JP2585576B2 - クレ−ンの昇降キャレツジ案内装置 - Google Patents

クレ−ンの昇降キャレツジ案内装置

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JP2585576B2
JP2585576B2 JP62052582A JP5258287A JP2585576B2 JP 2585576 B2 JP2585576 B2 JP 2585576B2 JP 62052582 A JP62052582 A JP 62052582A JP 5258287 A JP5258287 A JP 5258287A JP 2585576 B2 JP2585576 B2 JP 2585576B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動倉庫に使用される入出庫用走行クレー
ンの昇降キャレッジ案内装置、特に昇降キャレッジを前
後一対の支柱間で案内する案内装置に関するものであ
る。
(従来の技術及びその問題点) 従来の走行クレーンにおける昇降キャレッジ案内用支
柱は、鉄板の曲げ、溶接、及び機械加工により製作され
ていた。近年は、軽量化を図るとともに溶接箇所を無く
して製作コストを低減し、更に意匠価値を高めるため
に、アルミニウムなどの一体押出成形材を昇降キャレッ
ジ案内用支柱に使用することが考えられているが、昇降
キャレッジ案内用支柱のような長尺物を押出成形法で製
作すると、どうしても曲がりが生じる。
即ち、第5図に示すように下部フレーム1と上部フレ
ーム2との間に立設された前後一対の昇降キャレッジ案
内用支柱3,4は、キャレッジ昇降経路5に隣接する側面3
a,4aにキャレッジ案内レール部が形成されるものである
から、このキャレッジ案内レール部が形成されている側
面3a,4aが凹曲するように支柱3,4に曲がりが生じると、
両支柱3,4の高さ方向中間部の間隔Lmが上下両端部の規
定間隔Leよりも大きくなり、逆に両側面3a,4aが凸曲す
るように支柱3,4に曲がりが生じると、当該両支柱3,4の
高さ方向中間部の間隔Lmが上下両端部の規定間隔Leより
も小さくなり、両側面3a,4aに形成されるキャレッジ案
内レール部で昇降キャレッジを安全円滑に案内すること
ができないことになる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような問題点を解決し得るクレーンの
昇降キャレッジ案内装置を提案するものであって、その
特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して示
すと、下部フレーム(11)と上部フレーム(12)との間
に立設された前後一対の支柱(13,14)により、両支柱
(13,14)間の昇降キャレッジ(17)を昇降自在に案内
するクレーンの昇降キャレッジ案内装置であって、 両支柱(13,14)は、中空角柱状の一体押出成形材か
らなるもので、支柱長さ方向に連続する前後一対の案内
レール部(20a,20b)を備え且つ横断面形状が前後対称
及び左右対称であり、 前記案内レール部(20a,20b)は、前記支柱(13,14)
に取り付けられた別部材ではなく、当該支柱(13,14)
を構成するクレーン走行方向の前後両側壁自体の横断方
向の凹凸によって形成され、 昇降キャレッジ(17)は、両支柱(13,14)の内側に
位置する案内レール部(20a,20b)に係合する昇降用ガ
イドローラー(24,25)を備えている点に特徴を有す
る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図において、10は入出庫用走行クレーンであっ
て、下部フレーム11、上部フレーム12、及び両フレーム
11,12間に立設された前後一対の昇降キャレッジ案内用
支柱13,14を備え、床面上に敷設された下部ガイドレー
ル15と天井側に架設された上部ガイドレール16とに案内
されて一定経路を走行する。17は一対の支柱13,14間に
昇降可能に配設された昇降キャレッジであって、荷移載
用ランニングフォーク18を備え、昇降駆動用チェン19に
より吊り下げられている。
第2図及び第3図に示すように、両支柱13,14は、ア
ルミニウムを一体押出成形して構成した中空角柱状成形
品20からなり、前後一対の案内レール部20a,20bを備え
且つ横断面形状が前後対称及び左右対称であり、案内レ
ール部20a,20bは、前記支柱13,14に取り付けられた別部
材ではなく、当該支柱13,14を構成するクレーン走行方
向の前後両側壁自体の横断方向の凹凸によって形成され
たもので、支柱長さ方向に連続するものである。また両
支柱13,14は、その四隅の両側に夫々直角外向きの部品
取付用レール溝21a〜21hを備えている。23は両案内レー
ル部20a,20b間をつなぐ補強用仕切り板部である。勿
論、これら部品取付用レール溝21a〜21hや補強用仕切り
板部23も、前記案内レール部20a,20bとともに支柱13,14
に一体押出成形されたものである。
一方、昇降キャレッジ17の前後両側には、中心部に前
後振れ止め用ガイドローラー24を備えた左右振れ止め用
ガイドローラー25が上下2箇所に設けられており、支柱
13のキャレッジ昇降経路側に位置する案内レール部20a
と、支柱14のキャレッジ昇降経路側に位置する案内レー
ル部20bとに、昇降キャレッジ17側の前後各ガイドロー
ラー24,25が遊嵌せしめられている。
なお、両支柱13,14のキャレッジ昇降経路側の左右両
角部にある部品取付用レール溝21a〜21c,21hには、例え
ば昇降キャレッジ17の昇降制御用被検出板26などを取り
付けることができ、反対側の両角部にあってクレーン走
行方向に向く部品取付用レール溝21e,21fには、例えば
昇降キャレッジ17とクレーンフレームとの間に張設され
る給電線の案内手段27などをブラケット28を介して取り
付けることができる。29は被検出板26を検出する光電ス
イッチであって、昇降キャレッジ17側に取り付けられて
いる。
また、前後振れ止め用ガイドローラー24は、第4図に
示すように昇降キャレッジ17側に取付けられた筒状ブラ
ケット30に一定範囲内で前後水平方向出退移動自在に支
持された可動軸31の先端に左右水平支軸32により回転自
在に支承するとともに、当該可動軸31を外向きに付勢す
るスプリング33を筒状ブラケット30に内装し、ガイドロ
ーラー24が可動範囲内の中間位置にあるときに、両支柱
13,14の案内レール部20a,20bの底面に圧接するように構
成することができる。このように構成するときは、両支
柱13,14間の間隔が多少変化しても昇降キャレッジ17を
ガタツキなく円滑に昇降させ得る。
左右振れ止め用ガイドローラー25は、前後振れ止め用
ガイドローラー24を軸支する可動軸31の先端近傍位置に
軸受34を介して支承されているが、両ガイドローラー2
4,25は上下に位置をずらして各別に軸支しても良い。ま
た、昇降キャレッジ17を案内する案内レール部20a,20b
として凹溝状のものを形成したが、突出する凸状の案内
レール部としても良い。勿論、案内レール部20a,20bに
係合する昇降用ガイドローラーとは別に、支柱13,14の
他の面、例えば左右両側面に当接する昇降用ガイドロー
ラーを併用して、昇降キャレッジ17の昇降をガイドする
こともできる。
(発明の作用及び効果) 以上のように実施し得る本発明の昇降キャレッジ案内
装置によれば、昇降キャレッジを案内する前後一対の支
柱が、キャレッジ案内用レール部を含めてアルミニウム
などの一体押出成形品から構成されているので、クレー
ンの軽量化、溶接箇所が無くなることによるコストダウ
ン、意匠効果の向上などの利点が得られるのであるが、
特に当該支柱を、前後両側に案内レール部を備えた前後
左右対称横断面形状としたので、仮に押し出し成形に伴
う曲がりが当該支柱に生じても、第6図に示すようにそ
の曲がりの方向が同一方向となるように支柱13,14の上
下左右を選択して立設することにより、両支柱13,14の
高さ方向中間部の間隔Lmも上下両端部の規定間隔Leに略
等しくすることができ、昇降キャレッジを安全且つ円滑
に昇降させることができるのである。
しかも支柱に一体成形される案内レール部は、支柱の
前後両側壁自体の横断方向の凹凸によって形成したもの
であるから、これら案内レール部が支柱そのものの曲げ
強度を増大させる補強用リブとして機能することにな
り、特に壁厚を厚くするなどの補強対策が不要になり、
この点でも軽量化とコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図、第2図は横断平面図、第3図は
要部の拡大横断平面図、第4図は変形例を示す要部の横
断平面図、第5図は従来の問題点を説明する概略側面
図、第6図は本発明の効果を説明する概略側面図であ
る。 1,11……下部フレーム、2,12……上部フレーム、3,4,1
3,14……前後一対の昇降キャレッジ案内用支柱、17……
昇降キャレッジ、19……昇降駆動用チェン、20a,20b…
…凹溝状のキャレッジ案内レール部、21a〜21h……部品
取付用レール溝、24……前後振れ止め用ガイドローラ
ー、25……左右振れ止め用ガイドローラー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部フレーム(11)と上部フレーム(12)
    との間に立設された前後一対の支柱(13,14)により、
    両支柱(13,14)間の昇降キャレッジ(17)を昇降自在
    に案内するクレーンの昇降キャレッジ案内装置であっ
    て、 両支柱(13,14)は、中空角柱状の一体押出成形材から
    なるもので、支柱長さ方向に連続する前後一対の案内レ
    ール部(20a,20b)を備え且つ横断面形状が前後対称及
    び左右対称であり、 前記案内レール部(20a,20b)は、前記支柱(13,14)に
    取り付けられた別部材ではなく、当該支柱(13,14)を
    構成するクレーン走行方向の前後両側壁自体の横断方向
    の凹凸によって形成され、 昇降キャレッジ(17)は、両支柱(13,14)の内側に位
    置する案内レール部(20a,20b)に係合する昇降用ガイ
    ドローラー(24,25)を備えている クレーンの昇降キャレッジ案内装置。
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