JP2001185283A - カバー付きコネクタ - Google Patents

カバー付きコネクタ

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JP2001185283A
JP2001185283A JP37162299A JP37162299A JP2001185283A JP 2001185283 A JP2001185283 A JP 2001185283A JP 37162299 A JP37162299 A JP 37162299A JP 37162299 A JP37162299 A JP 37162299A JP 2001185283 A JP2001185283 A JP 2001185283A
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connector
female
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outlet
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JP37162299A
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Akinobu Kubo
晶宣 久保
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助導出口からの異物の侵入の防止対策を施
したカバー付きコネクタを提供する。 【解決手段】 雌ハウジング40は、キャビティ内に雌
側端子金具を挿入した後、カバー20の手前側の側面に
開口した取付口21を通してカバー20内に差し込んで
収容される。雌ハウジング40後端から引き出された電
線Wは、取付口21の隣の導出口22を通して矢線A方
向に沿って手前側の側方へ導出される。雌コネクタFを
雄コネクタMに嵌合させた後、手前側で別の組の雄雌両
コネクタF,Mを嵌合させる場合には、電線Wを導出口
22の口縁の下側に連続して設けるようにした補助導出
口50に通して矢線B方向に沿って下方へ導出させる。
この補助導出口50は雄雌両コネクタF,Mの配設状態
において鉛直下方向の向きに開口している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー付きコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカバー付きのコネクタは、ハウ
ジングの後面側にカバーを配することによって、ハウジ
ングの後面から引き出された電線群を90度向きを変え
て側方に導出するようにし、例えばハウジングの後面側
のスペースを稼ぐ場合等に使用されている。従来その一
例として特表平8−508131号公報に記載のものが
知られている。このコネクタは、図10に示すように、
カバー1がハウジング2をすっぽりと収容し得る形状と
なっていて、嵌合面を下に向けたハウジング2に対して
上方から端子金具を挿入したのち、このハウジング2を
同図の左側面に開口された取付口3を通してカバー1内
に収容するとともに、後面から引き出された電線群4を
左側に90度曲げて、取付口3の上側に繋がって開口さ
れた導出口5から導出させるようになっている。
【0003】一方このコネクタは、プリント配線基板上
に上向きに取り付けられた相手のコネクタに対して、下
向きに嵌合されるようになっているが、例えばこのコネ
クタの嵌合位置の左側でも、他のコネクタが同様に嵌合
されるようになっていると、左側に導出された電線群4
が邪魔になる。そのためこのコネクタでは、導出口5の
上壁6に補助導出口7を開口し、左側でコネクタの嵌合
作業を行う場合は、電線群4を補助導出口7を通して一
旦上方に逃がしておき、嵌合作業が完了したら導出口5
から左側に導出するといったことが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のでは、電線群4が元に戻されたのちは、補助導出口7
が上方に開放したまま放置されることになる。そのため
配設位置によっては、ゴミや塵などの異物がこの補助導
出口7を通してハウジング2内に侵入するおそれがあ
り、特に長期間にわたって放置した状態で使用される場
合には、内部に異物が堆積されてしまう問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたもので
あって、その目的は、補助導出口からの異物の侵入の防
止対策を施したカバー付きコネクタを提供するところに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、電線の端末に接続
した端子金具を挿入可能なハウジングには、その後端側
から引き出された電線を覆うカバーが取り付けられ、こ
のカバーには、前記電線を前記端子金具の挿入方向と交
