JP2587465B2 - パルスエンコーダ異常検出装置 - Google Patents

パルスエンコーダ異常検出装置

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JP2587465B2
JP2587465B2 JP63190663A JP19066388A JP2587465B2 JP 2587465 B2 JP2587465 B2 JP 2587465B2 JP 63190663 A JP63190663 A JP 63190663A JP 19066388 A JP19066388 A JP 19066388A JP 2587465 B2 JP2587465 B2 JP 2587465B2
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澄男 小林
博幸 羽根井
正悟 清川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,回転体の回転位置を検出するためのパルス
エンコーダに係り,特に,回転体のサーボ制御に好適な
ロータリーエンコーダの異常検出装置に関する。
〔従来の技術〕
各種のサーボ制御装置やブラシレスモータなどで,回
転体の回転位置を検出する必要がある場合には,従来か
ら,パルス(インクリメンタル)エンコーダが広く使用
されている。
ところで,このようなロータリーエンコーダを用いて
制御を行う場合,その機能を常時監視し,異常発生に備
えなければならない。
そこで,従来は,例えば,実開昭62−44262号公報に
開示されているように,パルスエンコーダから出力され
る基準パルスと反転パルスとの排他的論理和を演算し,
その結果によりエンコーダの異常を検出していた。
第4図は,この従来例を示したもので,図において,1
〜6はフオトカプラ,11〜13は排他的論理和回路,21は論
理和回路である. フオトカプラ1〜6は外部からのノイズを遮断するた
めに設けてあり,図示していないパルスエンコーダか
ら,それぞれU,V,Wの3相のパルス信号EU,▲▼,EV,
▲▼,EW,▲▼が入力されるようになっており、
これにより、例えば入力V1、V2を、出力V3、V4として取
り出す働きをする。
なお、ここで、パルス信号EUがU相の基準パルス信号
で、パルス信号▲▼がU相の反転パルス信号であ
り、以下、同様に、EVはV相の基準パルス信号、▲
▼はV相の反転パルス信号、EWはW相の基準パルス信
号、そして▲▼はW相の反転パルス信号である。
排他的論理和回路11〜13は,フオトカプラ1〜6の相
の出力をそれぞれ入力とし,例えばフオトカプラ1,2の
出力V3,V4を入力とし,それらの排他的論理和を演算す
る働きをする. 次に,この従来例の動作について,第5図のタイムチ
ヤートにより説明する. 正常な動作時,エンコーダからの信号EU,▲▼
は,時刻t1,t2において,電圧V1,V2のように変化したと
すれば,その結果,出力V3,V4が図示のように変化す
る.そして,このときには,論理和回路21の出力V6はL
レベルのままに保たれる. しかして,いま,時刻t3でフオトカプラ1,2を含む回
路に断線が発生したとすれば,ここで,電圧V3,V4は両
方共Lレベルになり,この結果,排他的論理和回路11の
出力電圧V5と,論理和回路21の出力電圧V6はHレベルに
変化し,異常を検出することができることになる. 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では,エンコーダの異常を,その基準パ
ルスと反転パルスの排他的論理和が肯定を示しているこ
とを条件としているため,とにかく,これらのパルスが
相互に反転して現われている限りは正常と判定してしま
うことになり,この結果,ロータリエンコーダに起こり
得る,全ての異常に対して配慮がされておらず,例え
ば,エンコーダ内部での誤配線や,パルス信号の取り出
しリード部での断線事故などにより,上記の正常とすべ
き信号条件が満足されてしまった場合には,異常と検出
できないという問題があった.例えば,第4図の従来例
において,誤配線などの,何らかの原因により,いま,
パルス信号EUと▲▼とが第5図の時刻t2のようにな
ったとしても,異常は検出されず,また,この状態が,
固定したとしても,やはり異常とは検出されない. また、上記従来技術では、フオトカプラが、各相の基
準パルス信号と反転パルス信号のそれぞれに必要であ
り、このため、回路構成が複雑でコストアップになって
いた。
本発明の目的は、エンコード信号出力を3相の基準パ
ルス信号と反転パルス信号として出力するロータリーパ
ルスエンコーダにおいて、異常態様の全てに対して確実
に検出機能を与えることができるパルスエンコーダ異常
検出装置をローコストで提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、回転位置の変化を、基準パルス信号と反
転パルス信号の対パルス信号からなるU相とV相、それ
にW相の3相パルス信号により検出する方式のパルスエ
ンコーダにおいて、U相の基準パルス信号に出力線と反
転パルス信号の出力線の間に入力側が接続された第1の
フオトカプラと、V相の基準パルス信号の出力線と反転
パルス信号の出力線の間に入力側が接続された第2のフ
オトカプラと、W相の基準パルス信号の出力線と反転パ
ルス信号の出力線の間に入力側が接続された第3のフオ
トカプラと、第1のフオトカプラの出力と、第2のフオ
トカプラの出力と、第3のフオトカプラの出力とを入力
とする3入力論理積回路と、第1のフオトカプラの出力
と、第2のフオトカプラの出力と、第3のフオトカプラ
の出力とを入力とする3否定入力論理積回路と、3入力
論理積回路の出力と、3否定入力論理積回路とを入力と
する2入力論理和回路とを設け、2入力論理和回路の出
力が論理1になったことにより、パルスエンコーダの異
常を検出するようにして達成される。
〔作用〕
基準パルス信号と反転パルス信号の対パルス信号から
なるU相とV相、それにW相の3相パルス信号を出力す
るパルスエンコーダでは、それからのパルス信号は、そ
れが正常である限り、3相同時には肯定、又は否定には
ならないから、これらのパルスの論理積、及び否定入力
論理積の双方の演算結果により異常を判定するようにし
てやれば、あますことなく異常を検出することができ
る。
そして、このとき、本発明によれば、フオトカプラの
個数が3個で済むので、コストダウンを得ることができ
る。
〔実施例〕
以下,本発明によるパルスエンコーダ異常検出装置に
ついて,図示の実施例により詳細に説明する. 第1図は本発明の一実施例で,この図において,1〜3
はフオトカプラ,41は3入力論理積回路,42は3否定入力
論理積回路,51は論理和回路である. フオトカプラ1〜3は、その入力側が、それぞれ3相
の各相毎に、U相の基準パルス信号EUと反転パルス信号
▲▼の間、V相の基準パルス信号EVと反転パルス信
号▲▼の間、それにW相の基準パルス信号EWと反転
パルス信号▲▼の間に接続されている。
なお、これらのフオトカプラ1〜3は、ノイズを遮断
するために設けてあることは、既に説明した通りであ
る。
論理積回路41はそれぞれのフオトカプラ1〜3の全て
の出力電圧V11,V12,V13の論理積を取って,出力電圧V14
を発生させる働きをする. 否定入力論理積回路42は同じく否定入力論理積を取っ
て,出力電圧V15を発生させる働きをする. 論理和回路51は,論理積回路41と否定論理積回路42の
一方でもHレベルを出力したときには,やはりHレベル
になる出力電圧V16を発生させる働きをする. 従って,この第1図の実施例による真理値表は第2図
のようになる. 次に,この実施例の動作を第3図のタイムチャートに
より説明する. いま,時刻t5ないしt7未満の期間で,正常時にあると
すると,パルス信号EU〜EWによるフオトカプラ1〜3の
出力電圧V11V12,V13は,エンコーダの回転に伴って,第
3図に示すように,3相の電圧として,規則正しく現れ
る. 従って,このときには,論理和回路51の出力電圧V16
はLレベルに保たれ,異常は検出されない.そして,こ
のときには,エンコーダが停止していても,同じ動作と
なり,誤動作することなく,異常は発生していないこと
を,この電圧V16がLレベルにあることにより,正確に
表わす. 次に,時刻t7に至り,ここで,パルス信号EUまたはEU
が,断線故障などにより,Lレベルに固定されてしまった
とする. そうすると,第2図の真理値表から明らかなように,
出力電圧V16は,ここで,それまでのLレベルからHレ
ベルに変化し,異常を検出する. さらに,この状態で,ロターリエンコーダが回転して
いたとしても,同図の時刻t8でしめるように,やはり電
圧V16はHレベルになり,異常を検出することができ
る. また,この実施例では,エンコーダ配線時での誤配線
などの事故により,パルス信号EUと▲▼とが逆にな
っていたとすると,このときには,出力電圧V11の位相
が180度ずれた形になり,第3図の電圧V11で示すように
なる.しかして,この結果,同図の時刻t7,t8で示すよ
うな状態になり,やはり異常を検出することができる. 従って,この実施例によれば,ロータリエンコーダに
現れる,どのような態様の異常に対しても有効に対応で
き,常に確実に異常を検出することもできる. なお,この実施例では,2相のパルス信号の経路に誤配
線が存在していても,全く同様に異常を検出することが
できる. また,この実施例によれば,第1図から明らかなよう
に,フオトカプラの使用数が従来例に比して半分で済
み,この結果,回路構成が簡略化され,充分なローコス
ト化を得ることができる. 〔発明の効果〕 本発明によれば,パルスエンコーダに発生することが
考えられる,どのような態様の誤動作に対しても,常に
有効に機能し,確実に異常を検出することができ,高い
信頼性を有するパルスエンコーダ異常検出装置をローコ
ストで容易に提供することができる。
そして、本発明には、フオトカプラの個数が3個で済
むので、コストの削減を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパルスエンコーダ異常検出装置の
一実施例を示す回路図,第2図は動作説明用の真理値
図,第3図は動作説明用のタイムチヤート,第4図は従
来例を示す回路図,第5図はその動作説明用のタイムチ
ヤートである. 1〜3……フオトカプラ,41……3入力論理積回路,42…
…3否定入力論理積回路,51……論理和回路.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根井 博幸 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (72)発明者 清川 正悟 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (56)参考文献 特開 昭63−284415(JP,A) 特開 平1−223311(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転位置の変化を、基準パルス信号と反転
    パルス信号の対パルス信号からなるU相とV相、それに
    W相の3相パルス信号により検出する方式のパルスエン
    コーダにおいて、 上記U相の基準パルス信号の出力線と反転パルス信号の
    出力線の間に入力側が接続された第1のフオトカプラ
    と、 上記V相の基準パルス信号の出力線と反転パルス信号の
    出力線の間に入力側が接続された第2のフオトカプラ
    と、 上記W相の基準パルス信号の出力線と反転パルス信号の
    出力線の間に入力側が接続された第3のフオトカプラ
    と、 上記第1のフオトカプラの出力と、上記第2のフオトカ
    プラの出力と、上記第3のフオトカプラの出力とを入力
    とする3入力論理積回路と、 上記第1のフオトカプラの出力と、上記第2のフオトカ
    プラの出力と、上記第3のフオトカプラの出力とを入力
    とする3否定入力論理積回路と、 上記3入力論理積回路の出力と、上記3否定入力論理積
    回路の出力とを入力とする2入力論理和回路とを設け、 上記2入力論理和回路の出力が論理1になったことによ
    り、上記パルスエンコーダの異常を検出するように構成
    したことを特徴とするパルスエンコーダ異常検出装置。
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