JP2581230B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2581230B2
JP2581230B2 JP1257278A JP25727889A JP2581230B2 JP 2581230 B2 JP2581230 B2 JP 2581230B2 JP 1257278 A JP1257278 A JP 1257278A JP 25727889 A JP25727889 A JP 25727889A JP 2581230 B2 JP2581230 B2 JP 2581230B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、バーコード、文字、図形等を印刷するサ
ーマルプリンタに関する。
「従来の技術」 従来のこの種のサーマルプリンタとして、第5図に示
すサーマルプリンタTPが知られている。
この図において、1は転写リボンであり、その上面に
は熱溶融性のインクが塗布されている。この転写リボン
1は、供給ローラ2から送り出され、印刷部3を通過し
て巻取ローラ4に巻き取られる。また、5は被転写紙で
あり、前記転写式リボン1のインクが塗布されている面
に重ね合わされ、転写リボン1と共に印刷部3を通過し
ている。印刷部3は、サーマルヘッド6とプラテンロー
ラ7とからなる。そのサーマルヘッド6は4分割されて
おり、それぞれに通電することによって発熱する発熱セ
ル(図示せず)が配置されている。そして印刷時には、
サーマルヘッド6がプラテンローラ7側に付勢されて、
転写リボン1と被転写紙5とを圧接すると共に前記発熱
セルが発熱して転写リボン1に塗布されているインクを
溶融させ、被転写紙5に転写させる。この際、プラテン
ローラ7は、矢印Y方向に最小角度回転して、転写リボ
ン1と被転写紙5とを1ドット刻みに併進させる。ま
た、サーマルヘッド6には、サーミスタ8が取り付けら
れており、このサーミスタ8によってサーマルヘッド6
の温度が計測されるようになっている。
次に、上述したサーマルプリンタTPの電気的構成を第
6図を参照して説明する。
第6図において、10は温度検知回路であり、サーミス
タ8の出力を温度データTD(デジタルデータ)に変換し
た後、制御部11へ供給する。制御部11はCPU(中央処理
装置)、ワークメモリ、プログラムメモリ等からなり、
熱転写式プリンタTPの各部を制御すると共に、印刷パル
スPを出力する。この印刷パルスPのパルス幅は温度検
知回路10から供給される温度データTDに基づいて変化す
るようになっている。すなわち制御部11はサーマルヘッ
ド6の温度が低いときには、印刷パルスPの幅を広くす
る一方、サーマルヘッド6の温度が上昇すると、その上
昇に伴いパルス幅を狭くする。また、制御部11はサーマ
ルヘッド6の温度が異常に上昇し、予め定められた限界
温度を越えると、印刷パルスPをオフしている時間を長
くする。
12はモータ駆動回路であり、制御部11の制御のもと
に、ステップモータ13を駆動し、プラテンローラ7を微
小角度回転させる。また、14は印刷データメモリであ
り、外部のコンピュータ等からインタフェース回路20お
よび制御部11を介して供給されるドットデータDA(プリ
ントデータ)を記録する。この記録されているドットデ
ータDAは制御部11から供給されるアドレス信号ADRによ
って読み出され、ヘッド駆動回路15へ供給される。ヘッ
ド駆動回路15は、印刷データメモリ14から供給されるド
ットデータDAに基づいてサーマルヘッド6を発熱させる
ものであり、サーマルヘッド6の前記発熱セルと同ビッ
ト数のレジスタおよびゲート回路からなり、前記ドット
データDAをこれら複数のレジスタに記憶すると共に制御
部11から前記印刷パルスPが供給されると、記憶してい
るドットデータDAに基づいて、サーマルヘッド6の特定
の発熱セルに通電して発熱させる。この場合、発熱セル
の通電時間と印刷パルスPのパルス幅とは等しい。
次に、このサーマルプリンタTPの印刷制御方法を第7
図に示すフローチャト図を参照して説明する。
まず、ステップS1において、サーマルプリンタTPをオ
ンライン状態にする。
次に、ステップS2において、第8図(イ)に示す外部
のコンピュータ等から供給される1ライン目のドットデ
ータDA1が受け取られ、この受け取りが完了したかどう
かが判断される。ドットデータDA1を受け取り中であれ
ば、その判断結果が「NO」となり、データの受け取りが
継続される。一方、ドットデータDA1の受け取りが完了
すると、判断結果が「YES」となり、ステップS3に進
む。また、このステップS2で受け取りが行なわれるドッ
