JPH0679901A - 熱転写サーマルプリンタ - Google Patents

熱転写サーマルプリンタ

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JPH0679901A
JPH0679901A JP4235590A JP23559092A JPH0679901A JP H0679901 A JPH0679901 A JP H0679901A JP 4235590 A JP4235590 A JP 4235590A JP 23559092 A JP23559092 A JP 23559092A JP H0679901 A JPH0679901 A JP H0679901A
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JP
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JP4235590A
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English (en)
Inventor
Takashi Nishijima
貴司 西島
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッドの蓄熱量の影響を除去して高品質印字を
行う。 【構成】印字画素数累計手段(40,31,32)と補
正データ記憶手段(32)と補正通電時間決定手段(3
1,32)と補正印字駆動制御手段(31,32,2
6)とを設け、第1ラインL1を印字するための通電時
間T1は温度センサー28で検出した熱転写サーマルヘ
ッド20の現在温度Tsから決定し、かつ第2ラインL
2以降の通電時間はそれまでの累計印字画素数Ntiか
ら決定した補正通電時間Tiを用いて印字する構成とさ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写サーマルプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、熱転写サーマルプリンタ
10は、プラテン15と熱転写サーマルヘッド20とを
対向配設させて印字部を形成し、この印字部に用紙Pと
インクリボン11Rとを通す。用紙Pは、自動用紙供給
(ASF)モータ12Mで回転されるピックアップロー
ラ12によってカセット17から1枚ずつ供給され、か
つ用紙搬送モータ15Mで回転されるプラテン15によ
って所定方向に送られる。13,14は押えローラで、
16は送りローラである。一方、インクリヘボン11R
は巻取リール11をリボンモータ11Mで回転させるこ
とにより送られる。
【0003】ここに、熱転写サーマルヘッド20は、図
5に示す如く、多数の発熱体(画素)21とシフトレジ
スタ22,ラッチ回路23,ドライバ回路24とを含
み、インクを混ぜたワックスを塗布してあるインクリボ
ン11Rに画素(21)から熱を加えてワックスを溶か
しつつ用紙P上に印字させることができる。詳しくは、
図6に示すヘッドコントロール回路25から転送された
印字データはまずシフトレジスタ22に蓄えられる。そ
して、印字ラインの区切りで図7に示すヘッドラッチ信
号が入力されると、ラッチ回路23に転送される。ドラ
イバ回路24は、ラッチ回路23内の印字データがON
となっている画素(21)を、ヒート信号がONとなっ
ている間だけ通電して発熱させる。駆動電源は図6の電
源回路27から供給される。またヒート信号は、図6の
通電制御回路26から出力される。
【0004】かかるヘッドコントロール回路25,通電
制御回路26やモータ駆動回路18は、図6に示す制御
部30(CPU31,ROM32,RAM33)によっ
て適時に駆動制御される。なお、印字データは、ホスト
コンピュータから伝送され、RAMを含むインターフェ
ース回路35に蓄えられる。
【0005】ところで、熱転写サーマルヘッド20の通
電時間(ヒート時間)は、インクリボン11Rの特性か
ら、その温度によって切替えられるべきである。そこ
で、従来は熱転写サーマルヘッド20内に温度センサー
たるサーミスタ28を取付け、かつROM32に検出温
度と通電時間(ヒート時間)とを対応させたデータを格
納させておき、CPU31がA/D回路29を介して熱
転写サーマルヘッド20の現在温度(Tsi)を読出
し、当該検出温度(Tsi)に対応する通電時間(T
1)を決定して通電タイマーのカウント値を求めかつこ
のカウント値を通電制御回路26に書込む。かくして、
通電制御回路26は書込設定されたカウント値(通電時
間T1)だけヒート信号を出力するものと形成されてい
る。
【0006】また、この通電時間T1の決定は第1ライ
ンL1(図7参照)の印字開始前に行われるが、熱転写
サーマルヘッド20は複数ラインを印字するごとに熱エ
ネルギーが蓄積され次第に温度上昇する。そこで、第1
ラインL1の印字のみならず各ラインL2,L3,…の
印字に際しても同様に温度検出を行いかつ第2ライン以
降の各ラインにおける当該通電時間T1iを決定するも
のとしている。
【0007】かかる熱転写サーマルプリンタ10では、
CPU31はROM32に格納された印字シーケンスに
基づき、まずASFモータ12Mを回転させて用紙Pを
カセット17から供給し、続いて用紙搬送モータ15M
を回転させて用紙Pを印字開始位置まで送り、用紙をセ
ットする(図8のST30)。次に、サーミスタ28か
ら熱転写サーマルヘッド20の現在温度Tsi(第1ラ
インL1の場合、i=1)を読出して第1ラインL1の
通電時間T1i(第1ラインL1の場合、i=1)を決
定し通電タイマーにセットする(ST31〜32)。す
なわち、通電時間T1iを通電制御回路26に書込設定
する。この際、ヘッドコントロール回路25には、印字
データ等がセットされている。
【0008】かくして、熱転写サーマルヘッド20は、
図7に示す第1ラインL1の印字データD1を印字駆動
する。ヘッドラッチ信号が入力されると、通電時間T1
iだけ当該画素(21)を発熱させる。第1ラインL1
の印字が終了する(ST35のYES)と、ST31〜
34の手順により第2ラインL2の印字を行う。1頁分
が印字終了する(ST36のYES)と、CPU31は
用紙搬送モータ15によってプラテン15と送りローラ
16とを回転して用紙Pを排出する(ST37)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来プリンタ10では、各ラインLiの印字終了ごとに熱
転写サーマルヘッド20の現在温度Tsiを検出するこ
とによって、温度上昇に応じた通電時間T1iつまりイ
ンクリボン11Rのワックスを溶解する熱エネルギー量
を調整しているが、検出温度Tsiに対する通電時間T
1iの分割数乃至分解能をいかに精巧としても、まだ印
字潰れ等の印字品質の低下を完全に防止できない。
【0010】すなわち、サーミスタ28は発熱体(画
素)21のそばでなくヒートシンクに取付けられるか
ら、熱転写サーマルヘッド20が温度上昇している間は
サーミスタ28の温度上昇が遅れる。したがって、実際
の温度よりも低い温度を読出していることになるから、
熱エネルギーが大きくインクがつき過ぎるので印字品質
が低下するわけである。この問題は、熱転写サーマルヘ
ッド20が大型化する程に大きくなる。因に、nライン
からn+1ラインへの移行は2.5μs位であるから、
サーミスタ28から検出した温度に先行補正を加えるこ
とは難しい。
【0011】本発明の目的は、応答性が高く常に高品質
の印字を安定して行える熱転写サーマルプリンタを提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、蓄熱量は印字
画素数の多少によって増減すること、ライン間の印字移
行時間は例えば2.5μsと短いが次の用紙の印字に移
るまでの時間は例えば15〜20Secと比較的長いこ
と等に着目し、第1ラインの通電時間は時間遅れがなく
安定した検出温度から決定し、第2ライン以後はそれま
での印字画素数から蓄熱量を予測しかつその蓄熱量の増
大による影響をなくすことができる補正通電時間を決定
する構成とし、前記目的を達成する。
【0013】すなわち、本発明に係る熱転写サーマルプ
リンタは、第1ラインの印字開始前に多数の画素を有す
る熱転写サーマルヘッドの現在温度を検出し、この検出
温度に応じて熱転写サーマルヘッドを印字駆動するため
の通電時間を決定するように形成された熱転写サーマル
プリンタにおいて、各ライン印字終了時までに印字駆動
された印字画素数の各累計数を求める印字画素数累計手
段と、累計印字画素数から印字画素数によって変化する
前記熱転写サーマルヘッドの蓄熱量に基づく印字品質変
化を補正することのできる補正通電時間を求めるための
データを記憶する補正データ記憶手段と、各ライン印字
が終了するごとにそれまでの累計印字画素数を読出しか
つ該補正データを用いて当該累計印字画素数に対応する
補正通電時間を決定する補正通電時間決定手段と、決定
された補正通電時間で次ラインの印字駆動を行わせる補
正印字駆動制御手段と、を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成による本発明では、第1ラインの印字
