JP2583092Y2 - リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 - Google Patents
リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造Info
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- JP2583092Y2 JP2583092Y2 JP1992043272U JP4327292U JP2583092Y2 JP 2583092 Y2 JP2583092 Y2 JP 2583092Y2 JP 1992043272 U JP1992043272 U JP 1992043272U JP 4327292 U JP4327292 U JP 4327292U JP 2583092 Y2 JP2583092 Y2 JP 2583092Y2
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- Japan
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- lifter
- drive shaft
- motor
- base plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シート(座席)
のモータ取付部の構造、詳しくは、リフターによってシ
ートの高さが調節され、パワースライドによってシート
の前後位置が調節されるシートにおけるパワースライド
のスライドレール駆動用モータのモータ取付部の構造に
関する。
のモータ取付部の構造、詳しくは、リフターによってシ
ートの高さが調節され、パワースライドによってシート
の前後位置が調節されるシートにおけるパワースライド
のスライドレール駆動用モータのモータ取付部の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパワースライドとリフターの駆動
軸の取付部分を図2、図3に示す。パワースライドは、
一方のスライドレール側に取付けた電動モータ(M)
と、このモータ(M)の回転駆動力によって回動しスラ
イドレールのアッパーレール(10)(10′)に設け
た螺軸(13)(13′)と、この螺軸(13)(1
3′)が螺挿しスライドレールのロアレール(20)
(20′)側に固設したナット(22)(22′)とか
ら構成され、モータ(M)はスライドレールのアッパー
レール(10)又はこのアッパーレール(10)と一体
のベースプレート(11)に溶接したモータブラケット
(2)に取付けられ、このモータブラケット(2)とベ
ースプレート(11)との間には、補強プレート(a)
を架設して、モータブラケット(2)を補強している。
軸の取付部分を図2、図3に示す。パワースライドは、
一方のスライドレール側に取付けた電動モータ(M)
と、このモータ(M)の回転駆動力によって回動しスラ
イドレールのアッパーレール(10)(10′)に設け
た螺軸(13)(13′)と、この螺軸(13)(1
3′)が螺挿しスライドレールのロアレール(20)
(20′)側に固設したナット(22)(22′)とか
ら構成され、モータ(M)はスライドレールのアッパー
レール(10)又はこのアッパーレール(10)と一体
のベースプレート(11)に溶接したモータブラケット
(2)に取付けられ、このモータブラケット(2)とベ
ースプレート(11)との間には、補強プレート(a)
を架設して、モータブラケット(2)を補強している。
【0003】なお、前記リフターは、前記モータ(M)
と別のモータの駆動力又は一方のベースプレート(1
1)の外側に設けた操作ハンドルの回動操作力によって
駆動軸(4)を駆動させ、この駆動軸(4)に設けたリ
ンク(41)(42)を起伏させて、リンク(42)
(42)に連結したシートを上下方向に移動させるもの
である。図中、(21)(21)はモータ(M)取付用
ボルト、(31)はトルクケーブル、(32)はギャボ
ックスを夫々示す。
と別のモータの駆動力又は一方のベースプレート(1
1)の外側に設けた操作ハンドルの回動操作力によって
駆動軸(4)を駆動させ、この駆動軸(4)に設けたリ
ンク(41)(42)を起伏させて、リンク(42)
(42)に連結したシートを上下方向に移動させるもの
である。図中、(21)(21)はモータ(M)取付用
ボルト、(31)はトルクケーブル、(32)はギャボ
ックスを夫々示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来品は、スラ
イドレールのアッパーレール(10)又はこのアッパー
レール(10)と一体のベースプレート(11)に、モ
ータブラケット(2)、取付ブラケット(b)、補強プ
レート(a)を夫々溶接している。そのため、部品点数
が多くなり、組付工数が増大するし、また、溶接個所が
多いため、その作業性が頗る悪い不具合があった。そこ
で、本考案は、斯様な従来品の不具合を除去することを
目的とする。
イドレールのアッパーレール(10)又はこのアッパー
レール(10)と一体のベースプレート(11)に、モ
ータブラケット(2)、取付ブラケット(b)、補強プ
レート(a)を夫々溶接している。そのため、部品点数
が多くなり、組付工数が増大するし、また、溶接個所が
多いため、その作業性が頗る悪い不具合があった。そこ
で、本考案は、斯様な従来品の不具合を除去することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本考案は、前記従来のベースプレートとモータブラ
ケットとに渉って、略L字状に折曲したサポートプレー
トを一体に溶接し、該サポートプレートに、リフターの
駆動軸を回動自在に軸着してなることを特徴とするもの
である。
めの本考案は、前記従来のベースプレートとモータブラ
ケットとに渉って、略L字状に折曲したサポートプレー
トを一体に溶接し、該サポートプレートに、リフターの
駆動軸を回動自在に軸着してなることを特徴とするもの
である。
【0006】サポートプレートによってモータブラケッ
トは補強され、略L字状のサポートプレートに駆動軸の
端部を回転自在に支持するため、サポートプレートがベ
ースプレートに対して内側に位置している長さ分、駆動
軸の全長が短くなる。
トは補強され、略L字状のサポートプレートに駆動軸の
端部を回転自在に支持するため、サポートプレートがベ