トデータDA1は、インタフェース回路20および制御部11
を介して印刷データメモリ14に記憶される。また、ドッ
トデータDA1が供給されると、制御部11の指令によって
サーマルヘッド6がプラテンローラ7側に付勢され、こ
れによって転写リボン1と被転写紙5とが圧接される。
次に、ステップS3において、制御部11から印刷データ
メモリ14にアドレス信号ADRが供給され、第8図(イ)
に示す時間T1で、印刷データメモリ14内のドットデータ
DAが順次ヘッド駆動回路15に転送され、ヘッド駆動回路
15のレジスタに記憶される。
次に、ステップS4において、温度検知回路10から制御
部11に供給される温度データTDに基づいて印刷パルスP
のパルス幅が定められ、これによって、第8図(ロ)に
示すサーマルヘッド6の通電時間TDA1が設定される。
次に、ステップS5において、制御部11から印刷パルス
Pがヘッド駆動回路15に印加されると、サーマルヘッド
6の通電が開始され、これによって、サーマルヘッド6
の発熱セルが発熱し、転写リボン1のインクが溶融して
被転写紙5に印刷が行なわれる。また、サーマルヘッド
6の通電が開始されると、ステップS6において、第8図
(イ)に示す2ライン目のドットデータDA2の受け取り
が開始される。
次に、ステップS7において、ステップS5で開始された
サーマルヘッド6の通電が完了したかどうかが判断され
る。通電中であれば、その判断結果が「NO」となり、通
電が継続され、通電が完了すれば判断結果が「YES」と
なり、ステップS8に進む。
次に、ステップS8において、第8図(ハ)に示すパル
スPMが制御部11からモータ駆動回路12に印加され、これ
によって、ステップモータ13が駆動し、プラテンローラ
7が微少角度回転して転写リボン1と被転写紙5とが1
ドットに相当する長さ併進する。次に、ステップS9にお
いて、ステップモータ13が駆動されてから、その駆動初
期の振動が減衰して停止するとステップS2に戻り、上述
したように、ステップS2〜ステップS9の動作が繰り返さ
れる。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述したサーマルプリンタにおいては、1
ライン分のドットデータDAの受け取りが完了し、この受
け取ったデータDAがヘッド駆動回路15に転送され、更
に、制御部11から印刷パルスPがヘッド駆動回路15に印
加されるまでは、印刷が行なわれない。このため外部の
コンピュータ等から送られてくるドットデータDAの送信
速度が遅くなり、そのデータを受信する時間が長くなっ
た場合、後えば第8図(イ)に示す2ライン目のドット
データDA2の受信時間T2が、第9図(イ)に示す時間T3
のように長くなった場合、同図(ロ)に示すように、サ
ーマルヘッド6の1ライン目の通電時間TDA1で印刷が行
なわれてから2ライン目の通電時間TDA2で印刷が行なわ
れるまでの時間Tw1が、第8図(ロ)に示す時間Twより
も長くなり、この長くなった時間に応じてサーマルヘッ
ド6が冷えることになる。このようにサーマルヘッド6
が冷えて温度が低くくなると、制御部11は、その低くく
なった温度データTDに基づいて定めたパルス幅の印刷パ
ルスPをヘッド駆動回路15に供給する。このような制御
によれば、3ライン目の印刷が行こなわれる際にサーマ
ルヘッド6が定められた温度となるので、印刷濃度が一
定となる。しかし、現実には、制御部11に供給される温
度データTDが、サーマルヘッド6の温度をサーミスタ8
で短時間に検出したデータなので、正しいデータとは限
らず、実際の温度とずれていることが多い、従って、上
述したように印刷濃度が一定となるように制御しても、
サーマルヘッド6が必要以上に冷えた場合は、印刷濃度
が薄くなることがあり、このため印刷の品質が悪くなる
問題が生じる。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、印
刷濃度を一定に制御することによって、品質の良い印刷
を行うことのできるサーマルプリンタを提供することを
目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、供給される印刷パルスにより熱的に駆動
されるサーマルヘッドを有するサーマルプリンタにおい
て、前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段
と、前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記印刷
パルスのパルス幅を補正して、これを温度補正印刷パル
スとして出力する第1のパルス幅補正手段と、外部装置
からサーマルプリンタに供給されるプリントデータの受
け取り時間を計時する計時手段と、前記計時手段により
計時された前記受け取り時間と各々比較される複数の時
間データと、前記複数の時間データに各々対応して設定
され前記温度補正印刷パルスのパルス幅の補正に用いら
れる複数の時間補正データとの関係を表すテーブルを記
憶する記憶手段と、前記受け取り時間と前記テーブルの
前記複数の時間データとを比較して、前記受け取り時間
近傍の当該時間データに対応する当該時間補正データに
基づいて、前記温度補正印刷パルスのパルス幅を補正し
て、これを時間補正印刷パルスとして、前記サーマルヘ
ッドへ出力する第2のパルス幅補正手段とを具備するこ
とを特徴としている。
「作用」 この発明によれば、外部装置からサーマルプリンタに
供給されるプリントデータの送信速度が速い場合、遅い
場合に拘わらず、まずはじめに、第1のパルス幅補正手
段によって、温度検出手段の検出結果に基づいて印刷パ
ルスのパルス幅が補正されて、これが温度補正印刷パル
スとして出力され、次に、第2のパルス幅補正手段によ
って、受け取り時間近傍の当該時間データに対応する当
該時間補正データに基づいて、温度補正印刷パルスが補
正され、これが時間補正印刷パルスとしてサーマルヘッ
ドへ出力され、これにより、印刷が行われる。従って、
外部装置から供給されるプリントデータの送信速度が遅
く、受信時間が長くなり、この長くなった時間に対応し
てサーマルヘッドが必要以上に冷えてもサーマルヘッド
を定められた温度にして印刷を行うことができるので、
印刷濃度を一定とすることができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説
明する。第1図はこの発明の一実施例によるサーマルプ
リンタの電気的構成を示す図であり、この図において第
6図の各部に対応する部分には同一の符号が付してあ
る。また、同サーマルプリンタの機械的構成は、第5図
に示す構成と同様である。
この発明のサーマルプリンタが第6図に示すものと異
なる点は、制御部11aにおける印刷パルスPのパルス幅
を設定する制御を変えたことである。
即ち、制御部11aにメモリ11mを設け、このメモリ11m
に、1ライン分のドットデータDAの受け取り時間と比較
される時間データn1〜niと、この時間データn1〜niに対
応した補正データl1〜liとからなる時間テーブルTp(同
図に示す)を記憶しておく。そして、外部のコンピュー
タ等から供給されるドットデータDAの受け取り時間を制
御部11aで計測し、この計測された受け取り時間と前記
時間テーブルTpの時間データn1〜niとを比較して、この
比較によって時間データn1〜niが選択されて、この時間
データn1〜niに対応した補正データl1〜liが設定され
る。そして、その設定された補正データl1〜liによっ
て、印刷パルスPのパルス幅を、サーマルヘッド6が定
められた温度となる通電時間を得る幅に補正して、ヘッ
ド駆動回路15に印加するようにしたことである。
以下、このように制御を行う制御部11aを有するサー
マルプリンタの印刷制御方法を第2図に示すフローチャ
ート図を参照して説明する。
まず、ステップSa1において、サーマルプリンタをオ
ンライン状態にする。
次に、ステップSa2において、第4図(イ)に示す外
部のコンピュータ等から供給される1ライン目のドット
データDa1が、インタフェース回路20および制御部11aを
介して印刷データメモリ14に順次記憶され、また、その
ドットデータDa1のヘッダコードGS1が検出されることに
よってデータDa1の受信時間の計測が開始される。ま
た、ドットデータDa1が供給されると、制御部11aの指令
によってサーマルヘッド6がプラテンローラ7側に付勢
され、これによって転写リボン1と被転写紙5とが圧接
される。
次に、ステップSa3において、ドットデータDa1の受け
取りが完了したかどうかが判断される。ドットデータDa
1を受け取り中であれば、その判断結果が「NO」とな
り、データDa1の受け取りが継続される。一方、ドット
データDa1の受け取りが完了すると、判断結果が「YES」
となり、ステップSa4に進む。
次に、ステップSa4において、制御部11aから印刷デー
タメモリ14にアドレス信号ADRが供給され、印刷データ
メモリ14内のドットデータDa1が順次ヘッド駆動回路15
に転送され、ヘッド駆動回路15のレジスタに記憶され
る。
次に、ステップSa5において、第4図(イ)に示す外
部のコンピュータの処理時間Ta1を経て2ライン目のヘ
ッダコードGS2が制御部11aで検出され、これによって、
1ライン目のドットデータDa1の受け取り時間TRが計測
される。