開始前に熱転写サーマルヘッドの実際温度を検出して従
来通りに通電時間を決定し、第1ラインの印字駆動を行
う。この第1ラインの印字駆動中に、印字画素数累計手
段は印字駆動された印字画素数を累計する。この第1ラ
インの印字が終了すると、補正通電時間決定手段が補正
データ記憶手段に記憶されているデータを用いて第1ラ
イン分の累計印字画素数に対応する補正通電時間を決定
する。かくして、補正印字駆動制御手段は決定された補
正通電時間で次ラインの印字駆動を行う。第3ラインの
印字駆動は、第2ラインの印字終了時までの累計印字画
素数を用いて決定された補正通電時間によって行われ
る。第4ライン以降についても同様である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本熱転写サーマルプリンタ(10)は、図1に示
す如く、基本的構成が従来例(図4〜図6)と同じとさ
れ、かつ印字画素数累計手段(40,31,32)と補
正データ記憶手段(32)と補正通電時間決定手段(3
1,32)と補正印字駆動制御手段(31,32,2
6)とを設け、第1ラインL1の通電時間T1は従来例
と同じように検出温度Tsiから決定するが、2ライン
L2以降はそれまでの累計印字画素数Ntiを用いて補
正通電時間Tiを決定し、この補正通電時間Tiだけ熱
転写サーマルヘッド20を印字駆動することができる構
成とされている。
【0016】したがって、従来例(図4〜図6)と同一
または共通する部分については同一の符号を付しその説
明は簡略または省略する。
【0017】まず、印字画素数累計手段は、この実施例
の場合、図1に示す画素カウント回路40と、この画素
カウント回路40でカウントされた各ラインごとの印字
画素数Niをソフトウェア的に累計するCPU31およ
びROM32とから形成されている。画素カウント回路
40は、図1に示すように、ヘッドコントロール回路2
5からの印字データとヘッドクロック信号とを入力とし
て各ラインごとの印字画素数Niをカウントする。便宜
的にフローチャート上に表すと図2のST15で実行さ
れることになる。このようにしてカウントされた各ライ
ン分の印字画素数NiはRAM33に一時記憶される。
すると、CPU31がROM32に格納された演算式に
も基づきそれまでの累計印字画素数Ntiを算出する
(ST17)。例えば図7に示す第2ラインL2の印字
が終了した時には、第1ラインL1での印字画素数N1
と第2ラインL2での印字画素数N2とを加算した値N
t2(=N1+N2)となる。この累計印字画素数Nt
2は、第3ラインL3を印字するための補正通電時間T
3を求めるのに用いられる。
【0018】ところで、通電時間Tiを一定とした場合
を考えると、熱転写サーマルヘッド20の蓄熱量が増大
すれば印字品質が劣悪化する方向に変化する。この変化
を打消して所期の印字品質を維持するには、通電時間を
それ相当分だけ短くすればよい。ここに、補正データ記
憶手段は、かかる蓄熱量の影響を除去することができる
補正通電時間Tiを各累計印字画素数Ntiから求める
ためのデータを記憶する。このデータとしては、各累計
印字画素数Ntiとそれぞれに対応する各補正通電時間
Tiとを対応させたデータテーブルとして記憶させてお
く等任意に定めることができるが、この実施例の場合、
累計印字画素数Ntiを変数として当該補正通電時間T
iを算出する図2のST18に示す演算式{Ti=T1
〔1−(Ci×Nti)〕}としている。
【0019】すなわち、補正データ記憶手段は、上記演
算式とその補正係数Ciとを記憶させたROM32から
形成されている。なお、T1はサーミスタ28で検出し
た熱転写サーマルヘッド20の現在温度Tsに対応して
求めた第1ラインL1を印字する場合の通電時間で従来
例の場合と同じである。また、補正係数Ciは、この最
初の検出温度Ts1つまり通電時間T1の大きさによっ
て異なりかつ累計印字画素数Ntiの大きさによっても
異なるものとされている。当該熱転写サーマルヘッド2
0の型式に適合した蓄熱量とそれによる影響を除去する
ための最適な補正通電時間Tiを求めることができるよ
うにするためである。
【0020】次に、補正通電時間決定手段は、各ライン
の印字が終了する(ST16のYES)ごとに、それま
での累計印字画素数Ntiを読出しかつ上記補正データ
を用いて当該累計印字画素数Ntiに対応する補正通電
時間Tiを決定する手段で、この実施例の場合、CPU
31とROM32とからなりST18で実行される。決
定された補正通電時間TiはRAM33に一時記憶され
る。
【0021】また、補正印字駆動制御手段は、ST18
で決定された補正通電時間Tiで次のラインの印字駆動
を行わせる手段で、CPU31,ROM32から形成さ
れ通電タイマーに補正通電時間Tiをセットすることに
より実行される。詳しくは、通電制御回路26に書込設
定する(図2のST20)ことによる。
【0022】次に、この実施例の作用を説明する。印字
開始準備指令があると、CPU31はモータ駆動回路1
8に信号を与え、各モータ12M,15Mを適時に適量
だけ回転させて用紙Pをセットする。
【0023】このセットが終了する(図2のST10の
YES)と、CPU31はA/D回路29を通してサー
ミスタ28から熱転写サーマルヘッド20の現在温度T
sを読出し、従来方法によって第1ライン印字用の通電
時間T1を決定する(ST11,12)。そして、この
通電時間T1を通電タイマー、最終的には通電制御回路
26に書込設定する(ST13)。ヘッドコントロール
回路25へ印字データ等も書込む。
【0024】第1ラインL1の印字スタート指令がある
と、図1,図5,図7に示すヘッドコントロール回路2
5からの印字データ,ヘッドクロック信号,ヘッドラッ
チ信号および通電制御回路26からのヒート信号に基づ
き、熱転写サーマルヘッド20の当該画素(21)が発
熱され第1ラインL1の印字が行われる。
【0025】この第1ラインL1の印字が行われている
間(ST15)に、印字画素数累計手段を形成する画素
カウント回路40が第1ラインL1の印字画素数Niを
カウントする。カウント値はRAM33に一時記憶され
る。第1ラインL1の印字が終了する(ST16のYE
S)と、CPU31がこれまでの累計印字画素数Nti
を算出する(ST17)。この場合は、第1ラインL1
の印字画素数Niに等しい。算出値もRAM33に一時
記憶される。
【0026】ここに、補正通電時間決定手段(31,3
2)は、補正データ記憶手段(32)に記憶されている
データつまりST18に示す演算式を用いて第2ライン
L2のための補正通電時間T2を求める(ST18)。
すると、補正印字駆動制御手段(31,32,26)が
決定された補正通電時間T2を通電タイマー、最終的に
は通電制御回路26に書込セット(ST20)し、第2
ラインL2のライン印字をスタートさせる(ST1
4)。第3ラインL3以降についても同様である。
【0027】そして、1頁分の印字が終了する(ST1
9のYES)と、累計印字画素数Ntiがクリアされる
(図3のST21)。引続き、CPU31は用紙搬送モ
ータ15Mによってプラテン15と送りローラ16を回
転させ用紙排出を行う(ST22)。なお、次の用紙P
がセットされその第1ラインL1から印字を開始するま
でには、サーミスタ28で検出される温度が熱転写サー
マルヘッド20の実際温度と一致するようになってい
る。
【0028】しかして、この実施例によれば、印字画素
数累計手段(40,31,32)と補正データ記憶手段
(32)と補正通電時間決定手段(31,32)と補正
印字駆動制御手段(31,32,26)とを設け、第1
ラインL1を印字するための通電時間T1は温度センサ
ー(28)で検出した熱転写サーマルヘッド20の現在
温度Tsから決定しかつ第2ラインL2以降の通電時間
はそれまでの累計印字画素数Ntiから決定した補正通
電時間Tiを用いて印字する構成とされているので、熱
転写サーマルヘッド20の実際温度と温度センサー(2
8)での検出温度Tsとの不一致による印字品質低下と
いう従来問題点を一掃し、熱転写サーマルヘッド20の
蓄熱量を予測しつつその蓄熱量による影響を除去した補
正通電時間Tiによって駆動することにより、常に高品
質で安定した印字ができる。
【0029】また、印字画素数累計手段は、各ラインL
iの印字画素数Niをカウントする画素カウント回路4
0とそれまでの各印字画素数Niを加算するCPU31
とROM32とから構成されているので、各印字画素数
Niと累計印字画素数Ntiとを正確かつ迅速に算出で
き、メモリ(32)の小容量化も図れる。
【0030】また、補正データ記憶手段が記憶するデー
タは図2のST18に示す演算式とされているので、こ
のメモリ(32)の容量も小さくできる。また、補正係
数Ciを適宜にセットするだけで各種型式に対応できる
適用性の広いものとなる。
【0031】さらに、補正印字駆動制御手段(31,3
2,26)は、決定された補正通電時間Tiを通電制御
回路26に書込設定し、駆動制御は従来構成(31,3
2,25,26)をそのまま利用して行う構成とされて
