JP2002164141A - コネクタ取外し工具 - Google Patents

コネクタ取外し工具

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JP2002164141A JP2000355373A JP2000355373A JP2002164141A JP 2002164141 A JP2002164141 A JP 2002164141A JP 2000355373 A JP2000355373 A JP 2000355373A JP 2000355373 A JP2000355373 A JP 2000355373A JP 2002164141 A JP2002164141 A JP 2002164141A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】基板を破損することなく、簡単にコネクタ60
を取り外すことの出来るコネクタ取外し工具1を提供す
る。 【解決手段】コネクタ60が装着される嵌入溝46を有
すると共にこの嵌入溝46の反対側に押圧ネジ20と螺
着する雌ネジ部を設け、嵌入溝46内に突出可能に所要
数のネジ44を装着したコネクタ取付部材40と、この
コネクタ取付部材40の雌ネジ部と螺着すると共に嵌入
溝46内に突出可能に装着した押圧ネジ20と、2枚の
側壁部材14とこの2枚の側壁部材14が固定されると
共に押圧ネジ20が装着された本体部材12とから構成
され、この本体部材12と2枚の前記側壁部材14によ
りコネクタ取付部材40が嵌合する挿入空間を設けた部
材10とからなることにより達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器内や電子
機器内の回路基板に取り付けられるコネクタ取外し工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に基づいて、コネクタの構造につい
て説明する。コネクタ60は、主にブロック62とコン
タクト体66と連結具68より構成されている。前記コ
ンタクト体66には所要数のコンタクト64が固定さ
れ、前記連結体はこれらのコンタクト体66を一体に連
結するものである。前記コンタクト体66は、プラスチ
ック製の絶縁体と金属製のコンタクト64とからなって
いる。このコンタクト64は絶縁体に圧入や一体成形等
により固定されている。このコンタクト64は公知技術
のプレス加工等で製作されており、基板80に接続する
接続部と前記絶縁体に固定される固定部と相手コネクタ
のコンタクトと接触する接触部との3部分から構成され
ている。前記絶縁体は電気絶縁性のプラスチックであ
り、公知技術の射出成形等で製作されている。前記連結
具68も電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の
射出成形等で製作されている。この連結具68には、所
要数の前記コンタクト体66の突起が連結具68の引っ
かかり部に嵌入されることで保持・固定されている。こ
の連結具68の役割は、前記コンタクト体66を位置ズ
レなく固定することやブロック62に一括して挿入する
ためのものである。
【0003】前記ブロック62について説明する。この
ブロック62も電気絶縁性のプラスチックであり、公知
技術の射出成形等で製作されている。このブロック62
には厚み方向の一端側に所要数の前記コンタクト体66
が挿入される挿入孔(図示せず)が設けられ、この挿入
孔にコンタクト体66は圧入されている。もう一端側に
は相手コネクタのコンタクト64が挿入される嵌合口が
設けられている。場合によっては誤挿入防止の為に、こ
の嵌合口側には長さ方向のほぼ中央部に誤挿入防止溝が
設けられることもあり、この誤挿入防止溝に相手コネク
タに設置されたキー(図示せず)が嵌入することで、相
手コネクタとコネクタ60の誤嵌合を防止している。
【0004】前記ブロック62の嵌合口側で幅方向両側
には、係合部が設けられている。シールド板が装着され
る場合には、前記係合部の一方側には前記シールド板A
の係止片が嵌入され、もう一方側には前記シールド板B
の係止片が嵌入される。このようにそろぞれのシールド
板が係合部に嵌入されることでシールド板がブロック6
2から浮かないようにしている。また、前記ブロック6
2のコンタクト64が挿入される側で幅方向両側には所
定のピッチ毎に複数個の凸部が設けられている。この凸
部には、シールド板Aの溝部とシールド板Bの溝部が挿
入される。このようにブロック62の凸部がそれぞれの
シールド板の溝部に挿入されることで幅方向と厚み方向
の位置決めを行っている。
【0005】2枚のシールド板が用いられることがある
ので、2枚のシールド板についても触れておく。まず、
シールド板Aについて説明する。このシールド板Aは略
L字形状をしており、一方の自由端側には前記ブロック
62の係合部に嵌め込まれる係止片が設けられている。
もう一方の自由端側には基板(図示せず)にプレスイン
される所要数の端子が突出している。この端子間のほぼ
中央にはシールド板Bの端子が入る切欠部が配置されて
いる。この切欠部はシールド板Bとの位置合わせのため
のものである。前記係合部側には、相手コネクタの幅方
向外側のコンタクトと接触させてグランドさせる接触片
が設けられている。この接触片は相手コネクタのコンタ
クトと接触できるように外側方向に湾曲しており、一端
は自由端になっており、溝に囲まれている。また、前記
接触片付近には、ブロック62の凸部が嵌入できる位置
に溝部が設けられており、大きさは凸部が入る大きさに
適宜設計されている。
【0006】最後に、シールド板B(図示せず)につい
て説明する。このシールド板Bもシールド板A同様に略
L字形状をしており、一方の自由端側には前記ブロック
62の係合部に嵌め込まれる係止片が設けられている。
もう一方の自由端側には基板72にプレスインされる所
要数の端子が突出している。この端子は、基板にプレス
インされた後にシールド板Aの切欠部がに入り、シール
ド板Aとシールド板Bとの位置合わせになる。前記係合
部側には、相手コネクタの幅方向外側のコンタクトと接
触させてグランドさせる接触片が設けられている。この
接触片は相手コネクタのコンタクトと接触できるように
外側方向に湾曲しており、いったんは自由端になってお
り、溝に囲まれている。また、前記接触片付近には、ブ
ロック62の凸部が嵌入できる位置に溝部が設けられて
おり、大きさは凸部が入る大きさに適宜設計されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したコネクタ60
は、一般的に電子機器内の基板80に取付けられてい
る。挿抜時・基板取付け時の破損や基板へのコネクタ誤
挿入時には、該コネクタ60を基板80より取り外す必
要が生じていた。しかしながら、上述したような構造の
コネクタ60では、一度取付けると、コネクタ60装着
側の反対側よりコンタクト64を1本ずつ治具等を用い
て、基板80より抜かなくてはならず、大変手間が掛か
り、コネクタ60を取外し難いといった解決すべき課題
があった。このような取外し方では、120秒程度掛か
っていた。また、上述した治具にはエアプレスやハンド
プレスといった動力源が必要であり、設備的に大袈裟な
ものになり、コストが掛かってしまっていたことや基板
80の厚さによっては治具としてピンを用いてピンを基
板80の挿入孔内に入る構造にする必要が生じ、基板8
0の挿入孔を傷つけてしまい、再度コネクタ60を圧入
できないといった問題点もあった。なお、コネクタ60
をペンチ等で無理に取り外すと、基板80に負荷(スト
レス)が掛かり、基板80が破損してしまうといった問
題点もあった。基板80が破損すると、基板80を交換
する必要が生じ、コストアップにも繋がってしまう。
【0008】本発明は、基板を破損することなく、簡単
にコネクタ60を取り外すことの出来るコネクタ取外し
工具1を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、相手コ
ネクタと接触する接触部とブロック62に固定される固
定部と基板80にプレスインされる接続部とから構成さ
れるコンタクト64が所要数固定されるコンタクト体6
6と、このコンタクト体66を連結する連結具68と、
前記コンタクト体68が固定されるブロック62とから
構成されるコネクタの取外し工具1において、前記コネ
クタ60が装着される嵌入溝46を有すると共にこの嵌
入溝46の反対側に押圧ネジ20と螺着する雌ネジ部4
2を設け、前記嵌入溝46内に突出可能に所要数のネジ
44を装着したコネクタ取付部材40と、このコネクタ
取付部材40の雌ネジ部42と螺着すると共に前記嵌入
溝46内に突出可能に装着した押圧ネジ20と、2枚の
側壁部材14とこの2枚の側壁部材14が固定されると
共に前記押圧ネジ20が装着された本体部材12とから
