JP2014107301A - 部品実装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板とその基板に実装される部品とを備えた部品実装構造において、部品の実装ずれを防止できる部品実装構造を提供する。
【解決手段】ECUに収容されるプリント基板4の端には、部品としてのコネクタ3が実装される。そのコネクタ3の一部33はプリント基板4から突出している。その突出部33の下部には下方に突出する第1凸部331が形成され、第1凸部331の後面331aがプリント基板4の縁部412aに当たっている。これにより、コネクタ3の奥行き方向P2への実装ずれを防止できる。また、プリント基板4には、縁部412a側が開いた穴45が形成されている。コネクタ3の下面に、穴45と同一形状の第2凸部35が形成されている。第2凸部35が穴45に嵌められ、第2凸部35の左右側面351が穴45の左右縁451に当たっている。これにより、コネクタ3の左右方向P1への実装ずれを防止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタ等の部品を基板に実装した部品実装構造に関する。
車両には、安全性、省燃費性、快適性、利便性などを向上させるため各種電子制御が取り入れられ、これら電子制御を実現するためのECU(電子制御ユニット)が数多く搭載される。ECUは、各種電子部品を実装した基板と、その基板を収容するケースとから構成される(例えば特許文献1参照)。基板の端には、外部(他のECU)と電気的接続を行うためのコネクタが実装され、そのコネクタの前面(外部からのコネクタプラグが差し込まれる接続口)がケースの開口から露出するように、コネクタ(基板)はケースに収容される。
コネクタ等の部品には、表面実装タイプ(SMD:Surface Mount Device)と挿入リードタイプ(THD:Through Hole mount Device)がある。SMDタイプのコネクタを基板に実装するには、先ず、基板のランド部にクリームはんだを塗る。その後、自動実装機が、コネクタ及び基板の形状を認識して、基板のランド部とそのランド部にて基板に固定されるコネクタの固定部とを位置合わせし、コネクタを基板にマウントする。その後、リフローを実施して、基板のランド部とコネクタの固定部とをはんだ付けする。THDタイプのコネクタの実装もSMDタイプと同様の工程であるが、コネクタを基板にマウントする際に、基板に空けた穴にコネクタのリードピンを挿入し、リフローを実施してそのリードピンを基板の穴にてはんだ付けする。
特開2010−118492号公報
ところで、SMDタイプのコネクタを使用する際に、はんだ部に応力がかかってはんだ寿命が低下するのを防ぐために、コネクタとケース(ケースの開口の外周縁)の間には隙間を設ける必要がある。一方で、車両盗難など重要機能を制御するECUでは、IP40といったECU(ケース)内への異物混入を防ぐ目的の試験規格も制定され、その試験規格を満たすために、ケースには一定以上(例えば1mm以上)の隙間がないように設計する必要がある。
しかし、コネクタ等の部品を基板にマウントする際に、ランド部の形状や、部品寸法や、自動実装機の精度等によって実装ずれが発生する場合がある。特に、コネクタの実装ずれが発生すると、コネクタとケースとが接触し、又はコネクタとケースの間にIP40等の試験規格を満たさない一定以上の隙間が形成されてしまうおそれがある。従来では、部品実装後に、はんだのフィレット形状や、部品の実装ずれの有無等の検査は行われているが、部品の実装ずれを防止する構造の提案はない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、基板とその基板に実装される部品とを備えた部品実装構造において、部品の実装ずれを防止できる部品実装構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基板とその基板に実装される部品とを備えた部品実装構造であって、
前記部品の下部には凸部又は凹部が設けられ、
前記基板には、前記凸部又は前記凹部の側面を受け止める側面受部が設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、部品の下部に設けられた凸部又は凹部の側面が、基板に設けられた側面受部で受け止められるので、その側面の方向(側面の法線方向)の部品の位置ずれ(実装ずれ)を防止できる。
