JP2000150026A - コネクタ及びその取付構造 - Google Patents

コネクタ及びその取付構造

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JP2000150026A
JP2000150026A JP10312954A JP31295498A JP2000150026A JP 2000150026 A JP2000150026 A JP 2000150026A JP 10312954 A JP10312954 A JP 10312954A JP 31295498 A JP31295498 A JP 31295498A JP 2000150026 A JP2000150026 A JP 2000150026A
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JP
Japan
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connector
wiring board
printed wiring
edge
fitting
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JP10312954A
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English (en)
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Kiyobumi Ichida
清文 市田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの締結部分等への応力集中を回避す
る。 【解決手段】 PCB用のコネクタ1は、プリント配線
基板11の一端縁11Aにおいて、相手のコネクタが嵌
合される嵌合面側の一部を突出させた状態で載置され、
タッピングネジ15をハウジング2の底面の取付孔8に
ネジ込むことで固定される。ハウジング2の底面の両端
部の前面側には、一対のリブ18が立てられており、コ
ネクタ1がプリント配線基板11に取り付けられた場合
に、リブ18が端縁11Aに宛われる。嵌合凹部3に相
手のコネクタが嵌合された際、その嵌合力は、タッピン
グネジ15による固定部分に加えて、一対のリブ18を
介してプリント配線基板11の端縁11Aで受けられ、
タッピングネジ15の固定部分と、プリント配線基板1
1の端縁11Aとに応力が分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
に取り付けられるコネクタ及びその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線基板に取り付けて用
いるいわゆるPCB用コネクタとしては、例えば実開昭
60−183380号公報に記載されたものが知られて
いる。この種のものは、図7に示すように、一面に相手
側コネクタが嵌合される嵌合凹部bを備えたハウジング
a内に、複数のL字形の端子金具cが、一端を嵌合凹部
b内に臨ませ、下向きに屈曲された他端をハウジングa
の後面から突出させた姿勢で整列して収容された構造と
なっている。そして、このコネクタをプリント配線基板
dに取り付ける場合は、下向きの他端を貫通孔eに挿通
しつつハウジングaの底面をプリント配線基板dの端部
側に載せ、プリント配線基板dに開口された挿通孔fに
下面側からタッピングネジgを通して、ハウジングaの
両側面に突設された取付部hの取付孔iにネジ込むこと
で固定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは、嵌合凹部bに対して相手側コネクタが嵌合され
た場合に、応力がネジgの固定部分に集中する構造であ
るため、その部分で損傷を受けやすく、またそれを回避
するためにはネジ止め箇所を多くしたり大型のネジを使
用しなければならないという問題があった。本発明は上
記のような事情に基づいて完成されたものであって、そ
の目的は、コネクタの締結部分等への応力集中を回避す
るところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、プリント配線基板
に取り付けられ相手側コネクタが嵌合されるコネクタで
あって、前記嵌合方向に沿った方向において前記プリン
ト配線基板の端縁に宛われる突部が設けられているとこ
ろに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、相手側コネクタが嵌合
されるコネクタをプリント配線基板に取り付ける構造で
あって、前記コネクタには、前記嵌合方向に沿った方向
において前記プリント配線基板の端縁に宛われる突部が
設けられているところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項2の記載において、前記プリント配線基板の
端縁には、前記コネクタの突部が嵌合可能な凹部が切り
込み形成されているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1及び請求項2の発明
>プリント配線基板にコネクタが締結具等で取り付けら
れた際、コネクタに設けられた突部がプリント配線基板
の端縁に宛われる。したがってコネクタに相手側コネク
タが嵌合された時の力の一部を、プリント配線基板の端
縁で受けることができ、応力の分散が図られる。これに
より、締結具等によるコネクタの取付部分で損傷を受け
ることが防止でき、また締結具等の数の削減や小型化を
図ることができる。
【0007】<請求項3の発明>コネクタの突部がプリ
ント配線基板の凹部に嵌められることで、位置決めを行
うことができ、またコネクタが嵌合方向と直交する方向
の力を受けた場合の位置ずれ防止も果たすことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
3によって説明する。図1及び図2において、符号1は
本発明に係るPCB用コネクタであって、合成樹脂材か
らなるハウジング2を備えており、このハウジング2は
外形が扁平な略直方体状に形成され、その前面(図1の
手前側の面)に、相手の雌コネクタ10(図3の鎖線参
照)が嵌合される嵌合凹部3が形成されている。
【0009】ハウジング2内には、L字形をなす複数の
端子金具5が整列して装着されている。詳細には、各端
子金具5の一端の水平方向を向いたタブ部6が、嵌合凹
部3内に上下2列に整列されて臨んでおり、他端の下方
を向いたリード部7が、ハウジング2の後面から突出し
て前後2列に整列されており、リード部7の先端は、ハ
ウジング2の底面の位置から所定寸法さらに下方に突出
している。
【0010】上記したコネクタ1は、プリント配線基板
11の一端縁11A側において、ハウジング2における
嵌合面側の一部を端縁11Aから突出させた状態で取り
付けられるようになっている。プリント配線基板11に
おけるコネクタ1の取付位置には、コネクタ1に装着さ
れた端子金具5の各リード部7を個別に挿通可能な貫通
孔12が対応して開口され、各貫通孔12の裏面側の口
縁には、図2に示すように、導電路に接続されたランド
13が形成されている。
【0011】コネクタ1のハウジング2の底面には、後
面側における横幅方向の中央部に、1個の取付孔8が開
口されている。一方、プリント配線基板11には、タッ
ピングネジ15の挿通孔16が、上記の取付孔8と対応
して形成されている。
【0012】また、ハウジング2の底面における前面側
の左右両端部には、一対のリブ18が形成されている。
このリブ18は詳細には、ハウジング2がプリント配線
基板11に取り付けられた際に端縁11Aから突出する
領域において、相手の雌コネクタ10との嵌合方向に沿
った向きに形成されている。
【0013】続いて、本実施形態の作用を説明する。コ
ネクタ1をプリント配線基板11に取り付ける場合は、
図2に示すように、各端子金具5のリード部7を対応す
る貫通孔12に差し込みつつ、ハウジング2の底面をプ
リント配線基板11の取付位置に載せる。続いて、プリ
ント配線基板11の挿通孔16に下面側からタッピング
ネジ15を通してハウジング2の取付孔8に差し込み、
タッピングネジ15をネジ込むことによってコネクタ1
がプリント配線基板11に固定される。このとき、ハウ
ジング2の底面に設けられた一対のリブ18は、図3に
示すようにプリント配線基板11の端縁11Aに宛われ
た状態となる。上記のように、コネクタ1がプリント配
線基板11に取り付けられたら、各端子金具5のリード
部7の裏面側に突出した部分と、その回りのランド13
とを半田付けする。
【0014】そして図3に示すように、コネクタ1の嵌
合凹部3に相手の雌コネクタ10が嵌合される。このと
きの嵌合力は、タッピングネジ15による固定部分に加
えて、一対のリブ18を介してプリント配線基板11の
端縁11Aで受けられ、タッピングネジ15の固定部分
と、プリント配線基板11の端縁11Aとに応力が分散
される。
【0015】すなわち本実施形態によれば、ハウジング
2の底面にプリント配線基板11の端縁11Aに宛われ
る一対のリブ18を設けたことによって、相手の雌コネ
クタ10を嵌合した場合に応力が分散され、タッピング
ネジ15による固定箇所を1箇所だけとしても、十分な
取付強度を得ることができる。このためコネクタ1をプ
リント配線基板11に取り付ける作業が簡単となり、ま
た部品点数も削減できる。
【0016】<第2実施形態>図4及び図5は本発明の
第2実施形態を示す。この第2実施形態では、ハウジン
グ2の底面に設けられた一対のリブ20が、上記第1実
施形態のリブ18を所定寸法後方に延長した形状に形成
されている。一方、プリント配線基板11の端縁11A
には、上記のリブ20が嵌合可能な2本の凹溝21が切
り込み形成されている。この凹溝21の切り込み深さ
は、リブ20における第1実施形態のリブ18から延長
された部分の長さに相当する。その他の構造は第1実施
形態と同様であって、同一機能を有する部位については
同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
【0017】コネクタ1Aのプリント配線基板11に対
する取り付けの手順は以下のようである。コネクタ1A
は、図5に示すように、後面側を上方に向けた斜め姿勢
にされ、両リブ20を凹溝21に合わせてプリント配線
基板11の上面に向けて押し込まれる。リブ20が凹溝
21の奥端21Aに突き当たったところで押し込みが停
止され、引き続いて、コネクタ1Aを同図の矢線に示す
