JP2569898B2 - サーマルヘッドの通電制御方法 - Google Patents

サーマルヘッドの通電制御方法

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JP2569898B2 JP13743390A JP13743390A JP2569898B2 JP 2569898 B2 JP2569898 B2 JP 2569898B2 JP 13743390 A JP13743390 A JP 13743390A JP 13743390 A JP13743390 A JP 13743390A JP 2569898 B2 JP2569898 B2 JP 2569898B2
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昭和 樋田
勤 山口
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神鋼電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱転写式ラインプリンタにおけるサーマル・
ヘッドの通電制御方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のプリンタのサーマル・ヘッドは通電により発
熱する発熱セルのアレイを有しており、印刷制御部(マ
イクロコンピュータμCPUを含む)内の読出しアドレス
制御回路からのアドレス信号によって印刷データ・メモ
リから順次送出される1ライン毎の印刷パターン(ドッ
トデータ)をヘッド駆動回路のレジスタに格納させ、こ
のヘッド駆動回路に上記制御部から印刷パルスを与えて
格納しているドットデータに基づき特定の発熱セルに通
電し発熱させる。発熱したセルはカラー転写リボンに塗
布されているインクを溶融させ、転写紙に転写させる
が、サーマル・ヘッドの蓄熱による不良印字(にじみ印
字)を防止するために、サーマル・ヘッドの温度を検出
するサーミスタを設け、このサーミスタの出力から温度
データを得、該温度データに基づき上記印刷制御部が上
記印刷パルスの巾(通電時間)を制御してサーマル・ヘ
ッドの過熱を防止するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、サーミスタを用いる方法は、その応答が低速
なるがゆえに高速印字のプリンタには適用することがで
きず、この種のプリンタには、通電ドット総数をカウン
トし、この通電ドット総数が設定値を超えた場合に上記
通電時間を減少させる方法が採られてきた。
しかしながら、この通電ドット総数による方法は、サ
ーミスタによる場合の上記問題は解決することができる
が、通電時間を下げるまえの印刷パターンが印字率(横
1ラインの全ドットが通電されて印字する場合を100%
とする)の低い印刷パターンであるような場合に、ヘッ
ドの蓄熱量の不足により通電時間を下げたあとにカスレ
印字が発生するという問題があった。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、
高速印字を行っても、カスレ印字やにじみ印字等の不良
印字を防止することができるサーマル・ヘッドの通電制
御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、印字ドットの数を
定数するONドット数カウンタ、このカウンタのカウント
値を入力して第1の規定値に達するとクリアされる第1
の記憶部と、上記カウント値を入力する第2の記憶部お
よび印刷ライン数を計数して所定のライン数を計数する
毎にクリアされるとともに上記第2の記憶部をクリアす
るライン数カウンタと、このライン数カウンタが上記所
定のライン数を計数する毎に一旦フラグをリセットした
後、上記第2の記憶部の値が第1の規定値より小さい第
2の規定値に達しているか否かを判定し、第2の規定値
に達していた場合にフラグをセットするフラグ設定手段
を有し、上記第1の記憶部が上記第1の規定値に達する
毎に、上記フラグがセットされているか否かチェック
し、上記フラグがセットされている場合にのみ、上記通
電時間の短縮変更を行う構成としたものである。
〔作用〕
本発明では、印刷開始以降の総通電ドット数が第1の
規定値に達する毎に、通電時間の短縮変更を行うか否か
が判断されるが、その判断は、総通電ドット数が第1の
規定値に達するまえの、所定印刷ライン数内における通
電ドット数が第2の規定値を越えたか否かに基づくの
で、例えば、印字率100%の印刷ラインが所定印刷ライ
ン続いたような場合は通電時間の短縮変更が行われる
が、印字率の低い印刷ラインが継続した場合には通電時
間の短縮変更は行われないので、総通電ドット数が第1
の規定値に達するまえに、印字率の低い印刷パターンが
あっても、カスレ印字を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、10は印刷制御部(μCPU)、11は印
刷データ・メモリ、12はヘッド駆動回路、13はサーマル
ヘッド、14はONドット数カウンタであって、カウンタ15
Aとアンド回路15Bからなる。16はモータ駆動回路、17は
プラテンローラ18を駆動するステップモータである。
ハードコピー装置は図示しないホストコンピュータか
ら送信されてくるビデオ信号を入力インターフェースを
介して取り込み、ビデオ信号はA/D変換されて、印刷デ
ータとして、一旦、印刷データ・メモリ11に格納され
る。ここに格納された印刷データ(ドットデータ)Dは
1ライン分蓄積される毎に印刷制御部10からの指令によ
りヘッド駆動回路12に送出される。
本実施例では、この印刷データがアンド回路15Bへも
取り出され、印刷制御部10内で発生させたストローブ信
号STBとのアンド条件でカウンタ15Aに入力される。この
カウンタ15Aは印刷データ(第2図に示す)のONドット
の数のカウントして、カウント値を印刷制御部10内のMC
PUに入力する。MCPUは入力されたカウント値をワーキン
グエリア内の第1のレジスタR1と第2のレジスタR2に記
憶するともに内部カウンタCNT(ライン数カウンタ、以
下、lラインカウンタという)で印刷ライン数をカウン
トする。このlラインカウンタCNTは印刷データ・メモ
リ11からlライン分のドットデータDが出力される毎に
クリアされる。
第1のレジスタR1は上記カウント値が第1の規定値M
になる毎にクリアされ、第2のレジスタR2はlラインカ
ウンタCNTがlラインを計数してクリアされる毎にクリ
アされる。
次に、上記実施例の動作を第3図のタイムチャートお
よび第4図〜第7図の流れ図を参照して説明する。
本実施例では、用紙第1頁目への印刷が開始されると
(この時の発熱セル通電時間をToとする)、カウンタ15
Aのカウント値が第1のレジスタR1と第2のレジスタR2
に読込まれ加算されてゆくので、両レジスタ内の値が増
加する(第7図参照)。lラインカウンタCNTのカウン
ト値が「l」になる毎に、第6図に示す如く、一旦、フ
ラグ1(後述)がリセットされた後、第2のレジスタR2
の値が規定値N(<<M)に達しているか否かが判定さ
れ、規定値Nに達していない場合は、lラインカウンタ
CNTはクリアされる。今、このクリアすなわち第2のレ
ジスタR2の値が規定値Nに達しない状態でのクリアがm
−1回繰り返されたのちのある印刷ラインにおいて、第
2のレジスタR2の値が規定値Nを超えたものとすると、
m回目の上記判定時に、フラグ1がセットされてlライ
ンカウンタCNTはクリアされ、第2のレジスタR2もクリ
アされる。
その後も印字が進み、第1のレジスタR1の値が規定値
Mに達すると(第5図)、フラグ1の状態がチエックさ
れ、フラグ1がセットされている場合に限り、該フラグ
1がリセットされ、下記式に基づく通電時間の変更が行
われ、 新たな通電時間T=To−Tk(一定) ・・(1) 以後、μCPUは印刷パルスPの時間巾をこの新たに決定
した通電時間Tに対応する時間巾に変更して送出する。
このようにして、第4図に示すメインルーチンが繰り返
される。
このように、本実施例では、印刷開始以降の総通電ド
ット数が第1の規定値Mに達する毎に、通電時間の短縮
変更を行うか否かが判断されるが、その判断は、総通電
ドット数が第1の規定値Mに達するまえの、所定印刷ラ
イン数内における通電ドット数が第2の規定値Nを越え
たか否かに基づくので、例えば、印字率100%の印刷ラ
インが所定印刷ライン続いたような場合は通電時間の短
縮変更が行われるが、印字率の低い印刷ラインが継続し
た場合には通電時間の短縮変更は行われないので、総通
電ドット数が第1の規定値に達するまえに、印字率の低
い印刷パターンがあっても、カスレ印字を防止すること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、総通電ドット数がある値
に達した時に、そのまえに印刷された所定数の印刷ライ
ンに、印字率が高印字率である印刷パターンがあった場
合にだけ、以後の発熱セルの通電時間を短縮するので、
総通電ドット数がある値に達する毎に通電時間の短縮変
更を行う従来の場合に比して、不良印字の発生を低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は上
記実施例におけるONドット数カウンタの動作を説明する
ための信号タイムチャート、第3図は上記実施例の全体
の動作を説明するための信号タイムチャート、第4図〜
第7図は上記実施例の流れ図である。 10……印刷制御部、11……印刷データ・メモリ12……ヘ
ッド駆動回路、13……サーマル・ヘッド、14……ONドッ
ト数カウンタ、15A……カウタ、15B……アンド回路、R
1、R2……レジスタ、CNT……ライン数カウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータから送られてくる画像
    データを、一旦、印刷データ・メモリに格納したのちヘ
    ッド駆動回路へ読み出す印刷制御部を有し、このヘッド
    駆動回路が与える印刷パターンに従いサーマルヘッドの
    発熱セルを上記印刷制御部が指示する時間巾でON/OFF制
    御する熱転写プリンタにおいて、印字ドットの数を計数
    するONドット数カウンタ、このカウント値を入力して第
    1の規定値に達するとクリアされる第1の記憶部と、上
    記カウント値を入力する第2の記憶部と、印刷ライン数
    を計数して所定のライン数を計数する毎にクリアされる
    とともに上記第2の記憶部をクリアするライン数カウン
    タと、このライン数カウンタが上記所定のライン数を計
    数する毎に一旦フラグをリセットした後、上記第2の記
    憶部の値が第1の規定値より小さい第2の規定値に達し
    ているか否かを判定し、第2の規定値に達していた場合
    にフラグをセットするフラグ設定手段を有し、上記第1
    の記憶部が上記第1の規定値に達する毎に、上記フラグ
    がセットされているか否かチェックし、上記フラグがセ
    ットされている場合にのみ上記通電時間の短縮変更が行
    われるとともに上記フラグをリセットすることを特徴と
    するサーマルヘッドの通電時間制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210221147A1 (en) * 2020-01-16 2021-07-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20210221147A1 (en) * 2020-01-16 2021-07-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Thermal printer
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