ECU1の斜視図である。 プリント基板4の全体を上から見た図である。 コネクタ3及びコネクタ3周辺のプリント基板4を示した図である。 コネクタ3を下から見た図及び横から見た図である。 プリント基板4におけるコネクタ3の実装領域を示した図である。 従来のコネクタの実装構造を示した図である。 第1変形例に係る部品実装構造の図である。 第2変形例に係る部品実装構造の図である。 第3変形例に係る部品実装構造の図である。 第4変形例に係る部品実装構造の図である。 第5変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4を上から見た図である。 第5変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4を横から見た図である。
以下、本発明に係る部品実装構造の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の部品実装構造を備えたECU(Electronic Contrl Unit)の斜視図を示している。図1のECU1は、車両に搭載されて、車両のエンジンを制御するエンジンECUや、車両のエアコンを制御するエアコンECUなどである。図1に示すように、ECU1は、略直方体状のケース2を備えている。そのケース2の側面の1つ(側面20)には、長方形状の側面20の長手方向に長い長方形状の開口21が形成されている。その開口21には、外部(他のECU)と電気的接続を行うためのコネクタ3の前面31(他のECUと接続したコネクタプラグが差し込まれる接続口)が露出している。その前面31は開口21と相似形とされ、前面31の外周縁と開口21の外周縁の間には隙間d1が設けられている。つまり、前面31(コネクタ3)と開口21(ケース2)は接触していない。また、隙間d1から異物が混入してECU1の内部が破壊されるのを防止するために、隙間d1は、異物混入を防ぐ目的の試験規格(具体的にはIP40など)を満たす値(具体的には例えば1mm未満)に設定されている。
なお、以下では、側面20からその側面20に対向する側面22に向かう方向P2(後述する図2のプリント基板4の縁部412aから縁部412bに向かう方向)を「奥行き方向」とする。また、開口21の長手方向P1(プリント基板4(図2参照)に平行な方向のうち奥行き方向に直交する方向)を「左右方向」として説明する。
ケース2内には、コネクタ3を含む各種電子部品を実装したプリント基板が収容されている。ここで、図2は、ケース2に収容されるプリント基板4を上から見た図(平面図)を示している。なお、図2では、プリント基板4の左右の両端(図2の紙面方向で左右の両端)に耳部42を図示しているが、ケース2に収容された状態ではその耳部42は切り落とされている。つまり、図2では、ケース2に収容される前段階のプリント基板4を図示している。また、図2では、コネクタ3以外の電子部品の図示を省略している。
図2に示すように、プリント基板4の端411(耳部42が設けられていない端)にはSMDタイプのコネクタ3が実装されている。詳細には、コネクタ3は、略直方体状の樹脂製のコネクタハウジング30を備える。そのコネクタハウジング30の後面32(前面31と対向する面)には複数の端子321が突出している。それら端子321は、後面32から水平方向に突出した後、下向きに屈曲され、さらに先端がもとの突出方向に屈曲されている。それら端子321の先端が、プリント基板4に形成されたランド部43(銅箔部)にてはんだ付けされている。各ランド部43と、プリント基板4に実装された他の電子部品(図示外、例えばマイコン)の間には、回路パターン(図示外)が形成されており、その回路パターンを介して、コネクタ3に入力された外部からの信号がその電子部品に入力され、または電子部品が出力した信号がコネクタ3を介して外部に出力されるようになっている。なお、以下では、コネクタハウジングを単にコネクタという場合もある。
図3(A)は、コネクタ3及びコネクタ3周辺のプリント基板4を上から見た図(平面図)であり、図3(B)はコネクタ3及びコネクタ3周辺のプリント基板4を横から見た図(側面図)である。なお、図3(A)では、コネクタ3(コネクタハウジング)の下面側が透視するように図示している。図4(A)は、コネクタ3の下面側を示した図(コネクタ3を下から見た図)であり、図4(B)はコネクタ3を横から見た図(図4(A)に対応する側面図)である。また、図5は、図3(A)からコネクタ3を取り除いた図であり、プリント基板4におけるコネクタ3の実装領域を示している。なお、図2〜図5では、端子321及びランド部43(図2参照)の図示を省略している。
図3〜図5を参照して、コネクタ3及びコネクタ3の実装領域の詳細を説明する。図3、図5に示すように、コネクタ3の下面が接触するプリント基板4の領域にはランド部44(銅箔部)が形成されている。本実施形態では、左右方向P1に2つのランド部44が形成されている。図4(A)に示すように、コネクタ3(樹脂製のコネクタハウジング)の下面341には、ランド部44に対応する位置に、銅などの金属で形成された金属部36が形成されている。図3(B)に示すように、コネクタ3は、金属部36がランド部44の上にくるようにプリント基板4に実装されている。そして、それら金属部36、ランド部44は、はんだ付けされている。このように、コネクタ3は、金属部36及びランド部44のはんだ付けにより、プリント基板4に固定されている。
また、図3(A)に示すように、コネクタ3は、コネクタ3の前面31がプリント基板4の縁部412aに平行になるように、プリント基板4に実装されている。また、図3(A)、(B)に示すように、前面31を含むコネクタ3の一部33がプリント基板4から突出している。図3(B)、図4(A)、(B)に示すように、コネクタ3の突出した部分33(以下、突出部という)の下部には下方に突出した第1凸部331が形成されている。その第1凸部331は、突出部33の下部の全範囲にわたって形成されている。図3(B)に示すように、第1凸部331の後面331a(法線が奥行き方向P2に向いた側面)は、プリント基板4の縁部412aに接触している。
さらに、図4(A)、(B)に示すように、コネクタ3の下面341には、後面331aの一部に接続する形で、下方に突出した第2凸部35が形成されている。本実施形態では、第2凸部35は、コネクタ3の左右方向P1の中央付近に形成されている。第2凸部35は直方体状(図4(A)の方向から見たときに長方形状)とされ、具体的には、第2凸部35は、後面331aに対して垂直に設けられた左右側面351(法線が左右方向P1に向いた側面)と、その左右側面351から直角に曲がるように設けられた側面352(法線が奥行き方向P2に向いた側面、以下奥行側面という))とを有している。なお、左右側面351及び奥行側面352は、下面341に対して垂直に設けられた面でもある。
一方、図5に示すように、プリント基板4の端411には、第2凸部35に対応した形状(第2凸部35の平面視形状と同一形状)、具体的には長方形状の穴45が形成されている。穴45は第2凸部35に対応した位置に形成されている。すなわち、ランド部44に対する穴45の相対位置は、金属部36に対する第2凸部35の相対位置と同じである。また、穴45は、縁部412aから奥行き方向P2に凹む形で形成されている。別の言い方をすると、穴45は、縁部412a側に開いており、縁部412aから奥行き方向P2に延びた左右縁451(穴45の左右側面)と、その左右縁451から直角に曲がる形で設けられた奥行縁452(穴45の奥行側面)とを有している。なお、穴45に代えて、底を有した凹部を形成したとしても良い。
図3(A)に示すように、コネクタ3は、第2凸部35が穴45に嵌る形で、プリント基板4に実装されている。詳細には、第2凸部35の左右側面351は、穴45の左右縁451と接触している。また、第2凸部35の奥行側面352は、穴45の奥行縁452と接触している。なお、第1凸部331の後面331aと縁部412aとが接触しているので、奥行側面352及び奥行縁452を非接触にしても良い。
次に、コネクタ3のプリント基板4への実装工程を説明する。先ず、図2に示す耳部42を有したプリント基板4を用意する。そのプリント基板4には、図3〜図5で説明したように、ランド部43、44や穴45が形成されている。なお、耳部42は、図2に示すように、プリント基板4の前後方向に長い長方形状とされている。耳部42の両端部がプリント基板4の本体(コネクタ3を含む各電子部品が実装される部分)の角部に接続されている。
次いで、ランド部43、44を含む各電子部品のランド部にクリームはんだを所定量だけ塗布する。次いで、コネクタ3の端子321や金属部36がランド部43、44の位置にくるように、自動実装機によりコネクタ3をプリント基板4の所定位置にマウントする。具体的には、自動実装機は、プリント基板4及びコネクタ3の形状を認識して、プリント基板4の原点O(図2参照)に対する所定座標の位置に、コネクタ3の基準点(例えば、コネクタハウジング30の中心点30a(図2参照))がくるように、かつ、コネクタ3の向きが所定向きとなるように、コネクタ3をプリント基板4にマウントする。
このとき、コネクタ3は、図3に示す状態にマウント(位置決め)される。つまり、後面331aが縁部412aに当たって、コネクタ3の奥行き方向P2における位置決めが行われる(コネクタ3の奥行き方向P2への移動が規制される)。これによって、コネクタ3の奥行き方向P2への実装ずれを防止できる。また、第2凸部35の左右側面351が穴45の左右縁451に当たって、コネクタ3の左右方向P1における位置決めが行われる(コネクタ3の左右方向P1への移動が規制される)。これによって、コネクタ3の左右方向P1への実装ずれを防止できる。また、第1凸部331はコネクタ3の突出部33に設けられているので、突出部33以外の部分に第1凸部を設けた場合に比べて、コネクタ3を図3の位置にマウントしやすい。また、穴45は縁部412a側が開いているので、縁部412側が閉じている場合に比べて、コネクタ3を図3の位置にマウントしやすい。なお、自動実装機は、コネクタ3以外の電子部品もプリント基板4の所定位置にマウントする。
なお、図6は、比較例として、従来のコネクタの実装構造を示しており、詳細には図6(A)は、従来のコネクタ300及びプリント基板400を上から見た図(平面図)であり、図6(B)は、コネクタ300及びプリント基板400を横から見た図(側面図)を示している。なお、図6において、図2〜図5に示す本発明の構造と同一部分には同一符号を付している。図6に示すように、従来では、コネクタ300をプリント基板400にマウントする際には、コネクタ300は単にプリント基板400に載るだけとなっているので、コネクタ300、プリント基板400の形状、ランド部44、金属部36の形状の公差や、自動実装機の精度によって、左右方向P1や奥行き方向P2に実装ずれが発生する場合がある。
次いで、各電子部品がマウントされたプリント基板4をリフロー炉に通してクリームはんだを固めるリフローを実施する。次いで、自動外観機又は目視によって、はんだのフィレット形状や各電子部品の実装ずれ等を検査する。検査が合格の場合には、耳部42をルータでカットして、その耳部42を廃棄する。その後、プリント基板4をケース2に収容する。
以上説明したように、本実施形態では、第1凸部331と縁部412aの接触によってコネクタ3の奥行き方向P2の実装ずれを防止でき、第2凸部35と穴45の接触によってコネクタ3の左右方向P1の実装ずれを防止できる。その結果、コネクタ3実装後の目視検査や手直し工程の負担を軽減でき、生産性を向上できる。また、コネクタ3とケース2の接触を防止できるので、コネクタ3を使用する際にコネクタ3のはんだ部に応力がかかりはんだ寿命が低下するのを防止でき、信頼性を向上できる。さらに、IP40等の試験規格を満たすことができ、信頼性を向上できる。また、コネクタをプリント基板にネジ止めする方法(例えば特開2004−206924号公報参照)に比べて、コネクタ3の実装ずれを簡単に防止できる。
(変形例)
次に、本発明の部品実装構造の変形例を説明する。なお、以下に説明する図において、上記実施形態と同一名称の部分には同一符号を付している。図7は、第1変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4を横から見た図を示している。図7に示すように、プリント基板4の縁部412aから内側の領域に凹部46(縁部411a側が閉じた凹部、穴であっても良い)を形成し、コネクタ3の下面341に凹部46に丁度嵌る凸部37を形成し、それら凹部46、凸部37が嵌るようにコネクタ3をプリント基板4に実装してもよい。これによれば、凸部37の側面371と凹部46の側面461との接触によって、左右方向、奥行き方向の実装ずれに加えて、前方向P3(奥行き方向と逆方向)への実装ずれも防止できる。
図8は、第2変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4を横から見た図を示している。図8に示すように、プリント基板4に凸部47を形成し、コネクタ3の下面341に凸部47が丁度嵌る凹部38を形成し、それら凸部47、凹部38が嵌るようにコネクタ3をプリント基板4に実装してもよい。これによれば、凹部38の側面381が凸部47の側面471に当たるので、コネクタ3の左右方向、奥行き方向、前方向への実装ずれを防止できる。
図9は、第3変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4を上から見た図を示している。図9に示すように、コネクタ3の側面342の下部に側方に突出する凸部39(以下、コネクタ側凸部という)を形成し、プリント基板4にコネクタ側凸部39の側面391、392を受け止める凸部481、482(以下、基板側凸部という)を形成しても良い。なお、図9では、コネクタ側凸部39の後面391(法線が奥行き方向P2に向いた側面)が第1の基板側凸部481と接触し、コネクタ側凸部39の左側面(図9の紙面で左方向P11に法線が向いた側面)が第2の基板側凸部482と接触している。そのため、図9の例では、奥行き方向P2への実装ずれ及び左方向P11への実装ずれを防止できる。
図10は、第4変形例に係る部品実装構造の図であり、コネクタ3及びプリント基板4の全体を上から見た図を示している。図10に示すように、耳部42が設けられたプリント基板4の端413にコネクタ3を実装する構造であっても、本発明を適用できる。この場合、耳部42とプリント基板4の本体との間に、突出部33以上の幅の隙間d2を設ければ良い。これによって、図10のコネクタ3及びプリント基板4の形状を、上記実施形態と同じ形状(図3〜図5の形状)にでき、コネクタ3の実装ずれを防止できる。
図11、図12は、第5変形例に係る部品実装構造の図であり、図11は、コネクタ3及びプリント基板4の全体を上から見た図を示しており、図11は、コネクタ3及びプリント基板4を横から見た図を示している。図11、図12に示すように、第5変形例の部品実装構造は、第4変形例と同様に、耳部42が設けられたプリント基板4の端413にコネクタ3を実装する構造である。第5変形例では、耳部42とプリント基板4の本体との間の隙間d2が狭く、突出部33の一部(前面31側の一部)が耳部42の上に載っている。この場合であっても、図12に示すように、コネクタ3の下面341(突出部33の下面)に、隙間d2よりも狭い幅d3の凸部332を形成し、その凸部332の後面332a(法線が奥行き方向P2に向いた側面)をプリント基板4の縁部412aに当てる構造とすることで、奥行き方向P2の実装ずれを防止できる。なお、凸部332以外の構造を上記実施形態と同じとすることで、すなわち図4の第2凸部35及び図5の穴45を設けることで、左右方向の実装ずれも防止できる。
なお、本発明に係る部品実装構造は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、コネクタ及びプリント基板に設ける凹部(穴)、凸部は、平面視四角形状でなくてもよく、それら凹部、凸部が丁度嵌る形状であれば、円状等、どのような形状であっても良い。また、コネクタ以外の電子部品(例えば、マイコン、コンデンサなど)の実装に本発明を適用しても良い。また、THDタイプのコネクタ又はコネクタ以外の電子部品に本発明を適用しても良い。THDタイプであっても、電子部品のリードピンの大きさに対してプリント基板の挿入穴が大きめに形成されているので、その挿入穴におけるリードピンの挿入位置によっては実装ずれが発生するが、本発明を適用すれば実装ずれを防止できる。
3 コネクタ
331 第1凸部
331a 第1凸部の後面
35 第2凸部
351 第2凸部の左右側面
4 プリント基板
412a プリント基板の縁部
45 穴
451 穴の左右縁

Claims (8)

  1. 基板(4)とその基板に実装される部品(3)とを備えた部品実装構造であって、
    前記部品の下部(341、342)には凸部(331、35、37、39、332)又は凹部(38)が設けられ、
    前記基板には、前記凸部又は前記凹部の側面(331a、351、352、371、381、391、392、332a)を受け止める側面受部(412a、45、46、47、481、482)が設けられたことを特徴とする部品実装構造。
  2. 前記部品の下面(341)には凸部が設けられ、
    前記側面受部は、前記凸部が嵌められて自身の側面と前記凸部の側面とが当たる凹部(412a、45、46)であることを特徴とする請求項1に記載の部品実装構造。
  3. 前記部品の下面には凹部が設けられ、
    前記側面受部は、前記凹部に嵌って自身の側面と前記凹部の側面とが当たる凸部(47)であることを特徴とする請求項1に記載の部品実装構造。
  4. 前記部品は、前記基板の端(411、413)に実装され、外部と電気的接続を行うコネクタであることを特徴とする請求項1に記載の部品実装構造。
  5. 開口(21)が形成されたケース(2)の前記開口に前記コネクタの前面(31)が露出するように、前記コネクタ及び前記基板が前記ケースに収容され、
    前記開口側の前記基板の縁部(412a)からその縁部に対向する前記基板の縁部(412b)に向かう方向を奥行き方向として、
    前記側面受部は、前記コネクタに設けられた凸部又は凹部の前記奥行き方向の側面(331a、332a)を受け止める奥行方向受部(412a)を含むことを特徴とする請求項4に記載の部品実装構造。
  6. 前記基板に平行な方向のうち前記奥行き方向に直交する方向を左右方向として、
    前記側面受部は、前記コネクタに設けられた凸部又は凹部の前記左右方向の側面(351)を受け止める左右方向受部(451)を含むことを特徴とする請求項5に記載の部品実装構造。
  7. 前記コネクタは、前記コネクタの一部(33)が前記基板から突出する形で前記基板に実装され、
    前記コネクタの前記基板から突出した部分には、下方に突出した第1凸部(331、332)が設けられ、
    前記奥行方向受部は、前記第1凸部の前記奥行き方向の側面(331a、332a)と当たる前記基板の縁部(412a)であることを特徴とする請求項6に記載の部品実装構造。
  8. 前記コネクタが実装される前記基板の端には、前記基板の縁部側が開いた凹部(45)が前記左右方向受部として設けられ、
    前記コネクタの下面には第2凸部(35)が設けられ、
    前記左右方向受部としての凹部の前記左右方向の側面(451)と、前記第2凸部の前記左右方向の側面(351)とが当たることを特徴とする請求項7に記載の部品実装構造。
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