次に、ステップSa5−1において、ステップSa5で求め
られた受け取り時間TRと制御部11aのメモリ11mに記憶さ
れた時間テーブルTpの時間n1…niとが比較され、これに
よって、補正データl1…liが求められる。
次に、ステップSa6において、ステップSa5−1で求め
られた補正データが設定される。
次に、ステップSa7において、サーマルヘッド6の温
度がサーミスタ8によって検出され、この検出されたア
ナログデータが温度検知回路10に供給され、更に、その
アナログデータが温度検知回路10によってデジタルデー
タに変換されて、制御部11aに温度データTDとして供給
される。そして、その温度データTDに基づいて印刷パル
スPのパルス幅が設定される。
次に、ステップSa7−1において、ステップSa7で設定
された印刷パルスPのパルス幅が、ステップSa6で設定
された補正データによって、補正され、これによって、
第4図(ロ)に示すサーマルヘッド6の通電時間TDa1が
設定される。なお、第4図(イ)に示す時間Ta2は、印
刷データメモリ14内のドットデータDa1がヘッド駆動回
路15のレジスタに記憶され、更に前記通電時間TDa1(同
図(ロ))に対応したパルス幅の印刷パルスPが設定さ
れるまでの時間を示す。
次に、ステップSa8において、制御部11aから印刷パル
スPがヘッド駆動回路15に印加され、サーマルヘッド6
の通電が行なわれる。これによって、サーマルヘッド6
の発熱セルが発熱し、転写リボン1のインクが溶融して
被転写紙5に印刷が行なわれる。
次に、ステップSa9において、第4図(イ)に示す2
ライン目のドットデータDa2の受け取りが開始される。
次に、ステップSa10において、ステップSa8で開始され
た通電が完了したかどうかが判断される。通電中であれ
ば、その判断結果が「NO」となり、通電が継続され、通
電が完了すれば判断結果が「YES」となり、ステップSa1
1に進む。
次に、ステップSa11において、第4図(ハ)に示すパ
ルスPMが制御部11aからモータ駆動回路12に印加され、
これによって、ステップモータ13が駆動され、プラテン
ローラ7が微少角度回転して転写リボン1と被転写紙5
とが1ドットに相当する長さ併進する。
次に、ステップSa12において、ステップモータ13が駆
動されてから、その駆動初期の振動が減衰して停止する
と、1ライン目の処理が終了する。
次に、2ライン目以降の処理を第3図に示すフローチ
ャート図を参照して説明する。
まず、ステップSb1において、第4図(イ)に示す2
ライン目のドットデータDa2の受け取りが完了したかど
うかが判断される。ドットデータDa2を受け取り中であ
れば、その判断結果が「NO」となり、データDa2の受け
取りが継続される。一方、ドットデータDa2の受け取り
を完了すると、判断結果が「YES」となり、ステップSb2
に進む。
次に、ステップSb2において、第4図(イ)に示す時
間Ta3の間で、印刷データメモリ14内のドットデータDa2
が順次ヘッド駆動回路15のレジスタに記憶される。
次に、ステップSb3において、温度検知回路10から制
御部11aに供給される温度データTDに基づいて印刷パル
スPのパルス幅が設定され、更に、その設定されて印刷
パルスPのパルス幅が、1ライン目のドットデータDa1
の受信時間から求められた補正データによって補正さ
れ、これによって、第4図(ロ)に示すサーマルヘッド
6の通電時間TDa2が設定される。
次に、ステップSb4において、制御部11aから印刷パル
スPがヘッド駆動回路15に印加され、サーマルヘッド6
の通電が開始され、これによって、被転写紙5に印刷が
行なわれる。
次に、ステップSb5において、第4図(イ)に示す3
ライン目のドットデータDa3の受け取りが開始される。
次に、ステップSb6において、2ライン目のサーマル
ヘッド6の通電が完了したかどうかが判断される。通電
中であれば、その判断結果が「NO」となり、通電が継続
され、通電が完了すれば判断結果が「YES」となり、ス
テップSb7に進む。
次に、ステップSb7において、第4図(ハ)に示すパ
ルスPMが制御部11aからモータ駆動回路12に印加され、
これによって、ステップモータ13が駆動され、プラテン
ローラ7が微少角度回転して転写リボン1と被転写紙5
とが1ドットに相当する長さ併進する。
次に、ステップSb8において、ステップモータ13が駆
動されから、その駆動初期の振動が減衰して停止する
と、2ライン目の処理が終了し、ステップSb1に戻る。
そして、上述したステップSb1〜ステップSb8の動作が繰
り返され、3ライン目以降の印刷が2ライン目と同様に
