JP2604525Y2 - ジョイントコネクタ - Google Patents

ジョイントコネクタ

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JP2604525Y2
JP2604525Y2 JP1993065337U JP6533793U JP2604525Y2 JP 2604525 Y2 JP2604525 Y2 JP 2604525Y2 JP 1993065337 U JP1993065337 U JP 1993065337U JP 6533793 U JP6533793 U JP 6533793U JP 2604525 Y2 JP2604525 Y2 JP 2604525Y2
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JP
Japan
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connector housing
engaging portion
holder
connector
locking
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JP1993065337U
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JPH0734584U (ja
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賢 上村
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタハウジングの
係止部の形状に特徴を持たせ、ホルダーの係止をより確
実にするジョイントコネクタに関するものでる。
【0002】
【従来技術】従来、ジョイントコネクタは、図5に示す
ように電線付き雌端子(図示せず)が予め挿入されたコ
ネクタハウジング11と該コネクタハウジング11内に
挿入される短絡バスバー17とから構成されており、該
コネクタハウジング11は、内部に複数の端子収容室1
8が並列された該コネクタハウジング本体14と該コネ
クタハウジング本体14の外表面に一体成形されて基端
側がヒンジ部15で回動自在に支持され、かつ、先端側
に該コネクタハウジング本体14の先端側に設けた端子
収容室18の入口を閉じる閉合部12aが形成されたホ
ルダー12とから成り、該ホルダー12の自由端側の側
面に形成された係止穴13が該コネクタハウジング本体
14の側面に形成された係止突起16に係止されるよう
に構成されている。
【0003】図6は、コネクタハウジング11内に短絡
バスバー17を挿入し、ホルダー12を該コネクタハウ
ジング本体14に係止した状態を示している。係止突起
16は、図5に示すようにほぼ四角柱状に形成され、コ
ネクタハウジング本体14の両側面上に一体成形されて
いる。また、図7に示すように該係止突起16の後面係
合部16aは、該コネクタハウジング本体14側面に対
して直角に形成されている。これに対し、係止穴13
は、図5に示すように四角形でホルダー12の両側面に
形成されている。また、該係止穴13は、図7に示すよ
うに係止突起16より大きい寸法形状を成しており、後
面係合部13aは、該ホルダー12裏面に対して直角に
形成されている。
【0004】これら両者は、単に嵌合しただけでは、図
7に示すように互いに接触していないが例えば自動車へ
のハーネス組み付け時等、短絡バスバー17とコネクタ
ハウジング11の間に過大な引張力が発生した際、ホル
ダー12が移動して係止突起16の後面係合部16aと
係止穴13の後面係合部13aが接触した状態で係止さ
れる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
例えば自動車へのハーネス組み付け時等、短絡バスバー
とコネクタハウジングの間に過大な引張力が発生した場
合、係止されているホルダーの係止が解除され、該短絡
バスバーが該コネクタハウジングから外れるという問題
点があった。
【0006】
【考案の目的】本考案の目的は、例えば自動車へのハー
ネス組み付け時等、短絡バスバーとコネクタハウジング
の間に過大な引張力が発生しても係止されているホルダ
ーの係止が簡単に解除されず、係止を維持できるジョイ
ントコネクタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するため、コネクタハウジングと該コネクタハウジ
ング内に挿入される短絡バスバーとから構成されてお
り、該コネクタハウジングは、内部に複数の端子収容室
が並列されたコネクタハウジング本体と該コネクタハウ
ジング本体の外表面に一体成形されて基端側がヒンジ部
で回動自在に支持され、かつ、自由端側前面に該コネク
タハウジング本体の先端側に設けた端子収容室の入口を
閉じる閉合部が形成されたホルダーとから成り、該ホル
ダーの自由端側の側面に形成された係止穴が該コネクタ
ハウジング本体の側面に形成された係止突起に係止され
るように構成されているジョイントコネクタにおいて、
前記係止穴の後面係合部の前記ホルダー裏面に対する角
度を鋭角に形成し、前記係止突起の後面係合部の前記コ
ネクタハウジング本体表面に対する空間部分を鋭角に形
成し、前記係止穴の後面係合部と前記係止突起の後面係
合部とを楔結合としたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された本考案のジョイントコ
ネクタによれば、例えば自動車へのハーネス組み付け時
等、短絡バスバーとコネクタハウジングの間に過大な引
張力が発生した際、ホルダーが移動して係止突起の後面
係合部と係止穴の後面係合部が接触し、該係止穴の鋭角
な部分が該係止突起に食い込んだ状態で係止されるよう
に働く。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0010】図1に示すように本願考案のジョイントコ
ネクタは、従来のものと同様に電線付き雌端子(図示せ
ず)が予め挿入されたコネクタハウジング1と該コネク
タハウジング1内に挿入される短絡バスバー7とから構
成されており、該コネクタハウジング1は、内部に複数
の端子収容室8が並列されたコネクタハウジング本体4
と該コネクタハウジング本体4の外表面に一体成形され
