JP3736831B2 - 信号伝送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて複数のビットの信号を伝送する信号伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、”0”または”1”の値を有する信号を伝送するために2本の信号線が使用されている。送信側では、送信すべき信号の値に応じた電圧が2本の信号線のそれぞれに印加される。受信側では、2本の信号線の一方に印加される電圧と他方に印加される電圧との差が検出される。例えば、その差が所定の電圧値より大きい場合には受信された信号の値は”1”であると判定され、その差が所定の電圧値より小さい場合には受信された信号の値は”0”であると判定される。このような2本の信号線は、通常、差動信号線と呼ばれる。
【0003】
このような差動信号線を用いて、3以上の値(以下、”多値”という)を有する信号を伝送する方法としては、例えば、”0”の値に対応する電圧と”1”の値に対応する電圧との間を複数の領域に分割して、複数の領域のそれぞれに”0””1”以外の値を割り当てる方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、”0”の値に対応する電圧と”1”の値に対応する電圧との間を複数の領域に分割することにより”多値”を有する信号を伝送する方法によれば、受信側において信号の値を判別する際のマージンが小さくなってしまう。このことは、受信側において信号の値が誤判定される確率を増大させる。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、受信側において信号の値が誤判定される確率を増大させることなく、1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて複数のビットの信号を伝送する信号伝送方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の信号伝送方法は、1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて複数のビットの信号を伝送する信号伝送方法であって、複数のビットに複数のパラメータをそれぞれ割り当て、前記複数のビットのそれぞれの値に応じて前記複数のパラメータのそれぞれに”0”または”1”を表す値を設定するステップと、前記設定された値を有する複数のパラメータの組み合わせを表現する電気信号を前記伝送線路に出力するステップと、前記伝送線路から前記電気信号を受け取り、前記電気信号から前記複数のパラメータを抽出するステップと、前記複数のパラメータのそれぞれの値を検出するステップとを包含しており、これにより、上記目的が達成される。
【0007】
前記複数のパラメータは、前記伝送線路を流れる電流の方向を示す第1パラメータと、前記伝送線路を流れる電流の量を示す第2パラメータと、前記伝送線路に流出する電流の量と前記伝送線路から流入する電流の量とのバランスを示す第3パラメータとを含んでいてもよい。
【0008】
前記伝送線路は、2本の差動信号線であってもよい。
【0009】
前記伝送線路は、単一の信号線であってもよい。
【0010】
以下、作用を説明する。
【0011】
請求項1に係る信号伝送方法によれば、”0”または”1”を表す値をそれぞれ有する複数のパラメータの組み合わせを表現する電気信号が伝送線路に出力される。その電気信号はその伝送線路から受信される。受信された電気信号から複数のパラメータが抽出され、その複数のパラメータのそれぞれの値が検出される。
【0012】
このように、送信側では、複数のビットの信号が1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて伝送可能な電気信号に符号化され、受信側では、その伝送線路を通って受信された電気信号が複数のビットの信号に復号化される。これにより、1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて”多値”を有する信号を伝送することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の信号伝送方法を実現する信号伝送システム1の構成を模式的に示す。
【0015】
信号伝送システム1は、送信装置10と、受信装置20と、送信装置10と受信装置20とを接続する伝送線路30とを含む。伝送線路30は、1ビットに割り当てられている。
【0016】
図1に示される例では、伝送線路30は、信号線30aと信号線30bとを含む。信号線30aと信号線30bとは差動信号線とも呼ばれる。
【0017】
送信装置10は、3ビットの信号(A1,A2,A3)を受け取る。3ビットの信号(A1,A2,A3)によって8(=2×2×2)個の異なる値が表現され得る。
【0018】
送信装置10は、3ビットの信号(A1,A2,A3)を1ビットに割り当てられている伝送線路30を用いて伝送可能な電気信号に符号化する符号化部10aを含む。
【0019】
ここで、ビットA1、ビットA2、ビットA3は、それぞれ、異なる電気的特性を有するパラメータに割り当てられている。例えば、ビットA1は伝送線路30に流れる電流の方向(以下、電流の方向と略記する)を示すパラメータP1に割り当てられ、ビットA2は伝送線路30に流出する電流の量(以下、電流の量と略記する)を示すパラメータP2に割り当てられ、ビットA3は伝送線路30に流出する電流の量と伝送線路30から流入する電流の量とのバランス(以下、電流のバランスと略記する)を示すパラメータP3に割り当てられる。
【0020】
パラメータP1〜P3のそれぞれは、”0”または”1”を表す値を有している。
【0021】
パラメータP1の値と電流の方向との関係は、例えば、表1に示されるように定義される。
【0022】
【表1】
Figure 0003736831
【0023】
すなわち、電流が伝送線路30を時計回り(すなわち、信号線30a−復号化部20a−信号線30bの順)に流れる場合には、パラメータP1の値は”0”であり、電流が伝送線路30を反時計回り(すなわち、信号線30b−復号化部20a−信号線30aの順)に流れる場合には、パラメータP1の値は”1”である。
【0024】
パラメータP2の値と電流の量との関係は、例えば、表2に示されるように定義される。
【0025】
【表2】
Figure 0003736831
【0026】
すなわち、伝送線路30に流出する電流の量が小である(例えば、5mA)場合には、パラメータP2の値は”0”であり、伝送線路30に流出する電流の量が大である(例えば、5.25mA)場合には、パラメータP2の値は”1”である。
【0027】
パラメータP3の値と電流のバランスとの関係は、例えば、表3に示されるように定義される。
【0028】
【表3】
Figure 0003736831
【0029】
すなわち、伝送線路30から流出する電流の量と伝送線路30に流入する電流の量とが等しい場合には、パラメータP3の値は”0”であり、伝送線路30から流出する電流の量と伝送線路30に流入する電流の量とが異なる場合には、パラメータP3の値は”1”である。
【0030】
符号化部10aは、ビットA1〜ビットA3の値に応じてパラメータP1〜P3の値を設定し、パラメータP1〜P3の組み合わせを表現する電気信号を伝送線路30に出力する。
【0031】
例えば、(A1,A2,A3)=(0,1,1)である場合には、符号化部10aは、(P1,P2,P3)=(0,1,1)となるようにパラメータP1〜P3の値を設定し、パラメータP1〜P3の組み合わせを表現する電気信号を伝送線路30に出力する。この場合、伝送線路30に出力される電気信号は、電流の方向が時計回りであり(P1=”0”)、かつ、電流の量が大であり(P2=”1”)、かつ、流出電流の量と流入電流の量とが異なる(P3=”1”)電気信号である。
【0032】
このようにして、符号化部10aは、3ビットの信号(A1,A2,A3)を1ビットに割り当てられている伝送線路30を用いて伝送可能な電気信号に符号化する。その電気信号は、伝送線路30に出力される。
【0033】
受信装置20は、伝送線路30から電気信号を受け取り、その電気信号を3ビットの信号(B1,B2,B3)に復号化する復号化部20aを含む。このような復号化は、電気信号からパラメータP1〜P3を抽出し、パラメータP1〜P3のそれぞれの値を検出することによって達成される。
【0034】
図2は、信号伝送システム1の構成をより具体的に示す。
【0035】
送信装置10において、符号化部10aは、3ビットの信号(A1,A2,A3)を制御信号の組(S1,S2,S3)に変換する変換回路10bと、制御信号の組(S1,S2,S3)に応じて電気信号を生成し、その電気信号を伝送線路30に出力する電気信号出力回路10cとを含む。
【0036】
電気信号出力回路10cは、+5mAの定電流源112と、+0.25mAの定電流源114とを含む。定電流源112の一端は電源電位に接続されており、他端は信号線130aに接続されている。定電流源114の一端は電源電位に接続されており、他端はスイッチ116を介して信号線130aに接続されている。信号線130aは、電流方向切り換え回路132に接続されている。電源電位は、例えば、3.0Vである。
【0037】
スイッチ116のオンオフは、変換回路10bから出力される制御信号S1によって制御される。制御信号S1の値が”1”である場合にはスイッチ116はオンに制御される。制御信号S1の値が”0”である場合にはスイッチ116はオフに制御される。
【0038】
電気信号出力回路10cは、−5mAの定電流源122と、−0.25mAの定電流源124とをさらに含む。定電流源122の一端は接地電位に接続されており、他端は信号線130bに接続されている。定電流源124の一端は接地電位に接続されており、他端はスイッチ126を介して信号線130bに接続されている。信号線130bは、電流方向切り換え回路132に接続されている。接地電位は、例えば、0Vである。
【0039】
スイッチ126のオンオフは、変換回路10bから出力される制御信号S2によって制御される。制御信号S2の値が”1”である場合にはスイッチ126はオンに制御される。制御信号S2の値が”0”である場合にはスイッチ126はオフに制御される。
【0040】
電気信号出力回路10cは、電流方向切り換え回路132をさらに含む。電流方向切り換え回路132は、変換回路10bから出力される制御信号S3に応じて、伝送線路30(すなわち、信号線30aおよび信号線30b)に流れる電流の方向を切り換える。
【0041】
制御信号S3の値が”0”である場合には、電流方向切り換え回路132は、信号線130aと信号線30aとを電気的に接続し、信号線130bと信号線30bとを電気的に接続する。これにより、定電流源112および定電流源114から流出する電流は、時計回り(すなわち、信号線130a、信号線30a、受信装置20、信号線30b、信号線130bの順)に流れる。
【0042】
制御信号S3の値が”1”である場合には、電流方向切り換え回路132は、信号線130aと信号線30bとを電気的に接続し、信号線130bと信号線30aとを電気的に接続する。これにより、定電流源112および定電流源114から流出する電流は、反時計回り(すなわち、信号線130a、信号線30b、受信装置20、信号線30a、信号線130bの順)に流れる。
【0043】
表4は、変換回路10bのロジックを示す。
【0044】
【表4】
Figure 0003736831
【0045】
表4に示されるロジックは、例えば、数1に示される論理式によって実現され得る。変換回路10bは、数1に示される論理式を満たす任意の論理回路によって構成され得る。
【0046】
【数1】
Figure 0003736831
ここで、A3バーとはA3の否定である。
【0047】
図2に示される矢印Arは、3ビットの信号(A1,A2,A3)=(0,1,1)を符号化することによって得られる電気信号の流れを示す。
【0048】
表4によれば、3ビットの信号(A1,A2,A3)=(0,1,1)は、変換回路10bによって制御信号の組(S1,S2,S3)=(1,0,0)に変換される。制御信号S1によってスイッチ116がオンに制御される。制御信号S2によってスイッチ126がオフに制御される。制御信号S3によって電流が時計回りに伝送線路30を流れるように電流方向切り換え回路132が制御される。これにより、定電流源112および定電流源114からの電流(+5.25mA)が送信装置10から受信装置20に向かって信号線30aを流れる。また、電流(−5mA)が受信装置20から送信装置10に向かって信号線30bを流れ、定電流源122に吸い込まれる。信号線30aを流れる電流(+5.25mA)と信号線30bを流れる電流(−5mA)との差(+0.25mA)は、受信装置20のコモン電流補償回路252によって補償される。
【0049】
このように、3ビットの信号(A1,A2,A3)=(0,1,1)を符号化することによって、伝送線路30に流れる電流の方向が時計回りであり(P1=”0”)、かつ、伝送線路30に流出する電流の量が大(5.25mA)であり(P2=”1”)、かつ、伝送線路30に流出する電流の量(5.25mA)と伝送線路30から流入する電流の量(5mA)とが異なる(P3=”1”)電気信号が伝送線路30に出力される。この電気信号は、(P1,P2,P3)=(0,1,1)という値を有するパラメータP1〜P3の組み合わせを表現する電気信号である。
【0050】
図3(a)および(b)は、電流方向切り換え回路132の構成例を示す。電流方向切り換え回路132は、トランジスタ132a〜132dを含む。
【0051】
図3(a)において、矢印Ar1、Ar2は、制御信号S3の値が”0”である場合における電流経路を示す。制御信号S3の値が”0”である場合には、トランジスタ132aとトランジスタ132dとがオンする。これにより、信号線130aと信号線30aとが電気的に接続され、信号線130bと信号線30bとが電気的に接続される。
【0052】
図3(b)において、矢印Ar3、Ar4は、制御信号S3の値が”1”である場合における電流経路を示す。制御信号S3の値が”1”である場合には、トランジスタ132bとトランジスタ132cとがオンする。これにより、信号線130aと信号線30bとが電気的に接続され、信号線130bと信号線30aとが電気的に接続される。
【0053】
図2を参照して、受信装置20において、復号化部20aは、伝送線路30から電気信号を受け取り、その電気信号に応じて出力電圧VC1〜VC5を生成する電気信号入力回路20cと、出力電圧の組(VC1,VC2,VC3,VC4,VC5)を3ビットの信号(B1,B2,B3)に変換する変換回路20bとを含む。
【0054】
電気信号入力回路20cは、+5.125mAの定電流源212と、−5.125mAの定電流源214と、コンパレータ222、224、226、228、230と、抵抗242、244、246、248と、コモン電流補償回路252とを含む。
【0055】
定電流源212の一端は、電源電位に接続されており、他端は抵抗246を介してコモン電流補償回路252に接続されている。定電流源214の一端は、接地電位に接続されており、他端は抵抗248を介してコモン電流補償回路252に接続されている。電源電位は、例えば、3Vであり、接地電位は、例えば、0Vである。
【0056】
抵抗242の一端は、信号線30aに接続されており、他端は抵抗244とコモン電流補償回路252とに接続されている。抵抗244の一端は、信号線30bに接続されており、他端は抵抗242とコモン電流補償回路252とに接続されている。抵抗242および抵抗244は、例えば、50オームの抵抗値を有する。
【0057】
コンパレータ222、224、226、228、230のそれぞれは、+入力端子と−入力端子とを有している。+入力端子に入力される電圧が−入力端子に入力される電圧より低い場合には、コンパレータは値”0”を有する信号を出力し、+入力端子に入力される電圧が−入力端子に入力される電圧より高い場合には、コンパレータは値”1”を有する信号を出力する。
【0058】
コンパレータ230は、パラメータP1(電流の方向)の値を検出するために使用される。コンパレータ230から出力電圧VC5が出力される。
【0059】
コンパレータ222とコンパレータ224とは、伝送線路30を流れる電流の方向が時計回りである場合に、パラメータP2(電流の量)の値とパラメータP3(電流のバランス)の値とを検出するために使用される。コンパレータ222から出力電圧VC1が出力される。コンパレータ224から出力電圧VC2が出力される。
【0060】
コンパレータ226とコンパレータ228とは、伝送線路30を流れる電流の方向が反時計回りである場合に、パラメータP2(電流の量)の値とパラメータP3(電流のバランス)の値とを検出するために使用される。コンパレータ226から出力電圧VC3が出力される。コンパレータ228から出力電圧VC4が出力される。
【0061】
コモン電流補償回路252は、信号線30aを流れる電流と信号線30bを流れる電流との差分を補償する。
【0062】
例えば、送信装置10から受信装置20に向かって信号線30aを+5.25mAの電流が流れ、受信装置20から送信装置10に向かって信号線30bを−5mAの電流が流れる場合には、コモン電流補償回路252は、+0.25mAの電流を吸い込む。また、例えば、送信装置10から受信装置20に向かって信号線30aを+5mAの電流が流れ、受信装置20から送信装置10に向かって信号線30bを−5.25mAの電流が流れる場合には、コモン電流補償回路252は、−0.25mAの電流を吐き出す。
【0063】
図4(a)および(b)は、コモン電流補償回路252の構成例を示す。図4(a)は、+0.25mAの電流がコモン電流補償回路252に吸い込まれる様子を示し、図4(b)は、−0.25mAの電流がコモン電流補償回路252から吐き出される様子を示す。
【0064】
表5は、変換回路20bのロジックを示す。
【0065】
【表5】
Figure 0003736831
【0066】
表5に示されるロジックは、例えば、数2に示される論理式によって実現され得る。変換回路20bは、数2に示される論理式を満たす任意の論理回路によって構成され得る。
【0067】
【数2】
Figure 0003736831
ここで、VC2バーとはVC2の否定であり、VC4バーとはVC4の否定である。
【0068】
このように、復号化部20aは、伝送線路30から電気信号を受け取り、その電気信号を復号化することにより、3ビットの信号(B1,B2,B3)を生成する。
【0069】
例えば、(P1,P2,P3)=(0,1,1)という値を有するパラメータP1〜P3の組み合わせを表現する電気信号は、3ビットの信号(B1,B2,B3)=(0,1,1)に復号化される。3ビットの信号(B1,B2,B3)は、3ビットの信号(A1,A2,A3)に一致する。
【0070】
このようにして、1ビットに割り当てられている伝送線路30を用いて、3ビットの信号を送信装置10から受信装置20に伝送することが可能になる。
【0071】
なお、上述した実施の形態では、3ビットの信号を伝送する場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。1ビットに割り当てられた伝送線路を用いてN個のパラメータを組み合わせを表現する電気信号を伝送することにより、Nビットの信号を伝送することもできる。ここで、Nは2以上の任意の整数である。
【0072】
また、伝送線路30が1ビットに割り当てられている限り、伝送線路30は任意の構成をとり得る。例えば、伝送線路30が1本の信号線から構成されていてもよい。
