JP2005037917A - ドラムフランジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中空円筒形状の感光体ドラム50の端部に嵌合固定されるドラムフランジにおいて、フランジ板1aと該フランジ板の一方の面に形成されている扁平円柱部1bとを有する樹脂製フランジ本体1と、該樹脂製フランジ本体の扁平円柱部に固定された回り止め金属板2とからなり、前記回り止め金属板は、前記樹脂製フランジ本体のフランジ板よりも小径の円板状の基板部と、該基板部の外周縁に形成された複数の爪12とからなり、前記爪は、樹脂製フランジ本体1のフランジ板外周縁から少なくとも先端が突出した傾斜部を有しており、該傾斜部は、樹脂製フランジ側に傾斜している。
【選択図】図1
Description
(a)感光体ドラムの素管長を長くし、爪によって膨らむ部分には、現像コロの如き、間隔調整部材が接触しないようにする。
(b)回り止め用金属板を使用せずに、フランジ本体(導電性フランジ)を接着剤により感光体ドラムに固定する。
フランジ板と該フランジ板の一方の面に形成されている扁平円柱部とを有する樹脂製フランジ本体と、該樹脂製フランジ本体の扁平円柱部に固定された回り止め金属板とからなり、
前記回り止め金属板は、前記樹脂製フランジ本体のフランジ板よりも小径の円板状の基板部と、該基板部の外周縁に形成された複数の爪とからなり、
前記爪は、前記樹脂製フランジ本体のフランジ板外周縁から少なくとも先端が突出した傾斜部を有しており、該傾斜部は、樹脂製フランジ側に傾斜していることを特徴とするドラムフランジが提供される。
1.前記爪の傾斜部の鉛直線に対する傾斜角θは、15乃至60度の範囲に設定されていること、
2.前記複数の爪の傾斜部先端が形成する仮想外周円の直径Xは、感光体ドラムの内径に対して1mm以上、4mm未満大きく設定されていること、
3.前記回り止め金属板の基板部には、ドラム回転軸に接触し得るアース片が形成されていること、
4.前記回り止め金属板の円板状の基板部の外周縁には、凹部が形成されており、該凹部から前記爪が延びており、該爪の傾斜部の付け根部分が、該凹部内に位置していること、
5.前記爪の傾斜部の付け根部分は、前記樹脂製フランジ本体の扁平円柱部の外周面から突出していること、
6.前記樹脂製フランジ本体のフランジ板の内面には、前記扁平円柱部を取り囲むように且つ該扁平円柱部と同心円状に形成された嵌合用筒状壁が設けられており、該嵌合用筒状壁には、前記爪の傾斜部が通過する切欠き部が形成されていること、
が好適である。
図2は、図1のドラムフランジの樹脂製フランジ本体の正面図及び側面図であり、
図3は、図1のドラムフランジにおける回り止め金属板の正面図であり、
図4は、図3の回り止め金属板のA−A断面を樹脂製フランジ本体とともに示す図であり、
図5は、図1のドラムフランジが感光体ドラムに嵌合固定された状態を示す部分拡大側断面図であり、
図6は、本発明のドラムフランジの好適例の側断面図であり、
図7は、図6のドラムフランジの回り止め金属板の要部を示す図であり、
図8は、図6のドラムフランジの側面を示す図である。
実験例1〜8
感光体ドラム及び樹脂製フランジ本体として以下のものを使用した。
感光体ドラム:
アルミニウム製素管;内径28.5mm、厚み0.7mm
感光層:単層の有機感光層、厚み27μm
樹脂製フランジ本体:
扁平円柱部1bの高さd;6mm
扁平円柱部1bの外径;28.6mm
フランジ板1aの径;29.9mm
軸孔:6mm
基板厚み:0.25mm
仮想外周円Pの径X:30.5mm
爪数:6個
爪の配置:図3
爪の傾斜部12aの付け根部12bの幅w:2mm
爪の傾斜部12aの長さq:2.6mm
また、ドラムフランジの引き抜き力は、感光体ドラムを固定し、ドラムフランジの軸孔に治具を挿入し、該治具を引っ張ったときのドラムフランジが引き抜かれたときの引っ張り力で示した。
さらに、ドラムフランジの回転トルクは、感光体ドラムを固定し、ドラムフランジを所定の治具で回転させたとき、回転が始まったときのトルクで示した。この値が大きいほど、ドラムフランジの嵌合固定力が大きく、この値が小さいほど、ドラムの空転を生じ易い。
爪の傾斜角度が15度、30度、45度、60度に設定されている回り止め金属板について、それぞれ、その傾斜角度を代えず、爪の突出部長さを代えて、爪の先端の仮想外周円径Xを種々変更して実験例1〜9と同様の評価を行ったところ、仮想外周円径Xとドラムの素管Yとの差(X−Y)が1mm未満のときは、素管の膨らみは見られなかったが、引抜トルク及び回転トルクの何れも不満足であり、ドラムフランジの嵌合力が小さかった。
また、X−Yが4mm以上のときは、引抜トルク及び回転トルクの何れも満足し得る値を示したが、素管の膨らみが見られ、画像に白抜けがみられた。
さらに、X−Yが1mm以上、4mm未満のものは、素管の膨らみはみられず、画像の白抜けは生ぜず、また引抜トルク及び回転トルクの何れも満足し得る値を示した。
図6に示す構造を有し、且つ下記仕様の樹脂製フランジを用意した。
樹脂製フランジ本体:
扁平円柱部1bの高さd;6mm
扁平円柱部1bの外径;20mm
フランジ板1aの径;29.9mm
嵌合用筒状壁22(切欠き部有)
高さ:6mm
厚み:1.0mm
外径:28.6mm
軸孔:6mm
基板厚み:0.25mm
仮想外周円Pの径X:30.5mm
爪数:6個
爪の配置:図7
爪の傾斜部12aの付け根部12bの幅w:2mm
爪の傾斜部12aの付け根部12bの径:26mm
爪の傾斜部12aの長さq:2.5mm
1a:フランジ板
1b:扁平円柱部
2:回り止め金属板
10:基板
12:爪
12a:爪の傾斜部
12b:傾斜部の付け根部
20:凹部
22:嵌合用筒状壁
25:切欠き部
Claims (7)
- 中空円筒形状の感光体ドラムの端部に嵌合固定されるドラムフランジにおいて、
フランジ板と該フランジ板の一方の面に形成されている扁平円柱部とを有する樹脂製フランジ本体と、該樹脂製フランジ本体の扁平円柱部に固定された回り止め金属板とからなり、
前記回り止め金属板は、前記樹脂製フランジ本体のフランジ板よりも小径の円板状の基板部と、該基板部の外周縁に形成された複数の爪とからなり、
前記爪は、前記樹脂製フランジ本体のフランジ板外周縁から少なくとも先端が突出した傾斜部を有しており、該傾斜部は、樹脂製フランジ側に傾斜していることを特徴とするドラムフランジ。 - 前記爪の傾斜部の鉛直線に対する傾斜角θは、15乃至60度の範囲に設定されている請求項1に記載のドラムフランジ。
- 前記複数の爪の傾斜部先端が形成する仮想外周円の直径Xは、感光体ドラムの内径に対して1mm以上、4mm未満大きく設定されている請求項2に記載のドラムフランジ。
- 前記回り止め金属板の基板部には、ドラム回転軸に接触し得るアース片が形成されている請求項1乃至3の何れかに記載のドラムフランジ。
- 前記回り止め金属板の円板状の基板部の外周縁には、凹部が形成されており、該凹部から前記爪が延びており、該爪の傾斜部の付け根部分が、該凹部内に位置している請求項1乃至4の何れかに記載のドラムフランジ。
- 前記爪の傾斜部の付け根部分は、前記樹脂製フランジ本体の扁平円柱部の外面から突出している請求項5に記載のドラムフランジ。
- 前記樹脂製フランジ本体のフランジ板の内面には、前記扁平円柱部を取り囲むように且つ該扁平円柱部と同心円状に形成された嵌合用筒状壁が設けられており、該嵌合用筒状壁には、前記爪の傾斜部が通過する切欠き部が形成されている請求項5または6に記載のドラムフランジ。
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