JP3362102B2 - 端子保持構造 - Google Patents

端子保持構造

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JP3362102B2
JP3362102B2 JP05197097A JP5197097A JP3362102B2 JP 3362102 B2 JP3362102 B2 JP 3362102B2 JP 05197097 A JP05197097 A JP 05197097A JP 5197097 A JP5197097 A JP 5197097A JP 3362102 B2 JP3362102 B2 JP 3362102B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブスバー等の端子
取付部に端子を取付けるための端子保持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の端子保持構造としては、例えば実
開平6−84730に記載されたものや、図6に示すよ
うなものがある。図6に示すものは、ブスバー1の端子
取付部3に板状の端子5を取付けるための構造を示して
いる。ブスバー1の板状の端子取付部3には貫通孔7が
設けられている。前記端子5は挿通孔9を有し、電線1
1を結合部13においてかしめ結合したもので、いわゆ
るLA端子と言われるものである。
【0003】かかる端子5をブスバー1の端子取付部3
に固定するには、端子5の挿通孔9を端子取付部3の貫
通孔7に合わせボルト15を挿通しナット17を締め込
むことによって行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ボ
ルト15,ナット17による取付構造では、多数の端子
5を取付ける場合にボルト15,ナット17の点数が多
くなり、部品管理等が煩わしくなるという問題がある。
又、ボルト15,ナット17による取付けでは、ワンタ
ッチによる取付けができず、取付作業性の向上には限界
があった。
【0005】本発明は、ボルト,ナットを無くし、ワン
タッチで取付けることのできる端子保持構造の提供を課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、板状
の端子取付部に、結合部に電線が結合された板状の端子
を挿通させる端子挿通部と、前記端子の一側面を接触保
持する一側面保持部と、前記端子挿通部に連通して前記
端子の結合部側を通過させる通過部と、前記一側面保持
部に保持される端子の他側面を接触保持する他側面保持
部と、前記一側面保持部と他側面保持部とに接触保持さ
れる端子の結合部両側を支える支持部、及び端子の反結
合部側を係止するロック部とを設けたことを特徴とす
る。
【0007】従って、端子を端子取付部の通過部から他
方側へ通過させ、同時に端子挿通部に連通した通過部か
ら端子の結合部側を通過させ、端子の一面側を一面側保
持部に接触保持させるようにし、また端子の他側面を他
側面保持部に接触保持させ、端子の結合部両側を支持部
に支えるようにし、かつ端子の反結合部側をロック部に
よって係止する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の端子保
持構造であって、前記一側面保持部と他側面保持部との
少なくとも一方の面に、前記支持部側ほど他方の面に近
づく傾斜部を設けたことを特徴とする。
【0009】従って、端子を一側面保持部と他側面保持
部との間に介在させ、両保持部に接触保持させる時、少
なくとも一方の面に設けた傾斜部の作用によって一側面
保持部と他側面保持部とに端子を押圧するように接触保
持させることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
端子保持構造であって、前記他側面保持部、支持部、及
びロック部は、前記板状の端子取付部を切起して形成し
たことを特徴とする。
【0011】従って、請求項1又は2の発明の作用に加
え、他側面保持部、支持部、及びロック部を板状の端子
挿通部を切起して形成することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の端子保持構造であって、前記板状の端子取付
部は、ブスバーの端子取付部であることを特徴とする。
【0013】従って、請求項1〜3のいずれかの発明の
作用に加え、ブスバーの端子取付部に端子を取付けるこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に基づき本発明
の一実施形態を説明する。尚、図6で説明したものと対
応する構成部分には同符号を付して説明し、また重複し
た説明は省略する。
【0015】図1はブスバー1と端子5との関係を示す
斜視図、図2はブスバーの正面図、図3はブスバー1の
端子取付部3に端子5を取付けた状態の斜視図、図4は
同正面図、図5は端子取付部3に対する取付手順を示
し、図2のV−V線矢視に対応した断面図である。
【0016】図1〜図5のように、端子取付部3はブス
バー1から一体に突設された板状の端子取付部3となっ
ている。この端子取付部3に、端子5を挿通させる矩形
の端子挿通部19が貫通形成されている。又、端子挿通
部19に並設して端子挿通部19と略同じ大きさの貫通
部21が貫通形成されている。端子挿通部19と貫通部
21との間及び貫通部21と端子取付部3の外縁部23
との間に通過部25が形成されている。通過部25は前
記端子挿通部19に連通して端子5の結合部13側を通
過させるものである。
【0017】前記端子挿通部19と貫通部21との間に
は、端子5の一側面を接触保持する一側面保持部26が
設けられている。また、前記貫通部21に対向するよう
に貫通部の横方向両側に前記端子5の他側面保持部27
が設けられている。そして、前記他側面保持部27が一
側面保持部26と対向する側の面は、支持部29側ほど
他方の面である一側面保持部26に近づく傾斜部27a
となっている。なお、一側面保持部26側又は、保持部
26,27の双方に傾斜部27aを設けることもでき
る。
【0018】他側面保持部27の下側には端子5の結合
部13両側を支える支持部29が設けられている。更
に、前記端子挿通部19の上側には端子5の反結合部側
を係止するロック部31が設けられている。
【0019】これら他側面保持部27、支持部29、及
びロック部31は前記端子取付部3の切起こしによって
一体に設けられている。
【0020】そして、端子5を端子取付部3に取付ける
には、まず図5(a)のように、端子挿通部29から端
子5の先端側を挿通させ、次いで(b)のように端子の
結合部13側を端子取付部3側へ近づけるように回転さ
せ、結合部13側を通過部25を通過させて(c)のよ
うに端子5を端子取付部3に沿う状態にセットする。
【0021】かかる状態から端子5を端子取付部3に沿
って(d)のように引き込むと、端子5が他側面保持部
27の傾斜部27aに案内されて引き込まれ、端子5の
一側面が一側面保持部26に接触保持され、他側面が他
側面保持部27に接触保持されて押付けられた状態の接
触保持を行なうことができる。
【0022】接触保持が完了すると、端子5はその結合
部13両側が支持部29に差さえられ、かつ反結合部側
がロック部31によって係止される。こうして端子取付
部3に端子5をワンタッチで取付けることができる。
【0023】端子5を端子取付部3から取り外す際に
は、まずロック部31に対する端子5の係合を解除し、
上記とは逆の手順をふむことによって容易に取り外すこ
とができる。
【0024】従って、端子5の取付作業性を著しく向上
させることができる。又、端子5を取付けるための特別
なボルト,ナットを不要とし、部品点数の減少を図るこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明では、端子挿通部から端
子を挿通させるようにして端子取付部に端子をワンタッ
チで取付けることができる。従って、端子の取付作業性
を著しく向上させることができる。又、端子取付けのた
めのボルト,ナットを省くことができ、部品点数を大幅
に減少させることができる。
【0026】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、一側面保持部と他側面保持部とに端子を押付
けるようにして接触保持させることができるため、端子
の接触を確実に行なわせることができる。
【0027】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、端子取付部をプレス成形等によって形
成することができ、製造が極めて容易となる。
【0028】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかの発明の効果に加え、ブスバーの端子取付部に対し
端子をワンタッチで取付けることができ、取付作業性が
向上し、かつ部品点数を少くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るブスバーの正面図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態に係るブスバーに端子を取
付けた状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るブスバーに端子を取
付けた状態の正面図である。
【図5】取付作業を説明するもので、(a)〜(d)の
順に取付手順を説明する断面図である。
【図6】従来例に係る端子取付構造の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ブスバー 3 端子取付部 5 端子 11 電線 13 結合部 19 端子挿通部 25 通過部 26 一側面保持部 27 他側面保持部 27a 傾斜部 29 支持部 31 ロック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/58 H01R 4/64 H01R 9/22 H01R 13/74

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の端子取付部に、 結合部に電線が結合された板状の端子を挿通させる端子
    挿通部と、 前記端子の一側面を接触保持する一側面保持部と、 前記端子挿通部に連通して前記端子の結合部側を通過さ
    せる通過部と、 前記一側面保持部に保持される端子の他側面を接触保持
    する他側面保持部と、 前記一側面保持部と他側面保持部とに接触保持される端
    子の結合部両側を支える支持部、及び端子の反結合部側
    を係止するロック部とを設けたことを特徴とする端子保
    持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の端子保持構造であって、 前記一側面保持部と他側面保持部との少なくとも一方の
    面に、前記支持部側ほど他方の面に近づく傾斜部を設け
    たことを特徴とする端子保持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の端子保持構造であ
    って、 前記他側面保持部、支持部、及びロック部は、前記板状
    の端子取付部を切起して形成したことを特徴とする端子
    保持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の端子保
    持構造であって、 前記板状の端子取付部は、ブスバーの端子取付部である
    ことを特徴とする端子保持構造。
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