て基端側がヒンジ部5で回動自在に支持され、かつ、該
コネクタハウジング本体4の先端側に設けた該端子収容
室8の入口を閉じる閉合部2aが形成されたホルダー2
とから成り、該ホルダー2の自由端側面に形成された係
止穴3が該コネクタハウジング本体4の側面に形成され
た係止突起6に係止されるようになっている。尚、上記
コネクタハウジング1の各構成要素は、全て一体成形に
よる樹脂からなる。図2は、コネクタハウジング1内に
短絡バスバー7を挿入し、ホルダー2をコネクタハウジ
ング本体4に係止した状態の斜視図である。
【0011】本考案の特徴は、図3乃至図4に示すよう
に係止穴3の後面係合部3aと係止突起6の後面係合部
6aとを楔結合とした部分にある。この点について以
下、詳細に説明する。
【0012】まず、係止突起6は、図3に示すようにほ
ぼ四角柱状に形成され、コネクタハウジング本体の両側
面上に一体成形されている。また、図4に示すように該
係止突起6の後面係合部6aは、コネクタハウジング本
体4表面に対する空間部分が例えば85°の鋭角に成っ
ている。これに対し、係止穴3は、図1に示すように四
角形でホルダー2の両側面に形成されている。また、該
係止穴3は、図4に示すように係止突起6より大きい寸
法形状を成しており、後面係合部3aは、ホルダー2裏
面に対する角度が例えば85°の鋭角に成っている。
【0013】これら両者は、単に嵌合しただけでは、図
4に示すように互いに接触していないが例えば自動車へ
のハーネス組み付け時等、短絡バスバー7とコネクタハ
ウジング1の間に過大な引張力が発生した際、ホルダー
2が移動して係止突起6の後面係合部6aと係止穴3の
後面係合部3aが接触し、該係止穴3の鋭角な部分が該
係止突起6に食い込んだ状態で係止される。
【0014】なお、係止突起6の下面係合部6bと係止
穴3の下面係合部3bも楔結合するほうが好ましい。ま
た、係止突起6の後面係合部6aと係止穴3の後面係合
部3aの楔結合した部分の楔結合角度は、実験によると
85°が好ましいがこれは、限定されるものではなく、
任意に選定することができる。
【0015】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】係止穴と係止突起の後面係合部と楔結合す
ることにより、短絡バスバーとコネクタハウジングの間
に発生する引張力に対する係止保持力が増加し、確実な
係止を行うことができる。つまり、ホルダーを係止させ
た後に、予期せぬ過大な引張力が短絡バスバーとコネク
タハウジング間に加わっても係止を維持することがで
き、自動車への電装部品組み付け時に発生するトラブル
を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のジョイントコネクタの実施例を示す斜
視図。
【図2】本考案のジョイントコネクタの組み立て完成を
示す斜視図。
【図3】本考案のジョイントコネクタの係止突起部を示
す斜視図。
【図4】本考案のジョイントコネクタの係止穴と係止突
起を示す断面図。
【図5】従来のジョイントコネクタの実施例を示す斜視
図。
【図6】従来のジョイントコネクタの組み立て完成を示
す斜視図。
【図7】従来のジョイントコネクタの係止穴と係止突起
を示す断面図。
【符号の説明】
1…コネクタハウジング 2…ホルダー 3…係止穴 4…コネクタハウジング本体 5…ヒンジ部 6…係止突起 6a…後面係合部 7…短絡バスバー 8…端子収容室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング(1)と該コネクタ
    ハウジング(1)内に挿入される短絡バスバー(7)と
    から構成されており、該コネクタハウジング(1)は、
    内部に複数の端子収容室(8)が並列されたコネクタハ
    ウジング本体(4)と該コネクタハウジング本体(4)
    の外表面に一体成形されて基端側がヒンジ部(5)で回
    動自在に支持され、かつ、自由端側前面に該コネクタハ
    ウジング本体(4)の先端側に設けた端子収容室(8)
    の入口を閉じる閉合部が形成されたホルダー(2)とか
    ら成り、該ホルダー(2)の自由端側の側面に形成され
    た係止穴(3)が該コネクタハウジング本体(4)の側
    面に形成された係止突起(6)に係止されるように構成
    されているジョイントコネクタにおいて、前記係止穴(3)の後面係合部(3a)の前記ホルダー
    (2)裏面に対する角度を鋭角に形成し、前記係止突起
    (6)の後面係合部(6a)の前記コネクタハウジング
    本体(4)表面に対する空間部分を鋭角に形成し、 前記
    係止穴(3)の後面係合部(3a)と前記係止突起
    (6)の後面係合部(6a)とを楔結合としたことを特
    徴とするジョイントコネクタ。
JP1993065337U 1993-12-07 1993-12-07 ジョイントコネクタ Expired - Lifetime JP2604525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993065337U JP2604525Y2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 ジョイントコネクタ

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JP1993065337U JP2604525Y2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 ジョイントコネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH0734584U JPH0734584U (ja) 1995-06-23
JP2604525Y2 true JP2604525Y2 (ja) 2000-05-22

Family

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JP1993065337U Expired - Lifetime JP2604525Y2 (ja) 1993-12-07 1993-12-07 ジョイントコネクタ

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