JP2624024B2 - リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置 - Google Patents
リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置Info
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- JP2624024B2 JP2624024B2 JP13607091A JP13607091A JP2624024B2 JP 2624024 B2 JP2624024 B2 JP 2624024B2 JP 13607091 A JP13607091 A JP 13607091A JP 13607091 A JP13607091 A JP 13607091A JP 2624024 B2 JP2624024 B2 JP 2624024B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリーチ型リフトトラック
等における後輪懸架装置に関するものである。
等における後輪懸架装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図5,図6に示したリーチ型リ
フトトラックの後輪懸架装置10の構成が知られてい
る。即ち、車体の後部には駆動輪1と従動輪2とが左右
に配設され、上記駆動輪1と従動輪3との間には、該駆
動輪1と従動輪3とが所定範囲内で上下に揺動可能なリ
ンク機構及び輪圧調整スプリングを設けて、各輪の輪圧
を調整するようにしている。
フトトラックの後輪懸架装置10の構成が知られてい
る。即ち、車体の後部には駆動輪1と従動輪2とが左右
に配設され、上記駆動輪1と従動輪3との間には、該駆
動輪1と従動輪3とが所定範囲内で上下に揺動可能なリ
ンク機構及び輪圧調整スプリングを設けて、各輪の輪圧
を調整するようにしている。
【0003】図中の5はサポートブラケットであり、こ
のサポートブラケット5は駆動ユニット7上部のアッパ
リンク11と従動輪3側のロアリンク9とを連結する位
置に左右一対設けられており、該サポートブラケット5
の下端部近傍がシャフト13によりロアリンク9の一端
に回転自在に支持されている。点Oはロアリンク9の揺
動中心点となっており、この位置にセンターシャフト1
4が挿通されている。15は車体フレーム,17は輪圧
調整スプリングであり、この輪圧調整スプリング17は
上記一対のサポートブラケット5,シャフト13,ロア
リンク9,車体フレーム15及びアッパリンク11に囲
まれた空間領域内に配置されているとともに上下のスプ
リング座19,21間に挾持されていて、輪圧調整ボル
ト23によってスプリング力が適宜調整可能となってい
る。27は従動輪3を車体側に連結するキャスターリン
クである。
のサポートブラケット5は駆動ユニット7上部のアッパ
リンク11と従動輪3側のロアリンク9とを連結する位
置に左右一対設けられており、該サポートブラケット5
の下端部近傍がシャフト13によりロアリンク9の一端
に回転自在に支持されている。点Oはロアリンク9の揺
動中心点となっており、この位置にセンターシャフト1
4が挿通されている。15は車体フレーム,17は輪圧
調整スプリングであり、この輪圧調整スプリング17は
上記一対のサポートブラケット5,シャフト13,ロア
リンク9,車体フレーム15及びアッパリンク11に囲
まれた空間領域内に配置されているとともに上下のスプ
リング座19,21間に挾持されていて、輪圧調整ボル
ト23によってスプリング力が適宜調整可能となってい
る。27は従動輪3を車体側に連結するキャスターリン
クである。
【0004】そして図6のA−A線断面図である図7に
示したように、車体フレーム15から延長されたリンク
機構の支持部25がロアリンク9とキャスターリンク2
7の外側に位置しているとともにロアリンク9を支持す
るセンターシャフト14とキャスターリンク27を支持
するシャフト31によってリンク機構を別々に支えてお
り、図中のD部とE部でがたつき防止用のシム調整を行
っている。尚、上記ロアリンク9とキャスターリンク2
7とを1本のシャフトで支持するようにした例も知られ
ている。
示したように、車体フレーム15から延長されたリンク
機構の支持部25がロアリンク9とキャスターリンク2
7の外側に位置しているとともにロアリンク9を支持す
るセンターシャフト14とキャスターリンク27を支持
するシャフト31によってリンク機構を別々に支えてお
り、図中のD部とE部でがたつき防止用のシム調整を行
っている。尚、上記ロアリンク9とキャスターリンク2
7とを1本のシャフトで支持するようにした例も知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置
10にあっては、組付時におけるD部とE部におけるシ
ム調整が行い難く、作業性が低下してしまうという課題
があった。即ち、上記例の場合にはロアリンク9を支持
するセンターシャフト14とキャスターリンク27を支
持するシャフト31とが別々に設けられているとともに
リンク機構の支持部25が車体フレーム15に固定され
ているため、シムの挿通作業は必然的に下側から行わな
ければならず、作業者の負担が大きくなるとともに能率
の低下を招来してしまうことになり易い。
な従来のリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置
10にあっては、組付時におけるD部とE部におけるシ
ム調整が行い難く、作業性が低下してしまうという課題
があった。即ち、上記例の場合にはロアリンク9を支持
するセンターシャフト14とキャスターリンク27を支
持するシャフト31とが別々に設けられているとともに
リンク機構の支持部25が車体フレーム15に固定され
ているため、シムの挿通作業は必然的に下側から行わな
ければならず、作業者の負担が大きくなるとともに能率
の低下を招来してしまうことになり易い。
【0006】そこで本発明はこのような従来の後輪懸架
装置が有している課題を解消して、シム調整時の作業性
を向上した後輪懸架装置を提供することを目的とするも
のである。
装置が有している課題を解消して、シム調整時の作業性
を向上した後輪懸架装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、車体の後部に配設された駆動輪と従動輪
との間に、アッパリンクとロアリンクとから構成され、
前記駆動輪と従動輪とが所定範囲内で上下に揺動可能な
リンク機構と、このリンク機構と駆動輪の駆動ユニット
とを連結するサポートブラケットと、前記ロアリンクと
車体フレーム間に配設されて各輪の輪圧を調整する輪圧
調整スプリングとを備え、車体フレームから延長された
支持ブラケットによってロアリンクの揺動中心であるセ
ンターシャフトとキャスターリンクのシャフトを支持し
たリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置におい
て、上記センターシャフトにキャスターリンクとロアリ
ンクとを同軸状で且つ回動自在に装着し、このロアリン
クとキャスターリンクとの間に、組付後に車体側に固定
されるロアリンクブラケットを前記センターシャフトに
対して反転可能に装着したリーチ型リフトトラックにお
ける後輪懸架装置の構成にしてある。
成するために、車体の後部に配設された駆動輪と従動輪
との間に、アッパリンクとロアリンクとから構成され、
前記駆動輪と従動輪とが所定範囲内で上下に揺動可能な
リンク機構と、このリンク機構と駆動輪の駆動ユニット
とを連結するサポートブラケットと、前記ロアリンクと
車体フレーム間に配設されて各輪の輪圧を調整する輪圧
調整スプリングとを備え、車体フレームから延長された
支持ブラケットによってロアリンクの揺動中心であるセ
ンターシャフトとキャスターリンクのシャフトを支持し
たリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置におい
て、上記センターシャフトにキャスターリンクとロアリ
ンクとを同軸状で且つ回動自在に装着し、このロアリン
クとキャスターリンクとの間に、組付後に車体側に固定
されるロアリンクブラケットを前記センターシャフトに
対して反転可能に装着したリーチ型リフトトラックにお
ける後輪懸架装置の構成にしてある。
【0008】
【作用】かかるリーチ型リフトトラックの後輪懸架装置
によれば、ロアリンクブラケットと一体の支持部材をセ
ンターシャフトの周囲で回動して下側に反転させ、この
状態下でロアリンクブラケットの支持部材とキャスター
リンク及びロアリンクとの間にシム挿入作業を実施する
ことができる。シム調整後にロアリンクブラケットを上
方に戻し、車体フレームに固定して作業が終了する。
によれば、ロアリンクブラケットと一体の支持部材をセ
ンターシャフトの周囲で回動して下側に反転させ、この
状態下でロアリンクブラケットの支持部材とキャスター
リンク及びロアリンクとの間にシム挿入作業を実施する
ことができる。シム調整後にロアリンクブラケットを上
方に戻し、車体フレームに固定して作業が終了する。
【0009】従ってシムの挿入時にはロアリンクブラケ
ットがセンターシャフトの下側に反転した状態となって
いるため、シム調整作業を上側から実施することが可能
となり、従来の下側からの作業に比して作業者の負担が
軽減され、作業の能率が向上する。
ットがセンターシャフトの下側に反転した状態となって
いるため、シム調整作業を上側から実施することが可能
となり、従来の下側からの作業に比して作業者の負担が
軽減され、作業の能率が向上する。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかるリーチ型
リフトトラックにおける後輪懸架装置の一実施例を、前
記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して詳
