JP2879784B2 - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

Info

Publication number
JP2879784B2
JP2879784B2 JP2120503A JP12050390A JP2879784B2 JP 2879784 B2 JP2879784 B2 JP 2879784B2 JP 2120503 A JP2120503 A JP 2120503A JP 12050390 A JP12050390 A JP 12050390A JP 2879784 B2 JP2879784 B2 JP 2879784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
temperature
thermal head
cycle
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2120503A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0416365A (ja
Inventor
久義 藤本
雅寿 中西
邦雄 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2120503A priority Critical patent/JP2879784B2/ja
Publication of JPH0416365A publication Critical patent/JPH0416365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2879784B2 publication Critical patent/JP2879784B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、基板上に複数個の発熱抵抗素子が列設さ
れてなる発熱抵抗素子列を配備するサーマルヘッドに関
する。
(ロ)従来の技術 一般によく知られるサーマルヘッドは、基板上に印字
用の発熱抵抗素子がライン状に列設されるとともに、こ
れら発熱抵抗素子の通電を制御するためのドライバICも
併せて基板上に搭載している。このドライバICには、印
字すべきデータをビットシリアルに取り込むシフトレジ
スタ、シフトレジスタに記憶された各ドットデータをパ
ラレルに一斉に取り込むラッチ回路、ラッチ回路の出力
データに応じ、発熱抵抗素子を個別に通電駆動する駆動
回路等を内蔵している。このサーマルヘッドでは、先ず
印字すべきデータがクロック信号とともにシフトレジス
タにビット順次に入力され、全データが記憶されたタイ
ミングにシフトレジスタの各ビット出力を並列に一斉出
し、ラッチ回路にラッチし、さらに印字指令が入力され
ると、ラッチ回路に印字すべき、データに応じ、駆動回
路は対応する発熱抵抗体に通電し発熱させて印字を行
う。このような印字動作は印字指令が入力される毎に、
順次繰り返して行われる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 近年、沢山のバーコードを印字するバーコードプリン
タ等にサーマルヘッドを採用する場合、高速印字機能を
具備していることが要請される。しかし、サーマルヘッ
ドは印字周期、サーマルヘッドの温度によって印加エネ
ルギーが相違するため、上記した従来の熱印字制御方式
採用による通常のサーマルヘッドを高速用に使用する
と、発熱抵抗素子が充分に放熱しない間に次の印字指令
が与えられ、この残熱が、熱印字品質に影響し、高精度
の印字を行うことができない。そこで、高速印字用の印
字周期に応じた適正な通電が必要となる。そこで、サー
マルヘッドのユーザが自己の仕様とする印字周期に合致
した外部制御回路を設計するとなると、制御回路が非常
に複雑になる上、印字速度が異なるプリンタを製作する
場合には、その都度、そのプリンタに合った制御回路を
設計しなければならないという問題があった。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであ
って、サーマルヘッドをプリンタに組み込むユーザがい
かなる印字周期を使用しても何ら特別の制御回路を設計
する必要がなく、しかもサーマルヘッドの温度を考慮し
た高精度の印字が可能なサーマルヘッドを提供すること
を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この発明のサーマルヘッドは、基板上に、複数個の発
熱抵抗素子が列設されてなる発熱抵抗素子列と、外部よ
りのクロックパルスと印字データを受けて、クロックパ
ルスの入力毎に印字データを順次記憶してゆく印字デー
タ記憶手段と、外部から印字指令が入力される毎に、印
字データ記憶手段に記憶された印字データに応じ、前記
発熱抵抗素子に個別に通電させ、ドット印字させる発熱
抵抗素子駆動回路と、温度を測定する温度センサと、外
部より入力される印字指令の周期を計測する印字周期測
定手段と、前記温度センサで測定された温度と前記印字
周期測定手段で測定された印字周期とより前記発熱抵抗
素子の通電時間を制御する通電制御手段とを一体的に備
えている。
このサーマルヘッドでは、外部より印字データが入力
されると、クロックパルスに応じて、順次に印字データ
記憶手段に記憶される。また、温度センサで温度が測定
され、さらに外部からの印字指令の入力を受け、印字周
期測定手段で印字周期が測定されると、これら温度、印
字周期に応じた最適の通電時間が通電制御手段で制御さ
れ、あるいは演算され、その通電時間だけ発熱抵抗素子
が通電される。したがって、ユーザがいかなる印字周期
の印字指令を入力しても自動的にその印字周期と温度に
合った適性な印字を行うことができる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例を示すサーマルヘッド
の回路ブロック図である。同図において、サーマルヘッ
ド1は、サーマルヘッド本体11と、サーマルヘッド本体
11の温度を検出するサーミスタ(温度センサ)12と、こ
