JP2000186461A - アーム式ドアウインドレギュレータ - Google Patents
アーム式ドアウインドレギュレータInfo
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- JP2000186461A JP2000186461A JP10362686A JP36268698A JP2000186461A JP 2000186461 A JP2000186461 A JP 2000186461A JP 10362686 A JP10362686 A JP 10362686A JP 36268698 A JP36268698 A JP 36268698A JP 2000186461 A JP2000186461 A JP 2000186461A
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- driven gear
- lift arm
- door window
- arm
- window regulator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドリブンギヤとピニオンギヤの噛合精度を向
上すると共に、過負荷による変形を抑制する。 【解決手段】 リフトアーム12の一方の端部12A
は、ドアウィンドガラス14の下端部を支持するガイド
レール18にローラ20を介して移動可能に係合されて
いる。ドリブンギヤ22の一方の端部22Aは、ドアイ
ンナパネル23に固定されたべースプレート24に立設
された支持軸26に回動可能に軸支されており、ドリブ
ンギヤ22の他方の端部22Bはピニオンギヤ30に噛
合している。ドリブンギヤ22の端部22Bの上部に
は、リフトアーム12の端部12Bが固定されている。
上すると共に、過負荷による変形を抑制する。 【解決手段】 リフトアーム12の一方の端部12A
は、ドアウィンドガラス14の下端部を支持するガイド
レール18にローラ20を介して移動可能に係合されて
いる。ドリブンギヤ22の一方の端部22Aは、ドアイ
ンナパネル23に固定されたべースプレート24に立設
された支持軸26に回動可能に軸支されており、ドリブ
ンギヤ22の他方の端部22Bはピニオンギヤ30に噛
合している。ドリブンギヤ22の端部22Bの上部に
は、リフトアーム12の端部12Bが固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアーム式ドアウイン
ドレギュレータに係り、特に、自動車のサイドドアに搭
載されるアーム式ドアウインドレギュレータに関する。
ドレギュレータに係り、特に、自動車のサイドドアに搭
載されるアーム式ドアウインドレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のサイドドアに搭載され
るドアウインドレギュレータとしては、大別してアーム
式とケーブル式が知られており、ドアパネルやガラスと
の組付作業性、生産性が良好である等の利点からアーム
式が広く採用されており、その例が特開平8−6826
1号等に開示されている。
るドアウインドレギュレータとしては、大別してアーム
式とケーブル式が知られており、ドアパネルやガラスと
の組付作業性、生産性が良好である等の利点からアーム
式が広く採用されており、その例が特開平8−6826
1号等に開示されている。
【0003】図4に示される如く、このようなアーム式
ドアウインドレギュレータ70では、ドアウィンドガラ
ス72を支持するブラケット74に固定されたガイドレ
ール76に、ローラ78を介してリフトアーム80の一
方の端部80Aが連結されている。また、リフトアーム
80の他端80Bは、軸84によってベースプレート8
6に揺動可能に軸支されており、リフトアーム80の長
手方向中間部には、ドリブンギヤ88が溶着されてい
る。ドリブンギヤ88は、駆動モータに連動するピニオ
ンギヤ90に噛合しており、ピニオンギヤ90の回転に
より、ドリブンギヤ88とともにリフトアーム80が上
下方向に揺動することで、ドアウィンドガラス72が昇
降するようになっている。
ドアウインドレギュレータ70では、ドアウィンドガラ
ス72を支持するブラケット74に固定されたガイドレ
ール76に、ローラ78を介してリフトアーム80の一
方の端部80Aが連結されている。また、リフトアーム
80の他端80Bは、軸84によってベースプレート8
6に揺動可能に軸支されており、リフトアーム80の長
手方向中間部には、ドリブンギヤ88が溶着されてい
る。ドリブンギヤ88は、駆動モータに連動するピニオ
ンギヤ90に噛合しており、ピニオンギヤ90の回転に
より、ドリブンギヤ88とともにリフトアーム80が上
下方向に揺動することで、ドアウィンドガラス72が昇
降するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なアーム式ドアウインドレギュレータ70では、図5に
示される如く、リフトアーム80が軸84に支持されて
おり、リフトアーム80に溶着されたドリブンギヤ88
がピニオンギヤ90に噛合している。このため、リフト
アーム80とドリブンギヤ88との溶着位置Gのばらつ
きによって、ピニオンギヤ90の軸心P1と軸84の軸
心P2との距離L1に対して、ドリブンギヤ88の歯部
88Aと軸84の軸心P2との距離L2が変化するの
で、ドリブンギヤ88とピニオンギヤ90の噛合精度が
低下する。
なアーム式ドアウインドレギュレータ70では、図5に
示される如く、リフトアーム80が軸84に支持されて
おり、リフトアーム80に溶着されたドリブンギヤ88
がピニオンギヤ90に噛合している。このため、リフト
アーム80とドリブンギヤ88との溶着位置Gのばらつ
きによって、ピニオンギヤ90の軸心P1と軸84の軸
心P2との距離L1に対して、ドリブンギヤ88の歯部
88Aと軸84の軸心P2との距離L2が変化するの
で、ドリブンギヤ88とピニオンギヤ90の噛合精度が
低下する。
【0005】また、この様なアーム式ドアウインドレギ
ュレータ70では、ドリブンギヤ88の板厚T1に比べ
て、リフトアーム80の板厚T2が薄くなっているた
め、ドアウィンドガラス72が上昇して閉じきり状態と
なった場合の反力、及びドアウィンドガラス72に下げ
る方向へ作用する外力等の、ドアウィンドガラス72側
からの過負荷に対して拘束点となる、ドリブンギヤ88
とピニオンギヤ90の噛合部及び、ドリブンギヤ88の
回転中心となる軸84の各周囲のモーメントによって、
リフトアーム80とドリブンギヤ88との溶着部近傍に
おけるリフトアーム80の部位80Cが変形する恐れも
ある。
ュレータ70では、ドリブンギヤ88の板厚T1に比べ
て、リフトアーム80の板厚T2が薄くなっているた
め、ドアウィンドガラス72が上昇して閉じきり状態と
なった場合の反力、及びドアウィンドガラス72に下げ
る方向へ作用する外力等の、ドアウィンドガラス72側
からの過負荷に対して拘束点となる、ドリブンギヤ88
とピニオンギヤ90の噛合部及び、ドリブンギヤ88の
回転中心となる軸84の各周囲のモーメントによって、
リフトアーム80とドリブンギヤ88との溶着部近傍に
おけるリフトアーム80の部位80Cが変形する恐れも
ある。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、ドリブンギヤ
とピニオンギヤの噛合精度を向上できると共に、過負荷
による変形を抑制することができるアーム式ドアウイン
ドレギュレータを得ることが目的である。
とピニオンギヤの噛合精度を向上できると共に、過負荷
による変形を抑制することができるアーム式ドアウイン
ドレギュレータを得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
アーム式ドアウインドレギュレータは、ドアパネルに固
定されるベースプレートと、一端が前記ベースプレート
に回転可能に軸支され、他端が駆動用のピニオンギヤに
噛合したドリブンギヤと、一端が前記ドリブンギヤに固
定され、他端がドアウィンドガラスに連結されたリフト
アームと、を備えたことを特徴とする。
アーム式ドアウインドレギュレータは、ドアパネルに固
定されるベースプレートと、一端が前記ベースプレート
に回転可能に軸支され、他端が駆動用のピニオンギヤに
噛合したドリブンギヤと、一端が前記ドリブンギヤに固
定され、他端がドアウィンドガラスに連結されたリフト
アームと、を備えたことを特徴とする。
【0008】従って、一端がベースプレートに回転可能
に軸支されたドリブンギヤの他端がピニオンギヤに噛合
するため、従来技術のようにリフトアームとドリブンギ
ヤとの溶接位置のばらつきにより、ドリブンギヤとピニ
オンギヤとの相対位置が変化することがない。この結
果、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛合精度を向上でき
る。また、ドリブンギヤ及びベースプレートとの回転中
心から、ドリブンギヤとピニオンギヤまでの間が、一般
的にベースプレートに比べ厚板とされたドリブンギヤで
連結されるため、ドアウィンドガラス側からの過負荷に
対して拘束点となる、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛
合部及びドリブンギヤの回転中心の各周囲のモーメント
に対して剛性及び強度が上がる。この結果、これらの部
位に発生する変形を抑制することができる。
に軸支されたドリブンギヤの他端がピニオンギヤに噛合
するため、従来技術のようにリフトアームとドリブンギ
ヤとの溶接位置のばらつきにより、ドリブンギヤとピニ
オンギヤとの相対位置が変化することがない。この結
果、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛合精度を向上でき
る。また、ドリブンギヤ及びベースプレートとの回転中
心から、ドリブンギヤとピニオンギヤまでの間が、一般
的にベースプレートに比べ厚板とされたドリブンギヤで
連結されるため、ドアウィンドガラス側からの過負荷に
対して拘束点となる、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛
合部及びドリブンギヤの回転中心の各周囲のモーメント
に対して剛性及び強度が上がる。この結果、これらの部
位に発生する変形を抑制することができる。
【0009】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
アーム式ドアウインドレギュレータにおいて、前記リフ
トアームの前記ドリブンギヤへの固定位置が前記リフト
アームの長手方向へ調整可能であると共に、前記固定位
置を変更することでリフトアームの上下方向の傾斜角度
が調整可能であることを特徴とする。
アーム式ドアウインドレギュレータにおいて、前記リフ
トアームの前記ドリブンギヤへの固定位置が前記リフト
アームの長手方向へ調整可能であると共に、前記固定位
置を変更することでリフトアームの上下方向の傾斜角度
が調整可能であることを特徴とする。
【0010】従って、請求項1記載の内容に加えて、リ
フトアームのドリブンギヤへの固定位置をリフトアーム
の長手方向へ移動すると共に、固定位置を変更すること
でリフトアームの上下方向の傾斜角度を調整することが
できる。この結果、リフトアームのドアウィンドガラス
側端部の位置を容易に変更できるため、異なるサイドド
アにも容易に使用できる。
フトアームのドリブンギヤへの固定位置をリフトアーム
の長手方向へ移動すると共に、固定位置を変更すること
でリフトアームの上下方向の傾斜角度を調整することが
できる。この結果、リフトアームのドアウィンドガラス
側端部の位置を容易に変更できるため、異なるサイドド
アにも容易に使用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のアーム式ドアウインドレ
ギュレータの一実施形態を図1〜図3に従って詳細に説
明する。
ギュレータの一実施形態を図1〜図3に従って詳細に説
明する。
【0012】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示
す。
【0013】図1に示される如く、本実施形態のアーム
式ドアウインドレギュレータ10は、車両のリヤサイド
ドア11に配設されており、リフトアーム12は、一方
の端部12Aが、ドアウィンドガラス14の下端部を支
持するブラケット16に固定されたガイドレール18
に、ローラ20を介して移動可能に係合されており、リ
フトアーム12の揺動によって、ドアウィンドガラス1
4が、リヤサイドドア11に上下方向に沿って配設され
た前後一対のガラスガイド19に沿って昇降するように
なっている。
式ドアウインドレギュレータ10は、車両のリヤサイド
ドア11に配設されており、リフトアーム12は、一方
の端部12Aが、ドアウィンドガラス14の下端部を支
持するブラケット16に固定されたガイドレール18
に、ローラ20を介して移動可能に係合されており、リ
フトアーム12の揺動によって、ドアウィンドガラス1
4が、リヤサイドドア11に上下方向に沿って配設され
た前後一対のガラスガイド19に沿って昇降するように
なっている。
【0014】ドリブンギヤ22の一方の端部22Aは、
ドアインナパネル23に固定されたべースプレート24
に立設された支持軸26に図1の時計方向(図1の矢A
方向)及び図1の反時計方向(図1の矢B方向)へ回動
可能に軸支されている。ドリブンギヤ22の他方の端部
22Bは円弧状に延設されており、外周部には歯部22
Cが形成されている。また、ドリブンギヤ22の歯部2
2Cは、ピニオンギヤ30が噛合しており、ピニオンギ
ヤ30はべースプレート24に立設された回転軸28に
固定されている。
ドアインナパネル23に固定されたべースプレート24
に立設された支持軸26に図1の時計方向(図1の矢A
方向)及び図1の反時計方向(図1の矢B方向)へ回動
可能に軸支されている。ドリブンギヤ22の他方の端部
22Bは円弧状に延設されており、外周部には歯部22
Cが形成されている。また、ドリブンギヤ22の歯部2
2Cは、ピニオンギヤ30が噛合しており、ピニオンギ
ヤ30はべースプレート24に立設された回転軸28に
固定されている。
【0015】また、ドリブンギヤ22の端部22Bの上
部には、リフトアーム12の他方の端部12Bが溶接に
より固定されており、この固定位置Gを変更することで
