JPS6031171Y2 - コネクタハウジング - Google Patents
コネクタハウジングInfo
- Publication number
- JPS6031171Y2 JPS6031171Y2 JP18594682U JP18594682U JPS6031171Y2 JP S6031171 Y2 JPS6031171 Y2 JP S6031171Y2 JP 18594682 U JP18594682 U JP 18594682U JP 18594682 U JP18594682 U JP 18594682U JP S6031171 Y2 JPS6031171 Y2 JP S6031171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- hook
- terminal holding
- cover
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、コネクタハウジングに関し、特にコネクタ
ハウジング本体の電線接続側に開閉自在に設けた端子押
えカバーの該本体に対する係止手段に改良を施すと共に
該押えカバーのガタッキを防止するようにしたものであ
る。
ハウジング本体の電線接続側に開閉自在に設けた端子押
えカバーの該本体に対する係止手段に改良を施すと共に
該押えカバーのガタッキを防止するようにしたものであ
る。
従来、コネクタハウジングの収容室に装着した端子を押
えカバーによって係止するようにしたものとしては、第
4図のようなものがある。
えカバーによって係止するようにしたものとしては、第
4図のようなものがある。
これはコネクタハウジング本体aの上側壁すに各端子収
容室Cに臨むスリットdを開設する一方、ヒンジeを介
して設けた端子押えカバーfに端子押え突起g及び係止
爪りを設け、この係止爪りによって端子押えカバーfを
本体aに係止すると共に、スリットdから内部に進入す
る突起gによって収容室Cに装着した端子(図示せず)
を押さえ付け、その抜出しを防止するようにしたもので
ある。
容室Cに臨むスリットdを開設する一方、ヒンジeを介
して設けた端子押えカバーfに端子押え突起g及び係止
爪りを設け、この係止爪りによって端子押えカバーfを
本体aに係止すると共に、スリットdから内部に進入す
る突起gによって収容室Cに装着した端子(図示せず)
を押さえ付け、その抜出しを防止するようにしたもので
ある。
しかし、上記構成の場合には、突起gが端子を後方から
押すという機能がない。
押すという機能がない。
従って、端子が正規の位置まで挿入されていないと係止
することが出来ず、端子の挿入をやり直さなければなら
ない。
することが出来ず、端子の挿入をやり直さなければなら
ない。
また、係止爪りとスリットdとの関係では、係止爪りの
厚さと撓み量の合計値がスリットdの幅を越えるため無
理な嵌め込みになる虞れがあり、従って大きな挿入力を
要すると共に、押えカバーfを開けるときには一方の係
止爪りだけしか撓まない構造であるため非常に大きな力
を要するという不具合があり、更に係止爪りに対してス
リットdの幅を大きくしその着脱を容易にしようとすれ
ば、押えカバーfが左右にがたついて、自動車走行時等
に異音の発生が大きくなるという問題があった。
厚さと撓み量の合計値がスリットdの幅を越えるため無
理な嵌め込みになる虞れがあり、従って大きな挿入力を
要すると共に、押えカバーfを開けるときには一方の係
止爪りだけしか撓まない構造であるため非常に大きな力
を要するという不具合があり、更に係止爪りに対してス
リットdの幅を大きくしその着脱を容易にしようとすれ
ば、押えカバーfが左右にがたついて、自動車走行時等
に異音の発生が大きくなるという問題があった。
この考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、コネク
タハウジング本体と端子押えカバーとの係止手段に改良
を施して小さい力で容易に着脱することができると共に
押えカバーに端子を後から押込む機能を持たせて不完全
な挿着を矯正し、しかも左右にガタッキのないコネクタ
ハウジングを提供することを目的とする。
タハウジング本体と端子押えカバーとの係止手段に改良
を施して小さい力で容易に着脱することができると共に
押えカバーに端子を後から押込む機能を持たせて不完全
な挿着を矯正し、しかも左右にガタッキのないコネクタ
ハウジングを提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面と共に説明すると、第
2図ないし第3図において、Aは合成樹脂製の雄コネク
タハウジング(以下、雄ハウジングという)であり、ハ
ウジング本体A□の後部に端子押え部へを連成した構成
を有する。
2図ないし第3図において、Aは合成樹脂製の雄コネク
タハウジング(以下、雄ハウジングという)であり、ハ
ウジング本体A□の後部に端子押え部へを連成した構成
を有する。
ハウジング本体A1において、その上部周壁1の中央凹
部1aには雌ハウジング(図示せず)に対するロッキン
グアーム2が設けられ、内部には仕切板3によって上下
二段に複数の端子収容室4が形成されている。
部1aには雌ハウジング(図示せず)に対するロッキン
グアーム2が設けられ、内部には仕切板3によって上下
二段に複数の端子収容室4が形成されている。
隣接する端子収容室4の隔壁は端子押え部へ付近まで延
設され、この延設部4a間に臨んで雌端子に対する可視
性係止腕4bが上記仕切板3から連成されている。
設され、この延設部4a間に臨んで雌端子に対する可視
性係止腕4bが上記仕切板3から連成されている。
端子押え部んは、ハウジング本体A0の後部に膨出して
成形した基枠5の上下にヒンジ6を介してチャンネル状
の端子押えカバー7を開閉自在に設けると共に、基枠5
の両側中央に端子押えカバー7に対する受座8を突設し
て威る。
成形した基枠5の上下にヒンジ6を介してチャンネル状
の端子押えカバー7を開閉自在に設けると共に、基枠5
の両側中央に端子押えカバー7に対する受座8を突設し
て威る。
端子押えカバー7において、その側壁7aには内側の中
間部に前方を傾斜面9aとしたフック9が、先端部に該
フック9と分離してがたつき防止用の突起10が設けら
れている。
間部に前方を傾斜面9aとしたフック9が、先端部に該
フック9と分離してがたつき防止用の突起10が設けら
れている。
また、端子押えカバー7の天壁7bには内面に端子押え
用の突条11が横設されている。
用の突条11が横設されている。
一方、受座8には前記フック9に対応して可撓性を有す
るフック12が設けられると共に、先端部に前記突起1
0に対する嵌合凹部13が設けられている。
るフック12が設けられると共に、先端部に前記突起1
0に対する嵌合凹部13が設けられている。
なお、この嵌合凹部13は前記側壁7aに、突起10は
受座8側に設けるようにしてもよい。
受座8側に設けるようにしてもよい。
上記構成において、第2図イのように端子押えカバー7
が開いた状態で、端子収容室4に電線ωに接続された雌
端子Bを挿入すれば、第2図口のように雌端子Bの底部
のランス14が可撓性係止腕4bの鉤部4cに係合し、
後方への抜出しが防止される。
が開いた状態で、端子収容室4に電線ωに接続された雌
端子Bを挿入すれば、第2図口のように雌端子Bの底部
のランス14が可撓性係止腕4bの鉤部4cに係合し、
後方への抜出しが防止される。
これは従来と同様の作用であるが、この考案にあっては
、端子押えカバー7を締めることにより、その突条11
が雌端子Bの電線接続部に連成したスタビライザ15(
或いは電線接続部の後端部)に衝合してこれを前方に押
圧するため雌端子Bが不完全な挿入状態にあっても自動
的に正規の位置にセットされ、雌端子Bは二重に係止さ
れる。
、端子押えカバー7を締めることにより、その突条11
が雌端子Bの電線接続部に連成したスタビライザ15(
或いは電線接続部の後端部)に衝合してこれを前方に押
圧するため雌端子Bが不完全な挿入状態にあっても自動
的に正規の位置にセットされ、雌端子Bは二重に係止さ
れる。
一方、端子押えカバー7は、そのフック9が受座8のフ
ック12と係合しロックされる。
ック12と係合しロックされる。
ロックに際し、第3図に示すように受座8のフック12
はその傾斜面12aが相手側のフック9の傾斜面に摺接
しつつ内側に捩れるように撓み、フック9は側壁7aと
共に外側へ撓むため、従来の一方の係止爪h(第4図参
照)のみが撓む構造と異なり、小さい力で軽やかにロッ
クすることができる。
はその傾斜面12aが相手側のフック9の傾斜面に摺接
しつつ内側に捩れるように撓み、フック9は側壁7aと
共に外側へ撓むため、従来の一方の係止爪h(第4図参
照)のみが撓む構造と異なり、小さい力で軽やかにロッ
クすることができる。
更に、上記ロックと共に突起10が凹部13に嵌合する
ので、端子押えカバー7は一層安定した状態で係止され
る。
ので、端子押えカバー7は一層安定した状態で係止され
る。
即ち、該カバー7の側壁7aに外力が加わるような場合
には受座8のフック12がこれに対抗し、逆に側壁7a
が外側へ撓むような力に対しては突片10と係合する凹
部12がこれに抵抗するため、端子押えカバー7は左右
にがたつくことなく安定した状態でロックされる。
には受座8のフック12がこれに対抗し、逆に側壁7a
が外側へ撓むような力に対しては突片10と係合する凹
部12がこれに抵抗するため、端子押えカバー7は左右
にがたつくことなく安定した状態でロックされる。
この考案は上記したように、内部に端子収容室を設けた
ハウジング本体と、該ハウジング本体の後部に連成した
端子押え部とより戒り、端子押え部はヒンジを介して開
閉自在に設けたチャンネル状の端子押えカバーと該カバ
ーに対する受座とにより構成され、該端子押えカバーの
側壁にはフック及び該フックと分離して突起又は凹部を
設け、受座には端子押えカバーのフックに係合しかつ可
撓性を有するフック及び前記突起又は凹部に嵌合する凹
部又は突条を設けると共に、端子押えカバーの天壁内面
に端子押え用の突条を設けて成るものであるから、端子
押えカバーの着脱即ちフック及び解除が容易で、左右が
たつきのない安定した係止状態が得られると共に、端子
の不完全挿入を自動的に矯正し得るコネクタハウジング
を提供することができる。
ハウジング本体と、該ハウジング本体の後部に連成した
端子押え部とより戒り、端子押え部はヒンジを介して開
閉自在に設けたチャンネル状の端子押えカバーと該カバ
ーに対する受座とにより構成され、該端子押えカバーの
側壁にはフック及び該フックと分離して突起又は凹部を
設け、受座には端子押えカバーのフックに係合しかつ可
撓性を有するフック及び前記突起又は凹部に嵌合する凹
部又は突条を設けると共に、端子押えカバーの天壁内面
に端子押え用の突条を設けて成るものであるから、端子
押えカバーの着脱即ちフック及び解除が容易で、左右が
たつきのない安定した係止状態が得られると共に、端子
の不完全挿入を自動的に矯正し得るコネクタハウジング
を提供することができる。
第1図はこの考案の一実施例を示すコネクタハウジング
の斜視図、第2図イ及び口はその使用状態を示す断面図
、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図は従来例の
説明図である。 A・・・・・・コネクタハウジング、A□・・・・・・
ハウジング本体、A2・・・・・・端子押え部、4・・
・・・・端子収容室、5・・・・・・基部、6・・・・
・・ヒンジ、7・・・・・・端子押えカバー、8・・・
・・・受座、9,12・・・・・・フック、10・・・
・・・突起、11・・・・・・突条、13・・・・・・
凹部、7a・・・・・・側壁、7b・・・・・・天壁。
の斜視図、第2図イ及び口はその使用状態を示す断面図
、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図は従来例の
説明図である。 A・・・・・・コネクタハウジング、A□・・・・・・
ハウジング本体、A2・・・・・・端子押え部、4・・
・・・・端子収容室、5・・・・・・基部、6・・・・
・・ヒンジ、7・・・・・・端子押えカバー、8・・・
・・・受座、9,12・・・・・・フック、10・・・
・・・突起、11・・・・・・突条、13・・・・・・
凹部、7a・・・・・・側壁、7b・・・・・・天壁。
Claims (1)
- 内部に端子収容室4を設けたノ\ウジング本体A1と、
該ハウジング本体A1の後部に連成した端子押え部A2
とより威り、端子押え部んはヒンジ6を介して開閉自在
に設けたチャンネル状の端子押えカバー7と該カバー7
に対する受座8とにより構成され、該端子押えカバー7
の側壁7aにはフック9及び該フック9と分離して突起
10又は凹部を設け、受座8には端子押えカバー7のフ
ック9に係合しかつ可撓性を有するフック12及び前記
突起10又は凹部に嵌合する凹部13又は突起を設ける
と共に、端子押えカバーの天壁内面に端子押え用の突条
11を設けて成ることを特徴とするコネクタハウジング
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18594682U JPS6031171Y2 (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | コネクタハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18594682U JPS6031171Y2 (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | コネクタハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5990179U JPS5990179U (ja) | 1984-06-19 |
JPS6031171Y2 true JPS6031171Y2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=30401771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18594682U Expired JPS6031171Y2 (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | コネクタハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031171Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3268944B2 (ja) * | 1994-05-17 | 2002-03-25 | 菱星電装株式会社 | リアホルダ付コネクタ |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18594682U patent/JPS6031171Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5990179U (ja) | 1984-06-19 |
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