JPH037212Y2 - - Google Patents

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JPH037212Y2
JPH037212Y2 JP1983002866U JP286683U JPH037212Y2 JP H037212 Y2 JPH037212 Y2 JP H037212Y2 JP 1983002866 U JP1983002866 U JP 1983002866U JP 286683 U JP286683 U JP 286683U JP H037212 Y2 JPH037212 Y2 JP H037212Y2
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JP
Japan
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cross member
floor panel
tank bracket
fuel tank
tank
Prior art date
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JP1983002866U
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English (en)
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JPS59110229U (ja
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Publication of JPH037212Y2 publication Critical patent/JPH037212Y2/ja
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車体構造の改良に関する。
従来、第1図に示すように自動車の車体のフロ
アパネル2の下面において、シートベルトアンカ
4は大きな荷重が作用するためにフロアパネル2
におけるクロスメンバ6が固着された部分にリー
ンフオースメント8と共にアンカボルト10によ
つて取付けられていた。他方、フロアパネル2の
下方に配設される燃料タンク12はその前端部
を、フロアパネル2の下面に固着されたタンクブ
ラケツト14に取付けられていた。
そのため、クロスメンバ6のフロアパネル2に
対する固着個所をある程度シートベルトアンカ4
を考慮しながら決定しなくてはならず、また燃料
タンク12の構造上フロアパネル2よりもかなり
下つた位置にまで延ばす必要があるタンクブラケ
ツト12は、直接フロアパネル2に固着されてい
るために、背の高い部品となり、そのため同タン
クブラケツト12とフロアパネル2との固着部に
大きなモーメントが作用することとなり、同タン
クブラケツト12の脚部のスパンを大きく設定し
なくてはならず、その結果タンクブラケツト12
がかなり大型化してしまうという不具合があつ
た。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、車体の
フロアパネル下面に固着され車巾方向に沿つて延
びたクロスメンバと、同クロスメンバを覆つて同
クロスメンバと閉断面を形成するように同クロス
メンバに固着された略コ字断面形状のタンクブラ
ケツトと、上記クロスメンバの後方に配設され前
端部が上記タンクブラケツトに取付けられ後端部
が支持部材を介して上記フロアパネルに取付られ
た燃料タンクと、上記タンクブラケツトに一体に
形成され上記燃料タンクの取付部分から車体前方
向に略水平に延びた延長部と、同延長部とシート
ベルトアンカとを上記フロアパネルに共締めする
アンカボルトとを備えたことを特徴とする自動車
の車体構造を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第4図に従
つて詳細に説明する。なお、図中上記従来構造の
ものと実質的に同一な部分には上記で用いたもの
と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例において、20はフロアパネル2の下
面に固着され車巾方向に沿つて延びたクロスメン
バ、22は燃料タンク12の前端部がボルト24
で取付けられかつ略コ字断面形状に形成すると共
に上記クロスメンバ20下部を覆つて上記クロス
メンバと閉断面を形成するように上記クロスメン
バ20に固着されたタンクブラケツトである。同
タンクブラケツト22は車体前方に向かつて延び
た延長部26を有し、同延長部26はシートベル
トアンカ4をフロアパネル2に固定するアンカボ
ルト10により上記シートベルトアンカ4と共締
されている。また、燃料タンク12の後端部は支
持部材30を介してフロアパネル2に取付られて
いる。上記構成によれば、車両衝突時等における
シートベルトアンカ4に対する大きな入力は、ア
ンカボルト4を介してフロアパネル2に伝わるも
のと、同アンカボルト4およびタンクブラケツト
22を介して燃料タンク12に伝わるものとに分
散されるので、該入力を効果的に吸収することが
できるという効果を奏する。
さらに、燃料タンク12へと伝わつた力は後端
部の燃料タンク支持部材30へと伝わり、広い範
囲に入力が分散され、シートベルトアンカ4が取
付られているフロアパネル部分が大きく持ち上げ
られてシートベルトが引き出されてしまうことが
防止され、乗員拘束力の向上が図れる効果を奏す
る。
また、タンクブラケツト22がクロスメンバ2
0に固着されているので、同タンクブラケツト2
2と燃料タンク12との結合個所と、タンクブラ
ケツト22とクロスメンバ20との結合個所とを
結ぶ距離が第1図に示される従来のタンクブラケ
ツト14に比べて小さくて済むため、タンクブラ
ケツト22とクロスメンバ20との結合個所に作
用するモーメントも従来と比べて低減され、これ
によりタンクブラケツト22を従来のタンクブラ
ケツト14よりも小型化できるという効果を奏す
る。
また、略コ字断面形状に形成すると共にクロス
メンバ20下部に沿つて上記クロスメンバ20と
閉断面を形成するように上記クロスメンバ20に
固着されたタンクブラケツト22を備えているた
め、タンクブラケツト22はクロスメンバ20に
車両前後方向両端にて当接できることから、固着
点を増加させることができ、またタンクブラケツ
ト22とクロスメンバ20とで閉断面を形成する
ためより強固なタンクブラケツト22の構造とな
る効果を奏する。
更に、タンクブラケツト22のクロスメンバ2
0に対する固着部分がはがれても同タンクブラケ
ツト22の延長部26がアンカボルト10に共締
めされているので、燃料タンク12が車体から脱
落してしまうという危険を回避でき、安全性の面
でも大変有利であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造の一例を示す断面図、第2図
は本考案の一実施例全体を示す側面図、第3図は
第2図の部拡大断面図、第4図はクロスメンバ
20およびタンクブラケツト22を見た斜視図で
ある。 2……フロアパネル、4……シートベルトアン
カ、10……アンカボルト、12……燃料タン
ク、20……クロスメンバ、22……タンクブラ
ケツト、26……延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のフロアパネル下面に固着され車巾方向に
    沿つて延びたクロスメンバと、同クロスメンバを
    覆つて同クロスメンバと閉断面を形成するように
    同クロスメンバに固着された略コ字断面形状のタ
    ンクブラケツトと、上記クロスメンバの後方に配
    設され前端部が上記タンクブラケツトに取付けら
    れ後端部が支持部材を介して上記フロアパネルに
    取付られた燃料タンクと、上記タンクブラケツト
    に一体に形成され上記燃料タンクの取付部分から
    車体前方向に略水平に延びた延長部と、同延長部
    とシートベルトアンカとを上記フロアパネルに共
    締めするアンカボルトとを備えたことを特徴とす
    る自動車の車体構造。
JP286683U 1983-01-13 1983-01-13 自動車の車体構造 Granted JPS59110229U (ja)

Priority Applications (1)

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JP286683U JPS59110229U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 自動車の車体構造

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JP286683U JPS59110229U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 自動車の車体構造

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Publication Number Publication Date
JPS59110229U JPS59110229U (ja) 1984-07-25
JPH037212Y2 true JPH037212Y2 (ja) 1991-02-22

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ID=30134513

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JP286683U Granted JPS59110229U (ja) 1983-01-13 1983-01-13 自動車の車体構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547024Y2 (ja) * 1985-02-04 1993-12-09

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613070B2 (ja) * 1972-12-26 1981-03-26

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637089Y2 (ja) * 1974-06-10 1981-08-31
JPS594822Y2 (ja) * 1979-07-10 1984-02-13 マツダ株式会社 自動車の車体後部構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613070B2 (ja) * 1972-12-26 1981-03-26

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JPS59110229U (ja) 1984-07-25

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