JP4910853B2 - エンコーダ断線検出装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載された従来技術においては、差動信号出力方式とシングルエンド信号出力方式に関係なく、断線検出できるが、コンパレータなどの差動増幅器を使用しているので、電源電圧が異なるエンコーダに対応するには部品の変更が必要である。また、エンコーダの出力線路と制御回路側信号線との間を電気的に絶縁されてないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、エンコーダの信号伝送方式が差動信号出力方式とシングルエンド信号出力方式両方とも断線検出が行え、しかもエンコーダの出力線と制御回路側信号線との間を電気的に絶縁された断線検出回路を提供することにある。
第2の発明においては、第1の発明における前記中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第4の発明においては、第1の発明における前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第5の発明においては、互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、を直列に接続した第1の直列回路と、第3の限流抵抗と、第3フォトカプラの発光素子部と、第4フォトカプラの発光素子部と、第4限流抵抗と、を直列に接続した第2の直列回路と、を各々接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第1相を、前記第2の直列回路の中間接続点(第2相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第2相を、各々接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第3の直列回路との直列回路を接続し、さらに前記第3の直列回路と、前記第3のフォトカプラの受光素子部と、前記第4のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第4の直列回路とを並列接続し、前記第5の限流抵抗と前記第3又は第4の直列回路との接続点を断線検出信号の出力とする。
第7の発明においては、第5の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点する。
第8の発明においては、第5の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第10の発明においては、ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を断線検出信号とする。
第12の発明においては、前記第8の発明における前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とする。
第13の発明においては、第10の発明において、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第14の発明においては、互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる第1の直列回路を接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第1相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を第1相断線検出信号とし、さらに、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、第3のフォトカプラの発光素子部と、第4のフォトカプラの発光素子部と、第6限流抵抗と、からなる第2の直列接続回路を接続し、前記第2の直列接続回路の中間接続点(第2相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第2相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との接続点を第3検出出力とし、前記第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との接続点を第4検出出力とし、前記第3の検出出力と前記第4の検出出力との論理和を第2相断線検出信号とし、第1相断線検出信号と第2相断線検出信号の論理積を断線検出信号とする。
第16の発明においては、前記14の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点する。
第17の発明においては、第14の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
請求項5〜8及び14〜17の発明では、差動信号出力方式パルスエンコーダに対する断線検出が可能であり、また、フォトカプラを用いているため、エンコーダの電源と絶縁された断線検出信号を得ることができる。
請求項9の発明では、請求項5〜8の発明において、一方の検出入力をグランドに接続することにより、また請求項18の発明では、請求項14〜17の発明において、一方の検出入力をグランドに接続することにより、シングルエンド出力方式パルスエンコーダへの適用が可能となる。
以下に断線検出の動作原理を説明する。
パルスエンコーダ1からパルス信号を正常に得られるときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルはハイ(H)レベルあるいはロー(L)レベルのどちらか一方である。信号線がハイレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が消灯し、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が発光し、受光素子11−2がオフ、受光素子12−2がオンとなり、断線検出回路の出力がハイレベルとなる。ここでのハイレベルはパルスエンコーダ1の電源とは別の電源である制御回路の電源電圧(Vcc2)のレベルである。同様に、信号線がローレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が発光し、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が消灯し、受光素子11−2がオン、受光素子12−2がオフとなり、断線検出回路の出力がハイレベルとなる。ここでのハイレベルはパルスエンコーダ1の電源とは別の電源である制御回路の電源電圧(Vcc2)のレベルである。
実施例4に係る断線検出の動作原理は、実施例1のシングルエンド信号出力方式のエンコーダの断線検出動作原理と同様である。差動信号の場合は、互いに反転した2相のパルス信号線(A+、A−)があるので、実施例1に示した断線検出回路を2つ設け、断線検出の出力端子を並列接続する。
しかし、2相の信号線のうち、どちらが一方または両方が断線した場合、断線した相と接続された断線検出回路がローレベルを出力し、合成した断線検出信号がローレベルとなり、断線が検出される。
以下に断線検出の動作原理を説明する。
パルスエンコーダ1からパルス信号を正常に得られるときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルはハイレベルあるいはローレベルのどちらか一方である。信号線がハイレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が消灯し、フォトカプラ11の出力端01がハイレベルとなる。それに対して、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が発光し、フォトカプラ12の出力端02がローレベルとなる。その結果、論理和素子30の出力がハイレベルとなる。
しかし、パルスエンコーダ1の信号線が断線し、パルス信号を正常に得られないときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルは、断線検出回路の限流抵抗15、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1、限流抵抗16及びフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1の分圧で決められ、エンコーダ電源電圧(Vcc1)の1/2となる。この場合には、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1とフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が両方とも発光し、フォトカプラ11の出力端01とフォトカプラ12の出力端02が両方ともローレベルとなり、断線が検出される。
本実施例の断線検出の動作原理は、図5のシングルエンド信号出力方式エンコーダの断線検出回路を2回路用いた構成で、動作原理と図5と同様である。差動信号の場合は、互いに反転した2相のパルス信号線があるので、断線検出回路を2つ設け、断線検出の出力を論理積で求める。
しかし、2相の信号線のうち、どちらが一方または両方が断線した場合、断線した相と接続された断線検出回路がローレベルを出力し、論理積である断線検出信号がローレベルとなり、断線が検出される。
・ 2、2a、2b、2c、2d、2e・・・制御回路
・ 3a・・・インターフェース
10、10a、10b、10c、10d、10e・・・断線検出回路
15、16、17、18、15a、16a、17a、18a、25・・・限流抵抗
11、12、13、14、26・・・フォトカプラ
21〜24・・・ダイオード
30、31・・・論理和素子 32・・・論理積素子
33・・・断線電位設定手段 34・・・基準レベル設定手段
35、36・・・差動増幅器 37・・・断線検出手段
Claims (18)
- ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列に接続し、前記第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との接続点を断線検出信号の出力とすることを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、を直列に接続した第1の直列回路と、第3の限流抵抗と、第3フォトカプラの発光素子部と、第4フォトカプラの発光素子部と、第4限流抵抗と、を直列に接続した第2の直列回路と、を各々接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第1相を、前記第2の直列回路の中間接続点(第2相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第2相を、各々接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第3の直列回路を接続し、さらに前記第3の直列回路と、前記第3のフォトカプラの受光素子部と、前記第4のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第4の直列回路とを並列接続し、前記第5の限流抵抗と前記第3又は第4の直列回路との接続点を断線検出信号の出力とすることを特徴とする差動信号出力方式エンコーダの断線検出装置。
- 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 請求項5〜8に記載のエンコーダ断線検出装置において、前記第1相接続点または前記第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続することを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
- ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を断線検出信号とすることを特徴とするシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
- 前記直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる第1の直列回路を接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第1相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を第1相断線検出信号とし、
さらに、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、第3のフォトカプラの発光素子部と、第4のフォトカプラの発光素子部と、第6限流抵抗と、からなる第2の直列接続回路を接続し、前記第2の直列接続回路の中間接続点(第2相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第2相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との接続点を第3検出出力とし、前記第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との接続点を第4検出出力とし、前記第3の検出出力と前記第4の検出出力との論理和を第2相断線検出信号とし、第1相断線検出信号と第2相断線検出信号の論理積を断線検出信号とすることを特徴とする差動信号出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。 - 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点することを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
- 請求項14〜17に記載のエンコーダ断線検出装置において、第1相接続点または第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続することを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
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