JP2009119765A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Yuji Nishio
裕二 西尾
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Abstract

【課題】 騒音を少なくできるサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】 感熱紙を送り出すモータとこの感熱紙に熱を与える発熱素子とを備え、感熱紙に文字等を印刷するサーマルプリンタにおいて、
前記発熱素子が過熱されるまでの時間と、前記モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、前記発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ライン式サーマルプリンタに関し、特に、騒音を少なくできるサーマルプリンタに関する。
一般に、サーマルプリンタは、発熱素子を有するサーマルヘッドを備え、この発熱素子を利用して感熱紙に熱を与えることにより(文字、記号、図形、その他の情報、以下「文字等」という。)を印刷するものである。また、サーマルプリンタは、インクジェット方式等の他の種類のプリンタプリンタと比べて騒音が少ないことが特徴として挙げられるが、よりいっそうの騒音の低減を図るため、各種の先行技術文献で騒音の低減に関する技術が紹介されている。このようなサーマルプリンタの騒音低減技術に関する先行技術文献としては、例えば次のようなものがある。
特開平04―103364号公報
以下、図4の構成例を参照して従来のサーマルプリンタを説明する。サーマルヘッド1は、ライン上に配列された図示しない発熱素子を備える。なお、このサーマルヘッド1には、感熱紙を発熱素子の配列方向に直交する方向へ搬送するプラテン(図示せず)が設けられている。
パルスモータ2は、このプラテンを所定の角度ずつ回転させることによって感熱紙を押し出す。ドライブ回路3は、パルスモータ2を駆動させる。制御部4は、CPU、ROM、RAM、タイマ若しくはFPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成される。
また、この制御部4は、I/Oポート5を介してサーマルヘッド1に印字データ及び各種制御信号(CLOCK、LATCHなど)を与えると共に、ドライブ回路3に駆動のタイミングに関する信号を与えている。なお、サーマルヘッド1に記載されている制御信号(STB1の反転信号乃至STB4の反転信号)はストローブ信号であり、この信号がサーマルヘッド1に入力されると発熱素子で文字が印字されることになる。
図5は従来の印字動作の説明図である。制御部4は、印字データをI/Oポート5を介してサーマルヘッド1に出力するが(SA3、(ステップA3))、出力に先立ち、印字時間算出手段4aが印字に要する時間を算出する(SA1)。例えば、印字データが多ければ、それだけ印字に要する時間も長くなる。
モータ回転開始時間算出手段4bは、パルスモータ2が回転し始めるまでの時間を算出する(SA2)。ここでモータの回転速度は、例えば図示しないROMに記憶されたテーブルのデータに基づいて決定される。
サーマルヘッド1は、I/Oポート5を介して印字データが入力され、かつ、ストローブ信号が入力されると、プリンタ1ライン分のデータをセットする(SA4)が、このストローブ信号とモータの励磁信号(つまりモータを回転させるための信号)は同時に出力される(SA5、SA6)。
ストローブ信号と印字データが入力されたサーマルヘッド1は、印字を開始し一通り印字動作が終わると印字を終了する(SA7)。印字が終了すると、1ライン分感熱紙を送り出す必要があるのでパルスモータ2を回転させるが(SA8)、その際、数msの待ち時間が発生する。
すなわち、図6に示すように、文字を印字するためのストローブn信号が出力されてからモータBに係るストローブ信号の立ち上がり(若しくは立下り)までは、所定の時間が必要となる。なお、図6においてモータA相は、最初に印刷される相であり、モータB相は2番目に印刷される相であるが、これらの説明は特許文献1の図4で説明されているので、説明を省略する。
その後、制御部4は次ラインの印字データを確認し(SA9)、印字データがある場合にはSA1に戻り、なければ印字を終了する(SA10)。
このように、従来のサーマルプリンタは、ストローブ信号の出力とパルスモータ2を動作させる旨の信号の出力が同じタイミングで行なわれていた。
しかし、図6に示すようにストローブ信号nが入力され加熱が行なわれてから次ライン分のモータの回転が開始されるまでの時間が長いため(例えば数ms)、一旦加熱された感熱紙の表面が冷え固まり、感熱紙と複数の印字用のヘッドが吸着してしまう問題がある(スティッキングの発生)。
この吸着したヘッドは、パルスモータ2を回転させることにより剥がれるが、その際に大きな音が発生してしまう問題がある。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、騒音を少なくできるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
このような課題を達成するために請求項1記載の発明は、
感熱紙を送り出すモータとこの感熱紙に熱を与える発熱素子とを備え、感熱紙に文字等を印刷するサーマルプリンタにおいて、
前記発熱素子が過熱されるまでの時間と、前記モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、前記発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させる。
請求項2記載の発明は、感熱紙を送り出すモータとこの感熱紙に熱を与える発熱素子とを備え、感熱紙に文字等を印刷するサーマルプリンタにおいて、
前記モータの回転が開始するまでの時間を算出するモータ回転開始時間算出手段と、
前記発熱素子で過熱が開始されるまでの時間を算出する印字時間算出手段と、
前記発熱素子が加熱されるまでの時間と、前記モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、前記発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させる制御部と
を備える。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のサーマルプリンタにおいて、前記印字時間算出手段は、文字等の量と前記発熱素子の温度に基づいて印字時間を算出する。
本発明では、次のような効果がある。発熱素子が過熱されるまでの時間と、モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させるので、加熱された感熱紙が冷え固まる前にモータを動かすことができ、騒音の発生を少なくできる。
以下、本発明のサーマルプリンタの構成例を説明する。図1は本発明のサーマルプリンタの構成例であるが、図4と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。サーマルヘッド1にはサーミスタ11が内蔵され、サーミスタ11ではサーマルヘッド1の温度が検出される。また、サーミスタ11で検出された温度はI/Oポート5を介して制御部4に出力され印字時間算出手段4cに入力される。
次に、図2を参照して図1の動作を説明する。ここで、図2は本発明の印字動作を説明するための図面である。まず、制御部4では、印字時間算出手段4cが印字に要する時間を算出する(SB1)。具体的には、印字時間は文字数とサーミスタ11で検出された温度によって変化する。
すなわち、サーマルヘッドには図示しない発熱素子が多数搭載されているが、例えば周囲の温度が低いためにサーミスタ11で検出したサーマルヘッド1の温度が低い場合には、発熱素子を暖める時間も長くなり、その分印字時間も長くなる。また、印字する文字数が多い場合でも、多数備えられた発熱素子の全てを一度に暖めることができないので、その分印字時間が長くなる。
モータ回転開始時間算出手段4bは、パルスモータ2の回転が開始するまでの時間を算出する(SB2)。ここでモータの回転速度は、例えば図示しないROMに記憶されたデータに基づいて決定される。制御部4は、印字が終了するまでの時間とパルスモータ2が回転し始めるまでの時間の時間差を算出する(SB3)。
つづいて、制御部4は印字データをI/Oポート5を介してサーマルヘッド1に出力する(SB4)。印字データが入力されたサーマルヘッド1は、プリンタの1ライン分のデータをセットする(SB5)。
制御部4は、I/Oポート5、ドライブ回路3を介してパルスモータ2を励磁するためのパルスを出力する(SB6)。制御部4は、SB3で求めた時間差が経過した後、ストローブ信号をI/Oポート5を介してサーマルヘッド1に出力する(SB7)。すなわち、パルスモータ2の励磁とストローブ信号の出力は従来のように同時には行なわれず、ストローブ信号の出力は遅れて行なわれることになる。
印字が終了すると(SB8)、1ライン分感熱紙を送り出す必要があるのでパルスモータ2を回転させる(SA9)。ただし、図3に示すように、ストローブnの信号が出力されてからモータBに係るストローブ信号の立ち上がり(若しくは立下り)までの時間は極わずかである。
その後、制御部4は、次ラインの印字データを確認し(SB10)、印字データがある場合にはSB1に戻り、なければ印字を終了する(SA11)。
このように、発熱素子が過熱されるまでの時間と、パルスモータ2が回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させるので、加熱された感熱紙が冷え固まる前にパルスモータ2を動かすことができ、騒音の発生を少なくできる。
本発明によるサーマルプリンタの構成図である。 本発明の動作を説明するための図面である。 本発明によるサーマルプリンタのタイムチャートである。 従来技術によるサーマルプリンタの構成図である。 従来技術の動作を説明するための図面である。 従来技術によるサーマルプリンタのタイムチャートである。
符号の説明
1 サーマルヘッド
2 パルスモータ
3 ドライブ回路
4 制御部
4b モータ回転速度算出手段
4c 印字時間算出手段
5 I/Oポート
11 サーミスタ

Claims (3)

  1. 感熱紙を送り出すモータとこの感熱紙に熱を与える発熱素子とを備え、感熱紙に文字等を印刷するサーマルプリンタにおいて、
    前記発熱素子が過熱されるまでの時間と、前記モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、前記発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させることを特徴としたサーマルプリンタ。
  2. 感熱紙を送り出すモータとこの感熱紙に熱を与える発熱素子とを備え、感熱紙に文字等を印刷するサーマルプリンタにおいて、
    前記モータの回転が開始するまでの時間を算出するモータ回転開始時間算出手段と、
    前記発熱素子で過熱が開始されるまでの時間を算出する印字時間算出手段と、
    前記発熱素子が加熱されるまでの時間と、前記モータが回転を開始するまでの時間の時間差を求め、その時間差分、前記発熱素子に対する加熱開始時間を遅延させる制御部と
    を備えたことを特徴としたサーマルプリンタ。
  3. 前記印字時間算出手段は、文字等の量と前記発熱素子の温度に基づいて印字時間を算出することを特徴とする請求項2記載のサーマルプリンタ。
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