JPH0593964U - リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 - Google Patents
リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造Info
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- JPH0593964U JPH0593964U JP4327292U JP4327292U JPH0593964U JP H0593964 U JPH0593964 U JP H0593964U JP 4327292 U JP4327292 U JP 4327292U JP 4327292 U JP4327292 U JP 4327292U JP H0593964 U JPH0593964 U JP H0593964U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リフター付パワーシートにおけるスライドレー
ル駆動用のモータ取付部において、該取付部近傍の部品
点数を削減することである。 【構成】スライドレールのアッパーレール(10)と一
体のベースプレート(11)とモータ(M)取付用のモ
ータブラケット(2)とを、サポートプレート(1)を
介して一体に溶接したことを特徴とする。
ル駆動用のモータ取付部において、該取付部近傍の部品
点数を削減することである。 【構成】スライドレールのアッパーレール(10)と一
体のベースプレート(11)とモータ(M)取付用のモ
ータブラケット(2)とを、サポートプレート(1)を
介して一体に溶接したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は自動車用シート(座席)のモータ取付部の構造、詳しくは、リフター によってシートの高さが調節され、パワースライドによってシートの前後位置が 調節されるシートにおけるパワースライドのスライドレール駆動用モータのモー タ取付部の構造に関する。
【0002】
従来のパワースライドとリフターの駆動軸の取付部分を図2、図3に示す。 パワースライドは、一方のスライドレール側に取付けた電動モータ(M)と、 このモータ(M)の回転駆動力によって回動しスライドレールのアッパーレール (10)(10′)に設けた螺軸(13)(13′)と、この螺軸(13)(1 3′)が螺挿しスライドレールのロアレール(20)(20′)側に固設したナ ット(22)(22′)とから構成され、モータ(M)はスライドレールのアッ パーレール(10)又はこのアッパーレール(10)と一体のベースプレート( 11)に溶接したモータブラケット(2)に取付けられ、このモータブラケット (2)とベースプレート(11)との間には、補強プレート(a)を架設して、 モータブラケット(2)を補強している。
【0003】 なお、前記リフターは、前記モータ(M)と別のモータの駆動力又は一方のベ ースプレート(11)の外側に設けた操作ハンドルの回動操作力によって駆動軸 (4)を駆動させ、この駆動軸(4)に設けたリンク(41)(42)を起伏さ せて、リンク(42)(42)に連結したシートを上下方向に移動させるもので ある。 図中、(21)(21)はモータ(M)取付用ボルト、(31)はトルクケー ブル、(32)はギャボックスを夫々示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 以上の従来品は、スライドレールのアッパーレール(10)又はこのアッパー レール(10)と一体のベースプレート(11)に、モータブラケット(2)、 取付ブラケット(b)、補強プレート(a)を夫々溶接している。 そのため、部品点数が多くなり、組付工数が増大するし、また、溶接個所が多 いため、その作業性が頗る悪い不具合があった。 そこで、本考案は、斯様な従来品の不具合を除去することを目的とする。
【0005】
以上の目的を達成するための本考案は、前記従来のベースプレートとモータブ ラケットとに渉って、略L字状に折曲したサポートプレートを一体に溶接し、該 サポートプレートに、リフターの駆動軸を回動自在に軸着してなることを特徴と するものである。
【0006】 サポートプレートによってモータブラケットは補強され、略L字状のサポート プレートに駆動軸の端部を回転自在に支持するため、サポートプレートがベース プレートに対して内側に位置している長さ分、駆動軸の全長が短くなる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。 図1において、図3と同一符号は同一部材を示し、その説明を省略する。 即ち、モータ(M)は従来と同様にスライドレールのアッパーレール(10) 又はベースプレート(11)の内側に一体に溶接したモータブラケット(2)に 取付けられているが、モータブラケット(2)はサポートプレート(1)によっ てその取付が補強されている。
【0008】 サポートプレート(1)は、板金を略L字状に折曲して、ベースプレート(1 1)の内側に溶接されており、図中、(1a)はベースプレート(11)又はア ッパーレール(10)に溶接する固定部、(1b)はモータブラケット(2)に 溶接する取付部を夫々示す。 従って、このサポートプレート(1)は、ベースプレート(11)の内方に突 出し、この突出個所に、リフターの駆動軸(4′)の一端を回動自在に軸着する 。図中、(11a)はベースプレート(11)に設けた工具挿込用通孔を示す。
【0009】 リフターの駆動軸(4′)は、ベースプレート(11)に対して内側に位置す るサポートプレート(1)に一端を軸着しているため、前記従来の駆動軸(4) に対してその全長が短いものを使用している。そのため、駆動軸(4′)の強度 が増大し、変形等を防止することができる。
【0010】
本考案によれば、ベースプレートとモータブラケットとに渉ってサポートプレ ートを溶接し、このサポートプレートに駆動軸の端部を回動自在に軸着してなる ため、前記従来品の如き、モータブラケットを補強する補強プレート、リフター の駆動軸を取付ける取付ブラケットが不要になり、部品管理、精度管理が行い易 く、また、溶接個所も少なくなるため、溶接の作業性を向上する。 更に、サポートプレートは略L字状で、ベースプレートの内側に固定している ため、従来のリフターの駆動軸に対して全長が短い駆動軸を使用できる。従って 、駆動軸の強度が向上し、リフターが円滑に作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を示す斜視図である。
【図2】従来のリフター付パワーシートのスライドレー
ルを示す斜視図である。
ルを示す斜視図である。
【図3】図2の部分拡大斜視図である。
1 サポートプレート 2 モータブラケット 4′ リフターの駆動軸 10 アッパーレール 11 ベースプレート M モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドレールのアッパーレールと一体
のベースプレートにリフターの駆動軸を軸着し、この駆
動軸近傍のアッパーレール側に固定したモータブラケッ
トに、スライドレール駆動用のモータを取付けてなるパ
ワーシートにおいて、 前記ベースプレートとモータブラケットとに渉って略L
字状に折曲したサポートプレートを一体に溶接し、該サ
ポートプレートに、前記駆動軸の端部を回動自在に軸着
してなるリフター付パワーシートにおけるモータ取付部
の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043272U JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043272U JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593964U true JPH0593964U (ja) | 1993-12-21 |
JP2583092Y2 JP2583092Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12659187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043272U Expired - Fee Related JP2583092Y2 (ja) | 1992-05-30 | 1992-05-30 | リフター付パワーシートにおけるモータ取付部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583092Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249728U (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-06 |
-
1992
- 1992-05-30 JP JP1992043272U patent/JP2583092Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249728U (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2583092Y2 (ja) | 1998-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |