JPH068914Y2 - パワーシート構造 - Google Patents

パワーシート構造

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JPH068914Y2
JPH068914Y2 JP1989003225U JP322589U JPH068914Y2 JP H068914 Y2 JPH068914 Y2 JP H068914Y2 JP 1989003225 U JP1989003225 U JP 1989003225U JP 322589 U JP322589 U JP 322589U JP H068914 Y2 JPH068914 Y2 JP H068914Y2
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JP
Japan
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power
connecting piece
arms
motor
slide
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JP1989003225U
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JPH0296217U (ja
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吉弘 岡本
満雄 島崎
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は動力によってシート(座席)の前後位置調節す
る自動車用パワーシートの構造に関する。
(従来の技術とその問題点) モータの駆動力によってシートを前後方向に移動させる
パワースライド装置を、左右のスライドレールにおける
各々の内側に配設してなるシートには、左右のスライド
レールが独立状に車床側に配設されているものがある
(例えば、特公昭38−25604号公報)。これは、
各スライドレールの内側にパワースライド装置を装設し
ているため、このスライドレールのアッパーレールにシ
ートベルトのアンカーを設けると、このアンカーに衝撃
荷重が加わった場合、スライドレールが内側方向に屈曲
する虞れがあり、また、リフターによってシートクッシ
ョンを上昇させた際、パワースライド装置のモータなど
が外部から視覚されるため、外観も損なわれる不具合が
あった。
一方、左右のスライドレールにおけるアッパーレールに
向き合うように、アームを固定し、この両アームを一体
に連結するものとして、例えば実開昭63−21155
公報に開示されているものがある。これは、左右のアー
ムが一体に連結されているため、前記従来品の不具合は
除去されるが、組付性が頗る悪い不具合があった。即
ち、前記左右のアームを連結した後、前記パワーリフタ
ー用、パワーリクライニング用のハーネスを配線しなけ
ればならないためである。そこで、本考案はパワーリフ
ター、パワーリクライニングなどのハーネスと、左右の
スライドレールの組付性を向上することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 以上の目的を達成するための本考案は、スライドレール
における各アッパーレールに、向き合うようにパワース
ライド装置の前側装着用のアームを固定し、該両アーム
間に、リレーボックスと一体の連結片を架設してなるも
のであり、リレーボックスはパワーリフター用、パワー
リクライニング用のものである。
従って、左右のアッパーレールと一体のアームは連結片
によって一体に連結されるため、一方のスライドレール
におけるアッパーレール側に設けたシートベルトアンカ
ーに加わる衝撃荷重はアーム、連結片を介して他方のス
ライドレールに分散される。
また、連結片にはあらかじめリレーボックスを一体に固
定することにより、パワーリフター、パワーリクライニ
ングのハーネスの取付性が向上する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係るパワーシートを分解して示し、
図中、(2)(2′)はアッパーレール(2a)(2a′)と、ロアレ
ール(2b)(2b′)からなるスライドレールを示し、この左
右両スライドレール(2)(2′)のアッパーレール(2a)(2
a′)の前側には、向き合うように配設したアーム(21)(2
1′)の一端が固定され、この両アーム(21)(21′)の底面
側にパワースライド装置のギャボスク(32)(32′)が配設
されている。
パワースライド装置はモータ(31)と、このモータ(31)の
シャフトに減速機を介して連結する前記ギャボックス(3
2)(32′)と、このギャボックス(32)(32′)の出力側に連
結するリードスクリュー(33)(33′)と、このリードス
クリュー(33)(33′)が螺挿するナットボックス(34)(3
4′)とから構成されている。そして、前記リードスクリ
ュー(33)(33′)はスライドレール(2)(2′)のアッパーレ
ール(2a)(2a′)側に、また、ナットボックス(34)(34′)
はロアレール(2b)(2b′)側に、夫々取付けられている。
また、一方のアーム(21′)に設けたモータ(31)と、他方
のアーム(21)側のギャボックス(32)とはフレキシブルシ
ャフト(35)によって接続されている。
