JP3225801B2 - ジョイントターミナル - Google Patents

ジョイントターミナル

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JP3225801B2
JP3225801B2 JP21661795A JP21661795A JP3225801B2 JP 3225801 B2 JP3225801 B2 JP 3225801B2 JP 21661795 A JP21661795 A JP 21661795A JP 21661795 A JP21661795 A JP 21661795A JP 3225801 B2 JP3225801 B2 JP 3225801B2
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    • H01R13/422Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means
    • H01R13/4223Securing in resilient one-piece base or case, e.g. by friction; One-piece base or case formed with resilient locking means comprising integral flexible contact retaining fingers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の電線を短
絡させるためのジョイントターミナルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のジョイントターミナルは、複数
の接触部をその後端部において互いに連結した構造にな
り、コネクタハウジング内に収容される。そのコネクタ
ハウジングに相手側コネクタを嵌合させると、複数本の
電線に接続されて相手側コネクタに収容されている複数
の相手側ターミナルがジョイントターミナルの各接触部
に接触し、もって、電線同士が互いに電気的導通可能に
短絡されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このようなジョ
イントターミナルを収容するためのコネクタハウジング
としては、1対1で突き合わせた電線同士を接続するた
めのワイヤツウーワイヤ(WIRE TO WIRE)型のものでは
なく、専用のコネクタハウジングが用いられていた。何
故なら、ワイヤツウーワイヤ型のコネクタハウジングで
は、ターミナルを収容するためのキャビティをコネクタ
ハウジングの後端面に至るまで隔壁によって隔絶した構
造をとっているため、この各キャビティ内に接触部を挿
入してジョイントターミナルを収容した場合には、接触
部の後端部同士を連結している連結部がコネクタハウジ
ングから剥き出しのままで突出してしまうことになり、
電気的絶縁性を確保することができなくなるという問題
があるからである。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、1対1で突き合わせた電線同士を接続する
ためのワイヤツウーワイヤ型のコネクタハウジングに対
して電気的絶縁性を確保した状態で取り付けることが可
能なジョイントターミナルを提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジング内に並列に挿入されて相手側ターミナル
と接触可能な複数の接触部と、前記コネクタハウジング
の外側において前記複数の接触部の後端部同士を互いに
電気的導通可能に連結する連結部と、この連結部を内包
する非導電性のモールド層とを備えて構成され、このモ
ールド層には、指で摘むことを可能とした摘み部と、こ
の摘み部を摘んだときにその指を後方から押し当てるこ
とを可能とした指当て部とが形成され、前記コネクタハ
ウジング内への挿入状態にロックするための係止部を前
記複数の接触部のうちのいずれか1つのみに設けたとこ
ろに特徴を有する。かかる構成の発明においては、1対
1で突き合わせた電線同士を接続するためのワイヤツウ
ーワイヤ型のコネクタハウジングに取り付けた場合に連
結部がコネクタハウジングの外へ突出することになる
が、この連結部は非導電性のモールド層で覆われている
ため電気的絶縁性が確保されている。
【0006】請求項2の発明は、コネクタハウジング内
に並列に挿入されて相手側ターミナルと接触可能な複数
の接触部と、前記コネクタハウジングの外側において前
記複数の接触部同士を互いに電気的導通可能に連結する
連結部と、この連結部を内包する非導電性のモールド層
とを備えて構成され、前記コネクタハウジング内での姿
勢安定用のスタビライザが、両端に位置する前記接触部
のみに設けられているところに特徴を有する。かかる構
成の発明においては、コネクタハウジング内におけるジ
ョイントターミナルの姿勢は両端に位置する接触部のス
タビライザによって安定化される。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、コネクタハウジング内への挿入状態にロックするた
めの係止部を複数の接触部のうちのいずれか1つのみに
設けた構成としたところに特徴を有する。かかる構成の
発明においては、1つの係止部だけをロックさせればジ
ョイントコネクタ全体を取付状態とすることができ、ま
た、1つの係止部だけのロックを解除すればジョイント
ターミナルをコネクタハウジングから取り外すことがで
きる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1又は請求項3
の発明において、奇数の接触部を有し、その中央に位置
する接触部に係止部が設けられている構成としたところ
に特徴を有するものである。かかる構成の発明において
は、接触部の配列の中央に係止部が位置するため、ジョ
イントターミナルの挿抜に伴って係止部がコネクタハウ
ジングの内壁との接触により摩擦抵抗を生じる場合に、
その摩擦抵抗は接触部の配列方向においてバランスがと
れた位置に生じることになる。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1対1で突き
合わせた電線同士を接続するためのワイヤツウーワイヤ
型のコネクタハウジングに対して電気的絶縁性を確保し
た状態で取り付けることができる。
【0010】請求項2の発明によれば、スタビライザを
両端に位置する接触部のみに設けたから両スタビライザ
間の間隔が広くなり、スタビライザを両端以外の接触部
に設けた場合に比べて姿勢安定化機能が高くなる。
【0011】請求項3の発明によれば、ジョイントター
ミナルの装着に対して係止部のロックを1箇所で行えば
よいから挿入抵抗が小さくなり、挿入作業性がよくな
る。しかも、その取外しに際しては、係止部のロック解
除操作を1カ所だけで行えばでよいから、取外し作業を
容易に行うことができる。
【0012】請求項4の発明によれば、係止部によって
ジョイントターミナルの挿抜に抗する摩擦抵抗が生じて
もその摩擦抵抗のためにジョイントターミナルの姿勢が
傾く虞がないため、ジョイントターミナルの挿抜作業を
円滑に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の
ジョイントターミナル10は、ターミナル本体11とモ
ールド層20とから構成される。
【0014】ターミナル本体11は、導電性を有する金
属板材を所定の形状に打ち抜き加工すると共に、曲げ加
工と切り起こし加工を施して成形されている。ターミナ
ル本体11は、前方へ互いに平行に突出するように配し
た細長い板状をなす3本の接触部12S,12C,12
Sと、この3本の接触部12S,12C,12Sをその
後端部において互いに電気的導通可能に接続する板状の
連結部13とからなっており、接触部12S,12C,
12Sと連結部13は互いに面一状に連続している。
【0015】3本の接触部12S,12C,12Sのう
ちの中央に位置する接触部12Cには、後述するコネク
タハウジング30内に収容した状態でジョイントターミ
ナル10を抜止保持するための係止部14が設けられて
いる。この係止部14は、接触部12Cの前端から1/
3ほどの位置において切り起こし加工を施すことによっ
て形成されており、切り起こし端が接触部12Cの下面
側へ斜め後方へ突出するような形状をなしている。この
係止部14はコネクタハウジング30のランス33と係
合可能であり、この係合によってジョイントターミナル
10の抜止めが図られるようになっている。
【0016】3本の接触部12S,12C,12Sのう
ちの左右両側に位置する2本接触部12S,12Sに
は、コネクタハウジング30内においてジョイントター
ミナル10の姿勢を安定させるための2片のスタビライ
ザ15,15が設けられている。このスタビライザ1
5,15は、各接触部12Sの側縁のうちに外側の側縁
から突出させた方形部分を下向きに曲げ加工することに
よって形成され、ランス33の側面に当接されるように
なっている。また、スタビライザ15の後側の縁部に対
しては、コネクタハウジング30に装着されるリテーナ
35が係合可能となっており、これによってジョイント
ターミナル10の抜止めが図られるようになっている。
尚、スタビライザ15が設けられているのは、両側の接
触部12Sの外側の側縁の2カ所だけであって、両側の
接触部12Sの内側の側縁及び中央の接触部12Cには
設けられていない。
【0017】連結部13は、上記のように3本の接触部
12S,12C,12Sの後端部同士を連結するように