ースプレートに対して内側に位置している長さ分、駆動
軸の全長が短くなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1において、図3と同一符号は同一部材を示
し、その説明を省略する。即ち、モータ(M)は従来と
同様にスライドレールのアッパーレール(10)又はベ
ースプレート(11)の内側に一体に溶接したモータブ
ラケット(2)に取付けられているが、モータブラケッ
ト(2)はサポートプレート(1)によってその取付が
補強されている。
明する。図1において、図3と同一符号は同一部材を示
し、その説明を省略する。即ち、モータ(M)は従来と
同様にスライドレールのアッパーレール(10)又はベ
ースプレート(11)の内側に一体に溶接したモータブ
ラケット(2)に取付けられているが、モータブラケッ
ト(2)はサポートプレート(1)によってその取付が
補強されている。
【0008】サポートプレート(1)は、板金を略L字
状に折曲して、ベースプレート(11)の内側に溶接さ
れており、図中、(1a)はベースプレート(11)又
はアッパーレール(10)に溶接する固定部、(1b)
はモータブラケット(2)に溶接する取付部を夫々示
す。従って、このサポートプレート(1)は、ベースプ
レート(11)の内方に突出し、この突出個所に、リフ
ターの駆動軸(4′)の一端を回動自在に軸着する。図
中、(11a)はベースプレート(11)に設けた工具
挿込用通孔を示す。
状に折曲して、ベースプレート(11)の内側に溶接さ
れており、図中、(1a)はベースプレート(11)又
はアッパーレール(10)に溶接する固定部、(1b)
はモータブラケット(2)に溶接する取付部を夫々示
す。従って、このサポートプレート(1)は、ベースプ
レート(11)の内方に突出し、この突出個所に、リフ
ターの駆動軸(4′)の一端を回動自在に軸着する。図
中、(11a)はベースプレート(11)に設けた工具
挿込用通孔を示す。
【0009】リフターの駆動軸(4′)は、ベースプレ
ート(11)に対して内側に位置するサポートプレート
(1)に一端を軸着しているため、前記従来の駆動軸
(4)に対してその全長が短いものを使用している。そ
のため、駆動軸(4′)の強度が増大し、変形等を防止
することができる。
ート(11)に対して内側に位置するサポートプレート
(1)に一端を軸着しているため、前記従来の駆動軸
(4)に対してその全長が短いものを使用している。そ
のため、駆動軸(4′)の強度が増大し、変形等を防止
することができる。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、ベースプレートとモー
タブラケットとに渉ってサポートプレートを溶接し、こ
のサポートプレートに駆動軸の端部を回動自在に軸着し
てなるため、前記従来品の如き、モータブラケットを補
強する補強プレート、リフターの駆動軸を取付ける取付
ブラケットが不要になり、部品管理、精度管理が行い易
く、また、溶接個所も少なくなるため、溶接の作業性を
向上する。更に、サポートプレートは略L字状で、ベー
スプレートの内側に固定しているため、従来のリフター
の駆動軸に対して全長が短い駆動軸を使用できる。従っ
て、駆動軸の強度が向上し、リフターが円滑に作動す
る。
タブラケットとに渉ってサポートプレートを溶接し、こ
のサポートプレートに駆動軸の端部を回動自在に軸着し
てなるため、前記従来品の如き、モータブラケットを補
強する補強プレート、リフターの駆動軸を取付ける取付
ブラケットが不要になり、部品管理、精度管理が行い易
く、また、溶接個所も少なくなるため、溶接の作業性を
向上する。更に、サポートプレートは略L字状で、ベー
スプレートの内側に固定しているため、従来のリフター
の駆動軸に対して全長が短い駆動軸を使用できる。従っ
て、駆動軸の強度が向上し、リフターが円滑に作動す
る。
【図1】本考案の要部を示す斜視図である。
【図2】従来のリフター付パワーシートのスライドレー
ルを示す斜視図である。
ルを示す斜視図である。
【図3】図2の部分拡大斜視図である。
1 サポートプレート 2 モータブラケット 4′ リフターの駆動軸 10 アッパーレール 11 ベースプレート M モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドレールのアッパーレールと一体
のベースプレートにリフターの駆動軸を軸着し、この駆
動軸近傍のアッパーレール側に固定したモータブラケッ
トに、スライドレール駆動用のモータを取付けてなるパ
ワーシートにおいて、 前記ベースプレートとモータブラケットとに渉って略L
字状に折曲したサポートプレートを一体に溶接し、該サ
ポートプレートに、前記駆動軸の端部を回動自在に軸着
してなるリフター付パワーシートにおけるモータ取付部
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043272U JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043272U JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593964U JPH0593964U (ja) | 1993-12-21 |
JP2583092Y2 true JP2583092Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12659187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043272U Expired - Fee Related JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583092Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059943Y2 (ja) * | 1988-09-29 | 1993-03-11 |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP1992043272U patent/JP2583092Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593964U (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |