JP2583037Y2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2583037Y2
JP2583037Y2 JP1992019147U JP1914792U JP2583037Y2 JP 2583037 Y2 JP2583037 Y2 JP 2583037Y2 JP 1992019147 U JP1992019147 U JP 1992019147U JP 1914792 U JP1914792 U JP 1914792U JP 2583037 Y2 JP2583037 Y2 JP 2583037Y2
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glass tube
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肇 今井
朋哉 奥山
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Kyocera Corp
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガラス管を基板とする
電子写真感光体に関し、特にこの感光体ドラムの保持・
駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体の背面側から信号露光して画像を
形成する光背面露光方式が注目されている(画像電子学
会誌,16,(5),306,(1987)、特開昭61−
149968号公報、同63−10071号公報、同6
3−214781号公報)。
【0003】この光背面露光方式においては、背面露光
であるため感光体ドラムの基板は透光性であることが必
須であり、一般にガラス管が用いられる。また、感光体
ドラムは、画像形成時に回転駆動させる必要があるた
め、ガラス管を保持する機構が問題となる。
【0004】図5および図6は、従来の感光体ドラム
(ガラス管61)の保持・駆動機構を示す断面図であ
る。ガラス管61の両端にそれぞれ主支持部材11′と
副支持部材31′を圧入しており、図5はガラス管61
の内壁に圧入するタイプを、図6はガラス管61の外壁
に圧入するタイプを示している。主および副支持部材1
1′,31′は、合成樹脂または金属で作成されてお
り、主支持部材11′には、外部からの動力が伝達され
る駆動用歯車15が刻設されている。一方、副支持部材
31′には、LEDの軸が通される貫通穴35が設けら
れている。
【0005】このように図5,6に示した従来例では、
支持部材11′,31′の圧入によりガラス管61の保
持・駆動を実現しているが、圧入相手がガラス管61で
あるために、圧入代ろを大きく取りすぎると、ガラス管
61が割れる心配がある。そこで、圧入代ろの大きさに
は限界があり、そのため、ガラス管61の外径、内径の
寸法のバラツキや、圧入部材の公差の設定如何によって
は、駆動力が十分に伝わらないおそれがあり、それを防
じたために接着という方法をとらざるをえないのが現状
である。しかしながら、接着工程の採用により、組立性
の悪化やコストアップは避けられない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、確実に保持
・駆動が行なわれ、しかも部品の作成、組立性が容易
な、ガラス管を基板とする感光体ドラムの保持・駆動機
構を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の電子写真感光体
は、ガラス管を基板とする感光体ドラム、ガラス管の
軸方向の端面に当接されるリング状本体と、リング状本
体からガラス管内に延設された複数の可撓性支持片とか
らなり、可撓性支持片が、ガラス管の内壁に押接される
爪部と、爪部の反対面に設けられた係合突起とを有する
内側支持部材、支持本体と、支持本体からガラス管内
に延設された押圧保持体とからなり、押圧保持体が、内
側支持部材の可撓性支持片の係合突起に対して係合・固
定されるとともに、可撓性支持片を弾性力により押圧し
て、爪部をガラス管内壁に対して押接する付勢係合部を
具えている外側支持部材とを具備し、 前記内側支持部材
の係合突起が装入され、ガラス管の円周方向への係合突
起の移動を規制する円周方向規制溝が、外側支持部材の
付勢係合部から支持本体に向かって形成されていること
を特徴とする
【0008】
【実施例】図1は本考案の電子写真感光体の実施例を示
す説明断面図である。図2(A)は図1のA部の部分拡
大図である。図2(B)は、(A)の主外側支持部材1
1の挿入前の状態を示す図である。また、図3は図2の
線B−Bに沿った断面図であり、図4は可撓性支持片4
5の近傍の部分斜視図である。
【0009】感光体ドラムは、基板であるガラス管61
の外周面に透明導電層および感光層が形成されている
が、各図ではこれら各層の図示を省略してある。ガラス
管61の一端側には内側支持部材41を介して主外側支
持部材11が取り付けられ、また他端側には内側支持部
材41を介して副外側支持部材31が取り付けられてい
る。両外側支持部材11,31は、主外側支持部材11
が駆動用歯車15を有し、一方、副外側支持部材31が
LEDの軸挿通用の貫通穴35を有する点で異なるが、
ガラス管61の保持構造は同一なので、以下、主外側支
持部材11に注目して、保持機構を説明する。
【0010】ガラス管61には、まず、内側保持部材4
1が挿入される。内側保持部材41は、ガラス管61の
端面に当接されるリング状本体43と、リング状本体4
3からガラス管61の内部に向けて突出する複数の可撓