【0073】
また、上述した実施の形態では、パラメータP2は伝送線路30に流出する電流の量を示すとしたが、パラメータP2は伝送線路30から流入する電流の量を示すとしてもよい。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、”0”または”1”を表す値をそれぞれ有する複数のパラメータの組み合わせを表現する電気信号が伝送線路に出力される。その電気信号はその伝送線路から受信される。受信された電気信号から複数のパラメータが抽出され、その複数のパラメータのそれぞれの値が検出される。これにより、1ビットに割り当てられている伝送線路を用いて、複数のビットの信号を伝送することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号伝送方法を実現する信号伝送システム1の構成を模式的に示す図である。
【図2】信号伝送システム1の構成をより具体的に示す図である。
【図3】(a)および(b)は、電流方向切り換え回路132の構成例を示す図である。
【図4】(a)および(b)は、コモン電流補償回路252の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 信号伝送システム
10 送信装置
10a 符号化部
10b 変換回路
10c 電気信号出力回路
20 受信装置
20a 復号化部
20b 変換回路
20c 電気信号入力回路
30 伝送線路
30a、30b 信号線
112、114、122、124 定電流源
116、126 スイッチ
130a、130b 信号線
132 電流方向切り換え回路
212、214 定電流源
222、224、226、228、230 コンパレータ
242、244、246、248 抵抗
252 コモン電流補償回路

Claims (4)

  1. 1ビットに割り当てられている伝送線路を用いてビットの信号を伝送する信号伝送方法であって、
    前記ビットの信号のそれぞれに、前記伝送線路を流れる電流の方向を示す”0”または”1”の値が設定される第1パラメータと、前記伝送線路を流れる電流量の大小を示す”0”または”1”の値が設定される第2パラメータと、前記伝送線路に流出する電流の量と前記伝送線路から流入する電流の量とのバランスを示す”0”または”1”の値が設定される第3パラメータとから選択される2つのパラメータをそれぞれ割り当てるステップと、
    前記2ビットの信号のそれぞれに割り当てられた前記各パラメータに、前記2ビットの信号のそれぞれに対応させて”0”または”1”の値をそれぞれ設定するステップと、
    前記各パラメータに設定された”0”または”1”の値にてそれぞれ示される特性に制御された電流を前記伝送線路に出力するステップと、
    前記伝送線路を伝送された前記電流を受信すると、該電流に基づいて、前記各パラメータに対応する前記電流の特性をそれぞれ抽出するステップと、
    抽出された前記電流の特性に基づいて、前記パラメータにそれぞれ設定された”0”または”1”の値を検出して前記2ビットの信号を生成するステップと
    を包含する信号伝送方法。
  2. 1ビットに割り当てられている伝送線路を用いてビットの信号を伝送する信号伝送方法であって、
    前記ビットの信号のそれぞれに、前記伝送線路を流れる電流の方向を示す”0”または”1”の値が設定される第1パラメータと、前記伝送線路を流れる電流量の大小を示す”0”または”1”の値が設定される第2パラメータと、前記伝送線路に流出する電流の量と前記伝送線路から流入する電流の量とのバランスを示す”0”または”1”の値が設定される第3パラメータとをそれぞれ割り当てるステップと、
    前記ビットの信号のそれぞれに割り当てられた前記第1、第2、第3の各パラメータに、前記3ビットの信号のそれぞれに対応させて”0”または”1”の値をそれぞれ設定するステップと、
    前記第1、第2、第3の各ラメータに設定された”0”または”1”の値にてそれぞれ示される前記電流の方向、前記電流量および前記バランスになった電流を前記伝送線路に出力するステップと、
    前記伝送線路を伝送された前記電流を受信すると、該電流に基づいて、前記電流の方向、前記電流の量および前記バランスをそれぞれ抽出するステップと、
    抽出された前記電流の方向、前記電流の量および前記バランスに基づいて、前記第1、第2、第3の各パラメータにそれぞれ設定された”0”または”1”の値を検出して前記3ビットの信号を生成するステップと
    を包含する信号伝送方法。
  3. 前記伝送線路は、2本の差動信号線である、請求項1または2に記載の信号伝送方法。
  4. 前記伝送線路は、単一の信号線である、請求項1または2に記載の信号伝送方法。
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