前記ギャボックス(32)(32′)は、例えば入力側にウォー
ム、出力側にウォームホィールよりなる歯車列を内部に
有するものであり、入力側にモータ(31)の出力軸、フレ
キシブルシャフト(35)の一端が取付けられている。
以上のアーム(21)(21′)は、連結片(1)によって一体に
連結される。即ち、両アーム(21)(21′)の遊端側上面に
は上方に突出するボルト(21a)(21a′)が設けてあり、一
方、このボルト(21a)(21a′)が挿通する長孔(1a)(1b)
が連結片(1)に設けてある。従って、連結片(1)をアーム
(21)(21′)のボルト(21a)(21a′)に挿通してナット(1
c)(1c)で締結すると、連結片(1)によって両アーム(21)
(21′)が連結されると共に、前記モータ(31)、フレキシ
ブルシャフト(35)を連結片(1)で被覆する。
そして、この連結片(1)の裏面には、あらかじめパワー
リフター、パワーリクライニング用などのリレーボック
ス(11)が固定されている。
第1図において、図中(4)はデバイスベースで、このベ
ース(4)は一方のスライドレール(2)のアッパーレール(2
a)側に固定され、このベース(4)にはシートフレーム
(不図示)の前部を昇降させる前部リフター装置と、シ
ートフレームの後部を昇降させる後部リフター装置及び
リクライニング装置が設けてある。そして、図中(M1)
は、前部リフター装置のモータ(G1)はそのギャボック
ス、(M2)は後部リフター装置のモータ、(G2)はそのギャ
ボックス、(M3)はリクライニング装置のモータを夫々示
し、このモータ(M1)・・・等を備えたデバイスベース
(4)はカバー部材で被覆される。
第2図は、連結片(1)で両アーム(21)(21′)を一体に連
結した状態を示し、連結片(1)の裏面側でフレキシブル
シャフト(35)が接触しない位置にリレーボックス(11)が
固定されている。
第3図は底面からの斜視図で、図中(41)は、前部リフタ
ー装置の回動軸、(51)は後部リフター装置のクランク軸
を夫々示す。
(効果) 本考案によれば、左右のスライドレールに設けたアーム
間に、リレーボックスと一体の連結片を架設することに
より、両アームが一体に連結される。従って、スライド
レールに、パワースライド装置、パワーリフター、パワ
ーリクライニング装着後、両スライドレールを連結片に
よって一体化することができるため、左右のスライドレ
ールに対して、一方向側から、即ち、上面側から底面側
にあらかじめギャボックス、モータを組付けたアームを
固定し、このアーム上に、更に、裏面側にリレーボック
スを有する連結片を連結することができる。そのため、
スライドレールに対するパワー装置の組付性が向上し、
且つこの組付の際、左右のスライドレール間のピッチの
バラ付きを連結片によって調節できる。加えて、パワー
リフターなどのリレーボックスも同時に組付けることが
できるため、パワー装置の組付性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は分解斜視図、第2図は要部の断面図、第3図は
斜視図である。 図中、(1)は連結片、(2)(2′)はスライドレール、(2a)
(2a′)はアッパーレール、(11)はリレーボックス、(21)
(21′)はアームを夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの駆動力によってシートを前後方向
    に移動させるパワースライド装置を、左右のスライドレ
    ール各々の内側に配設してなるシートにおいて、 前記スライドレールにおける各アッパーレールに、向き
    合うように、底面側に前記パワースライド装置のギャボ
    ックス、モータを有するアームを固定し、該両アーム間
    に裏面側にリレーボックスと一体の連結片を架設し、前
    記両アームの上面側には連結片の連結用のボルトを設
    け、前記連結片にはボルト挿通用の長孔を設けてなるパ
    ワーシート構造。
JP1989003225U 1989-01-13 1989-01-13 パワーシート構造 Expired - Lifetime JPH068914Y2 (ja)

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JPH0296217U JPH0296217U (ja) 1990-07-31
JPH068914Y2 true JPH068914Y2 (ja) 1994-03-09

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JPH04322481A (ja) * 1991-04-23 1992-11-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放電励起ガスレーザ装置
JP5134906B2 (ja) * 2007-10-12 2013-01-30 シロキ工業株式会社 車両用シートのパワースライド装置におけるアッパレール連結装置
JP7213007B2 (ja) * 2017-03-30 2023-01-26 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート

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