構成され、この本体部材12と2枚の前記側壁部材14
により前記コネクタ取付部材40が嵌合する挿入空間3
2を設けた部材10とからなることにより達成できる。
【0010】前記コネクタ取付部材40の嵌入溝46内
で、前記ネジ突出側と反対側に少なくとも1個以上の突
起部48を設けた方がよい。該突起部48を設けること
で、コネクタ60のコンタクト体66と連結具68に確
実に食込むようになる。前記側壁部材14は前記本体部
材12にコネクタ60の芯数に対応可能に固定できるよ
うにする。このような構造にすることで、1つの工具で
芯数違いのコネクタ60に対応できるようになる。前記
押圧ネジ20には支点26を基点にして略180度回動
可能な支柱28を取付けた方が良い。このような支柱2
8を取付けることで、簡単に押圧ネジ20を締め込むこ
とができるようになる。コネクタ60の配列によって前
記側壁部材14の凸部30の下に挿入駒を装着した方が
よい。コネクタ60の配列によっては、側壁部材14と
基板80との間に隙間ができ、安定性が欠けるので、挿
入駒を入れるようにする。前記本体部材12の一方の側
面側に持ち手を付けた方がよい。持ち手を設けること
で、支柱28を回し、押圧ネジ20を締め込む際にコネ
クタ取外し工具1自体が回らないように抑えられる。前
記コネクタ取付部材40に装着したネジ44の押圧面A
50でコネクタ60の面A70を押圧することでコネク
タ60をコネクタ取付部材40に取付けると共にコネク
タ60が取付けられた状態のコネクタ取付部材40を前
記部材10の挿入空間32に装着し、前記押圧ネジ20
をコネクタ取付部材40に螺着させ、押圧ネジ20の押
圧面22でコネクタ60の面B72を押圧することによ
り基板80からコネクタ60を取り外せる。
【0011】
【作用】前記コネクタ取付部材40に装着したネジ44
を締めることで、このネジ44の押圧面A50と前記突
起部48とでコネクタ60を挟み込むことにより、コネ
クタ60を挟持することができる。また、押圧ネジ20
を締めることで、前記コネクタ取付部材40は図1のよ
うに矢印「イ」方向に引き上げられることになると共に
ある段階で押圧ネジ20はコネクタ取付部材40の嵌入
溝46内に突出し、押圧面22でコネクタ60の面B7
2を押圧することになる。このようにコネクタ60が押
圧されると、部材10の側壁部材14又は挿入駒は基板
80又はコネクタ60の面B72に接しているので、コ
ネクタ60は押圧されてはいるが、矢印「イ」方向に引
き上げられることになり、結局のところ基板80よりコ
ンタクト64が抜けるような状態になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図に基づいて、本発明のコネクタ
取外し工具について説明する。図1は本発明のコネクタ
取外し工具の斜視図であり、図2は基板に取付けた状態
のコネクタとコネクタ取付部材と部材の斜視図である。
図3は、コネクタ取付け部材を図2の反対側から見た斜
視図である。本発明のコネクタ取外し工具1は、主に、
本体部材12と側壁部材14から構成される部材とコネ
クタ取付部材40と押圧ネジ20とからなっている。該
コネクタ取外し工具1の大きさは、コネクタ60の最大
芯数に対応できるように長さが95mm程度で、幅が5
0〜60mm程度で、高さが65〜85mm程度であ
る。以下、それぞれの構成部品について説明する。以下
で説明する構成部品は金属製であり、強度や加工性等を
考慮して、鋼やステンレス(SUS)等が一般的に使用
されることが多いが、下記の説明する役割を満足すれば
これらに限るものでもない。
【0013】まず、コネクタ取付部材40について説明
する。該コネクタ取付部材は図2及び図3のように略コ
字形状をしており、基板80に固定されたコネクタ60
に装着されるものであり、コネクタ60が装着される嵌
入溝46が設けられている。このコネクタ取付部材40
の上面側には、後述する押圧ネジ20と螺着する雌ネジ
部42が嵌入溝46内に貫通するように設けられてい
る。また、側壁部の一方には、複数のネジ44が前記嵌
入溝46内に突出できるように螺着されており、ネジ4
4の数量はコネクタ60の大きさによって適宜設計して
いる。もう一方の側壁部で、嵌入溝46側には少なくと
も1個以上の突起部48を設けた方がよい。平らな面よ
りは、確実にコネクタ60のコンタクト体66と連結具
68に食込むことができる。なお、コネクタ60を装着
した際の安定性を考えると、ネジ44を螺着した側壁部
