JP2582529Y2 - コネクタホルダ - Google Patents

コネクタホルダ

Info

Publication number
JP2582529Y2
JP2582529Y2 JP5272993U JP5272993U JP2582529Y2 JP 2582529 Y2 JP2582529 Y2 JP 2582529Y2 JP 5272993 U JP5272993 U JP 5272993U JP 5272993 U JP5272993 U JP 5272993U JP 2582529 Y2 JP2582529 Y2 JP 2582529Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
holder
engagement
locking
lock arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5272993U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0722481U (ja
Inventor
浩 梶山
徹 真壁
邦彦 瀬良
寿史 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Yazaki Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP5272993U priority Critical patent/JP2582529Y2/ja
Publication of JPH0722481U publication Critical patent/JPH0722481U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582529Y2 publication Critical patent/JP2582529Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタの後部に係着
されて電線導出部を保護すると共にコネクタの嵌合補助
部材として作用し、且つ該コネクタのロックアームを操
作可能なコネクタホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8の如くコネクタ60の電線導
出部61を保護するために、コネクタ60の後部にゴム
製の防水グロメット62を被着させていた。しかしなが
ら、この構造にあっては、相手側コネクタ63(図9)
との嵌合を解除するためにコネクタ60の可撓ロックア
ーム64を押圧操作する際に、該グロメット62が邪魔
になって操作し難いという問題があった。
【0003】また図9の如く相手側コネクタ63がエン
ジンブロック65等の窪んだ場所やホースやパイプ等の
入り組んだ場所に配置されている場合には、コネクタ6
0を奥まで差し入れ難く、結合作業性が悪いという問題
もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、コネクタの電線導出部を保護すると共にロック
アームの押圧操作を容易に行えて、しかも手の入りにく
い窪んだ場所等でも簡単にコネクタ結合を行うことので
きる構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、コネクタに設けたホルダ係止部に対する
係合部と該コネクタの電線導出部に対する保護収容部と
を有するホルダ本体部と、該ホルダ本体部に開閉自在に
被着される蓋体部とにより成り、該コネクタの後部に被
着されて該電線導出部を保護するコネクタホルダにおい
て、該コネクタの外壁に設けたロックアームに対向して
前記蓋体部が被着され、該ロックアームの操作部に対す
る可撓押圧部を該蓋体部に一体に切欠形成した第一の構
造、及び、コネクタのホルダ係止部に対する係合部を有
して該コネクタの後方に延長する基板部と、該基板部に
設けた係合孔に対する係止突部を有する支持壁に、該コ
ネクタのロックアームに対する可撓押圧部を突設し、該
基板部に着脱可能なアーム操作部とにより構成される第
二の構造を採用する。そして、前記ホルダ係止部がコネ
クタのハウジング底壁に設けられたガイドレールと係止
突起であり、前記ホルダ本体部の前方に一体に突設した
底壁延長部ないし前記基板部に前記係合部として、該ガ
イドレールに対するスライド用レールと該係止突起に対
する係合突部とを設けた構造も可能である。
【0006】
【作用】上記第一の構造においては、ホルダ本体部の係
合部をコネクタのホルダ係止部に係合させると共に該ホ
ルダ本体部に蓋体部を被着させてコネクタホルダがコネ
クタ後部に被着される。そして蓋体部の可撓押圧部を押
圧操作することにより、コネクタのロックアームが撓ん
で相手コネクタとの嵌合が容易に解除される。また第二
の構造においては、コネクタホルダがアーム操作部と基
板部とに分割され、相手コネクタとの嵌合を解除する際
に該アーム操作部を合体させ、可撓押圧部を押してコネ
クタのロックアームを操作できる。
【0007】
【実施例】図1〜4は、本考案に係るコネクタホルダの
第一実施例を示すものである。該コネクタホルダ1は、
合成樹脂を材料としてコネクタ2の後部を囲う如く略矩
形箱状に形成され、図1の如く薄肉ヒンジ3を介して下
側のホルダ本体部4と上側の蓋体部5とに分割可能であ
る。
【0008】該ホルダ本体部4は、コネクタ2の防水ゴ
ム栓40を経て後方へ導出される電線31(図3)を収
容する略矩形樋状の電線保護収容部6と、区画壁7を介
して該保護収容部6の前方に連成されたコネクタ保持部
8とで構成され、該コネクタ保持部8の底壁9は前方に
延長され、底壁延長部10にコネクタ2のホルダ係止部
11に対する係合部12が設けられる。
【0009】該コネクタ2のホルダ係止部11は、ハウ
ジング外壁13に一対のガイドレール14,14を設け
ると共に該一対のガイドレール14,14の間に係止突
起15を設けてなるものである。そしてコネクタホルダ
1側の係合部12は、該ガイドレール14,14に対す
る一対のスライド用レール16,16と該係止突起15
に対する可撓係合突片17とで構成される。該スライド
用レール16と係合突片17とは底壁延長部10の上側
に突設される。また前記区画壁7と電線保護収容部6の
後端壁18とは電線挿通口20を有する。