行なわれる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、まずはじめ
に、第1のパルス幅補正手段によって、温度検出手段の
検出結果に基づいて印刷パルスのパルス幅が補正され
て、これが温度補正印刷パルスとして出力され、次に、
第2のパルス幅補正手段によって、受け取り時間近傍の
当該時間データに対応する当該時間補正データに基づい
て、温度補正印刷パルスが補正され、これが時間補正印
刷パルスとしてサーマルヘッドへ出力されるので、外部
のコンピュータ等から送信されるプリントデータの送信
速度が遅くなって、そのプリントデータの受け取り時間
が長くなり、その時間分サーマルヘッドが冷えたとして
も、前記したように印字データが温度的および時間的と
いう2度に亙って補正された時間補正印刷パルスによっ
てサーマルヘッドの通電を行うので、サーマルヘッドを
定められた温度にして印刷を行うことができる。これに
よって、印刷濃度を一定とすることができるので、品質
の良い印刷を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるサーマルプリンタの
電気的構成を示す図、第2図は同サーマルプリンタにお
いて、外部のコンピュータ等から供給される1ライン目
のドットデータDA(プリントデータ)によって、サーマ
ルヘッドの通電時間を補正する場合の処理を示すフロー
チャート図、第3図は同サーマルプリンタにおいて、外
部のコンピュータ等から供給される2ライン目以降のド
ットデータDA(プリントデータ)の処理を示すフローチ
ャート図、第4図(イ)および(ロ)および(ハ)は、
第1図に示すサーマルプリンタのドットデータDAとサー
マルヘッドの通電時間とステップモータ駆動パルスとの
タイミングを示す図、第5図は従来のサーマルプリンタ
TPの機械的構成を示す図、第6図は従来のサーマルプリ
ンタTPの電気的構成を示す図、第7図は従来のサーマル
プリンタTPの印刷制御方法を示すフローチャート図、第
8図(イ)および(ロ)および(ハ)は、従来のサーマ
ルプリンタTPのドットデータDAとサーマルヘッドの通電
時間とステップモータ駆動パルスとのタイミングを示す
図、第9図は第8図(イ)に示す2ライン目のドットデ
ータDA2の受け取り時間T2が長くなった場合のドットデ
ータDAとサーマルヘッドの通電時間とのタイミングを示
す図である。 DA……ドットデータ(プリントデータ)、l1〜li……補
正データ、ADR……アドレス信号、P……印刷パルス、T
D……温度データ、6……サーマルヘッド、7……プラ
テンローラ、8……サーミスタ、10……温度検知回路、
11a……制御部、11m……メモリ、12……モータ駆動回
路、13……ステップモータ、14……印刷データメモリ、
15……ヘッド駆動回路、20……インタフェース回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−113556(JP,A) 特開 昭55−142674(JP,A) 特開 昭57−8181(JP,A) 特開 昭57−105368(JP,A) 特開 昭58−56874(JP,A) 特開 昭59−201875(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される印刷パルスにより熱的に駆動さ
    れるサーマルヘッドを有するサーマルプリンタにおい
    て、 前記サーマルヘッドの温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段の検出結果に基づいて、前記印刷パル
    スのパルス幅を補正して、これを温度補正印刷パルスと
    して出力する第1のパルス幅補正手段と、 外部装置からサーマルプリンタに供給されるプリントデ
    ータの受け取り時間を計時する計時手段と、 前記計時手段により計時された前記受け取り時間と各々
    比較される複数の時間データと、前記複数の時間データ
    に各々対応して設定され前記温度補正印刷パルスのパル
    ス幅の補正に用いられる複数の時間補正データとの関係
    を表すテーブルを記憶する記憶手段と、 前記受け取り時間と前記テーブルの前記複数の時間デー
    タとを比較して、前記受け取り時間近傍の当該時間デー
    タに対応する当該時間補正データに基づいて、前記温度
    補正印刷パルスのパルス幅を補正して、これを時間補正
    印刷パルスとして、前記サーマルヘッドへ出力する第2
    のパルス幅補正手段と、 を具備することを特徴とするサーマルプリンタ。
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