差する向きに導出する導出口が開口されたカバー付きコ
ネクタにおいて、前記カバーには、前記導出口に連通す
るとともに、当該カバー付きコネクタが所定位置に配設
された場合の水平方向から鉛直下方向の範囲内の向きに
開口する補助導出口が設けられている構成としたところ
に特徴を有する。請求項2の発明は、請求項1に記載の
ものにおいて、前記補助導出口は、当該カバー付きコネ
クタが所定位置に配設された場合の鉛直下方向の向きに
開口して設けられているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記カバーが前記ハウジング
の周囲を覆った状態で取り付けられるものであって、前
記カバーの一側面には、前記ハウジングを前記端子金具
の挿入方向と直交する向きに差込可能な取付口が前記導
出口と繋がって設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載のもの
において、前記カバーの取付口の口縁部と、前記ハウジ
ングの差込方向の後端部との間には、互いに係合される
ことで前記ハウジングを前記カバー内に収容した状態に
保持可能なロック手段が設けられているところに特徴を
有する。請求項5の発明は、請求項4に記載のものにお
いて、前記ロック手段が、当該カバー付きコネクタが前
記所定位置に配設された場合における上下に一対設けら
れているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>電線を導出
口から補助導出口にかけて、略90度の角度範囲内でカ
バーから導出させることができる。このカバー付きコネ
クタは、相手側コネクタと嵌合した状態で所定の取付位
置に取り付けて配設される。このとき、例えば電線の導
出口に隣接した場所で他の組のコネクタの嵌合作業を行
う場合は、電線を補助導出口を通して逃がすことで、そ
の嵌合作業が行いやすくなる。しかも、この配設状態に
おいて、導出口に連通する補助導出口が水平方向から鉛
直下方向の範囲内の向きに開口して形成されているか
ら、配設状態のままに放置された場合でもゴミや塵など
の異物がカバー内に侵入する事態を極力防ぐことができ
る。 <請求項2の発明>カバー付きコネクタが配設されたと
きに、補助導出口が鉛直下方向の向きに開口するように
形成されているから、ゴミや塵などの異物がカバー内に
侵入する事態を効果的に防ぐことができる。
【0009】<請求項3の発明>カバーがハウジングを
覆う形式のものでも、電線を略90度の角度範囲内でカ
バーから導出させることができる。
【0010】<請求項4の発明>ロック手段が差込方向
の後端側に設けられているから、ハウジングを取り外す
際に作業を簡単に行うことができる。 <請求項5の発明>ハウジングが上下の2箇所で保持さ
れるから、例えば導出した電線が一方のロック手段に引
っ掛かるなどしてそのロック状態が解除された場合で
も、他方のロック手段によってハウジングが保持される
から、誤ってハウジングがカバーから抜き出されるおそ
れが低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図9によって説明する。この実施形態では、図1に示す
ように、カバー20内に雌ハウジング40が収容される
ことで構成される雌コネクタFが、プリント基板P上に
取り付けられる雄コネクタMに嵌合されるものについて
示す。これら雌雄両コネクタF,Mは、プリント基板P
の面に沿った向きに嵌合されるようになっており、以下
では雌雄両コネクタF,Mにおいて嵌合面側を前方とす
る。なお、このプリント基板Pは、鉛直方向に垂直な水
平方向に沿って配されている。
【0012】先に雄コネクタM側を説明する。この雄コ
ネクタMの雄ハウジング10は、前方に開口するフード
部11を備えるとともに、その後端面には、L字型の雄
側端子金具12が上下2段にわたって幅方向に複数本並
んで後方から装着されている。この雄ハウジング10
は、下面側がプリント基板P上に取り付けられるように
なっており、雄側端子金具12の下端部がプリント基板
Pに設けられた穴Hに差し込まれて、図示しない導電路
と導通接続されるようになっている。雄側端子金具12
のうち、雄ハウジング10のフード部11内に配された
部分は、このフード部11内に嵌合される雌コネクタF
側の雌側端子金具41と接触されるようになっている。
また、この雄側端子金具12は、各雌側端子金具41に
合わせた幅寸法に形成されている。なお、これらの雄側
端子金具12は、手前側の上下2本のみを図示し、それ
以外についての図示は省略するものとする。
【0013】続いて、雌コネクタFについて説明する。
この雌コネクタFは、雌雄両コネクタF,Mの嵌合操作
を行うためのレバー24を外面に装着したカバー20
と、電線Wの端末に接続された雌側端子金具41を挿入
した状態でカバー20内に全体が収容される雌ハウジン