配置されており、ジョイントターミナル10をコネクタ
ハウジング30に装着した状態ではそのコネクタハウジ
ング30から後方向へ突き出すようになっている。ま
た、この連結部13には、その2カ所の位置において上
下両面間を貫通するように打ち抜くことによって保持孔
16,16が形成されており、この保持孔16によって
後述するモールド層20の連結部13からの抜けが規制
されるようになっている。
【0018】かかる構成になるターミナル本体11には
非導電性の樹脂材料からなるモールド層20が設けられ
ている。このモールド層20は、3本の接触部12S,
12C,12Sの後端(連結部13との連続部)から長
さ方向における半分近くの領域に亘る範囲と、連結部1
3の全体とを覆っている。連結部13においてはその保
持孔16内にモールド層20の一部が入り込んでおり、
これによってモールド層20がターミナル本体11に対
して強固に一体化されている。
【0019】各接触部12S,12C,12Sのモール
ド層20で覆われる範囲においては、それよりも前方の
モールド層20で覆われない範囲よりも幅を狭くした形
状となっていて、各接触部12S,12C,12Sの両
側縁部はこの幅が狭くなった分の肉厚のモールド層20
で覆われている。これにより、モールド層20で覆われ
ていない範囲の接触部12S,12C,12Sの側面1
2Aとそれよりも後方のモールド層20の側面21とが
同じ幅寸法となって滑らかに連続している。さらに、両
側の接触部12S,12Sを覆う部分の外側の側面21
と連結部13の側縁を覆う部分の側面22とは面一状に
連続している。
【0020】モールド層20の上面側においては、接触
部12S,12C,12Sを覆う範囲ではその前端部分
23の厚さが比較的薄く、それよりも後方の部分24の
厚さが厚くなっている。また、連結部13を覆う部分2
5では接触部12S,12C,12Sの後端側を覆う部
分24の厚さよりも薄くなっている。一方、モールド層
20の下面側においては、接触部12S,12C,12
Sと連結部13の全領域に亘って全体として同じ厚さと
なっている。
【0021】モールド層20のうちの連結部13を覆っ
ている部分25は、コネクタハウジング30に対してジ
ョイントターミナル10を挿抜する際に作業者が指で摘
むことができるようにした摘み部26となっている。ま
た、上面側において摘み部26と接触部12を覆う部分
との厚さの異なる境界部は段差が設けられており、この
段差によって指当て面27が形成されている。この指当
て面27には摘み部26を摘んだときにその指を後方か
ら押し当てることができるようになっている。さらに、
指当て面27の上縁には、接触部12を覆う部分よりも
少し高くなって左右方向に細長く延びる指掛け部28が
形成されており、一方、下面側においてはこの指掛け部
28と対応して左右方向に細長く延びる指掛け部29が
形成されている。この両面側の指掛け部28,29には
ジョイントターミナル10の挿抜の際に指先を引掛ける
ことができるようになっている。
【0022】かかるジョイントターミナル10が取り付
けられるコネクタハウジング30としては、1対1で突
き合わせた電線(図示せず)同士を接続するためのワイ
ヤツウーワイヤ型のものがそのまま用いられる。
【0023】コネクタハウジング30内には、その前端
面から後端面まで貫通する複数のキャビティ31が形成
されている。このキャビティ31は、コネクタハウジン
グ30の後端面に達するように設けた隔壁32によって
互いに隔絶されており、各キャビティ31内にはジョイ
ントターミナル10の接触部12S,12C,12Sが
後方から挿入されるようになっている。
【0024】各キャビティ31内には、ジョイントター
ミナル10が正規位置まで挿入された状態において係止
部14と係合可能なランス33が設けられている。この
ランス33は弾性撓み可能であって、接触部12S,1
2C,12Sの挿入の際にはランス33が下方へ撓むこ
とによって係止部14を前方へ通過させた後に、ランス
33が弾性復帰して係止部14の後端に係合し、もって
ジョイントターミナル10が抜止状態に一次係止される
ようになっている。また、このランス33の側面には、
ジョイントターミナル10のスタビライザ15の内側の
面が当接可能となっている。
【0025】さらに、コネクタハウジング30には、そ
の下面側に開口するリテーナ取付孔34からリテーナ3
5が嵌入されるようになっている。リテーナ35は、仮
係止位置と本係止位置(図5に示す状態)との2位置で
保持されるようになっている。リテーナ35が仮係止位
置にあるときには接触部12S,12C,12Sのキャ
ビティ31への挿入が許容される。リテーナ35が本係
止位置に移動すると、リテーナ35の係合部36がジョ
イントターミナル10のスタビライザ15に対して後方
から係合し、もってジョイントターミナル10が抜止状
態に二次係止されるようになっている。
【0026】次に、本実施形態の作用について説明す
る。ジョイントターミナル10をコネクタハウジング3
0に取り付ける際には、リテーナ35を仮係止位置に保
持しておき、摘み部26を指で摘んでコネクタハウジン
グ30の後方から3本の接触部12S,12C,12S
を所定のキャビティ31内に挿入する。接触部12S,
12C,12Sが正規位置まで挿入されるとジョイント
ターミナル10がランス33によって一次係止される。
このとき、指当て面27に指を押し当てるようにすると
挿入操作が容易となる。その後、リテーナ35を本係止
位置に移動させることによりジョイントターミナル10
が二次係止され、以上によりジョイントターミナル10
の取付け作業が完了する。
【0027】ジョイントターミナル10を取り付けた状
態においては、接触部12S,12C,12S同士の間
のスリットにキャビティ31の隔壁32が入り込み、隔
壁32の後端縁が連結部13の前縁に突き当たるように
なる。したがって、連結部13はコネクタハウジング3
0の後端面から外部に突出した状態となるが、この突出
した連結部13は非導電性のモールド層20で覆われて
いるため、電気的絶縁性が確保されている。
【0028】また、モールド層20は、その接触部12
S,12C,12Sの後端部を覆っている部分の厚さが
厚くなっていてキャビティ31の後端側の開口をほぼ前
面に亘って塞ぐようになっている。これにより、キャビ
ティ31内への異物の侵入防止と簡易防水が図られてい
る。
【0029】さらに、係止部14とランス33との係合
が行われているキャビティ31の両側に位置するキャビ
ティ31内においては、そのキャビティ31内のランス
33の側面にスタビライザ15が当接している。これに
より、水平面(ジョイントターミナル10の板面と平行
な面)上においてコネクタハウジング30に対するジョ
イントターミナル10の姿勢が一定に保たれる。
【0030】また、接触部12S,12C,12Sの前
端部はコネクタハウジング30のフード部37内に突出
し、このフード部37に嵌合される相手側コネクタ(図
示せず)のターミナルと電気的導通状態に接触する。こ
れにより、相手側の3つのターミナルが短絡される。
【0031】ジョイントターミナル10をコネクタハウ
ジング30から取り外す際には、まずリテーナ35を仮
係止位置へ移動し、中央のキャビティ31の前端側の開
口から治具(図示せず)を挿入してランス33を押し下
げることにより係止部14との係合を解除し、係合解除
状態のままでジョイントターミナル10を後方へ少し引
っ張り、係止部14がランス33を通過した後は治具を
抜き取るとともにジョイントターミナル10をそのまま
後方へ引っ張るようにすればよい。
【0032】上記の操作においては、ジョイントターミ
ナル10を後方へ引っ張るときには摘み部26を指で摘
むようにするが、指が滑るようであれば指先を指掛け部
28,29に引っ掛けるようにすると引張り操作が容易
となる。
【0033】上述のように、本実施形態のジョイントタ
ーミナル10は、後端の連結部13を非導電性のモール
ド層20で覆った構造になるから、1対1で突き合わせ
た電線同士を接続するためのワイヤツウーワイヤ型のコ
ネクタハウジング30に対して電気的絶縁性を確保した
状態で取り付けることができる。したがって、専用のコ
ネクタハウジング30を用意する必要がなく、コスト低
減を図ることができる。
【0034】また、ジョイントターミナル10をコネク
タハウジング30に抜止め保持するための係止部14を
1本の接触部12Cのみに設けるようにしたから、挿入
抵抗が小さくて挿入作業が簡単になり、しかも、ジョイ
ントターミナル10の取外しに際して係止部14とラン
ス33との係合解除操作が1カ所だけで済み、取外し作
業も容易である。
【0035】さらに、ジョイントターミナル10の着脱
に際しては、係止部14がランス33を通過するときに
ランス33と接触して摩擦抵抗を生じ、これが着脱操作
力の反力として作用するのであるが、本実施形態では、
その反力の原因である係止部14は3本の接触部12
S,12C,12Sのうちの中央に位置する接触部12
Cに設けられている。このため、左右いずれかの接触部
12Sに係止部14を設けた場合のように反力によりジ
ョイントターミナル10の姿勢が傾いてキャビティ31
の内側壁に当接してこじりを生じる、という虞はない。
したがって、ジョイントターミナル10を真っ直ぐの姿
勢に保ったまま着脱の操作を行うことができ、操作性に
優れている。
【0036】また、スタビライザ15,15は左右両端
に位置する2つの接触部12S,12Sの外側の側縁の
みに設けたから両スタビライザ15,15の間の間隔が
大きく確保されており、両側の接触部12S,12Sの
内側の側縁や中央の接触部12Cにスタビライザ15を
設けた場合に比べると高い姿勢安定化機能が得られてい
る。さらに、スタビライザ15の数は2片だけであるか
ら、3片以上の数のスタビライザ15を設ける場合に比
べると、形状が単純となっているため、コスト低減を図
ることができる。
【0037】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0038】(1)上記実施形態では、係止部14を中
央に位置する接触部12Cのみに設けた場合について説
明したが、本発明によれば、係止部は両側の位置する接
触部のいずれかに設けるようにしてもよく、3本の接触
部のうちの任意の2本の設けるようにしてもよく、3本
の接触部の全てに設けるようにしてもよい。
【0039】(2)上記実施形態では、スタビライザ1
5,15を両側の接触部12S,12Sの外側の側縁に
設けた場合について説明したが、本発明によれば、スタ
ビライザの位置は、外側の接触部の内側の側縁や中央の
位置する接触部の側縁に設けるようにしてもよく、3片
以上のスタビライザを任意の接触部の側縁に設けるよう
にしてもよい。
【0040】(3)上記実施形態では、接触部の本数、
即ち極数が3極である場合について説明したが、本発明
は、極数が2極でも、4極以上の場合にも適用すること
ができる。
【0041】(4)上記実施形態では、係止部14が切
り起こしによって形成されている場合について説明した
が、本発明によれば、係止部を撃ち抜きによって孔状に
形成する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のジョイントターミナルの
斜視図
【図2】ジョイントターミナルの平面図
【図3】ジョイントターミナルの側面図
【図4】ジョイントターミナルが取り付けられるコネク
タハウジングの斜視図
【図5】ジョイントターミナルをコネクタハウジングに
装着した状態の断面図
【符号の説明】
10…ジョイントターミナル 12C,12S…接触部 13…連結部 14…係止部 15…スタビライザ 20…モールド層 30…コネクタハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−176832(JP,A) 実開 昭63−194476(JP,U) 実開 昭61−194282(JP,U) 実開 平1−43568(JP,U) 実開 平7−36376(JP,U) 実開 平4−27588(JP,U) 実開 平2−113275(JP,U) 実開 平6−86251(JP,U) 実開 平7−42056(JP,U) 実開 昭50−119981(JP,U) 実用新案登録3010141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 31/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング内に並列に挿入され
    て相手側ターミナルと接触可能な複数の接触部と、前記
    コネクタハウジングの外側において前記複数の接触部の
    後端部同士を互いに電気的導通可能に連結する連結部
    と、この連結部を内包する非導電性のモールド層とを備
    えて構成され、このモールド層には、指で摘むことを可
    能とした摘み部と、この摘み部を摘んだときにその指を
    後方から押し当てることを可能とした指当て部とが形成
    され、前記コネクタハウジング内への挿入状態にロック
    するための係止部を前記複数の接触部のうちのいずれか
    1つのみに設けたことを特徴とするジョイントターミナ
    ル。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジング内に並列に挿入され
    て相手側ターミナルと接触可能な複数の接触部と、前記
    コネクタハウジングの外側において前記複数の接触部同
    士を互いに電気的導通可能に連結する連結部と、この連
    結部を内包する非導電性のモールド層とを備えて構成さ
    れ、前記コネクタハウジング内での姿勢安定用のスタビ
    ライザが、両端に位置する前記接触部のみに設けられて
    いることを特徴とするジョイントターミナル。
  3. 【請求項3】 コネクタハウジング内への挿入状態にロ
    ックするための係止部を複数の接触部のうちのいずれか
    1つのみに設けたことを特徴とする請求項2記載のジョ
    イントターミナル。
  4. 【請求項4】 奇数の接触部を有し、その中央に位置す
    る接触部に係止部が設けられていることを特徴とする
    求項1又は請求項3記載のジョイントターミナル。
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