JP2008267840A - エンコーダ断線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術では、反転した2相のパルス信号(差動信号出力)伝送方式の場合には適用できるが、反転したパルス信号が無く1相のパルス信号のみの伝送方式の場合はエンコーダ信号の断線検出ができないという問題があった。
【解決手段】ハイおよびローの2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号線の断線検出装置において、パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、直列回路の中間接続点に、パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、第1のフォトカプラの受光素子部と、第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列に接続し、第3の限流抵抗と第1のフォトカプラの受光素子部との接続点を断線検出信号の出力とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの回転軸に取りつけられた回転速度、回転位置の検出などに用いられるエンコーダの断線検出装置に関し、特にその回路構成方法に関する。
この種の断線検出回路は、サーボモータで位置決めなどを行う際に、エンコーダ断線時の暴走を防止するものであり、例えば、図7に特許文献1に記載されたエンコーダ断線検出回路の構成を示す。図7において、パルスエンコーダ1aから出力された、互いに反転した2相のパルス信号(A+,A−)は、ダイオード21〜24による整流回路に接続される。その整流出力は抵抗25を介してフォトカプラ26の発光素子26−1に接続される。パルスエンコーダ1からの2相のパルス信号(A+,A−)が正常に得られるときは、フォトカプラの発光素子26−1が発光し、受光素子26−2の出力はローレベル(Lレベル)となる。パルスエンコーダ1からの2相のパルス信号(A+,A−)のうち、片方(例えばA+)が断線すると、フォトカプラの発光素子26−1に電流が流れなくなり、消灯し、受光素子26−2の出力がHレベルとなり断線を検出できる。
また、図8に特許文献2に記載されたエンコーダ断線検出回路の構成を示す。図8において、33は断線電位設定手段、34は高電位および低電位の基準レベル設定手段、35と36は信号線電位検出手段となる差動増幅器、37は断線検出手段である。基準レベル設定手段34は高電位VHと低電位VLを設定し、エンコーダ1からのパルス信号が正常に得られるときは、入力したパルス信号の電圧レベルが高電位VHより高いか、あるいは低電位VLより低く、差動増幅器35と36のうち、どちらか一方がローレベルの電圧を出力する。エンコーダが断線すると、入力したパルスが無くなり、断線電位設定手段の電位Vaを出力する。この時に、VH≧Va≧VLとなり、差動増幅器35と36の両方ともハイレベルの電圧を出力し、断線を検出できる。
特開平5−3691号公報 特開平1−284770号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術においては、互いに反転した2相のパルス信号(差動信号出力)伝送方式の場合には適用できるが、反転したパルス信号が無く1相のパルス信号のみ(シングルエンド信号出力)伝送方式の場合はエンコーダ信号の断線検出ができないという問題点があった。
また、特許文献2に記載された従来技術においては、差動信号出力方式とシングルエンド信号出力方式に関係なく、断線検出できるが、コンパレータなどの差動増幅器を使用しているので、電源電圧が異なるエンコーダに対応するには部品の変更が必要である。また、エンコーダの出力線路と制御回路側信号線との間を電気的に絶縁されてないという問題点があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、エンコーダの信号伝送方式が差動信号出力方式とシングルエンド信号出力方式両方とも断線検出が行え、しかもエンコーダの出力線と制御回路側信号線との間を電気的に絶縁された断線検出回路を提供することにある。
上述の課題を解決するために、第1の発明においては、ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列に接続し、前記第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との接続点を断線検出信号の出力とする。
第2の発明においては、第1の発明における前記中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第3の発明においては、第1の発明における前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とする。
第4の発明においては、第1の発明における前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第5の発明においては、互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、を直列に接続した第1の直列回路と、第3の限流抵抗と、第3フォトカプラの発光素子部と、第4フォトカプラの発光素子部と、第4限流抵抗と、を直列に接続した第2の直列回路と、を各々接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第1相を、前記第2の直列回路の中間接続点(第2相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第2相を、各々接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第3の直列回路との直列回路を接続し、さらに前記第3の直列回路と、前記第3のフォトカプラの受光素子部と、前記第4のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第4の直列回路とを並列接続し、前記第5の限流抵抗と前記第3又は第4の直列回路との接続点を断線検出信号の出力とする。
第6の発明においては、第5の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第7の発明においては、第5の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点する。
第8の発明においては、第5の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第9の発明においては、第5〜第8の発明に記載のエンコーダ断線検出装置において、前記第1相接続点または前記第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続する。
第10の発明においては、ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を断線検出信号とする。
第11の発明においては、第10の発明における前記直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第12の発明においては、前記第8の発明における前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とする。
第13の発明においては、第10の発明において、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第14の発明においては、互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる第1の直列回路を接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第1相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を第1相断線検出信号とし、さらに、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、第3のフォトカプラの発光素子部と、第4のフォトカプラの発光素子部と、第6限流抵抗と、からなる第2の直列接続回路を接続し、前記第2の直列接続回路の中間接続点(第2相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第2相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との接続点を第3検出出力とし、前記第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との接続点を第4検出出力とし、前記第3の検出出力と前記第4の検出出力との論理和を第2相断線検出信号とし、第1相断線検出信号と第2相断線検出信号の論理積を断線検出信号とする。
第15の発明においては、前記第14の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第16の発明においては、前記14の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点する。
第17の発明においては、第14の発明における前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とする。
第18の発明においては、前記14〜17の発明における第1相接続点または第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続する。
請求項1〜4、9〜13及び18の発明ではシングルエンド出力方式パルエンコーダに対する断線検出が可能であり、また、フォトカプラを用いているためパルスエンコーダの電源と絶縁された断線検出信号を得ることができる。
請求項5〜8及び14〜17の発明では、差動信号出力方式パルスエンコーダに対する断線検出が可能であり、また、フォトカプラを用いているため、エンコーダの電源と絶縁された断線検出信号を得ることができる。
請求項9の発明では、請求項5〜8の発明において、一方の検出入力をグランドに接続することにより、また請求項18の発明では、請求項14〜17の発明において、一方の検出入力をグランドに接続することにより、シングルエンド出力方式パルスエンコーダへの適用が可能となる。
本発明の要点は、パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、からなる直列接続回路を接続し、前記直列接続回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続した回路を1個または2個用い、また、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列に接続し、前記第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との接続点を断線検出信号の出力とする回路構成や、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部の直列回路または第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を設け、前記第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との接続点と前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点との論理和から断線を検出する回路を1個または2個設けた構成としている点である。
図1に、本発明の第1の実施例を示す。図1(a)は本発明に基づく実施例を説明する回路図で、図1(b)は各部の動作例である。図1(a)において、1はモータの回転軸に取りつけられたパルスエンコーダ、2はモータの制御装置、3はパルスエンコーダからのパルス信号をレベル変換、整形するインターフェース、10は本発明の断線検出回路である。10の断線検出回路において、11、12はフォトカプラ、15〜17は限流抵抗である。
以下に断線検出の動作原理を説明する。
パルスエンコーダ1からパルス信号を正常に得られるときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルはハイ(H)レベルあるいはロー(L)レベルのどちらか一方である。信号線がハイレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が消灯し、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が発光し、受光素子11−2がオフ、受光素子12−2がオンとなり、断線検出回路の出力がハイレベルとなる。ここでのハイレベルはパルスエンコーダ1の電源とは別の電源である制御回路の電源電圧(Vcc2)のレベルである。同様に、信号線がローレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が発光し、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が消灯し、受光素子11−2がオン、受光素子12−2がオフとなり、断線検出回路の出力がハイレベルとなる。ここでのハイレベルはパルスエンコーダ1の電源とは別の電源である制御回路の電源電圧(Vcc2)のレベルである。