グ40とから構成されている。カバー20の手前側の側
面は、全域にわたって開放して形成されており、この開
放領域のうち前端から略2/3の領域が雌ハウジング4
0を手前側からその幅方向(矢線Aに示す方向)に沿っ
て差込可能な取付口21とされ、その後側の残りの領域
が、雌ハウジング40から引き出された電線Wを手前側
へ導出させるための導出口22とされている。また、雌
コネクタFの嵌合面であるカバー20の前面には、雄コ
ネクタM側の雄側端子金具12を挿通可能な孔23がそ
れぞれ設けられている。なお、レバー24には、雄ハウ
ジング10のフード部11内に設けた図示しないピンが
係合可能なカム溝25が設けられ、これらの係合させつ
つレバー24を回動操作することにより、両コネクタ
F,Mの嵌合操作が行われるようになっている。
【0014】カバー20内の上下の対向面における取付
口21の後端位置には、雌ハウジング40側に設けられ
たガイドレール45に嵌合可能な溝26を備えた一対の
ガイド部27が、雌ハウジング40の差込方向に沿って
設けられている。また、このガイド部27の前方には、
雌ハウジング40側の開口溝47内に進入可能なリブ2
8がガイド部27に沿って設けられている。
【0015】雌ハウジング40には、図2に示すよう
に、後方から電線Wの端末に接続された大小2種類の雌
側端子金具41を挿入可能なキャビティ44が、相手側
の雄側端子金具12に対応した位置に複数室並べて設け
られている。雌ハウジング40の後端から引き出された
電線Wは、雌ハウジング40をカバー20内に差し込む
際に、図7に示すように、雌側端子金具41の雌ハウジ
ング40に対する挿入方向とほぼ直角となるように手前
側へ向けて曲げられつつカバー20の導出口22を通っ
て雌ハウジング40の側方へ導出されるようになってい
る。この電線Wの導出向きは、雌ハウジング40の差込
方向である矢線A方向に沿った向きとなっている。な
お、この矢線Aの向きは、鉛直方向と垂直な水平方向に
沿った向きである。
【0016】雌ハウジング40の後端の上下面には、図
1及び図2に示すように、上記したカバー20側のガイ
ド部27の溝26に嵌められるガイドレール45が突設
され、雌ハウジング40の後端面から後方へ突出して設
けられている。雌ハウジング40の前側における上下面
には、雌側端子金具41の金属ランス42を係止可能な
係止孔46が開口して設けられている。雌ハウジング4
0の上下面において係止孔46の後側には、各キャビテ
ィ44を横切ってそれぞれ上下に開放する開口溝47が
設けられており、雌ハウジング40をカバー20内に収
容する際に、図4に示すように、カバー20側のリブ2
8が開口溝47内に嵌められることにより、リブ28が
雌側端子金具41のあご部43に係合されるようになっ
ている。
【0017】さて、図1に示すように、カバー20にお
ける導出口22の口縁をなす壁部のうち、図示下側に位
置する下壁29には、導出口22と連続した開口部分を
形成する補助導出口50が設けられている。この補助導
出口50は方形状に形成され、下方に開口して形成され
るとともに、その長さ寸法は下壁29において、導出口
22の後端から導出口22の全長の約7割程度の長さ分
の領域にわたって設定されている。この補助導出口50
からは、雌ハウジング40の後端から引き出された電線
Wが、図8に示すように、矢線A方向にほぼ直交する向
きである矢線Bに示す下方へと導出させることが可能と
なっている。そして、この補助導出口50は、導出口2
2と互いに繋がるように形成されているから、電線Wを
側方から下方へかけて略90度の角度範囲内で自由にカ
バー20から導出させることができるようになってい
る。なお、矢線Bの向きは鉛直方向に沿った向きであ
る。
【0018】カバー20における取付口21の口縁をな
す下壁29及び上壁30には、雌ハウジング40の差込
方向に沿って一対の弾性ロックアーム51が設けられて
いる。これらの弾性ロックアーム51は、図3に示すよ
うに、奥側に基端を有する片持ち状に形成されるととも
に、上下方向に撓み変形可能とされており、その自由端
側には、雌ハウジング40の手前側端部に設けられたロ
ック突部48を係合可能なロック孔52が開口して設け
られている。この弾性ロックアーム51の右隣における
下壁29及び上壁30からは、弾性ロックアーム51の
上下方向に離れた位置に規制片53が突設されており、
この規制片53に撓んだ弾性ロックアーム51が突き当
てられることで、弾性ロックアーム51の過度撓みを規
制されるようになっている。
【0019】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。まず、雌コネクタFの
組み付け作業を説明する。図2に示すように、雌ハウジ
ング40の後方から雌側端子金具41を各キャビティ4
4内に挿入した後、雌ハウジング40の後端から引き出
された電線Wを手前側へ向けて屈曲させつつ、カバー2
0の手前側から雌ハウジング40を取付口21を通して
カバー20内に差し込む。このとき、図4に示すよう
に、ガイドレール45がガイド部27の溝26に嵌めら
れ、且つリブ28が開口溝47に嵌められることによ
り、雌ハウジング40がカバー20内に差し込まれる動
作が案内されるから、安定した差込作業が可能となる。
【0020】雌ハウジング40の差込作業が進行される
と、図5に示すように、カバー20側の上下の弾性ロッ
クアーム51が雌ハウジング40側の各ロック突部48
に乗り上げつつ撓み変形される。そして、雌ハウジング
40が正規の深さまで差し込まれると、図6に示すよう
に、ロック突部48がロック孔52に嵌合するとともに
弾性ロックアーム51が弾性復帰することにより、雌ハ
ウジング40はカバー20内にすっぽりと収容された状
態で保持される。このとき、図7に示すように、電線W
はカバー20内で折り曲げられてから導出口22を通し
て矢線A方向に沿って手前側の側方へと導出されてい
る。
【0021】続いて、このようにして組み付けた雌コネ
クタFを雄コネクタMに嵌合させる作業について説明す
る。なお、以下では、図7に示すように、奥側と手前側
に雌雄両コネクタF,Mを2組配する場合を示し、奥側
の組から先に嵌合させるものとする。
【0022】奥側の組の雌コネクタFを対応する雄コネ
クタMの雄ハウジング10のフード部11内に軽く嵌め
る。このとき、雌コネクタF側のレバー24の上面に設
けたカム溝25に対して、雄ハウジング10のフード部
11内のピンを係合させつつレバー24を回動させるこ
とで、両コネクタF,Mの嵌合動作が進行され、図8に
示す位置までレバー24が回動されたところで、両コネ
クタF,Mは正規の嵌合状態に至る。
【0023】そして、図8に示すように、手前側の組の
雌雄両コネクタF,Mを嵌合させる前に、奥側の組の雌
コネクタFにおいて、導出口22から手前側の側方へ導
出している電線Wを、下向きに開放した補助導出口50
を通して矢線B方向に沿った下方へ導出させることで、
電線Wを手前側の側方から一旦退避させておく。
【0024】このように、奥側の雌コネクタFの電線W
を下方へ導出させておくことにより、手前側の側方の空
間をすっきりとさせた状態で手前側の組の雌雄両コネク
タF,Mの嵌合作業を行うことができる。これにより、
この組の雌雄両コネクタF,Mの嵌合作業が行いやすく
なる。
【0025】図9に示すように、手前側の組の雌雄両コ
ネクタF,Mの嵌合作業が終わったら、奥側の雌コネク
タFにおいて補助導出口50に退避させていた電線Wを
再び導出口22に通して矢線A方向に沿った手前側の側
方へと導出させるとともに手前側の雌コネクタFの後側
を回りこませた後、この電線Wを手前側の雌コネクタF
の導出口22から導出されている電線Wとまとめつつ配
線する。
【0026】雌雄両コネクタF,Mは、以上のようにプ
リント基板Pの面に沿った向きに嵌合された状態で配設
される。この配設状態において、寝た姿勢とされている
雌コネクタFの補助導出口50は、鉛直下向きに開口し
ているから、長期間にわたってこの配設状態のまま放置
された場合でも、この補助導出口50を通ってカバー2
0内にゴミや塵などの異物が侵入することが極力防がれ
る。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
カバー20の補助導出口50を、雌雄両コネクタF,M
が配設された状態における鉛直下方向の向き開口するよ
うに設けたから、補助導出口50を通ってカバー20内
に異物が侵入する事態が極力防止される。
【0028】雌ハウジング40を保持する手段が、カバ
ー20及び雌ハウジング40において雌ハウジング40
の差込方向の後端側に設けるようにした弾性ロックアー
ム51とロック突部48から構成されているから、メン
テナンスなどの事情によりカバー20から雌ハウジング
40を取り外すときには、その取り外し作業を簡単に行
うことができる。
【0029】また、雌ハウジング40は、上下の弾性ロ
ックアーム51により2箇所で保持されているから、例
えばどちらか一方の弾性ロックアーム51に電線Wが引
っ掛かるなどしてそのロック状態が解除されたとして
も、もう一方の弾性ロックアーム51によって雌ハウジ
ング40はカバー20内に保持されるから、雌ハウジン
グ40が誤ってカバー20から脱落するような事態を極
力防ぐことができる。
【0030】また、上記した実施形態の変形例として、
プリント基板Pの配設向きを90度変えて、鉛直方向に
沿った向きに配する場合がある。この場合でも、カバー
20の補助導出口50は、水平方向に沿った側方を向い
て開口することになるから、このような配設状態におい
てもカバー20内への異物の侵入を防ぐことができる。
要は補助導出口50が配設状態における水平方向から鉛
直下方向の範囲内の向きに開口していればよいのであ
る。