いるので、コスト的負担が小さい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、印字画素数累計手段と
補正データ記憶手段と補正通電時間決定手段と補正印字
駆動制御手段とを設け、第1ラインを印字するための通
電時間は温度センサーで検出した熱転写サーマルヘッド
の現在温度から決定しかつ第2ライン以降の通電時間は
それまでの累計印字画素数から決定した補正通電時間を
用いて印字する構成とされているので、熱転写サーマル
ヘッドの実際温度と温度センサーでの検出温度との不一
致による印字品質低下という従来問題点を一掃し、熱転
写サーマルヘッドの蓄熱量を予測しつつその蓄熱量によ
る影響を除去した補正通電時間によって駆動することに
より、常に高品質で安定した印字ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図4】従来例の主に機械的構成を説明するための図で
ある。
【図5】同じく、熱転写サーマルヘッドを説明するため
の図である。
【図6】同じく、主に電子的構成を説明するための図で
ある。
【図7】同じく、熱転写サーマルヘッドの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図8】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 熱転写サーマルプリンタ 11R インクリボン 15 プラテン 20 熱転写サーマルヘッド 21 発熱体(画素) 22 シフトレジスタ 23 ラッチ回路 24 ドライブ回路 25 ヘッドコントロール回路 26 通電制御回路(補正印字駆動制御手段) 28 サーミスタ 29 A/D回路 30 制御部 31 CPU(印字画素数累計手段,補正通電時間決定
手段,補正印字駆動制御手段) 32 ROM(印字画素数累計手段,補正データ記憶手
段,補正通電時間決定手段,補正印字駆動制御手段) 33 RAM 40 画素カウント回路(印字画素数累計手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ラインの印字開始前に多数の画素を
    有する熱転写サーマルヘッドの現在温度を検出し、この
    検出温度に応じて熱転写サーマルヘッドを印字駆動する
    ための通電時間を決定するように形成された熱転写サー
    マルプリンタにおいて、 各ライン印字終了時までに印字駆動された印字画素数の
    各累計数を求める印字画素数累計手段と、累計印字画素
    数から印字画素数によって変化する前記熱転写サーマル
    ヘッドの蓄熱量に基づく印字品質変化を補正することの
    できる補正通電時間を求めるためのデータを記憶する補
    正データ記憶手段と、各ライン印字が終了するごとにそ
    れまでの累計印字画素数を読出しかつ該補正データを用
    いて当該累計印字画素数に対応する補正通電時間を決定
    する補正通電時間決定手段と、決定された補正通電時間
    で次ラインの印字駆動を行わせる補正印字駆動制御手段
    と、を設けたことを特徴とする熱転写サーマルプリン
    タ。
JP4235590A 1992-09-03 1992-09-03 熱転写サーマルプリンタ Pending JPH0679901A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119765A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Yokogawa Electric Corp サーマルプリンタ
US7600846B2 (en) 2006-02-07 2009-10-13 Mitsubishi Electric Corporation Accumulated-heat correction apparatus and accumulated-heat correction method for thermal head

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US7600846B2 (en) 2006-02-07 2009-10-13 Mitsubishi Electric Corporation Accumulated-heat correction apparatus and accumulated-heat correction method for thermal head
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