ように水平に向きを変えると、端子金具5のリード部7
が対応する貫通孔12に差し込まれつつ、ハウジング2
がプリント配線基板11の所定の取付位置に載せられ
る。その後は、上記第1実施形態と同様に、タッピング
ネジ15を挿通孔16から取付孔8にネジ込むことでコ
ネクタ1Aがプリント配線基板11に固定され、このと
き一対のリブ20は、その後端側が凹溝21に嵌まって
その奥端21Aに宛われた状態となる。
【0018】このようにプリント配線基板11に取り付
けられたコネクタ1Aの嵌合凹部3に相手の雌コネクタ
10が嵌合された場合、その嵌合力は、タッピングネジ
15による固定部分に加えて、一対のリブ20を介して
凹溝21の奥端21Aで受けられ、応力の分散が図られ
る。また、リブ20の一部が凹溝21に嵌められる構造
としたから、コネクタ1Aを取り付ける際の位置決めが
容易に行え、またコネクタ1Aがプリント配線基板11
に取り付けられたのち、例えば嵌合方向と直交する横方
向の力を受けた場合に、コネクタ1Aが横ずれすること
が有効に防止される。
【0019】<第3実施形態>図6は本発明の第3実施
形態を示す。この第3実施形態のコネクタ1Bでは、ハ
ウジング2の底面における、取付時にプリント配線基板
11の端縁11Aから突出する領域が全幅にわたって厚
肉とされ、プリント配線基板11の端縁11Aに宛われ
る段差部23が形成されている。その他の構造はタッピ
ングネジ15による固定構造を含めて上記第1実施形態
と同様である。
【0020】この第3実施形態では、相手側の雌コネク
タ10が嵌合された際の嵌合力が、段差部23を介して
プリント配線基板11の端縁11Aの広い領域で受けら
れるから、タッピングネジ15による固定部分の負荷を
より軽減できる。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)リブの形状、形成位置あるいは数は、適宜に変更
することができる。 (2)コネクタのプリント配線基板に対する固定手段と
しては、上記実施形態に例示したタッピングネジに限ら
ず、通常のネジ等の他の締結具を用いてもよく、またハ
ウジングに突設されたピンを圧入するようにしてもよ
く、そのような固定手段を採用したものにも、本発明は
同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタをプリン
ト配線基板へ取り付る前の状態を示す斜視図
【図2】その断面図
【図3】コネクタがプリント配線基板に取り付けられた
状態の断面図
【図4】第2実施形態のコネクタをプリント配線基板へ
取り付ける前の状態を示す斜視図
【図5】取付途中の状態を示す断面図
【図6】第3実施形態のコネクタをプリント配線基板へ
取り付ける前の状態を示す斜視図
【図7】従来例の斜視図
【符号の説明】
1…コネクタ 2…ハウジング 3…嵌合凹部 5…端子金具 8…取付孔 10…雌コネクタ 11…プリント配線基板 11A…(プリント配線基板11の)端縁 15…タッピングネジ 18…リブ 1A…コネクタ 20…リブ 21…凹溝 21A…(凹溝21の)奥端 1B…コネクタ 23…段差部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板に取り付けられ相手側
    コネクタが嵌合されるコネクタであって、前記嵌合方向
    に沿った方向において前記プリント配線基板の端縁に宛
    われる突部が設けられていることを特徴とするコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 相手側コネクタが嵌合されるコネクタを
    プリント配線基板に取り付ける構造であって、前記コネ
    クタには、前記嵌合方向に沿った方向において前記プリ
    ント配線基板の端縁に宛われる突部が設けられているこ
    とを特徴とするコネクタの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記プリント配線基板の端縁には、前記
    コネクタの突部が嵌合可能な凹部が切り込み形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のコネクタの取付構
    造。
JP10312954A 1998-11-04 1998-11-04 コネクタ及びその取付構造 Pending JP2000150026A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013170727A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2014107301A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Denso Corp 部品実装構造
JP2015220308A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社デンソー 電子装置及び電子装置の製造方法
WO2019065091A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 Kyb株式会社 電子機器

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