【0010】前記蓋体部5は本体部4に対応して電線収
容部21とコネクタ保持部22とを有し、該コネクタ保
持部22の天壁23に、コネクタ2のロックアーム24
に対する可撓押圧部25を該ロックアーム24の長手方
向に形成してある。該可撓押圧部25は天壁23から先
端部側26aと両側部側26b,26bとの三方を切欠
され、基部側の薄肉ヒンジ27を介して上下方向可撓に
形成される。また蓋体部5の一側には、本体部4の一側
壁28の係止突起29に対する係合枠30を形成してあ
る。なお該ロックアーム24は図4(a) に示す如く先端
に相手側コネクタ32の係止突起33に対する係合突部
34、後端に押圧操作部35をそれぞれ有し、中間部が
ハウジング壁36に支柱37を介して連結され、シーソ
ー式に可撓である。
【0011】そして図2の如くコネクタ2をコネクタホ
ルダ1の係合部12にスライド挿着させ、図3の如く蓋
体部5を閉止してコネクタ2を保持した状態において、
該可撓押圧部25の先端操作部38はロックアーム24
の後端操作部35に対向して位置し、コネクタホルダ1
上からロックアーム24を操作可能となる。またコネク
タホルダ1の後部すなわち電線保護収容部6はコネクタ
2から後方に突出するから、コネクタ2を奥まった場所
に接続させる際の把持部として作用する。さらに該電線
保護収容部6により電線31の横方向への引張に対する
防水ゴム栓40の変形すなわち隙間の発生が阻止され、
コネクタ2内への浸水が防止される。
【0012】図4は、コネクタ2のホルダ係止部11と
コネクタホルダ1の係合部12との係合状態を示すもの
であり、図4(a) の如く可撓係合突片17が係止突起1
5に乗り越し当接した状態で、図4(b) の如くスライド
レール16とガイドレール14との間には若干の隙間
(ガタ)39が設定されている。この隙間39により前
後方向のスムーズな係合が可能となる。
【0013】図5〜7は、本考案に係るコネクタホルダ
の第二実施例を示すものである。該コネクタホルダ41
は、先端方にコネクタ2のホルダ係止部11に対する前
例同様の係合部12′を有して該コネクタ2の後方に延
長し、中央に該コネクタ2の後端42に対する当接段部
43を有するリブ44を立設し、後端方に一対の係合孔
45,45を設けてなる基板部46と、該係合孔45,
45に対する一対の係止突部47,47を有する逆凹字
状の支持壁48に、該コネクタ2のロックアーム24に
対する可撓押圧部49を前方に向けて一体に突出形成し
てなるアーム操作部50とにより構成される。
【0014】該アーム操作部50の係止突部47は後方
にフック状に屈曲され、そのフック部51を長方形状の
係合孔45に挿通して後方に移動させて該係合孔45の
後端縁に引っ掛け可能である。その状態で可撓押圧部4
9の先端(操作部)52はコネクタ2のロックアーム2
4の後方操作部35上に位置し、該可撓押圧部49の先
端52ないし中間部を押圧することにより該ロックアー
ム24を間接的に操作し得る。また基板部46のリブ4
4は図7の如くコネクタ挿着状態で先端の当接段部43
をコネクタ2の後端部42に当接させてコネクタ2を安
定に支持する。
【0015】該アーム操作部50は、コネクタ2を相手
側コネクタから離脱させる際に基板部46に組み付け
て、コネクタ嵌合状態においては取り外しておく。これ
によりコネクタホルダ41のコンパクト化及びコネクタ
2廻りの省スペース化が図られる。
【0016】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、コネク
タ相互の嵌合を解除する際にコネクタのロックアームを
可撓押圧部によりコネクタホルダの上から押圧操作でき
るから、従来のようにグロメットが邪魔になってロック
アームを操作し難いということがなく、コネクタの電線
導出部の保護と同時にコネクタの離脱作業性の向上が達
成される。さらに、コネクタの後方に延長したコネクタ
ホルダを把持して、エンジンブロック等のような窪んだ
場所やホースやパイプ等の入り組んだ場所でもコネクタ
を容易に挿入接続でき、コネクタの嵌合作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタホルダの第一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】同じくコネクタホルダをコネクタに挿着した状
態の斜視図である。
【図3】同じくコネクタホルダの蓋体部を閉止した状態
の斜視図である。
【図4】コネクタの係止部とコネクタホルダの係合部と
の係合状態を示し、(a) は係止突起と係合突片との係合
状態を示す縦断面図、(b) はガイドレールとスライド用
レールとの係合状態を示す縦断面図である。
【図5】本考案に係るコネクタホルダの第二実施例を示
す分解斜視図である。
【図6】同じく組付状態を示す斜視図である。
【図7】同じく組付状態を示す側面図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】同じくコネクタを相手コネクタに嵌合する状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,41 コネクタホルダ 2 コネクタ 3 ヒンジ部 10 底壁延長部 11 ホルダ係止部 12 係合部 14 ガイドレール 15 係止突起 16 スライド用レール 17 係合片 24 ロックアーム 25,49 可撓押圧部 38,52 操作部 45 係合孔 46 基板部 47 係止突部 48 支持壁 50 アーム操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 瀬良 邦彦 広島県広島市南区仁保新町2丁目1−25 矢崎部品株式会社内 (72)考案者 松谷 寿史 広島県広島市南区仁保新町2丁目1−25 矢崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−233176(JP,A) 特開 昭63−155572(JP,A) 実開 平3−104506(JP,U) 実開 平1−68676(JP,U) 実開 平4−129478(JP,U) 実開 平6−56981(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/73 - 13/74 H01R 13/56 - 13/639

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタに設けたホルダ係止部に対する
    係合部と該コネクタの電線導出部に対する保護収容部と
    を有するホルダ本体部と、該ホルダ本体部に開閉自在に
    被着される蓋体部とにより成り、該コネクタの後部に被
    着されて該電線導出部を保護するコネクタホルダにおい
    て、該コネクタの外壁に設けたロックアームに対向して
    前記蓋体部が被着され、該ロックアームの操作部に対す
    る可撓押圧部を該蓋体部に一体に切欠形成したことを特
    徴とするコネクタホルダ。
  2. 【請求項2】 コネクタのホルダ係止部に対する係合部
    を有して該コネクタの後方に延長する基板部と、該基板
    部に設けた係合孔に対する係止突部を有する支持壁に、
    該コネクタのロックアームに対する可撓押圧部を突設
    し、該基板部に着脱可能なアーム操作部とにより構成さ
    れることを特徴とするコネクタホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダ係止部がコネクタのハウジン
    グ底壁に設けられたガイドレールと係止突起であり、前
    記ホルダ本体部の前方に一体に突設した底壁延長部ない
    し前記基板部に前記係合部として、該ガイドレールに対
    するスライド用レールと該係止突起に対する係合突部と
    を設けたことを特徴とする請求項1,2記載のコネクタ
    ホルダ。
JP5272993U 1993-09-29 1993-09-29 コネクタホルダ Expired - Fee Related JP2582529Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272993U JP2582529Y2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 コネクタホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272993U JP2582529Y2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 コネクタホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0722481U JPH0722481U (ja) 1995-04-21
JP2582529Y2 true JP2582529Y2 (ja) 1998-10-08

Family

ID=12923019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5272993U Expired - Fee Related JP2582529Y2 (ja) 1993-09-29 1993-09-29 コネクタホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582529Y2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4062147B2 (ja) * 2003-03-25 2008-03-19 住友電装株式会社 コネクタ及び電線カバー
DE102011102715B4 (de) * 2011-05-20 2016-08-18 Wago Verwaltungsgesellschaft Mbh Steckverbinderset und Platte hierzu
JP5840929B2 (ja) * 2011-11-10 2016-01-06 矢崎総業株式会社 プロテクタ
JP5854331B2 (ja) * 2012-07-20 2016-02-09 住友電装株式会社 コネクタ
JP6479618B2 (ja) * 2015-09-25 2019-03-06 古河電気工業株式会社 コネクタホルダ
US10020599B1 (en) * 2017-07-12 2018-07-10 Delphi Technologies, Inc. Connector back shell assembly
JP7094640B2 (ja) * 2019-10-16 2022-07-04 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7058830B2 (ja) * 2020-04-21 2022-04-25 住友電装株式会社 コネクタホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0722481U (ja) 1995-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3134780B2 (ja) コネクタカバー
JP2002134951A (ja) 電子機器
JP2582529Y2 (ja) コネクタホルダ
JPH11260481A (ja) ラッチ付電気コネクタ
JP4832241B2 (ja) コネクタ保護構造
JP3337008B2 (ja) コネクタ
JP3225801B2 (ja) ジョイントターミナル
JP2000287758A (ja) 机等における配線用開口の閉塞装置
JP3851839B2 (ja) コネクタの離脱構造及びコネクタ離脱用治具
JP3678546B2 (ja) 蓄電池の把手接続構造
JPH11260482A (ja) コネクタ接続構造
JP4383750B2 (ja) 充電式電動工具におけるフックの取付構造
JP3925277B2 (ja) コネクタ挿入用カバー
JP4690184B2 (ja) 防塵コネクタ
JP3235484B2 (ja) カバー付きコネクタ
JP2569210Y2 (ja) 携帯電話機の構造
JPH08273745A (ja) コネクタ用保護カバー
JP2004214969A (ja) 携帯電子機器
JP2905385B2 (ja) コネクタ
JP2001112140A (ja) プロテクタ
JP3779516B2 (ja) ワイヤハーネス保持装置及びワイヤハーネス配索方法
JP2002252912A (ja) グロメット
JP2602870Y2 (ja) コネクタケース
JPH1126074A (ja) レバー嵌合式コネクタ
JPS6031171Y2 (ja) コネクタハウジング

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980519

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees