JPH0453340Y2 - - Google Patents

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JPH0453340Y2
JPH0453340Y2 JP1986157238U JP15723886U JPH0453340Y2 JP H0453340 Y2 JPH0453340 Y2 JP H0453340Y2 JP 1986157238 U JP1986157238 U JP 1986157238U JP 15723886 U JP15723886 U JP 15723886U JP H0453340 Y2 JPH0453340 Y2 JP H0453340Y2
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JP
Japan
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roof panel
back door
hinge
rear edge
bottom plate
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JP1986157238U
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JPS6361383U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車におけるバツクドアヒンジ取付
部の補強構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車のバツクドアヒンジ取付部は、従来実開
昭60−46428号公報に1例が示されるように、基
本的には第4図に示すように構成されている。
すなわち、バツクドア開口部aの上辺に位置す
るルーフパネル後縁部bが、ルーフパネル本体c
側に位置する垂下部dとルーフパネル後端側に位
置する水平部eとからなるように断面略L字形に
折曲げ形成され、前記水平部eとバツクドアgの
上縁部fとの間に取付けたヒンジhを介してバツ
クドアgが回動自在に支持されている。前記ヒン
ジhは前記水平部eに取付けられた固定片i、バ
ツクドアg側に取付けられた可動片j、及び枢軸
kから構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記従来の構造であると、バツクドア
の開扉時に、仮想線で示すようにルーフパネル後
縁の水平部eが変形し、前記固定片iの基端部と
前記水平部eとの接触箇所Pにバツクドアgの開
扉時に生ずる曲げモーメントが集中し、前記接触
箇所Pのルーフパネル側に亀裂が発生するという
問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、バツクド
ア開口部の上辺に位置するルーフパネル後縁部
が、ルーフパネル本体側に位置する垂下部とルー
フパネル後端側に位置する水平部とからなるよう
に断面略L字形に折曲げ形成され、前記水平部と
バツクドア上縁部との間に取付けた底板が矩形の
ヒンジを介してバツクドアが回動自在に支持され
ている自動車におけるバツクドアヒンジ取付部の
補強構造において、ルーフパネル後縁部のヒンジ
取付箇所の両側方近傍の夫々に、前記水平部から
前記垂下部にかけて凸状の補強ビードを、前記ヒ
ンジの底板の両側辺に平行に形成したことを特徴
とする。
(作用) 本考案によれば、ルーフパネル後縁部のヒンジ
取付箇所の両側方近傍の夫々に、前記水平部から
前記垂下部にかけて凸状の補強ビードを形成して
いるので、ルーフパネル後縁部のヒンジ取付箇所
及びその周辺の強度・剛性を向上させることがで
き、バツクドア開扉時に生ずる曲げモーメントの
集中にも耐え、ルーフパネル後縁部に亀裂が発生
するという従来例の問題点を解決できる。
又本考案はルーフパネル後縁部に補強ビードを
形成するという構成をとつているので、補強板な
どの他の部材を必要とせず、軽量化及びコスト面
で有利であると共に、前記1対の凸状の補強ビー
ドをヒンジの底板の両側辺近傍に平行に設けてい
るので、前記補強ビードによりヒンジ組付時の位
置決めができ、組付作業の能率向上を図ることが
できる。
(実施例) 第1図ないし第3図に基づき、本考案の実施例
を説明する。
1はルーフパネル、2はルーフパネル後縁部、
3はバツクドア、4はバツクドア開口部である。
バツクドア開口部4の上辺に位置するルーフパネ
ル後縁部2は、ルーフパネル本体1a側に位置す
る垂下部5と、ルーフパネル後縁側に位置する水
平部6とからなるように断面略L時形に折曲げ形
成されている。前記バツクドア3はその上縁部7
と前記水平部6との間に取付けたヒンジ8を介し
てルーフパネル1に回動自在に支持されている。
ヒンジ8は前記水平部6に隆起形成されたヒンジ
取付座9にボルト10及びナツト11によつて取
付けられた固定片12と、バツクドア3側に取付
けられた可動片14と、枢軸15とから構成され
ている。
前記固定片12は矩形の底板16の両側に枢軸
支持壁17を有するように構成され、ヒンジ取付
座9上に固定されている。そしてヒンジ取付座9
及びこれに接続する前記垂下部5には、前記固定
片12の両側方近傍に夫々位置する1対の凸状の
補強ビード18が前記底板16の両側辺に平行に
形成されている。これら補強ビード18はルーフ
パネル1のプレス成形時に同時に突設形成され
る。
かくして、前記1対の補強ビード18によつて
ルーフパネル後縁部2のヒンジ取付箇所及びその
周辺の強度・剛性を向上させることができ、特に
前記水平部6が前記垂下部5に対し回動しにくく
なるように、両者を1対の補強ビード18によつ
て結合させることができるので、バツクドア3の
開扉時に生ずる曲げモーメントが第2図にPで示
す箇所に集中することを回避できる。この結果、
従来例において問題となつたルーフパネル後縁部
2に亀裂が発生するという問題点を解決すること
ができる。
なお、第1図及び第2図に仮想線で示すよう
に、前記ヒンジ取付座9の前記固定片12の後縁
近傍にも補強ビード20を設けて、ヒンジ取付箇
所及びその周辺の補強・剛性をより一層向上させ
ると好適である。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、補強板
等特別の部材を用いることなく、ルーフパネル後
縁部のバツクドアヒンジ取付部に亀裂が発生する
ことを防止できると共に、ヒンジ組付作業の能率
向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図はその要部の斜視図、第2図は縦断面図、
第3図は横断面図、第4図は従来例の縦断面図で
ある。 1……ルーフパネル、2……ルーフパネル後縁
部、3……バツクドア、4……バツクドア開口
部、5……垂下部、6……水平部、7……バツク
ドア上縁部、8……ヒンジ、18……補強ビー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バツクドア開口部の上辺に位置するルーフパネ
    ル後縁部が、ルーフパネル本体側に位置する垂下
    部とルーフパネル後端側に位置する水平部とから
    なるように断面略L字形に折曲げ形成され、前記
    水平部とバツクドア上縁部との間に取付けた底板
    が矩形のヒンジを介してバツクドアが回動自在に
    支持されている自動車において、ルーフパネル後
    縁部のヒンジ取付箇所の両側方近傍の夫々に、前
    記水平部から前記垂下部にかけて凸状の補強ビー
    ドを、前記ヒンジの底板の両側辺に平行に形成し
    たことを特徴とするバツクドアヒンジ取付部の補
    強構造。
JP1986157238U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0453340Y2 (ja)

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JP1986157238U JPH0453340Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JP1986157238U JPH0453340Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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JPS6361383U JPS6361383U (ja) 1988-04-23
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JPH0132613Y2 (ja) * 1985-02-12 1989-10-04
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