JPH0421726Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421726Y2
JPH0421726Y2 JP1985109274U JP10927485U JPH0421726Y2 JP H0421726 Y2 JPH0421726 Y2 JP H0421726Y2 JP 1985109274 U JP1985109274 U JP 1985109274U JP 10927485 U JP10927485 U JP 10927485U JP H0421726 Y2 JPH0421726 Y2 JP H0421726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retractor
bracket
floor tunnel
retractors
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985109274U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216549U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985109274U priority Critical patent/JPH0421726Y2/ja
Publication of JPS6216549U publication Critical patent/JPS6216549U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421726Y2 publication Critical patent/JPH0421726Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用シートベルトのリトラク
タ取付構造に関するものである。
(従来の技術) 自動車用シートベルト(パツシブベルト)に備
えるリトラクタは、車体の要部に種々の構造によ
つて取付けられる。(たとえば実開昭58−139258
号公報参照) そしてこのシートベルトは、左右に位置する両
席たとえば運転席および助手席にそれぞれ備えら
れるが、リトラクタもそれぞれの席用として別々
に車体に取付けられる。
第3図はリトラクタの従来例の取付け構造を示
し、リトラクタ1を取付ボルト2によりリトラク
タブラケツト3に固定し、さらにリトラクタブラ
ケツト3を取付ボルト4によりフロアトンネル5
の立上り部5aに固定する。すなわちリトラクタ
1はフロアトンネル5の上方に位置し、運転席あ
るいは助手席の一方の席用として使用され、他方
の席用としては、同様の構造ではあるが、これと
は別個にリトラクタがフロアトンネルに取付けら
れる。
第3図において、リトラクタブラケツト3とフ
ロアトンネル5との固定部はアンカー部になる。
そしてリトラクタ1によりブラケツト3の構成平
面に沿つて荷重Pが作用するとき、ブラケツト3
はこれに対応できるが、構成平面と交わる方向、
たとえば直交方向に荷重Qが作用するとき、ブラ
ケツト3は曲りやすく、またアンカー部にこじり
や剥離ができやすいという欠点がある。そしてこ
のようにフロアトンネル5の上方にリトラクタ1
を設置する場合、後部シートの足元スペースやア
ンカ設置部の規制から、荷重方向にアンカーを設
定することが難かしいという問題点がある。
(考案の目的) この考案は、前記の欠点、問題点に対し、これ
を解消する自動車用シートベルトのリトラクタ取
付構造を提供するようにしたものである。
(考案の構成) この考案は、左右両席用のリトラクタを結合
し、これを、それぞれがフロアトンネルの立上り
部に固定された一対のリトラクタブラケツトの間
に挟持固定したことを特徴とする自動車用シート
ベルトのリトラクタ取付構造である。
(実施例) この考案の詳細を、第1図、第2図に示す実施
例について説明すると、次の通りである。
左右両席用のリトラクタ11,12を取付ボル
ト13により互に結合し、次に取付ボルト15に
より、リトラクタ11にリトラクタブラケツト1
6を固定し、またリトラクタ12にリトラクタブ
ラケツト17を固定する。さらに取付けボルト1
9により、リトラクタブラケツト16をフロアト
ンネル20の一方の立上り部20aに固定し、ま
たリトラクタブラケツト17をフロアトンネル2
0の他方の立上り部20bに固定する。
すなわち互に結合したリトラクタ11,12
は、フロアトンネル20の上方に位置し、リトラ
クタブラケツト16と17との間にサンドイツチ
状に挾持固定される。そして第1図に示すよう
に、それぞれのリトラクタから、ベルト22が繰
り出される。
(考案の効果) この考案は、前述のように両リトラクタを結合
してボツクス型に形成し、これをフロアトンネル
に固定してあるから、他の構造部材を付加するこ
となく、剛性がきわめて高いものになる。
従つてリトラクタ11または12により、リト
ラクタブラケツト16または17の構成平面に沿
つて荷重Pが作用するとき、そしてこの構成平面
と交わる方向に荷重Qが作用するとき、これらに
充分に対応することができ、ブラケツト16,1
7が曲るようなことがなく、またアンカー部にこ
じりや剥離を生じることがない。
なお一方のリトラクタ(たとえば11)によ
り、ブラケツト16に荷重Pが掛かる場合、ボツ
クス型構造を横断してブラケツト17に掛かるよ
うに分力Rを作用させ、実質的にフロアトンネル
の両側のアンカー部で荷重を受けるようになるか
ら、構造部材の板厚を薄くし重量軽減を図ること
ができる。
すなわち構造をボツクス型に形成したから、作
用する荷重はすべて部材の構成平面に沿つて伝え
られ、変形を起こさない強固なものになるととも
に、アンカーの設定にあたり、後部シートの足下
スペースへの影響が少なく、アンカー接地部の自
由度が向上するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す取付構造の斜
視図、第2図は第1図の要部縦断面図、第3図は
従来例を示す断面図である。 11,12……リトラクタ、16,17……リ
トラクタブラケツト、20……フロアトンネル、
20a,20b……立上り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両席用のリトラクタを結合し、これを、そ
    れぞれがフロアトンネルの立上り部に固定された
    一対のリトラクタブラケツトの間に挟持固定した
    ことを特徴とする自動車用シートベルトのリトラ
    クタ取付構造。
JP1985109274U 1985-07-17 1985-07-17 Expired JPH0421726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109274U JPH0421726Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985109274U JPH0421726Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216549U JPS6216549U (ja) 1987-01-31
JPH0421726Y2 true JPH0421726Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30987218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985109274U Expired JPH0421726Y2 (ja) 1985-07-17 1985-07-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421726Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5798956U (ja) * 1980-12-10 1982-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6216549U (ja) 1987-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61103235U (ja)
JPH0319493Y2 (ja)
JPH0421726Y2 (ja)
JPH0413255Y2 (ja)
JPH0750288Y2 (ja) 自動車のシートベルト装置固定構造
JPS602997Y2 (ja) 自動車のシ−トベルトアンカ取付部構造
JPH037212Y2 (ja)
JPS5816447Y2 (ja) シ−トベルト端の取付部構造
JP2501812B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JPS6366699B2 (ja)
JPH0425378Y2 (ja)
WO2022163622A1 (ja) ブラケット
JPH042859Y2 (ja)
JPH0139648Y2 (ja)
JPH0237634Y2 (ja)
JPS6335011Y2 (ja)
JPH0616841Y2 (ja) 自動車のニープロテクタ
JPH057882Y2 (ja)
JPH0452122Y2 (ja)
JPH0339323Y2 (ja)
JPS6242842Y2 (ja)
JPH0213247Y2 (ja)
JPH0431893Y2 (ja)
KR200143414Y1 (ko) 상용차의 시트벨트앵커 보강재
JPH0431879Y2 (ja)