性支持片45からなり、合成樹脂製の可撓性材料から形
成される。可撓性支持片45の先端側には外側に突出す
る爪部47が形成され、一方、基部側には内側に係合用
突起49が形成されている。内側保持部材41は、図2
(B)に示すように、ガラス管61への挿入時には、爪
部47がガラス管61の内壁に接触していないか、接触
していてもガラス管61に強く圧入されているわけでは
ない。よって、内側保持部材41のガラス管61への挿
入時に、ガラス管61が破損することがなく、挿入操作
も極めて容易である。
【0011】ついで、図2(A)のように、主外側支持
部材11を内側支持部材41の内部に押入すると、押圧
保持体17の付勢係合部19により、可撓性支持片45
が外側に向かって撓まされ、可撓性支持片45の弾性力
により爪部47がガラス管61の内壁に押し付けられ、
内側支持部材41を介してガラス管61が主外側支持部
材11に保持される。また、主外側支持部材41の挿入
時にも、ガラス管61には爪部47からほぼ垂直方向の
力が掛かるだけであり、従来例の圧入のように無理な力
がガラス管61に加わらず、破損を防止できる。
【0012】主外側支持部材11は、主支持本体13
と、主支持本体13から突設された押圧保持体17から
なり、可撓性合成樹脂などから作成される。押圧保持体
17は、基部側で一部肉薄になってその角部が付勢係合
部19を形成している。図2(A)に示すように、付勢
係合部19が係合突起49によりロックされ、主外側支
持部材11がガラス管61の長手方向に抜けてしまうこ
とを防止している。また、図3にも示すように、押圧保
持体17には、付勢係合部19から基部に向かって、円
周方向規制溝21が形成され、この規制溝21に適度の
クリアランスをもって可撓性支持片45の係合突起49
が嵌入するので、主外側支持部材11が回転方向に空回
りすることが防止され、駆動力が確実にガラス管61に
伝えられる。
【0013】なお、以上の説明では、可撓性支持片45
の突設箇所に合わせて、複数の押圧保持体17を突設せ
しめる場合を示したが、主支持本体13の全周にわたっ
て円筒状に押圧保持体を突設せしめてもよい。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、内側と外側の2つの部
材から支持部材を構成し、内側支持部材の可撓性支持片
の弾力を利用し、外側支持部材により、内側支持部材の
可撓性支持片に形成された爪部をガラス管内壁に押し付
けてガラス管を保持することにより、各支持部材の公差
を緩くしても確実にガラス管を保持することができ、コ
ストダウンにつながる。
【0015】また、接着工程が不要となり組立性も良好
なので、作業性が良く工数低減が可能となる。さらに、
爪部の形状、数等を変化させることにより、駆動力に対
する摩擦力の設定を変更することができ、設計上の種々
の要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガラス管(感光体ドラム)の保持・駆
動機構を示す説明図である。
【図2】(A)は、図1のA部の一部拡大図である。
(B)は、(A)の外側支持部材の挿入前の状態を示す
一部拡大図である。
【図3】図2(A)の線B−Bに沿った断面図である。
【図4】可撓性支持片の近傍を示す部分視斜図である。
【図5】従来のガラス管の保持駆動機構を示す説明断面
図である。
【図6】従来のガラス管の保持駆動機構を示す説明断面
図である。
【符号の説明】
11 主外側支持部材 13 主支持本体 15 駆動用歯車 17 押圧保持体 19 付勢係合部 21 円周方向規制溝 31 副外側支持部材 33 副支持本体 35 貫通穴 41 内側支持部材 43 リング状本体 45 可撓性支持片 47 爪部 49 係合突起 61 ガラス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/05 G03G 21/00 350

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス管を基板とする感光体ドラム、 ガラス管の軸方向の端面に当接されるリング状本体と、
    リング状本体からガラス管内に延設された複数の可撓性
    支持片とからなり、可撓性支持片が、ガラス管の内壁に
    押接される爪部と、爪部の反対面に設けられた係合突起
    とを有する内側支持部材、 支持本体と、支持本体からガラス管内に延設された押圧
    保持体とからなり、押圧保持体が、内側支持部材の可撓
    性支持片の係合突起に対して係合・固定されるととも
    に、可撓性支持片を弾性力により押圧して、爪部をガラ
    ス管内壁に対して押接する付勢係合部を具えている外側
    支持部材とを具備し、 前記内側支持部材の係合突起が装入され、ガラス管の円
    周方向への係合突起の移動を規制する円周方向規制溝
    が、外側支持部材の付勢係合部から支持本体に向かって
    形成されていることを特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 前記外部支持部材の支持本体に貫通穴を
    備え、該貫通穴からLEDを挿入することを特徴とする
    請求項1に記載の電子写真感光体。
JP1992019147U 1992-02-28 1992-02-28 電子写真感光体 Expired - Fee Related JP2583037Y2 (ja)

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