JP2006129276A - 通信制御装置及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通信信号線が100mを超えるような状態でも、通信信号線に乗るノイズの影響が小さいカレントループ型の通信制御装置の提供。
【解決手段】 装置1aの受信用フォトカプラ6の発光素子6d、送信用フォトカプラ7の受光素子7t、装置2aの受信用フォトカプラ8の発光素子8d、送信用フォトカプラ9の受光素子9t、装置1a,2aを接続する通信信号線3c、及び装置1aが備える電源回路37によりカレントループを形成し、装置1a,2aの各制御部14,15が、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信する通信制御装置。受信用フォトカプラ6の発光素子6dに並列接続された第1抵抗16と、受信用フォトカプラ8の発光素子8dに並列接続された第2抵抗17と、受信用フォトカプラ8の受光素子8tの電流出力端子及びGND端子間を接続した第3抵抗18とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 装置1aの受信用フォトカプラ6の発光素子6d、送信用フォトカプラ7の受光素子7t、装置2aの受信用フォトカプラ8の発光素子8d、送信用フォトカプラ9の受光素子9t、装置1a,2aを接続する通信信号線3c、及び装置1aが備える電源回路37によりカレントループを形成し、装置1a,2aの各制御部14,15が、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信する通信制御装置。受信用フォトカプラ6の発光素子6dに並列接続された第1抵抗16と、受信用フォトカプラ8の発光素子8dに並列接続された第2抵抗17と、受信用フォトカプラ8の受光素子8tの電流出力端子及びGND端子間を接続した第3抵抗18とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、2つの装置間でカレントループを形成し、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、2つの装置間で送受信するように構成してある通信制御装置、及びこの通信制御装置を備えて、室内機及び室外機間で制御の為の通信を行う空気調和機に関するものである。
室内ユニット及び室外ユニットに分かれたセパレート型の空気調和機では、各ユニット内にマイクロコンピュータ等で構成された制御部が設けられており、各制御部は、室内外の気温等の情報及び制御信号等を互いに伝える為、各制御部間で通信(以下、内外通信と記す)を行なっている。
特許文献1には、図7に示すような空気調和機の内外通信の為の室内外通信制御装置が開示されている。この室内外通信制御装置では、室内ユニット1側で商用交流電源5を整流する直流電源部37を電源とするカレントループ型の通信回路が構成されている。
特許文献1には、図7に示すような空気調和機の内外通信の為の室内外通信制御装置が開示されている。この室内外通信制御装置では、室内ユニット1側で商用交流電源5を整流する直流電源部37を電源とするカレントループ型の通信回路が構成されている。
直流電源部37は、室内ユニット1の第2端子を介して、商用交流電源5の一方の端子にカソードが接続されたツェナーダイオード13、電解コンデンサ26及び抵抗25の並列回路と、室内ユニット1の第1端子を介して、商用交流電源5の他方の端子にカソードが接続されたダイオード12と、ダイオード12及びツェナーダイオード13の各アノード間を接続する抵抗32とを備えている。
ツェナーダイオード13のアノードは、室内ユニット1の送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7tのエミッタに接続され、フォトカプラ7の発光ダイオード7dのカソードは、抵抗23を介して、室内ユニット1の制御部14の送信部34に接続されている。フォトカプラ7の発光ダイオード7dのアノードは、図示しない電源端子に接続されている。
ツェナーダイオード13のアノードは、室内ユニット1の送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7tのエミッタに接続され、フォトカプラ7の発光ダイオード7dのカソードは、抵抗23を介して、室内ユニット1の制御部14の送信部34に接続されている。フォトカプラ7の発光ダイオード7dのアノードは、図示しない電源端子に接続されている。
フォトカプラ7のフォトトランジスタ7tのコレクタは、室内ユニット1の受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dのカソードに接続され、そのアノードは、順接続されたダイオード10及び抵抗20を通じて、室内ユニット1の第3端子に接続されている。
フォトカプラ6のフォトトランジスタ6tのエミッタは、抵抗24を通じてGND端子に接続されると共に、制御部14の受信部33に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
フォトカプラ6のフォトトランジスタ6tのエミッタは、抵抗24を通じてGND端子に接続されると共に、制御部14の受信部33に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2の送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tのエミッタは、抵抗21を通じて、室外ユニット2の第3端子に接続され、フォトカプラ9の発光ダイオード9dのカソードは、抵抗31を通じて、室外ユニット2の制御部15の送信部36に接続されている。フォトカプラ9の発光ダイオード9dのアノードは、図示しない電源端子に接続されると共に、発光ダイオード9dには抵抗30が並列接続されている。
フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tのコレクタは、室外ユニット2の受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dのカソードに接続され、そのアノードは、順接続されたダイオード11を通じて、室外ユニット2の第2端子に接続されている。フォトカプラ8の発光ダイオード8dには、コンデンサ28が並列接続されている。
フォトカプラ8のフォトトランジスタ8tのエミッタは、抵抗18及びコンデンサ29の並列回路を通じてGND端子に接続されると共に、制御部15の受信部35に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2の第2端子及び第3端子間には、コンデンサ27が接続されている。
フォトカプラ8のフォトトランジスタ8tのエミッタは、抵抗18及びコンデンサ29の並列回路を通じてGND端子に接続されると共に、制御部15の受信部35に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2の第2端子及び第3端子間には、コンデンサ27が接続されている。
室内ユニット1及び室外ユニット2は、各第1端子を接続する交流電源供給線3aと、各第2端子を接続する交流電源供給線3bと、各第3端子を接続する1本の通信信号線3cとを備えるケーブル3により接続されている。また、室内ユニット1及び室外ユニット2は、接地アース4に接続されている。
この室内外通信制御装置は、以上のように、室内ユニット1内の直流電源部37を電源として、室内ユニット1の受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6d、送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7t、室外ユニット2の受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8d、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9t及び通信信号線3cによるカレントループ型通信回路を構成することで、商用交流電源5の電源位相とは無関係に送受信を行なえることが特徴である。
この室内外通信制御装置は、以上のように、室内ユニット1内の直流電源部37を電源として、室内ユニット1の受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6d、送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7t、室外ユニット2の受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8d、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9t及び通信信号線3cによるカレントループ型通信回路を構成することで、商用交流電源5の電源位相とは無関係に送受信を行なえることが特徴である。
カレントループ型通信回路における送信用のスイッチング素子および受信用の電流検出素子には、上述したように、フォトカプラ6〜9が用いられている。
室内ユニット1から室外ユニット2へ送信する場合、制御部15からの信号によって、室外ユニット2の送信用フォトカプラ9をオン状態に保った状態で、室内ユニット1の送信用フォトカプラ6をオン/オフする。また、室外ユニット2から室内ユニット1へ送信する場合、制御部14からの信号によって、室内ユニット1の送信用フォトカプラ7をオン状態に保った状態で、室外ユニット2の送信用フォトカプラ9をオン/オフする。
室内ユニット1から室外ユニット2へ送信する場合、制御部15からの信号によって、室外ユニット2の送信用フォトカプラ9をオン状態に保った状態で、室内ユニット1の送信用フォトカプラ6をオン/オフする。また、室外ユニット2から室内ユニット1へ送信する場合、制御部14からの信号によって、室内ユニット1の送信用フォトカプラ7をオン状態に保った状態で、室外ユニット2の送信用フォトカプラ9をオン/オフする。
これにより、カレントループ型通信回路のループ電流を通電/遮断し、そのループ電流を双方のユニット内の受信用フォトカプラ6,8により検出している。双方のユニット内のフォトカプラ6,8により検出することで、受信側ユニットにおいて受信を行なえると共に、送信側ユニットにおいても送信結果を確認しながら通信することが出来るという利点が有る。
室内ユニット1が電源供給側ユニットである空気調和機の場合、通信は、先ず、電源被供給側である室外ユニット2から室内ユニット1への送信から開始される。即ち、室内ユニット1の送信スイッチング素子であるフォトカプラ7は、オン状態に保たれ、室外ユニット2側の制御部15により、送信信号に合わせて室外ユニット2内の送信用フォトカプラ9がオン/オフされる。このとき、双方の受信用フォトカプラ6,8で送信信号を受信することが出来る。
室外ユニット2から室内ユニット1への送信が完了すれば、次に室内ユニット1から室外ユニット2への送信が行なわれ、その後は、順次、交互に送受信を行なうことにより、室内外通信を継続して行なうことが出来る。
特開平6−147616号公報
室外ユニット2から室内ユニット1への送信が完了すれば、次に室内ユニット1から室外ユニット2への送信が行なわれ、その後は、順次、交互に送受信を行なうことにより、室内外通信を継続して行なうことが出来る。
上述した従来の空気調和機の室内外通信制御装置では、室内ユニット1(室内機)及び室外ユニット2(室外機)を接続するケーブル3が、例えば100mを超えるような状態で、空気調和機が設置された場合、ケーブル3の通信信号線3cにノイズ等が乗って、室内外通信を正常に行えない状態が生じ、空気調和機が正常に作動出来ないことがあるという問題点があった。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、通信信号線が100mを超えるような状態でも、通信信号線に乗るノイズの影響が小さいカレントループ型の通信制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、室内機及び室外機を接続するケーブルが100mを超えるような状態でも、ケーブルの通信信号線に乗るノイズの影響が小さい通信制御装置を備え、通信信号線のノイズに起因して、異常に作動することがない空気調和機を提供することを目的とする。
また、本発明は、室内機及び室外機を接続するケーブルが100mを超えるような状態でも、ケーブルの通信信号線に乗るノイズの影響が小さい通信制御装置を備え、通信信号線のノイズに起因して、異常に作動することがない空気調和機を提供することを目的とする。
本発明に係る通信制御装置は、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、前記一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗と、該受信用フォトカプラの受光素子の電流出力端子及びGND端子間に接続された第3抵抗とを備えることを特徴とする。
この通信制御装置では、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成する。2つの装置の各制御部が、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を送受信する。第1抵抗が、一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続され、第2抵抗が、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続され、第3抵抗が、その受信用フォトカプラの受光素子の電流出力端子及びGND端子間に接続されている。
本発明に係る通信制御装置は、前記第1抵抗、第2抵抗及び第3抵抗の一部又は全部が可変抵抗であることを特徴とする。
本発明に係る通信制御装置は、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、前記一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗と、前記他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に並列接続された第4抵抗とを備えることを特徴とする。
この通信制御装置では、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成する。2つの装置の各制御部が、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を送受信する。第1抵抗が、一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続され、第2抵抗が、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続され、第4抵抗が、他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に並列接続されている。
本発明に係る通信制御装置は、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、前記一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗とを備え、前記他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に第4抵抗を並列接続するように構成してあることを特徴とする。
この通信制御装置では、2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成する。2つの装置の各制御部が、カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を送受信する。第1抵抗が、一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続され、第2抵抗が、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続され、他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に第4抵抗を並列接続出来るように構成してある。
本発明に係る通信制御装置は、前記第1抵抗、第2抵抗及び第4抵抗の一部又は全部が可変抵抗であることを特徴とする。
本発明に係る空気調和機は、本発明に係る通信制御装置を備え、室内機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、室外機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記室内機と室外機とを接続する1本の通信信号線、及び前記室内機が有する電源回路によりカレントループを形成し、前記室内機及び室外機の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してあることを特徴とする。
この空気調和機では、本発明に係る通信制御装置を備え、室内機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、室外機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、室内機と室外機とを接続する1本の通信信号線、及び室内機が有する電源回路によりカレントループを形成している。室内機及び室外機の各制御部が、このカレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を送受信する。
本発明に係る通信制御装置によれば、通信信号線が100mを超えるような場合でも、カレントループ型通信回路の送信用フォトカプラ及び受信用フォトカプラの入出力部に、適正な抵抗値を持つ抵抗を接続しているので、通信信号線に乗るノイズの影響が小さく、信頼性の高い通信制御装置を実現することが出来る。
また、本発明に係る通信制御装置によれば、通信信号線が100m未満の場合と、通信信号線が100mを超える場合とで、設置工事において、プリント基板上の抵抗の取り付けを容易に変更することが出来、また、通信信号線が100m未満である通常の場合には、回路の部品点数を削減することも出来、抵コストな通信制御装置を実現することが出来る。
また、本発明に係る通信制御装置によれば、通信信号線が100m未満の場合と、通信信号線が100mを超える場合とで、設置工事において、プリント基板上の抵抗の取り付けを容易に変更することが出来、また、通信信号線が100m未満である通常の場合には、回路の部品点数を削減することも出来、抵コストな通信制御装置を実現することが出来る。
また、本発明に係る通信制御装置によれば、可変抵抗を用いることにより、設置工事時に、通信信号線のノイズ状況に応じて、抵抗の取り付け及び交換をする必要がなく、容易に抵抗値を変える調整方法により、信頼性の高い通信を得ることが出来ると共に、この抵抗値を変える作業時間の短縮を図ることが出来る。
また、本発明に係る空気調和機によれば、室内機及び室外機を接続するケーブルが、100mを超えるような状態でも、ケーブルの通信信号線にノイズが乗ることがない通信制御装置を備え、通信信号線のノイズに起因して、異常に作動することがない空気調和機を実現することが出来る。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1a(一方の装置、室内機)及び室外ユニット2a(他方の装置、室外機)に分かれたセパレート型である。各ユニット1a,2a内にマイクロコンピュータ等で構成された制御部14,15が設けられており、各制御部14,15は、室内外の気温等の情報及び制御信号等を互いに伝える為、各制御部14,15間で通信制御装置により通信を行なっている。この通信制御装置は、室内ユニット1a側で商用交流電源5を整流する直流電源部37(電源回路)を電源とするカレントループ型の通信回路が構成されている。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1a(一方の装置、室内機)及び室外ユニット2a(他方の装置、室外機)に分かれたセパレート型である。各ユニット1a,2a内にマイクロコンピュータ等で構成された制御部14,15が設けられており、各制御部14,15は、室内外の気温等の情報及び制御信号等を互いに伝える為、各制御部14,15間で通信制御装置により通信を行なっている。この通信制御装置は、室内ユニット1a側で商用交流電源5を整流する直流電源部37(電源回路)を電源とするカレントループ型の通信回路が構成されている。
室内ユニット1aの制御部14は、室内ユニット1aが備える図示しないファンの駆動制御等を行い、室外ユニット2aの制御部15は、室外ユニット2aが備える図示しないコンプレッサ及びファンの駆動制御等を行う。
直流電源部37は、室内ユニット1aの第2端子を介して、商用交流電源5の一方の端子にカソードが接続されたツェナーダイオード13、電解コンデンサ26及び抵抗25の並列回路と、室内ユニット1aの第1端子を介して、商用交流電源5の他方の端子にカソードが接続されたダイオード12と、ダイオード12及びツェナーダイオード13の各アノード間を接続する抵抗32とを備えている。
直流電源部37は、室内ユニット1aの第2端子を介して、商用交流電源5の一方の端子にカソードが接続されたツェナーダイオード13、電解コンデンサ26及び抵抗25の並列回路と、室内ユニット1aの第1端子を介して、商用交流電源5の他方の端子にカソードが接続されたダイオード12と、ダイオード12及びツェナーダイオード13の各アノード間を接続する抵抗32とを備えている。
ツェナーダイオード13のアノードは、室内ユニット1aの送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ(受光素子)7tのエミッタに接続され、フォトカプラ7の発光ダイオード(発光素子)7dのカソードは、抵抗23を介して、室内ユニット1aの制御部14の送信部34に接続されている。フォトカプラ7の発光ダイオード7dのアノードは、図示しない電源端子に接続されている。
フォトカプラ7のフォトトランジスタ7tのコレクタは、室内ユニット1aの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード(発光素子)6dのカソードに接続され、そのアノードは、順接続されたダイオード10及び抵抗20を通じて、室内ユニット1aの第3端子に接続されている。フォトカプラ6の発光ダイオード6dには、抵抗16が並列接続されている。
フォトカプラ6のフォトトランジスタ(受光素子)6tのエミッタは、抵抗24を通じてGND端子に接続されると共に、制御部14の受信部33に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
フォトカプラ6のフォトトランジスタ(受光素子)6tのエミッタは、抵抗24を通じてGND端子に接続されると共に、制御部14の受信部33に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2aの送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ(受光素子)9tのエミッタは、抵抗21を通じて、室外ユニット2aの第3端子に接続され、フォトカプラ9の発光ダイオード(発光素子)9dのカソードは、抵抗31を通じて、室外ユニット2aの制御部15の送信部36に接続されている。フォトカプラ9の発光ダイオード9dのアノードは、図示しない電源端子に接続されると共に、発光ダイオード9dには抵抗30が並列接続されている。
フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tのコレクタは、室外ユニット2aの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード(発光素子)8dのカソードに接続され、そのアノードは、順接続されたダイオード11を通じて、室外ユニット2aの第2端子に接続されている。フォトカプラ8の発光ダイオード8dには、コンデンサ28及び抵抗17が並列接続されている。
フォトカプラ8のフォトトランジスタ(受光素子)8tのエミッタは、抵抗18及びコンデンサ29の並列回路を通じてGND端子に接続されると共に、制御部15の受信部35に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2aの第2端子及び第3端子間には、コンデンサ27が接続されている。
フォトカプラ8のフォトトランジスタ(受光素子)8tのエミッタは、抵抗18及びコンデンサ29の並列回路を通じてGND端子に接続されると共に、制御部15の受信部35に接続され、そのコレクタは、図示しない電源端子に接続されている。
室外ユニット2aの第2端子及び第3端子間には、コンデンサ27が接続されている。
室内ユニット1a及び室外ユニット2aは、各第1端子を接続する交流電源供給線3aと、各第2端子を接続する交流電源供給線3bと、各第3端子を接続する1本の通信信号線3cとを備えるケーブル3により接続されている。また、室内ユニット1a及び室外ユニット2aは、接地アース4に接続されている。
この通信制御装置は、以上のように、室内ユニット1a内の直流電源部37を電源として、室内ユニット1aの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6d、送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7t、室外ユニット2aの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8d、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9t及び通信信号線3cによるカレントループ型通信回路を構成することで、商用交流電源5の電源位相とは無関係に送受信を行なうことが出来る。
この通信制御装置は、以上のように、室内ユニット1a内の直流電源部37を電源として、室内ユニット1aの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6d、送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7t、室外ユニット2aの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8d、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9t及び通信信号線3cによるカレントループ型通信回路を構成することで、商用交流電源5の電源位相とは無関係に送受信を行なうことが出来る。
このような構成の空気調和機では、通信制御装置による通信は、先ず、電源被供給側である室外ユニット2aから室内ユニット1aへの送信から開始される。つまり、室内ユニット1aの送信用フォトカプラ7は、送信部34からの信号により、オン状態に保たれ、室外ユニット2a側の送信部36により、送信信号に合わせて室外ユニット2a内の送信用フォトカプラ9がオン/オフされる。この際、双方の受信用フォトカプラ6,8で送信信号を受信することが出来る。
室外ユニット2aから室内ユニット1aへの送信が完了すれば、次に室内ユニット1aから室外ユニット2aへの送信が行なわれる。
室外ユニット2aから室内ユニット1aへの送信が完了すれば、次に室内ユニット1aから室外ユニット2aへの送信が行なわれる。
室内ユニット1aから室外ユニット2aへの送信では、室外ユニット2aの送信用フォトカプラ9は、送信部36からの信号により、オン状態に保たれ、室内ユニット1a側の送信部34により、送信信号に合わせて室内ユニット1a内の送信用フォトカプラ7がオン/オフされる。この際、双方の受信用フォトカプラ6,8で送信信号を受信する。その後は、順次、交互に送受信を行なうことにより、室内外通信を継続して行なう。
受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dに並列接続された抵抗16、受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dに並列接続された抵抗17、及び受信用フォトカプラ8のフォトトランジスタ8tのエミッタとGND端子とを接続する抵抗18を追加することにより、通信信号線3cに乗るノイズが減少し、通信の精度及び信頼性を向上させることが出来る。
ここで、例えば、抵抗20及び抵抗21の各抵抗値を約3kΩとした場合は、抵抗16、抵抗17、抵抗18の各抵抗値を、約2.2kΩ、約2.2kΩ、約4.7kΩとする。
ここで、例えば、抵抗20及び抵抗21の各抵抗値を約3kΩとした場合は、抵抗16、抵抗17、抵抗18の各抵抗値を、約2.2kΩ、約2.2kΩ、約4.7kΩとする。
(実施の形態2)
図2は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、3相交流電源22を電源としており、室内ユニット1bは、3相交流電源22の3相の内の2相の電源線により、通信制御装置の直流電源部37の電源を供給される。
3相交流電源22の2相の電源線3bと接地アース間の電圧は、図6(b)に示すように、図6(a)に示す商用交流電源5の単相電圧と接地アース間の電圧に比較して、ピーク電圧が2倍であり、通信制御装置の回路に及ぼすノイズのレベルが大きくなっている。
図2は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、3相交流電源22を電源としており、室内ユニット1bは、3相交流電源22の3相の内の2相の電源線により、通信制御装置の直流電源部37の電源を供給される。
3相交流電源22の2相の電源線3bと接地アース間の電圧は、図6(b)に示すように、図6(a)に示す商用交流電源5の単相電圧と接地アース間の電圧に比較して、ピーク電圧が2倍であり、通信制御装置の回路に及ぼすノイズのレベルが大きくなっている。
直流電源部37は、室内ユニット1bの第2端子を介して、3相交流電源22の内の2相の一方の端子にカソードが接続されたツェナーダイオード13、電解コンデンサ26及び抵抗25の並列回路と、室内ユニット1bの第1端子を介して、3相交流電源22の内の2相の他方の端子にカソードが接続されたダイオード12と、ダイオード12及びツェナーダイオード13の各アノード間を接続する抵抗32とを備えている。
ツェナーダイオード13のアノードは、室内ユニット1bの送信用フォトカプラ7のフォトトランジスタ7tのエミッタに接続され、フォトカプラ7の発光ダイオード7dのカソードは、抵抗23を介して、室内ユニット1bの制御部14の送信部34に接続されている。
室外ユニット2bは、室内ユニット1bへの送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに抵抗19が並列接続されている。抵抗19の抵抗値を適正に設定することにより、通信信号線3cに乗るノイズが減少し、通信の精度及び信頼性を向上させることが出来る。
室外ユニット2bは、室内ユニット1bへの送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに抵抗19が並列接続されている。抵抗19の抵抗値を適正に設定することにより、通信信号線3cに乗るノイズが減少し、通信の精度及び信頼性を向上させることが出来る。
ここで、例えば、抵抗20及び抵抗21の各抵抗値を約3kΩとした場合は、抵抗16、抵抗17、抵抗19の各抵抗値を、約2.2kΩ、約2.2kΩ、約56kΩとする。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態3)
図3は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態3の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室外ユニット2bの室内ユニット1bへの送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに、抵抗19を追加して並列接続する為の端子19aを設けてある。
図3は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態3の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室外ユニット2bの室内ユニット1bへの送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに、抵抗19を追加して並列接続する為の端子19aを設けてある。
これにより、接続ケーブル3が、内外通信を正常に行うことが出来る通常の長さである場合は、抵抗19を接続せず、通信信号線3cにノイズが乗り、内外通信を正常に行うことが出来ない虞が有る、接続ケーブル3が100mを超える場合にのみ、抵抗19を簡単に追加接続することが出来る。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態3のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態3のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態4)
図4は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態4の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1cの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dに可変抵抗16bが並列接続され、室外ユニット2cの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dに可変抵抗17bが並列接続され、受信用フォトカプラ8のフォトトランジスタ8tのエミッタ及びGND端子間に可変抵抗18aが接続されている。可変抵抗16b,17b,18aは、簡易に抵抗値を変えることが可能である。
図4は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態4の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1cの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dに可変抵抗16bが並列接続され、室外ユニット2cの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dに可変抵抗17bが並列接続され、受信用フォトカプラ8のフォトトランジスタ8tのエミッタ及びGND端子間に可変抵抗18aが接続されている。可変抵抗16b,17b,18aは、簡易に抵抗値を変えることが可能である。
これにより、接続ケーブル3が100mを超える場合にも、抵抗の付け変え又は抵抗の追加等をする必要がなく、簡単に抵抗値を変えることにより、通信信号線3cに乗るノイズを抑制することが出来、内外通信を正常に行うことが出来る。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態4のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態4のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態1の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(実施の形態5)
図5は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態5の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1dの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dに可変抵抗16bが並列接続され、室外ユニット2dの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dに可変抵抗17bが並列接続され、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに可変抵抗19bが並列接続されている。可変抵抗16b,17b,19bは、簡易に抵抗値を変えることが可能である。
図5は、本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態5の要部構成を示すブロック図である。この空気調和機は、室内ユニット1dの受信用フォトカプラ6の発光ダイオード6dに可変抵抗16bが並列接続され、室外ユニット2dの受信用フォトカプラ8の発光ダイオード8dに可変抵抗17bが並列接続され、送信用フォトカプラ9のフォトトランジスタ9tに可変抵抗19bが並列接続されている。可変抵抗16b,17b,19bは、簡易に抵抗値を変えることが可能である。
これにより、接続ケーブル3が100mを超える場合にも、抵抗の付け変え又は抵抗の追加等をする必要がなく、簡単に抵抗値を変えることにより、通信信号線3cに乗るノイズを抑制することが出来、内外通信を正常に行うことが出来る。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態5のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態5のその他の構成及び動作は、上述した本発明に係る通信制御装置及び空気調和機の実施の形態2の構成及び動作と同様であるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
1a〜1d 室内ユニット(一方の装置、室内機)
2a〜2d 室外ユニット(他方の装置、室外機)
3 ケーブル
3c 通信信号線
4 接地アース
5 商用交流電源
6,8 (受信用)フォトカプラ
6d〜9d 発光ダイオード(発光素子)
6t〜9t フォトトランジスタ(受光素子)
7,9 (送信用)フォトカプラ
14,15 制御部
16,〜19,17a 抵抗
16b,17b,18a,19b 可変抵抗
19a 端子
22 3相交流電源
33,35 受信部
34,36 送信部
37 直流電源部
2a〜2d 室外ユニット(他方の装置、室外機)
3 ケーブル
3c 通信信号線
4 接地アース
5 商用交流電源
6,8 (受信用)フォトカプラ
6d〜9d 発光ダイオード(発光素子)
6t〜9t フォトトランジスタ(受光素子)
7,9 (送信用)フォトカプラ
14,15 制御部
16,〜19,17a 抵抗
16b,17b,18a,19b 可変抵抗
19a 端子
22 3相交流電源
33,35 受信部
34,36 送信部
37 直流電源部
Claims (6)
- 2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、
前記一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗と、該受信用フォトカプラの受光素子の電流出力端子及びGND端子間に接続された第3抵抗とを備えることを特徴とする通信制御装置。 - 前記第1抵抗、第2抵抗及び第3抵抗の一部又は全部が可変抵抗である請求項1記載の通信制御装置。
- 2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、
前記一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗と、前記他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に並列接続された第4抵抗とを備えることを特徴とする通信制御装置。 - 2つの装置に送信用及び受信用の各フォトカプラを備え、一方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記2つの装置を接続する1本の通信信号線、及び前記一方の装置が備える電源回路によりカレントループを形成し、前記2つの装置の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してある通信制御装置において、
前記一方の装置の受信用のフォトカプラの発光素子に並列接続された第1抵抗と、前記他方の装置の受信用フォトカプラの発光素子に並列接続された第2抵抗とを備え、前記他方の装置の送信用フォトカプラの受光素子に第4抵抗を並列接続するように構成してあることを特徴とする通信制御装置。 - 前記第1抵抗、第2抵抗及び第4抵抗の一部又は全部が可変抵抗である請求項3又は4記載の通信制御装置。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載された通信制御装置を備え、室内機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、室外機が有する受信用フォトカプラの発光素子、送信用フォトカプラの受光素子、前記室内機と室外機とを接続する1本の通信信号線、及び前記室内機が有する電源回路によりカレントループを形成し、前記室内機及び室外機の各制御部が、該カレントループに流れる電流を通流/遮断して作成したデジタル信号を、送受信するように構成してあることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004316939A JP2006129276A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 通信制御装置及び空気調和機 |
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ID=36723442
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011041368A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Jtekt Corp | 電動モータユニット |
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-
2004
- 2004-10-29 JP JP2004316939A patent/JP2006129276A/ja active Pending
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