しかし、パルスエンコーダ1の信号線が断線し、パルス信号を正常に得られないときには、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルは、断線検出回路の限流抵抗15、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1、限流抵抗16、及びフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1の分圧で決められ、限流抵抗15と16の値を同じに選べばエンコーダ電源電圧(Vcc1)の1/2となる。このような場合には、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1とフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が両方とも発光し、受光素子11−2と12−2の両方がオンとなり、断線検出回路の出力がローレベルとなり、断線が検出される。以上の動作を図1(b)に示す。
図2に本発明の第2の実施例を示す。本発明の第1の実施例における図1(a)の構成を変更している。即ち、違いは限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序、及びフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1と限流抵抗16との接続順序を、各々変更している点である。動作原理は第1の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
図3に本発明の第3の実施例を示す。本発明の第1の実施例における図1(a)の構成を変更している。即ち、違いは限流抵抗16とフォトカプラ12の発光ダイオード12−1との接続順序を変更している点である。動作原理は第1の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。尚、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード11−1の順序のみを変更しても同様となる。
図4に、本発明の第4の実施例を示す。図4(a)は差動信号出力方式のエンコーダ断線検出回路の実施例の原理を説明する回路図で、図4(b)は各部の動作例である。図4(a)において、1aはモータの回転軸に取りつけられたパルスエンコーダ、2aはモータの制御装置、3aはパルスエンコーダからのパルス信号をレベル変換、整形するインターフェース、10aは本発明の断線検出回路である。10aの断線検出回路において、11〜14はフォトカプラ、15〜17、15a、16aは限流抵抗である。
実施例4に係る断線検出の動作原理は、実施例1のシングルエンド信号出力方式のエンコーダの断線検出動作原理と同様である。差動信号の場合は、互いに反転した2相のパルス信号線(A+、A−)があるので、実施例1に示した断線検出回路を2つ設け、断線検出の出力端子を並列接続する。
2相の信号線が両方とも正常なときには、2相の信号線と接続されたそれぞれの断線検出回路が両方ともハイレベルを出力し、合成したの断線検出信号がハイレベルとなる。
しかし、2相の信号線のうち、どちらが一方または両方が断線した場合、断線した相と接続された断線検出回路がローレベルを出力し、合成した断線検出信号がローレベルとなり、断線が検出される。
第5の実施例は、第4の実施例において、実施例2の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序、フォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序、限流抵抗15aとフォトカプラ13の発光ダイオード部13−1との接続順序、及びフォトカプラ14の発光ダイオード部14−1と限流抵抗16aとの接続順序を入れ替えるものである。動作原理は第4の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
第6の実施例は、第4の実施例において、実施例3の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序又はフォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序、限流抵抗15aとフォトカプラ13の発光ダイオード部13−1との接続順序又はフォトカプラ14の発光ダイオード部14−1と限流抵抗16aとの接続順序を入れ替えるものである。動作原理は第4の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
第7の実施例は、図4の差動信号出力方式エンコーダの断線検出回路において、断線検出回路の2つの入力端子のうち、どちらか一方をグランドに接続し、他方の入力をシングルエンド信号出力方式のエンコーダの信号線と接続するものである。入力をグランドに接続した断線検出回路の出力は常にハイレベルになるが、エンコーダの信号線に接続した断線検出回路の出力は信号が正常の時はハイレベル、断線の時はローレベルとなる。この結果、断線検出信号は、パルスエンコーダ出力信号が正常な時はハイレベル、断線した時にはローレベルとなり、図4の回路をシングルエンド信号出力方式エンコーダの断線検出回路として使用可能となる。
図5に、本発明の第8の実施例を示す。図5(a)は本発明に基づく実施例の原理を説明する回路図で、図5(b)は各部の動作である。図5(a)において、1はモータの回転軸に取りつけられたパルスエンコーダ、2bはモータの制御装置、3はパルスエンコーダからのパルス信号をレベル変換、整形するインターフェース、10bは本発明の断線検出回路である。10bの断線検出回路において、11、12はフォトカプラ、15〜18は限流抵抗、30は論理和素子である。
以下に断線検出の動作原理を説明する。
パルスエンコーダ1からパルス信号を正常に得られるときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルはハイレベルあるいはローレベルのどちらか一方である。信号線がハイレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が消灯し、フォトカプラ11の出力端01がハイレベルとなる。それに対して、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が発光し、フォトカプラ12の出力端02がローレベルとなる。その結果、論理和素子30の出力がハイレベルとなる。
同様に、信号線がローレベルの場合、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1が発光し、フォトカプラ11の出力端01がローレベルとなる。それに対して、フォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が消灯し、フォトカプラ12の出力端02がハイレベルとなる。その結果、論理和素子30の出力がハイレベルとなる。
しかし、パルスエンコーダ1の信号線が断線し、パルス信号を正常に得られないときに、パルスエンコーダ信号線の電圧レベルは、断線検出回路の限流抵抗15、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1、限流抵抗16及びフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1の分圧で決められ、エンコーダ電源電圧(Vcc1)の1/2となる。この場合には、フォトカプラ11の発光ダイオード部11−1とフォトカプラ12の発光ダイオード部12−1が両方とも発光し、フォトカプラ11の出力端01とフォトカプラ12の出力端02が両方ともローレベルとなり、断線が検出される。
第9の実施例は、第8の実施例において、第2の実施例の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序、及びフォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序を入れ替えるものである。動作原理は実施例8と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
第10の実施例は、第8の実施例において、第3の実施例の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序、又はフォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序を入れ替えるものである。動作原理は実施例8と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
図6に、本発明の第11の実施例を示す。図6(a)は差動信号出力方式エンコーダ断線検出回路の実施例の原理を説明する回路図で、図6(b)は各部の動作例である。図6(a)において、1aはモータの回転軸に取りつけられたパルスエンコーダ、2cはモータの制御装置、3aはパルスエンコーダからのパルス信号をレベル変換、整形するインターフェース、10cは本発明の断線検出回路である。10cの断線検出回路において、11〜14はフォトカプラ、15〜18、15a〜18aは限流抵抗、30、31は論理和素子、32は論理積素子である。
本実施例の断線検出の動作原理は、図5のシングルエンド信号出力方式エンコーダの断線検出回路を2回路用いた構成で、動作原理と図5と同様である。差動信号の場合は、互いに反転した2相のパルス信号線があるので、断線検出回路を2つ設け、断線検出の出力を論理積で求める。
2相の信号線が両方とも正常なときに、2相の信号線と接続されたそれぞれの断線検出回路が両方ともハイレベルを出力し、論理積である断線検出信号がハイレベルとなる。
しかし、2相の信号線のうち、どちらが一方または両方が断線した場合、断線した相と接続された断線検出回路がローレベルを出力し、論理積である断線検出信号がローレベルとなり、断線が検出される。
第12の実施例は、第11の実施例において、実施例2の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序、フォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序、限流抵抗15aとフォトカプラ13の発光ダイオード部13−1との接続順序、及びフォトカプラ14の発光ダイオード部14−1と限流抵抗16aとの接続順序を入れ替えるものである。動作原理は第11の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
第13の実施例は、第11の実施例において、実施例3の場合と同様に、限流抵抗15とフォトカプラ11の発光ダイオード部11−1との接続順序又はフォトカプラ12の発光ダイオード12−1部と限流抵抗16との接続順序、限流抵抗15aとフォトカプラ13の発光ダイオード部13−1との接続順序又はフォトカプラ14の発光ダイオード部14−1と限流抵抗16aとの接続順序を入れ替えるものである。動作原理は第11の実施例と同じであるが、プリント板上に部品配置する場合に融通性が高まり、最適配置がし易くなるというメリットが得られる。
第14の実施例は、図6の差動信号出力方式のエンコーダ断線検出回路において、断線検出回路の2つの入力端子のうち、どちらか一方をグランドに接続し、他方の入力をシングルエンド信号出力方式のエンコーダの信号線と接続するものである。入力をグランドに接続した断線検出回路の出力は常にハイレベルになるが、エンコーダの信号線に接続した断線検出回路の出力は信号が正常の時はハイレベル、断線の時はローレベルとなる。この結果、断線検出信号は、パルスエンコーダ出力信号が正常の時はハイレベル、断線した時にはローレベルとなり、図6の回路をシングルエンド信号出力方式のエンコーダの断線検出回路として使用可能となる。
本発明は、エンコーダに限らず、各種信号伝送回路の断線検出などへの適用が可能である。
本発明の第1の実施例を示す回路及び動作説明図 本発明の第2の実施例を示す回路及び動作説明図 本発明の第3の実施例を示す回路及び動作説明図 本発明の第4の実施例を示す回路及び動作説明図 本発明の第8の実施例を示す回路及び動作説明図 本発明の第11の実施例を示す回路及び動作説明図 従来の実施例を示す回路図1 従来の実施例を示す回路図2
符号の説明
・ 1a・・・パルスエンコーダ
・ 2、2a、2b、2c、2d、2e・・・制御回路
・ 3a・・・インターフェース
10、10a、10b、10c、10d、10e・・・断線検出回路
15、16、17、18、15a、16a、17a、18a、25・・・限流抵抗
11、12、13、14、26・・・フォトカプラ
21〜24・・・ダイオード
30、31・・・論理和素子 32・・・論理積素子
33・・・断線電位設定手段 34・・・基準レベル設定手段
35、36・・・差動増幅器 37・・・断線検出手段

Claims (18)

  1. ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列に接続し、前記第3の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との接続点を断線検出信号の出力とすることを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  2. 前記中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  3. 前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  4. 前記中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項1に記載のシングルエンド出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  5. 互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2の限流抵抗と、を直列に接続した第1の直列回路と、第3の限流抵抗と、第3フォトカプラの発光素子部と、第4フォトカプラの発光素子部と、第4限流抵抗と、を直列に接続した第2の直列回路と、を各々接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第1相を、前記第2の直列回路の中間接続点(第2相接続点)に前記パルスエンコーダの信号線の第2相を、各々接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部と、前記第2のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第3の直列回路を接続し、さらに前記第3の直列回路と、前記第3のフォトカプラの受光素子部と、前記第4のフォトカプラの受光素子部と、を直列接続した第4の直列回路とを並列接続し、前記第5の限流抵抗と前記第3又は第4の直列回路との接続点を断線検出信号の出力とすることを特徴とする差動信号出力方式エンコーダの断線検出装置。
