JPH0789399B2 - エンコーダ伝送路異常検出回路 - Google Patents

エンコーダ伝送路異常検出回路

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JPH0789399B2
JPH0789399B2 JP17820988A JP17820988A JPH0789399B2 JP H0789399 B2 JPH0789399 B2 JP H0789399B2 JP 17820988 A JP17820988 A JP 17820988A JP 17820988 A JP17820988 A JP 17820988A JP H0789399 B2 JPH0789399 B2 JP H0789399B2
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encoder
signal
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pulse
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憲二 原
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はサーボシステム等のインクリメンタルエンコー
ダ信号伝送路の異常を検出するエンコーダ伝送路異常検
出回路に関する。
[従来の技術] 従来、この種のエンコーダ伝送路異常検出回路として
は、本出願人により出願された実願昭61−197432号、特
願昭62−177072号(特開昭64−21319号)、特願昭62−1
29813号(特開昭63−29516号)がある。前2者は単に信
号線の断線検出のみを行ない、後者は予め位置制御ルー
プのフィードバック量に若干のオフセット値を与えてお
き、電源投入時にサーボモータを若干回転させてそのエ
ンコーダ出力を監視することにより、伝送路の異常を検
出するものである。また、特開昭61−95210号に開示さ
れている断線検知装置は、サーボコントローラの電源投
入後にサーボモータを手動で回転させ、エンコーダある
いはポテンショメータより出力される信号を用いて異常
の有無を検出するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のエンコーダ伝送路異常検出回路は、実願
昭61−197432号、特願昭62−177072号についてはライン
ドライバ、ラインレシーバの異常検出は行なえず、特願
昭62−129813号、特開昭61−95210号についてはいずれ
もサーボモータを若干回転させる必要があり、手間がか
かるという欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明のエンコーダ伝送路異常検出回路は、 エンコーダ側に設置され、エンコーダ電源投入時にエン
コーダより入力されるその時点でのA,B2相のパルス信号
にそれぞれ連続するA相およびB相の試験パルス信号
を、いずれも正転および逆転方向に2パルスずつ引続い
て生成する試験パルス信号発生回路と、 サーボコントローラ側に設置され、エンコーダ信号伝送
路を経て入力された試験パルス信号発生回路からのA相
およびB相の試験パルス信号より生成された正転方向ま
たは逆転方向の位置信号パルス列を入力して、入力され
たパルス列が中断されることなく所定のパルス数に達し
たとき、検出信号を出力する位置信号パルス数検出回路
と、位置信号パルス数検出回路に接続され、エンコーダ
電源投入後、設定された一定時限の経過時に前記検出信
号が入力されないとき、異常警報を出力する警報回路と
を有している。
[作 用] サーボコントローラの制御電源が投入されると、エンコ
ーダはその時点でのサーボモータの停止位置にしたが
い、A相パルス信号とB相パルス信号の信号レベル組合
せのうちの一つを出力する。一方、試験パルス信号発生
回路は制御電源投入とともに立上り、そのときエンコー
ダから入力されたA相パルス信号とB相パルス信号にそ
れぞれ連続する試験用のA相パルス信号とB相パルス信
号を、いずれも正転および逆転方向に2パルスずつ引続
いて生成し、エンコーダ信号伝送路に送出する。この試
験用パルスはサーボコントローラ側に入力され、4てい
倍回路により対応する正転方向パルス信号列および逆転
方向パルス信号列に変換されて位置信号パルス数検出回
路に入力される。そこで、位置信号パルス数検出回路は
このパルス列の数をカウントして、中断されることなく
所定のパルス数に達したとき検出信号を出力し、警報回
路は、もし、エンコーダ信号伝送路の故障により、電源
投入後、設定時間を経過しても位置信号パルス数検出回
路から検出信号が入力されなければ、エンコーダ信号伝
送路の異常であると判定し、警報を出力させる。
このように本発明によれば、エンコーダ電源投入ととも