【0031】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、奥側の雌コネクタの電線
を最終的に導出口を通して手前側の側方に導出させた場
合を示したが、手前側の組の雌雄両コネクタが奥側の組
に対して近接した位置に配される場合は、奥側の雌コネ
クタの電線を最終的に補助導出口から引き出したままに
してもよい。 (2)また、雌雄両コネクタが2組以上並んで配される
形態のものも本発明に含まれる。
【0032】(3)上記した実施形態では、奥側の組の
雌雄両コネクタを先に嵌合させる場合について示した
が、嵌合を行う順番を逆にする場合は、手前側の組を嵌
合させた後に奥側の組の嵌合作業を行う際に、奥側の雌
コネクタの電線を補助導出口を通して下方に引き出した
状態で嵌合作業を行う方が作業性が良い場合はそのよう
にしてもよい。
【0033】(4)上記した実施形態では、カバー内に
雌ハウジングがすっぽりと収容されるタイプのコネクタ
について示したが、その他の種類のコネクタにも適用で
き、例えば、ハウジングの後端に設けたフランジに対し
て嵌合可能な嵌合溝を備えたカバーを挟み付けるように
して取り付けるタイプのコネクタにも本発明は適用可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雌雄両コネクタの斜
視図
【図2】雌ハウジングの側断面図
【図3】弾性ロックアームとロック突部を示す横断面図
【図4】雌ハウジングをカバー内に収容した状態を示す
側断面図
【図5】弾性ロックアームが撓んだ状態を示す横断面図
【図6】弾性ロックアームがロック突部に係合した状態
を示す横断面図
【図7】雌ハウジングをカバー内に収容した状態を示す
斜視図
【図8】奥側の組の雌雄両コネクタを嵌合させて、その
電線を補助導出口から導出させた状態を示す斜視図
【図9】手前側の組の雌雄両コネクタを嵌合させた状態
を示す斜視図
【図10】従来例の斜視図
【符号の説明】
20…カバー 21…取付口 22…導出口 29…下壁(口縁部) 30…上壁(口縁部) 40…雌ハウジング(ハウジング) 41…雌側端子金具(端子金具) 48…ロック突部(ロック手段) 50…補助導出口 51…弾性ロックアーム(ロック手段) F…雌コネクタ(カバー付きコネクタ) W…電線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の端末に接続した端子金具を挿入可
    能なハウジングには、その後端側から引き出された電線
    を覆うカバーが取り付けられ、このカバーには、前記電
    線を前記端子金具の挿入方向と交差する向きに導出する
    導出口が開口されたカバー付きコネクタにおいて、 前記カバーには、前記導出口に連通するとともに、当該
    カバー付きコネクタが所定位置に配設された場合の水平
    方向から鉛直下方向の範囲内の向きに開口する補助導出
    口が設けられていることを特徴とするカバー付きコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記補助導出口は、当該カバー付きコネ
    クタが所定位置に配設された場合の鉛直下方向の向きに
    開口して設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のカバー付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーが前記ハウジングの周囲を覆
    った状態で取り付けられるものであって、前記カバーの
    一側面には、前記ハウジングを前記端子金具の挿入方向
    と直交する向きに差込可能な取付口が前記導出口と繋が
    って設けられていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のカバー付きコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カバーの取付口の口縁部と、前記ハ
    ウジングの差込方向の後端部との間には、互いに係合さ
    れることで前記ハウジングを前記カバー内に収容した状
    態に保持可能なロック手段が設けられていることを特徴
    とする請求項3記載のカバー付きコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段が、当該カバー付きコネ
    クタが前記所定位置に配設された場合における上下に一
    対設けられていることを特徴とする請求項4記載のカバ
    ー付きコネクタ。
JP37162299A 1999-12-27 1999-12-27 カバー付きコネクタ Pending JP2001185283A (ja)

Priority Applications (3)

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