述する。
リフトトラックにおける後輪懸架装置の一実施例を、前
記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して詳
述する。
【0011】図4によって全体的に示した後輪懸架装置
10の構成において、1は車体の後部に配設された駆動
輪,7は駆動ユニット,3は駆動輪1の側方に配設され
た従動輪である。そして後述するように上記駆動輪1と
従動輪3との間に該駆動輪1と従動輪3とが所定範囲内
で上下に揺動可能なリンク機構及び輪圧調整スプリング
を設けて、各輪の輪圧を調整するようにしている。
10の構成において、1は車体の後部に配設された駆動
輪,7は駆動ユニット,3は駆動輪1の側方に配設され
た従動輪である。そして後述するように上記駆動輪1と
従動輪3との間に該駆動輪1と従動輪3とが所定範囲内
で上下に揺動可能なリンク機構及び輪圧調整スプリング
を設けて、各輪の輪圧を調整するようにしている。
【0012】25はサポートブラケットであり、このサ
ポートブラケット25は駆動ユニット7とリンク機構を
構成するロアリンク9及びアッパリンク11とを連結す
る位置に設けられている。上記サポートブラケット25
の下端部近傍はシャフト13によってロアリンク9の一
端に回転自在に支持されている。
ポートブラケット25は駆動ユニット7とリンク機構を
構成するロアリンク9及びアッパリンク11とを連結す
る位置に設けられている。上記サポートブラケット25
の下端部近傍はシャフト13によってロアリンク9の一
端に回転自在に支持されている。
【0013】14はセンターシャフトであり、このセン
ターシャフト14はロアリンク9の揺動中心点Oに一致
している。15は車体フレーム,17は輪圧調整スプリ
ング,35はロアリンクブラケットであり、このロアリ
ンクブラケット35は最終的には車体フレーム15にボ
ルト37で固定されるが、組付の際には後述するように
該ロアリンクブラケット35はセンターシャフト14の
周囲を上下に反転可能となっている。
ターシャフト14はロアリンク9の揺動中心点Oに一致
している。15は車体フレーム,17は輪圧調整スプリ
ング,35はロアリンクブラケットであり、このロアリ
ンクブラケット35は最終的には車体フレーム15にボ
ルト37で固定されるが、組付の際には後述するように
該ロアリンクブラケット35はセンターシャフト14の
周囲を上下に反転可能となっている。
【0014】図4のB−B線に沿う断面図である図1に
示したように、前記キャスターリンク27はブッシュ3
9,39を介してセンターシャフト14に回動可能に取
り付けられている。このセンターシャフト14の左右両
端部近傍に前記ロアリンク9が配置されている。
示したように、前記キャスターリンク27はブッシュ3
9,39を介してセンターシャフト14に回動可能に取
り付けられている。このセンターシャフト14の左右両
端部近傍に前記ロアリンク9が配置されている。
【0015】そして上記キャスターリンク27とロアリ
ンク9との間にロアリンクブラケット35が固定された
支持部材41がブッシュ43,43を介してセンターシ
ャフト33に回動可能に取り付けられている。この支持
部材41と前記ブッシュ39との間にシム44が挿通さ
れ、ロアリンク9とブッシュ43との間にシム46が挿
通されている。
ンク9との間にロアリンクブラケット35が固定された
支持部材41がブッシュ43,43を介してセンターシ
ャフト33に回動可能に取り付けられている。この支持
部材41と前記ブッシュ39との間にシム44が挿通さ
れ、ロアリンク9とブッシュ43との間にシム46が挿
通されている。
【0016】45,45はセンターシャフト33の両端
部から長手方向に沿って延びるグリース通路であり、こ
のグリース通路45,45から直角方向にある前記ブッ
シュ39,43に夫々グリース連通孔47,49が形成
されている。
部から長手方向に沿って延びるグリース通路であり、こ
のグリース通路45,45から直角方向にある前記ブッ
シュ39,43に夫々グリース連通孔47,49が形成
されている。
【0017】かかる構成による本実施例の組付工程は以
下の順序によって実施する。
下の順序によって実施する。
【0018】即ち、先ずロアリンク9とキャスターリン
ク27とを台上にセットし、ロアリンクブラケット35
をキャスターリンク27の上からかぶせるようにして、
このロアリンクブラケット35に固定された支持部材4
1をロアリンク9とキャスターリンク27との間に配置
する。そしてこの状態を維持したままセンターシャフト
14をロアリンク9とキャスターリンク27との内方に
挿入する。
ク27とを台上にセットし、ロアリンクブラケット35
をキャスターリンク27の上からかぶせるようにして、
このロアリンクブラケット35に固定された支持部材4
1をロアリンク9とキャスターリンク27との間に配置
する。そしてこの状態を維持したままセンターシャフト
14をロアリンク9とキャスターリンク27との内方に
挿入する。
【0019】次に支持部材41をセンターシャフト33
の周囲で回動してロアリンクブラケット35をセンター
シャフト14の下側に反転させ、この状態下で矢印C方
向,即ちキャスターリンク27の上方から支持部材41
とブッシュ39との間にシム44を挿通し、更にロアリ
ンク9とブッシュ43との間にシム46を挿通する。そ
して再びロアリンクブラケット35を上方に戻し、この
ロアリンクブラケット35を前記車体フレーム15にボ
ルト固定する。
の周囲で回動してロアリンクブラケット35をセンター
シャフト14の下側に反転させ、この状態下で矢印C方
向,即ちキャスターリンク27の上方から支持部材41
とブッシュ39との間にシム44を挿通し、更にロアリ
ンク9とブッシュ43との間にシム46を挿通する。そ
して再びロアリンクブラケット35を上方に戻し、この
ロアリンクブラケット35を前記車体フレーム15にボ
ルト固定する。
【0020】従って本実施例によれば、シム44,46
の挿入時にはロアリンクブラケット35がセンターシャ
フト33の下側に反転した状態となっており、シム調整
作業を上側から実施することが可能となって従来の下側
からの作業に比して作業者の負担が軽減され、作業能率
を向上させることができる。
の挿入時にはロアリンクブラケット35がセンターシャ
フト33の下側に反転した状態となっており、シム調整
作業を上側から実施することが可能となって従来の下側
からの作業に比して作業者の負担が軽減され、作業能率
を向上させることができる。
【0021】尚、図1に示したように上記センターシャ
フト33の一端部には切欠溝33aが形成されていて、
シム44,46の挿入に際してこの切欠溝33aをガイ
ドとして挿入作業を実施することにより、該センターシ
ャフト33とシム44,46の位置合わせを簡単且つ確
実に行うことができる。即ち、従来のシム調整作業は図
2,図3に示したようにブッシュ43のフランジ面とロ
アリンク9との間に位置するセンターシャフト14にキ
ー溝状の切欠部14aがあり、この切欠部14aを利用
してシム44,46を挿入してセンターシャフト14と
ロアリンク9とのがたつきを防止しているが、この切欠
部14aがセンターシャフト14の中途部に設けられて
いるためにシム44,46と切欠部14aとの位置を合
わせにくく、無理にシム44,46を挿入することによ
って該シム44,46が変形したり脱落することがある
という難点があった。
フト33の一端部には切欠溝33aが形成されていて、
シム44,46の挿入に際してこの切欠溝33aをガイ
ドとして挿入作業を実施することにより、該センターシ
ャフト33とシム44,46の位置合わせを簡単且つ確
実に行うことができる。即ち、従来のシム調整作業は図
2,図3に示したようにブッシュ43のフランジ面とロ
アリンク9との間に位置するセンターシャフト14にキ
ー溝状の切欠部14aがあり、この切欠部14aを利用
してシム44,46を挿入してセンターシャフト14と
ロアリンク9とのがたつきを防止しているが、この切欠
部14aがセンターシャフト14の中途部に設けられて
いるためにシム44,46と切欠部14aとの位置を合
わせにくく、無理にシム44,46を挿入することによ
って該シム44,46が変形したり脱落することがある
という難点があった。
【0022】これに対して本実施例の場合には、センタ
ーシャフト14の一端部に切欠部14aが形成されてい
るため、目視によってシム44,46の挿入位置が確認
でき、更に必要に応じてこの切欠部14aにスパナ等を
挿入してセンターシャフト14を回転させることによ
り、確実な位置合わせを実施することができる。
ーシャフト14の一端部に切欠部14aが形成されてい
るため、目視によってシム44,46の挿入位置が確認
でき、更に必要に応じてこの切欠部14aにスパナ等を
挿入してセンターシャフト14を回転させることによ
り、確実な位置合わせを実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置によ
れば、ロアリンクを支持するシャフトとキャスターリン
クを支持するシャフトとが同軸状に設けられているとと
もにロアリンクブラケットをセンターシャフトに対して
回動自在に装着したため、シムの挿通作業時にはロアリ
ンクブラケットと一体の支持部材をセンターシャフトの
周囲で回動して下側に反転させ、この状態下でロアリン
クブラケットの支持部材とキャスターリンク及びロアリ
ンクとの間にシム挿入作業を実施することができる。
かるリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置によ
れば、ロアリンクを支持するシャフトとキャスターリン
クを支持するシャフトとが同軸状に設けられているとと
もにロアリンクブラケットをセンターシャフトに対して
回動自在に装着したため、シムの挿通作業時にはロアリ
ンクブラケットと一体の支持部材をセンターシャフトの
周囲で回動して下側に反転させ、この状態下でロアリン
クブラケットの支持部材とキャスターリンク及びロアリ
ンクとの間にシム挿入作業を実施することができる。
【0024】従ってシムの挿入時にはロアリンクブラケ
ットがセンターシャフトの下側に反転した状態となって
いるため、シム調整作業を上側から実施することが可能
となり、従来の下側からの作業に比して作業者の負担が
軽減され、作業の能率が向上するという大きな効果が発
揮される。
ットがセンターシャフトの下側に反転した状態となって
いるため、シム調整作業を上側から実施することが可能
となり、従来の下側からの作業に比して作業者の負担が
軽減され、作業の能率が向上するという大きな効果が発
揮される。
【図1】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図2】通常のシム挿通例を示す要部断面図。
【図3】通常のシムとシャフトの形状例を示す概要図。
【図4】本発明で採用したリーチ型リフトトラックの全
体側面図。
体側面図。
【図5】本発明で採用したリーチ型リフトトラックの全
体を示す斜視図。
体を示す斜視図。
【図6】従来のリーチ型リフトトラックの一例を示す全
体側面図。
体側面図。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図。
1…駆動輪、3…従動輪、9…ロアリンク、10…後輪
懸架装置、11…アッパリンク、13…シャフト、14
…センターシャフト、15…車体フレーム、17…輪圧
調整スプリング、27…キャスターリンク、35…ロア
リンクブラケット、39,43…ブッシュ、41…支持
部材、44,46…シム、45…グリース通路。
懸架装置、11…アッパリンク、13…シャフト、14
…センターシャフト、15…車体フレーム、17…輪圧
調整スプリング、27…キャスターリンク、35…ロア
リンクブラケット、39,43…ブッシュ、41…支持
部材、44,46…シム、45…グリース通路。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の後部に配設された駆動輪と従動輪
との間に、アッパリンクとロアリンクとから構成され、
前記駆動輪と従動輪とが所定範囲内で上下に揺動可能な
リンク機構と、このリンク機構と駆動輪の駆動ユニット
とを連結するサポートブラケットと、前記ロアリンクと
車体フレーム間に配設されて各輪の輪圧を調整する輪圧
調整スプリングとを備え、車体フレームから延長された
支持ブラケットによってロアリンクの揺動中心であるセ
ンターシャフトとキャスターリンクのシャフトを支持し
たリーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置におい
て、上記センターシャフトにキャスターリンクとロアリ
ンクとを同軸状で且つ回動自在に装着し、このロアリン
クとキャスターリンクとの間に、組付後に車体側に固定
されるロアリンクブラケットを前記センターシャフトに
対して反転可能に装着したことを特徴とするリーチ型リ
フトトラックにおける後輪懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13607091A JP2624024B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13607091A JP2624024B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361996A JPH04361996A (ja) | 1992-12-15 |
JP2624024B2 true JP2624024B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=15166522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13607091A Expired - Fee Related JP2624024B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | リーチ型リフトトラックにおける後輪懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624024B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP13607091A patent/JP2624024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04361996A (ja) | 1992-12-15 |
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Date | Code | Title | Description |
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