に自動的に試験パルス信号がコントロール側に送出され
て、伝送路の異常の有無を検出することができ、サーボ
モータを回転させる必要がない。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。但し、本発明のエンコーダ伝送路異常検出回路の構
成要件のうち、サーボコントローラ側に設置される位置
信号パルス数検出回路および警報回路は、本願の出願人
により出願した特願昭62−129813号に記載の位置信号パ
ルス数検出回路および警報回路と全く同様のものを用い
ているので、それらの実施例の説明と図面を省略する。
第1図は本発明のエンコーダ伝送路異常検出回路の一実
施例とエンコーダ伝送路との構成を示す全体図、第2図
は本実施例の有する試験パルス信号発生回路3の回路
図、第3図は試験パルス信号発生回路各部の信号のタイ
ミングチャートである。
エンコーダディスク1から出力された90゜の位相差を有
するA,B2相信号は信号処理回路21,22で増巾され、それ
ぞれA相パルス信号SA,B相パルス信号SBとして試験パル
ス信号発生回路3へ入力される。試験パルス信号発生回
路3で生成されたA相試験パルス信号ΦとB相試験パ
ルス信号Φはそれぞれ、ラインドライバ41,42、信号
線51,52、ラインレシーバ61,62を経てサーボコントロー
ラ側の4てい倍回路7に入力され、位置信号パルス数検
出回路8が異常を検出したとき警報回路9から異常警報
10を出力し、サーボシステムが正常な運転状態に入れ
ば、正常な正転または逆転方向のインクリメントパルス
信号11または12が出力される。エンコーダ電源接点13は
コントローラの電源投入信号▲▼により“閉”
とされ、電源線14を介してエンコーダ側にエンコーダ電
源を印加する。
試験パルス信号発生回路3は同期式プリセッタブルクリ
ア付き2進カウンタ(161,以下カウンタと称する)21と
4ビット2進全加算器(283,以下全加算器と称する)22
と4個のイクスクルーシブオアゲート23,24,25,26およ
びインバータ27より構成されている。カウンタ21はイネ
ーブル端子Tが高位電源に接続されて出力がイネーブル
とされており、キャリ端子RCはインバータ27を介してイ
ネーブル端子Pに接続され、ロード端子LDは高位電源に
接続されてディスエーブルとされている。また、リセッ
ト信号▲▼がクリア端子CLに入力されている。イ
クスクルーシブオアゲート23,24はそれぞれ、カウンタ2
1の端子QA,QDの出力と端子QB,QDの出力を入力し、信号S
E,SFを出力する。イクスクルーシブオアゲート25はエン
コーダディスク1より信号処理回路21,22を介してA相
パルス信号SAとB相パルス信号SBを入力する。全加算器
22はその入力端子A1,B1,A2,B2にそれぞれ、イクスクル
ーシブオアゲート25の出力,信号SE,B相パルス信号SB,
信号SFを入力し、出力端子Σの出力をB相試験パルス
信号Φとして出力する。イクスクルーシブオアゲート
26は出力端子ΣおよびΣの出力を入力して、A相試
験パルス信号Φを出力する。
次に、第3図のタイミングチャートにしたがい、試験パ
ルス信号発生回路3の動作を説明する。
時刻t0において電源投入信号▲▼がオンとされ
るとエンコーダ側に電源電圧の+5Vが供給され、エンコ
ーダディスク1よりそのときのサーボモータ停止位相に
相当するA,B2相信号SA,SBが入力される。サーボモータ
は停止したままで、いまの場合2相信号SA,SBはいずれ
もレベル“L"の状態にあるものとする。一方、カウンタ
21は、電源投入信号▲▼オンによりリセット信
号▲▼が“H"に転じて(0000)よりカウントを開
始し、QA,QB,QD各端子からクロック信号CPの立上りに応
じて第3図中に示すパルスを出力する。時刻t1にカウン
トアップしてキャリア出力RCが出力されれば、インバー
タ27およびイネーブル端子Pを介してディスエーブルと
され、カウントを停止して(0000)の状態を保つ。した
がって、イクスクルーシブオアゲート23,24から出力さ
れるSE,SFは図示した波形のパルスを出力し、時刻t1
元の状態に戻る。全加算器22による加算結果は、端子
A1,A2の入力がいずれも“L"であるから、出力端子Σ1,
Σからは信号SE,SFがそのままの波形で出力され、端
子Σの出力はB相試験パルス信号Φとなり、また、
端子Σ1の出力はエククスルーシブオアゲート26を
介してA相試験パルス信号Φとなり、いずれも時刻t1
に至るまで、第3図に示すようにそれぞれ2パルスずつ
正転方向と逆転方向の2相試験パルス信号ΦAとし
て出力される。
上述した説明では、エンコーダディスク1から出力され
た2相信号SA,SBがいずれもレベル“L"の場合である
が、その他のレベルの組合せの場合にも同様にして、そ
のときの2相信号SA,SBに連続する各2パルスずつのA,B
相試験パルス信号ΦAを得ることは容易に検証でき
る。
試験パルス信号発生回路3から出力された2相試験パル
ス信号ΦAはそれぞれの信号線51,52を経てコント
ローラ側に入力され、上述したように特願昭62−129813
号に記載の位置信号パルス数検出回路および警報回路と
同様の回路を用いて、エンコーダ伝送路の異常を検証す
ることができる。
試験中はモータは停止したままであり、試験終了後にモ
ータを起動すれば、エンコーダディスク1から出力され
る2相信号SA,SBはそのまま試験パルス信号発生回路3
を経て、A相およびB相パルス信号SA,SBとしてコント
ローラ側に伝送される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、サーボモータ起動前に、
まずエンコーダ電源を投入することにより自動的に試験
パルス信号発生回路から、モータ運転中エンコーダディ
スクより出力されるA,B2相パルス信号に相当する試験パ
ルスを正転方向および逆転方向に引続き2パルスづつ発
生し、コントローラ側に送出して、その位置信号パルス
数検出回路と警報回路とを用いて入力状況を監視するこ
とにより、容易に、サーボモータを動かすことなく自動
的にエンコーダ信号伝送路の異常を検出することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエンコーダ伝送路異常検出回路の一実
施例とエンコーダ伝送路との構成を示す全体図、第2図
は本実施例の有する試験パルス信号発生回路の回路図、
第3図は試験パルス信号発生回路各部の信号のタイミン
グチャートである。 1……エンコーダディスク、 21,22……信号処理回路、 3……試験パルス信号発生回路、 41,42……ラインドライバ、 51,52……信号線、 61,62……ラインレシーバ、 7……4てい倍回路、 8……位置信号パルス数検出回路、 9……警報回路、10……異常警報、 11……正転方向パルス、12……逆転方向パルス、 13……エンコーダ電源接点、 14……電源線、21……カウンタ、 22……全加算器、 23,24,25,26……イクスクルーシブオアゲート、 27……インバータ、 ▲▼……電源投入信号、 ▲▼……リセット信号、 SA……A相パルス信号、 SB……B相パルス信号、 Φ……A相試験パルス信号、 Φ……B相試験パルス信号、 SE,SF……信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボシステム等のエンコーダ信号伝送路
    の異常を検出するエンコーダ伝送路異常検出回路であっ
    て、 エンコーダ側に設置され、エンコーダ電源投入時にエン
    コーダより入力されるその時点でのA,B2相のパルス信号
    にそれぞれ連続するA相およびB相の試験パルス信号
    を、いずれも正転および逆転方向に2パルスずつ引続い
    て生成する試験パルス信号発生回路と、 サーボコントローラ側に設置され、エンコーダ信号伝送
    路を経て入力された試験パルス信号発生回路からのA相
    およびB相の試験パルス信号より生成された正転方向ま
    たは逆転方向の位置信号パルス列を入力して、入力され
    たパルス列が中断されることなく所定のパルス数に達し
    たとき、検出信号を出力する位置信号パルス数検出回路
    と、位置信号パルス数検出回路に接続され、エンコーダ
    電源投入後、設定された一定時限の経過時に前記検出信
    号が入力されないとき、異常警報を出力する警報回路と
    を有するエンコーダ伝送路異常検出回路。
JP17820988A 1988-07-19 1988-07-19 エンコーダ伝送路異常検出回路 Expired - Lifetime JPH0789399B2 (ja)

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JPH0228900A JPH0228900A (ja) 1990-01-30
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US6554814B1 (en) 1999-05-10 2003-04-29 The Procter & Gamble Company Protection tampon and method of making
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US11071656B2 (en) 2016-11-07 2021-07-27 The Procter & Gamble Company Tampon and method for making the same
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