JPH0571858U - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0571858U
JPH0571858U JP1914792U JP1914792U JPH0571858U JP H0571858 U JPH0571858 U JP H0571858U JP 1914792 U JP1914792 U JP 1914792U JP 1914792 U JP1914792 U JP 1914792U JP H0571858 U JPH0571858 U JP H0571858U
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JP
Japan
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glass tube
support member
claw portion
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flexible
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JP1914792U
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肇 今井
朋哉 奥山
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガラス管61の内側に内側支持体41が挿入
され、さらに外側支持体11を装着することにより、外
側支持体11の押出保持体17が付勢係合部19で、内
側支持体41の可撓性支持片45をガラス管61の内壁
に向かって撓ませ、爪部47がガラス管61の内壁に押
接され、ガラス管61に対して内側および外側支持部材
41,11が固定される。 【効果】 各支持部材11,41の公差が緩くとも確実
にガラス管(感光体ドラム)を保持することができ、コ
ストダウンできる。ガラス管と支持部材の接着が不要と
なり作業性が良好である。爪部の形状等を変更すること
により、駆動力に対する摩擦力の設定を変更でき、設計
上の種々の要請に応えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス管を基板とする電子写真感光体に関し、特にこの感光体ドラ ムの保持・駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光体の背面側から信号露光して画像を形成する光背面露光方式が注目されて いる(画像電子学会誌,16,(5),306,(1987)、特開昭61−149 968号公報、同63−10071号公報、同63−214781号公報)。
【0003】 この光背面露光方式においては、背面露光であるため感光体ドラムの基板は透 光性であることが必須であり、一般にガラス管が用いられる。また、感光体ドラ ムは、画像形成時に回転駆動させる必要があるため、ガラス管を保持する機構が 問題となる。
【0004】 図5および図6は、従来の感光体ドラム(ガラス管61)の保持・駆動機構を 示す断面図である。ガラス管61の両端にそれぞれ主支持部材11′と副支持部 材31′を圧入しており、図5はガラス管61の内壁に圧入するタイプを、図6 はガラス管61の外壁に圧入するタイプを示している。主および副支持部材11 ′,31′は、合成樹脂または金属で作成されており、主支持部材11′には、 外部からの動力が伝達される駆動用歯車15が刻設されている。一方、副支持部 材31′には、LEDの軸が通される貫通穴35が設けられている。
【0005】 このように図5,6に示した従来例では、支持部材11′,31′の圧入によ りガラス管61の保持・駆動を実現しているが、圧入相手がガラス管61である ために、圧入代ろを大きく取りすぎると、ガラス管61が割れる心配がある。そ こで、圧入代ろの大きさには限界があり、そのため、ガラス管61の外径、内径 の寸法のバラツキや、圧入部材の公差の設定如何によっては、駆動力が十分に伝 わらないおそれがあり、それを防じたために接着という方法をとらざるをえない のが現状である。しかしながら、接着工程の採用により、組立性の悪化やコスト アップは避けられない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、確実に保持・駆動が行なわれ、しかも部品の作成、組立性が容易な 、ガラス管を基板とする感光体ドラムの保持・駆動機構を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の電子写真感光体は、 ガラス管を基板とする感光体ドラム、 ガラス管の軸方向の端面に当接されるリング状本体と、リング状本体からガラ ス管内に延設された複数の可撓性支持片とからなり、可撓性支持片が、ガラス管 の内壁に押接される爪部と、爪部の反対面に設けられた係合突起とを有する内側 支持部材、および 支持本体と、支持本体からガラス管内に延設された押圧保持体とからなり、押 圧保持体が、内側支持部材の可撓性支持片の係合突起に対して係合・固定される とともに、可撓性支持片を弾性力により押圧して、爪部をガラス管内壁に対して 押接する付勢係合部を具えている外側支持部材 を有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の電子写真感光体の実施例を示す説明断面図である。 図2(A)は図1のA部の部分拡大図である。図2(B)は、(A)の主外側 支持部材11の挿入前の状態を示す図である。 また、図3は図2の線B−Bに沿った断面図であり、図4は可撓性支持片45 の近傍の部分斜視図である。
【0009】 感光体ドラムは、基板であるガラス管61の外周面に透明導電層および感光層 が形成されているが、各図ではこれら各層の図示を省略してある。ガラス管61 の一端側には内側支持部材41を介して主外側支持部材11が取り付けられ、ま た他端側には内側支持部材41を介して副外側支持部材31が取り付けられてい る。両外側支持部材11,31は、主外側支持部材11が駆動用歯車15を有し 、一方、副外側支持部材31がLEDの軸挿通用の貫通穴35を有する点で異な るが、ガラス管61の保持構造は同一なので、以下、主外側支持部材11に注目 して、保持機構を説明する。
【0010】 ガラス管61には、まず、内側保持部材41が挿入される。内側保持部材41 は、ガラス管61の端面に当接されるリング状本体43と、リング状本体43か らガラス管61の内部に向けて突出する複数の可撓性支持片45からなり、合成 樹脂製の可撓性材料から形成される。可撓性支持片45の先端側には外側に突出 する爪部47が形成され、一方、基部側には内側に係合用突起49が形成されて いる。内側保持部材41は、図2(B)に示すように、ガラス管61への挿入時 には、爪部47がガラス管61の内壁に接触していないか、接触していてもガラ ス管61に強く圧入されているわけではない。よって、内側保持部材41のガラ ス管61への挿入時に、ガラス管61が破損することがなく、挿入操作も極めて 容易である。
【0011】 ついで、図2(A)のように、主外側支持部材11を内側支持部材41の内部 に押入すると、押圧保持体17の付勢係合部19により、可撓性支持片45が外 側に向かって撓まされ、可撓性支持片45の弾性力により爪部47がガラス管6 1の内壁に押し付けられ、内側支持部材41を介してガラス管61が主外側支持 部材11に保持される。また、主外側支持部材41の挿入時にも、ガラス管61 には爪部47からほぼ垂直方向の力が掛かるだけであり、従来例の圧入のように 無理な力がガラス管61に加わらず、破損を防止できる。
【0012】 主外側支持部材11は、主支持本体13と、主支持本体13から突設された押 圧保持体17からなり、可撓性合成樹脂などから作成される。押圧保持体17は 、基部側で一部肉薄になってその角部が付勢係合部19を形成している。図2( A)に示すように、付勢係合部19が係合突起49によりロックされ、主外側支 持部材11がガラス管61の長手方向に抜けてしまうことを防止している。また 、図3にも示すように、押圧保持体17には、付勢係合部19から基部に向かっ て、円周方向規制溝21が形成され、この規制溝21に適度のクリアランスをも って可撓性支持片45の係合突起49が嵌入するので、主外側支持部材11が回 転方向に空回りすることが防止され、駆動力が確実にガラス管61に伝えられる 。
【0013】 なお、以上の説明では、可撓性支持片45の突設箇所に合わせて、複数の押圧 保持体17を突設せしめる場合を示したが、主支持本体13の全周にわたって円 筒状に押圧保持体を突設せしめてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、内側と外側の2つの部材から支持部材を構成し、内側支持部 材の可撓性支持片の弾力を利用し、外側支持部材により、内側支持部材の可撓性 支持片に形成された爪部をガラス管内壁に押し付けてガラス管を保持することに より、各支持部材の公差を緩くしても確実にガラス管を保持することができ、コ ストダウンにつながる。
【0015】 また、接着工程が不要となり組立性も良好なので、作業性が良く工数低減が可 能となる。 さらに、爪部の形状、数等を変化させることにより、駆動力に対する摩擦力の 設定を変更することができ、設計上の種々の要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のガラス管(感光体ドラム)の保持・駆
動機構を示す説明図である。
【図2】(A)は、図1のA部の一部拡大図である。
(B)は、(A)の外側支持部材の挿入前の状態を示す
一部拡大図である。
【図3】図2(A)の線B−Bに沿った断面図である。
【図4】可撓性支持片の近傍を示す部分視斜図である。
【図5】従来のガラス管の保持駆動機構を示す説明断面
図である。
【図6】従来のガラス管の保持駆動機構を示す説明断面
図である。
【符号の説明】
11 主外側支持部材 13 主支持本体 15 駆動用歯車 17 押圧保持体 19 付勢係合部 21 円周方向規制溝 31 副外側支持部材 33 副支持本体 35 貫通穴 41 内側支持部材 43 リング状本体 45 可撓性支持片 47 爪部 49 係合突起 61 ガラス管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス管を基板とする感光体ドラム、 ガラス管の軸方向の端面に当接されるリング状本体と、
    リング状本体からガラス管内に延設された複数の可撓性
    支持片とからなり、可撓性支持片が、ガラス管の内壁に
    押接される爪部と、爪部の反対面に設けられた係合突起
    とを有する内側支持部材、および支持本体と、支持本体
    からガラス管内に延設された押圧保持体とからなり、押
    圧保持体が、内側支持部材の可撓性支持片の係合突起に
    対して係合・固定されるとともに、可撓性支持片を弾性
    力により押圧して、爪部をガラス管内壁に対して押接す
    る付勢係合部を具えている外側支持部材を有することを
    特徴とする電子写真感光体。
  2. 【請求項2】 内側支持部材の係合突起が装入され、ガ
    ラス管の円周方向への係合突起の移動を規制する円周方
    向規制溝が、外側支持部材の付勢係合部から基部に向か
    って形成されている請求項1に記載の電子写真感光体。
JP1992019147U 1992-02-28 1992-02-28 電子写真感光体 Expired - Fee Related JP2583037Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009288492A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Tigers Polymer Corp 電子写真感光体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171473U (ja) * 1988-05-13 1989-12-05

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