のサーミスタ12の検出温度信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器13と、発振器14と、印字周期測定用のカウ
ンタ15と、CPU16、メモリ17及びI/O回路18からなるマイ
クロコンピュータ(マイコン)19とからなり、これらの
各回路は、サーマルヘッドとして一体的にユニット構成
されている。
サーマルヘッド本体11は、すでによく知られたもので
あり、基板の上面に印字ドット用の複数の発熱抵抗素子
がライン状に列設されるとともに、これら各発熱抵抗素
子を通電駆動するためのドライバICが搭載されている。
ドライバICは、入力データを記憶するためのシフトレ
ジスタ、ラッチ回路、各発熱抵抗素子を通電駆動するた
めの駆動回路を内蔵している。
サーミスタ12は、サーマルヘッド本体11の温度を検出
するためのセンサであり、このサーミスタ12で検出され
た温度信号はA/D変換器13でデジタル信号に変換されてC
PU16に取り込まれるようになっている。
カウンタ15は、印字指令PRC(ラッチ信号LA)が入力
されてから発振器14よりのパルス信号をカウントし、次
の印字指令PRCまでのパルス数をカウントし、印字周期
を計数する機能を有している。
CPU16は、外部より印字指令PRCを受けると、サーミス
タ12からの信号により温度を算出し、またカウンタ15の
計数値により印字周期を測定する機能を備えており、求
めた温度と印字周期から最適の通電時間をメモリ17から
読み出し、通電時間に対応するストローブ信号をサーマ
ルヘッド本体11に出力する機能を備えている。
メモリ17は、第2図に示す通電時間テーブルを記憶し
ている。この通電時間テーブルは、横軸に温度を取り、
縦軸に印字周期を取って、各欄毎に対応する通電時間が
記憶されている。測定温度によるアドレスはCPU16から
出力される8ビットの温度信号00〜FFで直接測定され、
印字周期は測定した印字周期が印字周期1から7までの
いずれに属するかにより、先頭番地1000、…、1600が指
定される。したがって、印字周期と温度が測定される
と、対応する先頭番地及び横軸上の読み込み番地の指定
により通電時間が読み出され、これに応じたストローブ
信号STRがサーマルヘッド本体11に入力され、印字され
るようになっている。
次に上記実施例サーマルヘッドの動作を第3図に示す
フロー図により説明する。CPU16は、第3図に示すよう
に、印字指令PRCが入力されたか否か判別する(ステッ
プST1)。サーマルヘッド本体11にクロックパルスCLKに
より、入力データ(印字データ)DAが入力された後、印
字指令PRCが入力されると、ステップST1の判定がYESと
なり、CPU16は、サーミスタ12からの信号により、温度
を測定するとともに、カウンタ15からの信号により、印
字周期を測定する(ステップST2、ステップST3)。この
サーミスタ12で測定される温度によって、メモリ17の通
電時間テーブルの横軸の00乃至FFの番地が直接指定さ
れ、また、カウンタ15の印字周期によってその印字周期
の属する印字周期1から印字周期7のうちの1つの先頭
アドレスが指定され、対応する通電時間が読み出される
(ステップST4)。そして、読み出された通電時間に対
応するストローブ信号STRがサーマルヘッド本体11に与
えられ(ステップST5)、サーマルヘッド本体11の発熱
抵抗素子には、そのストローブ信号STRのパルス巾に応
じた通電・印字がなされる。
したがって、今カウンタ15で検出された印字周期が例
えば印字周期2に属し、サーミスタ12で測定された温度
による読み込み番地が01とすると、サーマルヘッド本体
11に加えられる通電時間は、印字周期2の先頭番地1100
と温度01の交点に記憶される通電時間が読み出され、そ
の間サーマルヘッド本体11は、通電されることになる。
次に、例えばカウンタ15で測定される印字周期が印字
周期3の巾内に属し、さらにサーミスタ12で測定される
温度が03でアドレスされるものであるとすると、印字周
期3の先頭番地1200と温度読み込み番地03の交点に記憶
される通電時間が読み出され、サーマルヘッド本体11に
加えられる。
例えば印字周期2が印字周期3よりも小さいものとす
ると、印字周期の小さい方が、発熱抵抗素子の残熱の影
響をよく受けるので、同じ温度であるとした場合、通電
時間は印字周期3よりも印字周期2の方が短いことにな
る。
一方、印字周期が同じでも、測定された温度が大きい
と、小さい場合に比し、より熱の影響を受けるので、こ
の場合にも温度の高い方が、低い場合に比し、通電時間
が小さくなる。このように、各印字周期及び温度に対応
したもっとも適正な通電時間が第2図に示すテーブルに
それぞれ記憶されている。
なお、上記実施例では、温度と印字周期により通電時
間をメモリのテーブルより読み出すようにしているが、
CPU16の能力があれば、これらを換算式により演算する
ようにしてもよい。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、温度と外部より入力される印字指
令の周期を測定し、これら温度、印字周期により、発熱
抵抗素子の通電時間を制御するようにしているので、ユ
ーザ側が如何なる印字周期の指令信号を入力しても、最
も適性な通電時間の制御を行うことができるので、自由
な印字周期により高速印字を実現することができる。し
かも、温度による通電時間の制御も併せて有するもので
あるから、ユーザはいかなる環境下にある場合でも、何
ら気にすることなく、このサーマルヘッドを使用するこ
とにより、常に高速の適性な品質の印字を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すサーマルヘッドの
回路ブロック図、第2図は、同サーマルヘッドのメモリ
に記憶する通電時間テーブルを示す図、第3図は、同サ
ーマルヘッドの概略動作を説明するフロー図である。 11:サーマルヘッド本体、12:サーミスタ、 15:カウンタ、16:CPU、 17:メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 邦雄 京都府京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−282956(JP,A) 特開 平2−305659(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、複数個の発熱抵抗素子が列設さ
    れてなる発熱抵抗素子列と、外部よりのクロックパルス
    と印字データを受けて、クロックパルスの入力毎に印字
    データを順次記憶してゆく印字データ記憶手段と、外部
    から印字指令が入力される毎に、印字データ記憶手段に
    記憶された印字データに応じ、前記発熱抵抗素子に個別
    に通電させ、ドット印字させる発熱抵抗素子駆動回路
    と、温度を測定する温度センサと、外部より入力される
    印字指令の周期を計測する印字周期測定手段と、前記温
    度センサで測定された温度と前記印字周期測定手段で測
    定された印字周期とより前記発熱抵抗素子の通電時間を
    制御する通電制御手段とを一体的に備えたことを特徴と
    するサーマルヘッド。
JP2120503A 1990-05-10 1990-05-10 サーマルヘッド Expired - Lifetime JP2879784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2120503A JP2879784B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 サーマルヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2120503A JP2879784B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 サーマルヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0416365A JPH0416365A (ja) 1992-01-21
JP2879784B2 true JP2879784B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=14787811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2120503A Expired - Lifetime JP2879784B2 (ja) 1990-05-10 1990-05-10 サーマルヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2879784B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004554B2 (en) 2002-04-18 2006-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0494457U (ja) * 1990-12-26 1992-08-17
WO2008146647A1 (ja) 2007-05-31 2008-12-04 Rohm Co., Ltd. サーマルヘッド及びこれを用いた画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673968B2 (ja) * 1986-03-28 1994-09-21 三菱電機株式会社 熱記録装置の熱制御装置
JPH02305659A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Seiko Epson Corp サーマルプリンタの印字制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004554B2 (en) 2002-04-18 2006-02-28 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0416365A (ja) 1992-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5365257A (en) Thermal printer and method of controlling a thermal print head
JP2879784B2 (ja) サーマルヘッド
JP3039229B2 (ja) サーマルプリンタ
US4697938A (en) Multi-tint thermal printing apparatus control system
US5585834A (en) Thermal recording apparatus with controlled energizing time
JPH0832465B2 (ja) サーマルヘッド
JP2562379B2 (ja) サーマルプリンタの駆動制御装置
JP3793422B2 (ja) サーマルヘッドの通電制御方法
JP2570768B2 (ja) サーマルプリンタの印字制御装置
JPH0829599B2 (ja) サ−マルプリンタの印字制御装置
JP2912257B2 (ja) 熱履歴制御装置および方法
JPH09174892A (ja) 記録媒体処理装置
JP3673264B2 (ja) サーマルヘッド制御装置
JPH02305659A (ja) サーマルプリンタの印字制御装置
JP2923950B2 (ja) サーマルプリンタの印字制御装置
JPH03126563A (ja) サーマルプリンタの駆動制御装置
JP2581230B2 (ja) サーマルプリンタ
JPH1148515A (ja) サ−マルヘッド制御装置
JP2681004B2 (ja) サーマルヘッド制御回路
JPH06286196A (ja) サーマルラインプリンタ
JPS60224560A (ja) 熱印字ヘツドの駆動回路
JPH0557942A (ja) サーマルヘツド
JPH027092B2 (ja)
JPS63297073A (ja) サ−マルプリンタ
JPH0661955B2 (ja) 熱記録プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 12