  6. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  7. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  8. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項5に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  9. 請求項5〜8に記載のエンコーダ断線検出装置において、前記第1相接続点または前記第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続することを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
  10. ハイ(H)およびロー(L)の2値からなるシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる直列回路を接続し、前記直列回路の中間接続点に、前記パルスエンコーダの信号線を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と、前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を断線検出信号とすることを特徴とするシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
  11. 前記直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  12. 前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  13. 前記直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項10に記載のシングルエンド信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  14. 互いに反転した2相のパルス信号を出力する差動信号出力方式パルスエンコーダの出力信号を伝送する信号線の断線を検出する断線検出装置において、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第1の限流抵抗と、第1のフォトカプラの発光素子部と、第2のフォトカプラの発光素子部と、第2限流抵抗と、からなる第1の直列回路を接続し、前記第1の直列回路の中間接続点(第1相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第1相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第3限流抵抗と前記第1のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第3の限流抵抗と第1フォトカプラの受光素子部との接続点を第1検出出力とし、前記第4の限流抵抗と前記第2のフォトカプラの受光素子部との接続点を第2検出出力とし、前記第1の検出出力と前記第2の検出出力との論理和を第1相断線検出信号とし、
    さらに、前記パルスエンコーダの電源とグランドとの間に、第5の限流抵抗と、第3のフォトカプラの発光素子部と、第4のフォトカプラの発光素子部と、第6限流抵抗と、からなる第2の直列接続回路を接続し、前記第2の直列接続回路の中間接続点(第2相接続点)に、前記パルスエンコーダの信号線の第2相を接続し、制御回路側の電源とグランドとの間に、第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との直列回路、および第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との直列回路を、各々接続し、前記第7の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの受光素子部との接続点を第3検出出力とし、前記第8の限流抵抗と前記第4のフォトカプラの受光素子部との接続点を第4検出出力とし、前記第3の検出出力と前記第4の検出出力との論理和を第2相断線検出信号とし、第1相断線検出信号と第2相断線検出信号の論理積を断線検出信号とすることを特徴とする差動信号出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
  15. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1のフォトカプラの発光素子部と前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3のフォトカプラの発光素子部と前記第3のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  16. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗と前記第2の限流抵抗との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗と前記第4の限流抵抗との接続点することを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  17. 前記第1の直列回路の中間接続点を、前記第1の限流抵抗又は前記第2の限流抵抗と前記第1のフォトカプラの発光素子部又は前記第2のフォトカプラの発光素子部との接続点とし、前記第2の直列回路の中間接続点を、前記第3の限流抵抗又は前記第4の限流抵抗と前記第3のフォトカプラの発光素子部又は前記第4のフォトカプラの発光素子部との接続点とすることを特徴とする請求項14に記載の差動信号出力方式パルスエンコーダの信号線断線検出装置。
  18. 請求項14〜17に記載のエンコーダ断線検出装置において、第1相接続点または第2相接続点の一方をシングルエンド出力方式パルスエンコーダの出力に、他方を前記シングルエンド出力方式パルスエンコーダの電源のグランドに、各々接続することを特徴とするシングルエンド出力方式パルスエンコーダの断線検出装置。
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