設定メッセージ
M1cをISDNに送出する。
これにより、ISDNは、指定された着端末に呼設定メッ
セージM2cを送出する。また、ISDNは、呼の処理を開始
したことを通知する呼設定受付メッセージM3cをその発
端末に応答して発端末との間に情報チャネルBの通信パ
スを設定する。
これにより、着端末が呼出しを開始すると、着端末
は、ISDNに呼出メッセージM4cを送出する。これによっ
て、ISDNから発端末には、呼出メッセージM5cが送出さ
れる。
着端末は、呼設定メッセージM2cに対応した着信動作
を完了すると、通信パスの確立を要求/通知する応答メ
ッセージM6cをISDNに送出する。
これによって、ISDNは、情報チャネルBを着端末に接
続するとともに、発端末に対して応答メッセージM7cを
送出する。また、ISDNは、着端末に応答確認メッセージ
M8cを送出する。
このようにして、発端末と着端末との間に通信パスが
確立すると、発端末と着端末との間に規定されている伝
送手順に従ったデータ転送フェーズTPcが実行されて、
発端末から着端末に送信ファイルが伝送される。
そして、そのデータ転送フェーズTPcが終了すると、
発端末と着端末との間の呼の開放、発端末および着端末
とISDNとの間の呼の開放が順次行なわれて、このISDN端
末装置のデータ伝送が終了する。
このようにして、オペレータが宛先の短縮番号を設定
入力するだけで、宛先の通信モードに応じて発呼動作が
行なわれるので、オペレータの操作が非常に簡単にな
る。
また、ISDNにおけるパケット通信機能の実現方式にか
かわらず、発呼時の操作が統一されるので、オペレータ
が誤操作することがなく、ISDN端末装置の使い勝手が大
幅に向上する。
なお、上述した実施例では、パケット通信機能と非パ
ケット通信機能をともに備えたISDN端末装置について説
明したが、本発明は、パケット通信機能のみを備えたIS
DN端末装置についても、同様にして適用できる。その場
合、ISDNが部分統合方式の場合と完全統合方式の場合と
で場合分けし、さらに、部分統合方式の場合にアクセス
ユニットのアドレスを登録するようにすることができ
る。
また、宛先の通信モードの記憶状況は、上述した実施
例のものに限るものではなく、別の態様をとることもで
きる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、ISDNが利用す
る公衆パケット交換網の網間ポートのアドレスをあらか
じめ記憶しておき、宛先アドレスが指定された状態で発
呼指令されると、まず、網間ポートアドレス記憶手段よ
り網間ポートアドレスを取り出して網間ポートを発呼
し、その網間ポートとの情報チャネル上の呼設定が完了
すると、その設定された情報チャネルを用いて指定され
た宛先アドレスを設定した発呼パケットを網間ポートに
送出することで、発呼時における網間ポートアドレスの
操作入力を省略できるようにしているので、装置の使い
勝手を向上できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるISDN端末装置を示す
ブロック図、第2図(a),(b)はパラメータメモリ
の記憶内容の一部を例示した概略図、第3図は宛先がパ
ケット端末装置でISDNが部分統合方式の場合の手順例を
示すタイムチャート、第4図は宛先がパケット端末装置
でISDNが完全統合方式の手順例を示すタイムチャート、
第5図は宛先が非パケット端末装置の場合の手順例を示
すタイムチャート、第6図(a),(b)はISDNが部分
統合方式でパケット交換機能を実現している場合のパケ
ットデータ伝送形態を例示した概略図、第7図(a),
(b)はISDNが完全統合方式でパケット交換機能を実現
している場合のパケットデータ伝送形態を例示した概略
図である。 1……システム制御部、2……システムメモリ、3……
パラメータメモリ、8……通信制御部、9……パケット
処理部、10……ISDN回線制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDNのパケット交換機能を利用してデータ
    伝送を行なうISDNパケット端末装置の制御方式におい
    て、ISDNが利用する公衆パケット交換網の網間ポートの
    アドレスを記憶する網間ポートアドレス記憶手段を備
    え、宛先アドレスが指定された状態で発呼指令される
    と、上記網間ポートアドレス記憶手段より網間ポートア
    ドレスを取り出して上記網間ポートを発呼し、その網間
    ポートとの情報チャネル上の呼設定が完了すると、その
    設定された情報チャネルを用いて、指定された宛先アド
    レスを設定した発呼パケットを網間ポートに送出してパ
    ケット伝送制御手順を開始することを特徴とするISDNパ
    ケット端末装置の制御方式。
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