側で、嵌入溝46側に突出部(図示せず)を設けてもよ
い。突出部を設けた場合には、コネクタ60の装着性を
考慮して、コネクタ取付部材40を分割し仮固定してお
き、コネクタ60装着後に固定できる構造が望ましい。
前記突起部48や前記突出部を設けた場合には、該コネ
クタ取付部材は一体構造ではなく、分割構造にしておい
た方がよい。本コネクタ取付部材40の大きさは、長さ
50mm程度とコネクタ60の長さ寸法とほぼ同寸法に
しており、即ち、コネクタ60の芯数によって適宜設計
している。
【0014】次に、部材10について説明する。該部材
10は、図2のように、略L字形状をした本体部材12
と略L字形状をした2枚の側壁部材14とから構成され
ている。これらの本体部材12と2枚の側壁部材14と
により、前記コネクタ取付部材40を装着する挿入空間
32が形成されている。前記本体部材12は加工性を考
えて、本実施例では分割構造にし、2枚の板状片を組合
わせて略L字形状にしている。前記本体部材12の上面
側には、前記コネクタ取付部材40の雌ネジ部に対応し
た位置に後述する押圧ネジ20が装着される貫通孔と、
2枚の前記側壁部材14をボルト16にて固定するため
の取付孔18とが設けられている。この取付孔18は上
面ではなく、側面側に設けてもよい。前記取付孔18の
形状は楕円(長孔)にすることで、コネクタ60の芯数
違いに対応できるようにしている。前記コネクタ取付部
材40の形状を略L字形状にしたのは、コネクタ60を
基板80より取り外す際にコネクタ60の面B72以外
に接触しないようにするためである。なお、押圧ネジ2
0を締め込む際に、ただ締め込んだのでは、コネクタ取
外し工具1自体も回転してしまうことがあるので、図示
はしないが、前記本体部材12の一方の側面側に持ち手
を付けた方がよい。持ち手を設けることで、押圧ネジ2
0を締め込む際にコネクタ取外し工具1自体が回らない
ように手で抑えることができる。
【0015】次に、押圧ネジ20について説明する。こ
の押圧ネジ20は、前記部材10の本体部材12の上面
に固定されており、上下方向には、C形止め輪によって
あまり動かないようになっている。前記押圧ネジ20
は、前記コネクタ取付部材40に螺着さいた際に、ネジ
20の押圧面22でコネクタ60の面B72を押圧する
ためのものである。その為、押圧ネジ20の雄ネジ部2
4の長さはネジ20をコネクタ取付部材40に螺着した
際に、ネジ20の押圧面22が嵌入溝46内に突出する
ように適宜設計する。また、前記押圧ネジ20を締め易
くするために、本実施例ではネジ20に支点26を基点
にして略180度回動可能な支柱28を取付けた。この
ような支柱28を取付けることで、簡単に押圧ネジ20
を締め込むことができるようになる。
【0016】最後に、コネクタ60の取外し方について
説明する。第一に、コネクタ取付部材40の嵌入溝46
に、コネクタ60が入るようにコネクタ取付部材40を
かぶせる。かぶせた状態で、コネクタ取付部材40のネ
ジ44をコネクタ60の面A70にネジ44の押圧面A
50が食込む程度に締め付ける。第二に、部材10の挿
入空間32にコネクタ60の装着された状態のコネクタ
取付部材40入るように部材10をかぶせる。第三に、
部材10がかぶせられた状態で、押圧ネジ20をコネク
タ取付部材40に螺着させ、押圧ネジ20を締め付けて
いくと、前記コネクタ取付部材40は図1のように矢印
「イ」方向に引き上げられることになると共にある段階
で押圧ネジ20はコネクタ取付部材40の嵌入溝46内
に突出し、押圧面22でコネクタ60の面B72を押圧
することになる。このようにコネクタ60が押圧される
と、部材10の側壁部材14又は挿入駒は基板80又は
コネクタ60の面B72に接しているので、コネクタ6
0は押圧されてはいるが、矢印「イ」方向に引き上げら
れることになり、結局のところ基板80よりコンタクト
64が抜けるような状態になる。
【0017】なお、図示していない挿入駒について説明
しておく。コネクタ60は基板80に搭載されているこ
とは上述の通りですが、コネクタ60は一般的に複数個
隙間なく搭載されている。このような場合に、両サイド
のコネクタ60を取り外す際には、一方側は基板80と
前記側壁部材14との間に隙間があることになり、該工
具1のバランスが悪くなので、その隙間つまり側壁部材
14の凸部30の下に挿入駒を装着するようにする。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のような構造のコネクタ
取外し工具1を提供することで、以下のような顕著な効
果を得ることができる。 (1)基板80を破損することなく、容易にコネクタ6
0を取り外すことができ、作業性が良くなる。 (2)基板80を破損することがないので、基板80自
体を交換する必要がなくなった。 (3)従来の取外し時間から比べると、60秒程度短縮
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ取外し工具の斜視図である。
【図2】基板に取付けた状態のコネクタとコネクタ取付
部材と部材の斜視図である。
【図3】コネクタ取付け部材を図2の反対側から見た斜
視図である。
【図4】コネクタを基板に取付けた状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ取外し工具 10 部材 12 本体部材 14 側壁部材 16 ボルト 18 取付孔 20 押圧ネジ 22 押圧面 24 雄ネジ部 26 支点 28 支柱 30 凸部 32 挿入空間 40 コネクタ取付部材 42 雌ネジ部 44 ネジ 46 嵌入溝 48 突起部 50 押圧面A 60 コネクタ 62 ブロック 64 コンタクト 66 コンタクト体 68 連結具 70 面A 72 面B 80 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタと接触する接触部とブロッ
    クに固定される固定部と基板にプレスインされる接続部
    とから構成されるコンタクトが所要数固定されるコンタ
    クト体と、このコンタクト体を連結する連結体と、前記
    コンタクト体が固定されるブロックとから構成されるコ
    ネクタの取外し工具において、 前記コネクタが装着される嵌入溝を有すると共にこの嵌
    入溝の反対側に押圧ネジと螺着する雌ネジ部を設け、前
    記嵌入溝内に突出可能に所要数のネジを装着したコネク
    タ取付部材と、このコネクタ取付部材の雌ネジ部と螺着
    すると共に前記嵌入溝内に突出可能に装着した押圧ネジ
    と、2枚の側壁部材とこの2枚の側壁部材が固定される
    と共に前記押圧ネジが装着された本体部材とから構成さ
    れ、この本体部材と2枚の前記側壁部材により前記コネ
    クタ取付部材が嵌合する挿入空間を設けた部材とからな
    るコネクタ取外し工具。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ取付部材の嵌入溝内で、前
    記ネジ突出側と反対側に少なくとも1個以上の突起部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ取外し
    工具。
  3. 【請求項3】 前記側壁部材は前記本体部材にコネクタ
    の芯数に対応可能に固定できるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ取外し工具。
  4. 【請求項4】 前記押圧ネジには支点を基点にして略1
    80度回動可能な支柱を取付けたことを特徴とする請求
    項1記載のコネクタ取外し工具。
  5. 【請求項5】 コネクタの配列によって前記側壁部材の
    凸部の下に挿入駒を装着することを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ取外し工具。
  6. 【請求項6】 前記本体部材の一方の側面側に持ち手を
    付けたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ取外し
    工具。
  7. 【請求項7】 前記コネクタ取付部材に装着したネジの
    押圧面Aでコネクタの面Aを押圧することでコネクタを
    コネクタ取付部材に取付けると共にコネクタが取付けら
    れた状態のコネクタ取付部材を前記部材の挿入空間に装
    着し、前記押圧ネジをコネクタ取付部材に螺着させ、押
    圧ネジの押圧面でコネクタの面Bを押圧することにより
    基板からコネクタを取り外すことを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ取外し工具。
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