リフトアーム12の傾斜角度(図1の角度α)が調整可
能となっている。
部には、リフトアーム12の他方の端部12Bが溶接に
より固定されており、この固定位置Gを変更することで
リフトアーム12の傾斜角度(図1の角度α)が調整可
能となっている。
【0016】更に、図2に示される如く、ドリブンギヤ
22とリフトアーム12との固定位置Gは、リフトアー
ム12の長手方向(図2の矢印C方向及び図2の矢印D
方向)に調整可能となっている。
22とリフトアーム12との固定位置Gは、リフトアー
ム12の長手方向(図2の矢印C方向及び図2の矢印D
方向)に調整可能となっている。
【0017】なお、回転軸28はギヤ32を介して、べ
ースプレート22に取付られた図示を省略したモータに
連結されており、このモータによって回転軸28が回転
するようになっている。また、リフトアーム12の板厚
T2に比べて、ドリブンギヤ22の板厚T1が厚くなっ
ている。
ースプレート22に取付られた図示を省略したモータに
連結されており、このモータによって回転軸28が回転
するようになっている。また、リフトアーム12の板厚
T2に比べて、ドリブンギヤ22の板厚T1が厚くなっ
ている。
【0018】図3に示される如く、リフトアーム12に
は、その長手方向に沿って補強用のリブ40が平行に2
本形成されている。また、ローラ20は、リフトアーム
12の端部10Bに立設された軸42に回転可能に軸支
されている。
は、その長手方向に沿って補強用のリブ40が平行に2
本形成されている。また、ローラ20は、リフトアーム
12の端部10Bに立設された軸42に回転可能に軸支
されている。
【0019】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0020】本実施形態のアーム式ドアウインドレギュ
レータ10では、ドリブンギヤ22の一方の端部22A
がベースプレート24に立設された支持軸26に回動可
能に軸支されており、ドリブンギヤ22の一方の他方の
端部22Bに形成された歯部22Cが駆動用のピニオン
ギヤ30に噛合している。このため、図4及び図5に示
される従来技術のようにリフトアーム12とドリブンギ
ヤ22との固定位置Gのばらつきによって、ピニオンギ
ヤ30の軸心P1と支持軸26の軸心P2との距離L1
に対して、ドリブンギヤ22の歯部22Cと支持軸26
の軸心P2との距離L2が変化することがない。即ち、
従来技術のようにリフトアーム12とドリブンギヤ22
との固定位置Gのばらつきにより、ドリブンギヤ22と
ピニオンギヤ30との相対位置が変化することがない。
この結果、ドリブンギヤ22とピニオンギヤ30の噛合
精度を向上できる。
レータ10では、ドリブンギヤ22の一方の端部22A
がベースプレート24に立設された支持軸26に回動可
能に軸支されており、ドリブンギヤ22の一方の他方の
端部22Bに形成された歯部22Cが駆動用のピニオン
ギヤ30に噛合している。このため、図4及び図5に示
される従来技術のようにリフトアーム12とドリブンギ
ヤ22との固定位置Gのばらつきによって、ピニオンギ
ヤ30の軸心P1と支持軸26の軸心P2との距離L1
に対して、ドリブンギヤ22の歯部22Cと支持軸26
の軸心P2との距離L2が変化することがない。即ち、
従来技術のようにリフトアーム12とドリブンギヤ22
との固定位置Gのばらつきにより、ドリブンギヤ22と
ピニオンギヤ30との相対位置が変化することがない。
この結果、ドリブンギヤ22とピニオンギヤ30の噛合
精度を向上できる。
【0021】また、リフトアーム12の板厚T2に比べ
て、板厚T1が厚いドリブンギヤ22によって、モータ
の回転力が入力されるピニオンギヤ30から、ドリブン
ギヤ22及びベースプレート12との回転中心となる支
持軸26までの間が連結されている。この結果、ドアウ
ィンドガラス14が上昇して閉じきり状態となった場合
の反力、及びドアウィンドガラス14を下げる方向に作
用する外力等の、ドアウィンドガラス14側からの過負
荷に対して拘束点となる、ドリブンギヤ22とピニオン
ギヤ30の噛合部及び、ドリブンギヤ22の回転中心と
なる支持軸26の各周囲のモーメントに対して剛性及び
強度が上がる。この結果、これらの部位における変形を
抑制することができる。
て、板厚T1が厚いドリブンギヤ22によって、モータ
の回転力が入力されるピニオンギヤ30から、ドリブン
ギヤ22及びベースプレート12との回転中心となる支
持軸26までの間が連結されている。この結果、ドアウ
ィンドガラス14が上昇して閉じきり状態となった場合
の反力、及びドアウィンドガラス14を下げる方向に作
用する外力等の、ドアウィンドガラス14側からの過負
荷に対して拘束点となる、ドリブンギヤ22とピニオン
ギヤ30の噛合部及び、ドリブンギヤ22の回転中心と
なる支持軸26の各周囲のモーメントに対して剛性及び
強度が上がる。この結果、これらの部位における変形を
抑制することができる。
【0022】また、本実施形態のアーム式ドアウインド
レギュレータ10では、リフトアーム12のドリブンギ
ヤ22への固定位置Gをリフトアーム12の長手方向
(図2の矢印C方向及び図2の矢印D方向)へ移動する
と共に、固定位置Gを変更することでリフトアーム12
の上下方向の傾斜角度(図1の角度α)を調整すること
ができる。この結果、リフトアーム12のドアウィンド
ガラス側端部12Aの位置を容易に変更できるため、異
なるサイドドアにも容易に使用できる。
レギュレータ10では、リフトアーム12のドリブンギ
ヤ22への固定位置Gをリフトアーム12の長手方向
(図2の矢印C方向及び図2の矢印D方向)へ移動する
と共に、固定位置Gを変更することでリフトアーム12
の上下方向の傾斜角度(図1の角度α)を調整すること
ができる。この結果、リフトアーム12のドアウィンド
ガラス側端部12Aの位置を容易に変更できるため、異
なるサイドドアにも容易に使用できる。
【0023】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、ドリブンギヤ22に
リフトアーム12の端部10Bを溶接により固定した
が、溶接に代えてボルト、ナット等の締結部材によっ
て、ドリブンギヤ22に、リフトアーム12の端部10
Bを固定する構成としても良い。また、この場合には、
締結部材が貫通する取付孔を長孔またはばか孔とするこ
とで、固定位置を調整可能としても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、ドリブンギヤ22に
リフトアーム12の端部10Bを溶接により固定した
が、溶接に代えてボルト、ナット等の締結部材によっ
て、ドリブンギヤ22に、リフトアーム12の端部10
Bを固定する構成としても良い。また、この場合には、
締結部材が貫通する取付孔を長孔またはばか孔とするこ
とで、固定位置を調整可能としても良い。
【0024】また、本発明のアーム式ドアウインドレギ
ュレータは所謂、Xアーム式にも適用可能であると共
に、フロンロサイドドアに配設されたアーム式ドアウイ
ンドレギュレータにも適用可能である。
ュレータは所謂、Xアーム式にも適用可能であると共
に、フロンロサイドドアに配設されたアーム式ドアウイ
ンドレギュレータにも適用可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のアーム式ドアウ
インドレギュレータは、ドアパネルに固定されるベース
プレートと、一端がベースプレートに回転可能に軸支さ
れ、他端が駆動用のピニオンギヤに噛合したドリブンギ
ヤと、一端がドリブンギヤに固定され、他端がドアウィ
ンドガラスに連結されたリフトアームと、を備えたた
め、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛合精度を向上でき
ると共に、過負荷による変形を抑制することができると
いう優れた効果を有する。
インドレギュレータは、ドアパネルに固定されるベース
プレートと、一端がベースプレートに回転可能に軸支さ
れ、他端が駆動用のピニオンギヤに噛合したドリブンギ
ヤと、一端がドリブンギヤに固定され、他端がドアウィ
ンドガラスに連結されたリフトアームと、を備えたた
め、ドリブンギヤとピニオンギヤの噛合精度を向上でき
ると共に、過負荷による変形を抑制することができると
いう優れた効果を有する。
【0026】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
アーム式ドアウインドレギュレータにおいて、リフトア
ームのドリブンギヤへの固定位置がリフトアームの長手
方向へ調整可能であると共に、固定位置を変更すること
でリフトアームの上下方向の傾斜角度が調整可能である
ため、リフトアームのドアウィンドガラス側端部の位置
を容易に変更できるという優れた効果を有する。
アーム式ドアウインドレギュレータにおいて、リフトア
ームのドリブンギヤへの固定位置がリフトアームの長手
方向へ調整可能であると共に、固定位置を変更すること
でリフトアームの上下方向の傾斜角度が調整可能である
ため、リフトアームのドアウィンドガラス側端部の位置
を容易に変更できるという優れた効果を有する。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアーム式ドアウイン
ドレギュレータが適用されたリヤサイドドアを示す車両
外側から見た概略側面図ある。
ドレギュレータが適用されたリヤサイドドアを示す車両
外側から見た概略側面図ある。
【図2】本発明の一実施形態に係るアーム式ドアウイン
ドレギュレータを示す平断面図である。
ドレギュレータを示す平断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るアーム式ドアウイン
ドレギュレータの要部を示す車両斜め前方外側から見た
斜視図である。
ドレギュレータの要部を示す車両斜め前方外側から見た
斜視図である。
【図4】従来の実施形態に係るアーム式ドアウインドレ
ギュレータが適用されたリヤサイドドアを示す車両外側
から見た概略側面図である。
ギュレータが適用されたリヤサイドドアを示す車両外側
から見た概略側面図である。
【図5】従来の実施形態に係るアーム式ドアウインドレ
ギュレータを示す平断面図である。
ギュレータを示す平断面図である。
10 アーム式ドアウインドレギュレータ 12 リフトアーム 14 ドアウィンドガラス 18 ガイドレール 20 ローラ 22 ドリブンギヤ 23 ドアインナパネル 24 べースプレート 30 ピニオンギヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 ドアパネルに固定されるベースプレート
と、 一端が前記ベースプレートに回転可能に軸支され、他端
が駆動用のピニオンギヤに噛合したドリブンギヤと、 一端が前記ドリブンギヤに固定され、他端がドアウィン
ドガラスに連結されたリフトアームと、 を備えたことを特徴とするアーム式ドアウインドレギュ
レータ。 - 【請求項2】 前記リフトアームの前記ドリブンギヤへ
の固定位置が前記リフトアームの長手方向へ調整可能で
あると共に、前記固定位置を変更することでリフトアー
ムの上下方向の傾斜角度が調整可能であることを特徴と
する請求項1記載のアーム式ドアウインドレギュレー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362686A JP2000186461A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | アーム式ドアウインドレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362686A JP2000186461A (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | アーム式ドアウインドレギュレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000186461A true JP2000186461A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18477495
Family Applications (1)
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Cited By (4)
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WO2015198849A1 (ja) * | 2014-06-23 | 2015-12-30 | アイシン精機 株式会社 | 昇降装置 |
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-
1998
- 1998-12-21 JP JP10362686A patent/JP2000186461A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012105317A1 (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-09 | シロキ工業株式会社 | ウインドレギュレータ |
JP2012162867A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Shiroki Corp | ウインドレギュレータ |
WO2015198849A1 (ja) * | 2014-06-23 | 2015-12-30 | アイシン精機 株式会社 | 昇降装置 |
JP2016008397A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | アイシン精機株式会社 | 昇降装置 |
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CN107075893B (zh) * | 2014-12-05 | 2018-06-08 | 株式会社城南制作所 | 车窗开闭调节器 |
WO2017110888A1 (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社城南製作所 | 車両用窓ガラス昇降装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |