JP3405216B2 - ウインドレギュレータ装置 - Google Patents

ウインドレギュレータ装置

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JP3405216B2
JP3405216B2 JP22368398A JP22368398A JP3405216B2 JP 3405216 B2 JP3405216 B2 JP 3405216B2 JP 22368398 A JP22368398 A JP 22368398A JP 22368398 A JP22368398 A JP 22368398A JP 3405216 B2 JP3405216 B2 JP 3405216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウインドレギュレー
タ装置へのウインドガラス組付け作業の容易化を図った
ウインドレギュレータ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、一本のリフトアーム1でウイン
ドガラスWの昇降を行うウインドレギュレータ装置への
ウインドガラス組み付けを説明したもので、リフトアー
ム1の基端はドアインナパネル(図示略)のブラケット
5に立設した回転軸51に支持されており、リフトアー
ム1のアーム部には円弧状のセクタギヤ11が設けられ
ている。そして、電動モータ等で駆動されるピニオン
(図示略)がセクタギヤ11に噛合して、回転軸51を
中心にリフトアーム1が上下方向へ旋回させられる。
【0003】リフトアーム1の先端にはローラ12が装
着されており、このローラ12は車内方向へ開放するU
字断面のレール2内に位置している。レール2は後述す
るようにウインドガラスWの下縁に設けたガラス受け部
材4に水平姿勢で取り付けられ、リフトアーム1の旋回
に伴ってレール2内をローラ12が移動して、ガイドフ
レーム(図示略)で左右の側縁を案内されたウインドガ
ラスWが昇降する。
【0004】レール2をガラス受け部材4に取り付ける
場合には、図7に示すように、ドアアウタパネルPの開
口からドアインナパネルとの間に片手でウインドガラス
Wを挿入し(図7の矢印)、これを適当位置で保持す
る。この時、レール2は図7の鎖線で示すようにリフト
アーム1先端のローラ12に吊り下げられるように位置
しているから、ドアインナパネルに設けたサービスホー
ルからさらに他方の手を入れてレール2を略水平姿勢に
回動させる(図7の矢印)。この状態で、レール2の上
にウインドガラスW下縁のガラス受け部材4を載せ、レ
ール2を左右に移動させて図8に示すようにガラス受け
部材4のステー44に設けたスタッドボルト45をレー
ル2端部の取付孔23に挿入し、ナット24により固定
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
組付構造では、一方の手で上方からウインドガラスWを
保持しつつ、他方の手で下方に位置するレール2を水平
姿勢に維持する必要があり、作業性が悪いという問題が
あるとともに、ナット24によって固定する際に、ガラ
ス受け部材4がレール2の頂面から外れてウインドガラ
スWがドアのアウタパネルPとインナパネルの間へ落下
しないように注意する必要があった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するもの
で、ウインドレギュレータ装置へのウインドガラス組付
作業の容易化と組付作業時のウインドガラスの落下防止
を実現したウインドレギュレータ装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、車両ドアのウインドガラス(W)
下縁に略水平姿勢で取り付けられたレール(2)内にリ
フトアーム(1)の先端に設けたローラ(12)を位置
させ、リフトアーム(1)の旋回に伴ってウインドガラ
ス(W)を昇降させるウインドレギュレータ装置におい
て、レール(2)の一端に、前記ウインドガラスを前記
レールに組付ける際上方からドア内に挿入されるウイン
ドガラス(W)の下縁(4)に当接して、レール(2)
全体をローラ(12)を中心にして水平方向へ回動させ
る操作片を設ける。
【0008】本第1発明においては、ドア内に挿入され
たウインドガラスの下縁が操作片に当接して、吊り下が
ったレール全体をローラを中心に水平方向へ回動させ
る。したがって従来のように片手で上方からウインドガ
ラスを保持しつつ、残る片手で下方に位置するレールを
水平姿勢に維持する必要がないから、組付け作業が容易
となる。
【0009】本第2発明では、レール(2)に、レール
(2)が水平位置に回動したときウインドガラス(W)
の下縁に係合してウインドガラス(W)がレール(2)
上から脱落するのを防止する係合片を設ける。本第2発
明においては、案内片によってウインドガラスがレール
上から脱落することがないから、組付け作業時に過度な
注意を払う必要がなく、作業がさらに容易化される。
【0010】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、ウインドレギュレ
ータ装置の基本構造は既に従来技術で説明したものと同
様である。すなわち、リフトアーム1の基端はドアイン
ナパネル(図示略)のブラケット5に立設した回転軸5
1に支持されており、リフトアーム1のアーム部には円
弧状のセクタギヤ11が設けられて、電動モータ等で駆
動されるピニオン(図示略)がセクタギヤに噛合し、リ
フトアーム1が回転軸51を中心に上下方向へ旋回させ
られる。
【0012】リフトアーム1の先端にはローラ12が装
着されており、このローラ12は車内方向へ開放するC
字断面のレール2内に位置している。上記ローラ12は
図略のストッパによりレール2からの脱出が阻止され、
レール2はローラ12に吊り下げられて略垂直姿勢で位
置している。吊り下げられたレール2の両端部には取付
孔21が設けられるとともに、レール2の一端には操作
片3が設けられている。操作片3は図2、図3に示すよ
うに、レール2の下面と略平行にドアアウタパネル側
(図3の左方)へ延出する案内部33と、案内部33の
側縁に立設されたフランジ部31と、フランジ部31の
一端部よりさらに延出して形成された取付部34とで構
成されており、取付部34がレール2の背面に固定され
ている。また操作片3の先端部はレール2の端部よりそ
の長手方向に突出し、レール2から離れるように斜め方
向へ屈曲するとともに先端に向けてドアインナパネル側
(図3の右方)に漸次幅が広がる当接面32となってい
る。なお、レール2の取付孔21(図2)は長手方向へ
延びる長円形となっており、また、図1に示すように、
レール2の長手方向中間位置には係合片22が設けられ
ている。係合片22は図6に示すように長板体を段状に
屈曲させたもので、その下半部221がレール2の背面
に固定され、上半部222が下半部221よりレール2
の側方へオフセットした位置でレール2の上面より突出
している。
【0013】図1において、ウインドガラスWの下縁中
央部にはガラス受け部材4が設けられており、これは図
2に示すように、U字状に屈曲してガラス下縁に装着さ
れるとともに、その両端部側面には下方へ突出する取付
片41(一方のみ図示)が設けられ、これら取付片41
には、背後にウエルドナット42を備えた取付孔411
が設けられている。
【0014】ウインドガラスWをレール2に取り付ける
場合には、図1に示すように、ドアアウタパネルPの開
口からドアインナパネル(図示略)との間にウインドガ
ラスWを挿入すると(図1の矢印)、その下縁に設けた
ガラス受け部材4が図2の矢印で示すように操作片3の
当接面32に当たる。これにより、レール2にはローラ
12の回転軸121を中心とする回動力が作用し、上記
回転軸121を中心にしてレール2が水平方向へ回動さ
せられて(図2の矢印)図4に示す状態となる。この
際、操作片3の当接面32はドアアウタパネル側とドア
インナパネル側に広がった形状であるため、ガラス受け
部材4は確実に当接面32に当たる。この状態では、レ
ール2は水平姿勢からやや傾いた位置まで回動し、ガラ
ス受け部材4がレール2の端部の上面に当接している。
【0015】したがって、さらにウインドガラスWを押
し込むとレール2はガラス受け部材4に直接押されて、
図5に示すようにガラス受け部材4の底面に沿った略水
平位置へ回動し、ガラス受け部材がレール2上に載った
状態となる。ガラス受け部材4はリフトアーム1と係合
片22とでレール2上から脱落することなくその位置が
規制される。この状態でレール2を水平方向へ位置調整
して、レール2の取付孔21を通してガラス受け部材4
に設けた取付片41のウエルドナット42内へボルト4
3をねじ込み固定する(図6)。これらの作業は、リフ
トアーム1と係合片22によってガラス受け部材4がレ
ール2上から脱落することのないように位置決めされる
から、ウインドガラスWを従来のように上方から一方の
手で保持しつつ行う必要はない。したがって、組付け作
業が極めて容易になる。
【0016】なお、係合片22を設けると上述のように
ガラス受け部材4の脱落が確実に防止されるが、必ずし
も必要なものではない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のウインドレギュ
レータ装置によれば、ウインドレギュレータ装置へのウ
インドガラス組付作業の容易化と組付作業時のウインド
ガラスの落下防止が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウインドレギュレータ装置を設けた車
両ドアの透視分解斜視図である。
【図2】ウインドレギュレータ装置ヘのウインドガラス
組付け工程を示す要部拡大斜視図である。
【図3】吊り下がった状態でのレールおよび操作片の側
面図である。
【図4】ウインドレギュレータ装置へのウインドガラス
組付け工程を示す要部拡大斜視図である。
【図5】ウインドレギュレータ装置ヘのウインドガラス
組付け工程を示す要部拡大斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】従来のウインドレギュレータ装置を設けた車両
ドアの透視分解斜視図である。
【図8】ウインドガラス組付け工程を示す要部拡大斜視
図である。
【符号の説明】
1…リフトアーム、12…ローラ、2…レール、22…
係合片、3…操作片、4…ガラス受け部材、W…ウイン
ドガラス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−121017(JP,A) 特開 平4−14582(JP,A) 特開 平4−8626(JP,A) 実開 昭60−70182(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 11/38 B60J 1/17 E05F 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ドアのウインドガラスの下縁に略水
    平姿勢で取り付けられたレール内にリフトアームの先端
    に設けたローラを位置させ、前記リフトアームの旋回に
    伴って前記ウインドガラスを昇降させるウインドレギュ
    レータ装置において、前記レールの一端に、前記ウイン
    ドガラスを前記レールに組付ける際、上方からドア内に
    挿入される前記ウインドガラスの下縁に当接して、前記
    レール全体を前記ローラを中心にして水平方向へ回動さ
    せる操作片を設けたウインドレギュレータ装置。
  2. 【請求項2】 前記レールに、レールが水平位置に回動
    したとき前記ウインドガラスの下縁に係合してウインド
    ガラスが前記レール上から脱落するのを防止する係合片
    を設けた請求項1に記載のウインドレギュレータ装置。
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DE102016200475B3 (de) 2016-01-15 2016-12-15 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Fahrzeugtürbaugruppe mit Einführbereichen an rahmenseitigen Führungselementen für ein flächenbündiges Scheibenkonzept und Montageverfahren
DE102016201106A1 (de) 2016-01-26 2017-07-27 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Bamberg Fensterheberbaugruppe mit mehrteiligem Scheibenführungselement für ein flächenbündiges Scheibenkonzept und Montageverfahren

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