JP2580564B2 - 受信デイスタツフ回路 - Google Patents

受信デイスタツフ回路

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JP2580564B2
JP2580564B2 JP60293247A JP29324785A JP2580564B2 JP 2580564 B2 JP2580564 B2 JP 2580564B2 JP 60293247 A JP60293247 A JP 60293247A JP 29324785 A JP29324785 A JP 29324785A JP 2580564 B2 JP2580564 B2 JP 2580564B2
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義典 六郷
膨太郎 広崎
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスタッフ同期多重変換装置に関し,特に,該
スタッフ同期多重変換装置における受信ディスタッフ回
路に関する。
〔従来の技術〕
従来,この種の受信ディスタッフ回路にはアナログPL
L回路が用いられていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の受信ディスタッフ回路にはアナログPL
L回路の心臓部に電圧制御クリスタル発振器が用いられ
ており,又,前記アナログPLL回路の制御回路にはアナ
ログ増幅器とアナログフィルタを結合した低域ろ波回路
が用いられており,集積回路化に不向きであった。この
ため,この受信ディスタッフ回路は,高価で,回路規模
も大きく,消費電力も大であるという欠点がある。又,P
LLの駆動電源としてプラス電源とマイナス電源の二種類
が必要であるという欠点がある。
本発明の目的は,上記欠点を除去し,小型化,低消費
電力化,及び単一電源化が達成できる,安価な受信ディ
スタッフ回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、ディスタッフ及び制御信号(同期信
号等を含む)の除去によって発生したギャップを吸収す
るためのM(Mは2以上の整数)ビットのバッファメモ
リ(2−1、…、2−8)と、該バッファメモリにデー
ターを書き込むために書込みクロック信号をM分周する
第1のカウンター(1−1、…、1−8)と、前記バッ
ファメモリに書き込まれたデーターを読み出すために読
み出しクロック信号をM分周する第2のカウンター(4
−1、…、4−8)とを有し、スタッフ同期多重変換装
置に用いる受信ディスタッフ回路であって、前記第1の
カウンターの1つの出力と前記第2のカウンターの1つ
の出力を位相比較し、相互の位相関係がMπ(ラジア
ン)となるように制御パルスを発生する、位相比較範囲
が±Mπ(ラジアン)に拡張された位相比較器(5)
と、該位相比較器の出力によって制御され、高周波クロ
ック源の発生クロックを基準クロックとして動作する全
ディジタル位相制御発振器(7)とを有し、該全ディジ
タル位相制御発振器によって平滑化されたクロックを、
前記読み出しクロック信号としたことを特徴とする受信
ディスタッフ回路が得られる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第1図において,1はディスタッフ及び制御信号(同期
信号等を含む)の除去によって発生したギャップを有す
る書込みクロック信号の入力線である。2は多重分離さ
れた後のデータの入力線である。3は,後述する全ディ
ジタル化PLL7によって平滑化されたクロックによって読
み出された平滑化されたデータの出力線である。4は全
ディジタル化PLL7によって平滑化されたクロックの転送
線である。1−1〜1−8は書込用分周器で,バッファ
メモリ容量をMとすると書込みクロック信号をM分周し
1タイムスロットづつ位相の異なったM相のクロックを
発生する。即ち、1−1〜1−8はM分周器を構成す
る。2−1〜2−8は上記バッファメモリで,容量サイ
ズMは (1)制御信号の除去によって生じるギャップ (2)ディスタッフ操作によって生じるギャップ (3)待合せ時間ジッタ (4)低次群伝送路で生じるジッタ (5)高次群伝送路で生じるジッタ (6)回路への許容偏差 を考慮して決定される。
3−1〜3−8はANDゲートである。4−1〜4−8
は読出し用分周器で,全ディジタル化PLL7によって平滑
化されたクロック信号をM分周し,1タイムスロットづつ
位相の異なったM相のクロックを発生する。即ち、4−
1〜4−8もM分周器を構成する。このM相のクロック
によってANDゲート3−1〜3−8が制御され,バッフ
ァメモリ2−1〜2−8に一時記憶されたデータが順番
に読み出されシリアル信号として出力線3に出力され
る。5は拡張位相比較器で,書込みクロックの内の1つ
の出力と読出しクロックの内の1つの出力を位相比較
し,相互の位相関係がMπ(ラジアン)となる様に制御
パルスを発生する。6は高周波発振器で,装置の高周波
ジッタ規格を満足させるために発振周波数は書込みクロ
ック信号周波数の数十倍に設定される。7は上記ディジ
タル位相同期発振器であり,書込みクロック信号周波数
の丁度平均周波数に同期するように動作する。ディジタ
ル位相同期発振器7には各次数のディジタル位相同期発
振器が考えられるが,ここでは,一次系ディジタル位相
同期発振器を用いた一次系D(ディジタル)PLLと二次
系ディジタル位相同期発振器を用いた二次系DPLLについ
てそれぞれ一例を以下に説明する。
第2図に一次系ディジタル位相同期発振器20を用いた
一次系DPLLの一実施例のブロック図を示す。図におい
て,10は第1図の線1に対応する入力クロック線で,11は
第1図の線4に対応する出力クロック線である。21はM
分周器で,第1図の書込みカウンタ1−1〜1−8であ
る。22は第1図の読出カウンタ4−1〜4−8である。
23は第1図の拡張位相比較器5である。24はup−downカ
ウンタK1であり,拡張位相比較器23の出力パルスによっ
てカウンタがup又はdownし,upした場合にはK1パルスカ
ウントした後付加パルスを発生し,downした場合にも同
様にK1パルスカウントした後除去パルスを発生する。25
はORゲートでカウンタK1が出力パルスを発生すると,カ
ウンタK1を初期状態に設定する。26は第1図の高周波発
振器6であり,DPLLで発生する高周波ジッタすなわち量
子化雑音を装置の許容規格値内に設定するためには入力
クロック周波数の数十倍に設定しなければならない。
又,高周波発振器26で発生される周波数は,DPLLの正し
いPull in Rangeを得るために入力クロックの公称周波
数の整数倍に設定しなければならない。27は位相制御回
路で,高周波発振器26の発振周波数を2Nf0とすると,通
常Nf0の出力パルスを発生し,カウンタK1にて付加パル
スが発生すると,1ビットのパルスが付加され,除去パル
スが発生すると,1ビットのパルスの除去が行なわれる。
28はN分周器で位相制御回路27で発生されたパルス列を
N分周し,線10に入力される周波数に位相同期したパル
スを発生する。
ここで,本DPLLの特徴は従来知られているDPLL回路に
M分周器21,22が新たに追加された点にある。この分周
器を追加することにより,位相比較器23の特性は第3図
から第4図に拡張される。又、本DPLLの位相伝達特性H1
(s)は線10の入力位相をinとし線11の出力位相を
outとしラプラス表現すると である。ここで,K=f0/K1〔rad/s〕で,K1はK1カウン
タの段数である。この位相伝達特性はM分周器21及び22
を追加したことによってはなんら修正を受けない。
次に第5図に二次系ディジタル位相同期発振器90を用
いた二次系のDPLLの一実施例のブロック図を示す。第5
図において,それぞれの各部は一次系のDPLLである第2
図と次の表1のごとく1対1の対応関係があり,同様の
動作をする。なお、第5図の112は拡張位相比較器であ
り、第2図の拡張位相比較器23に対応する。
K2カウンタ116,Qカウンタ117,マルチプライヤ118,及びA
NDゲート119,120によって,2次ループが形成される。K2
カウンタ116はup−downカウンターで,K1カウンタ114の
出力を計数し,Qカウンタ117を制御する。Qカウンタ117
は記憶機能を有し,K2カウンタ116によって制御された
状態を記憶し,マルチプライヤを制御する。マルチプラ
イヤ118はQカウンタ117に記憶されている数値xをN分
周器124から送出されてくるパルスP個の中に出来るだ
け均等に配分する様に動き,Pパルスの区間中にx個のパ
ルスを出力する。ANDゲート119及び120は極性選別回路
で,Qカウンタ−117の記憶情報によって付加パルス又は
除去パルスを発生するように作用する。ORゲート121は,
1次ループで発生した付加パルス及び除去パルスと2次
ループで発生した付加パルス及び除去パルスをそれぞれ
加算し,位相制御回路123を制御する。この様にして完
全2次系のDPLLが得られる。
この完全2次系のDPLLの特徴はQカウンタの記憶機能
にあり,線100に入ってくる周波数と高周波発振器との
間には整数比になっている必要がない点にある。この特
徴をいかすと,高周波発振器としてスタッフ同期装置の
高次群周波数を利用することが出来る。その一例として
1.544Mb/sのディジタル信号を28本多重化して44.736Mb/
sに多重化する北米ハイアラキーのM13多重変換装置を挙
げることが出来る。
尚,完全2次系のDPLLの位相伝達特性H2(s)は で与えられる。ここでωnはNatural frequenceとよび
ρはdamping factorという。ここで,K1カウンタの段数
をK1,K2カウンタの段数をK2,マルチプライヤの1フレ
ーム長をPとすると で与えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は,従来アナログPLLが使
用されていた部分にディジタルPLLを適用することによ
り,回路を完全にディジタル化することが出来,集積回
路化を計ることが出来るため,回路の小型化,低消費電
力化ならびに単一電源化が達成出来,安価な受信ディス
タッフ回路を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図,第2図は
一次系ディジタルPLLの一例を示すブロック図,第3図
はディジタル位相比較器の一般特性を示す図,第4図は
M分周器を追加したことによって拡張された第2図のデ
ィジタル位相比較器の特性を示す図,第5図は二次系デ
ィジタルPLLの一例を示すブロック図である。 1…書込みクロック信号の入力線,2…データの入力線,3
…データの出力線,4…平滑化クロックの転送線,1−1〜
1−8…書込用分周器,2−1〜2−8…バッファメモ
リ,3−1〜3−8…ANDゲート,4−1〜4−8…読出し
用分周器,5…拡張位相比較器,6…高周波発振器,7…ディ
ジタル位相同期発振器,10…書込みクロック信号の入力
線,11…読み出しクロック信号の出力線,21…M分周器,2
2…M分周器,23…位相比較器,24…up−downカウンターK
1,25…ORゲート,26…高周波発振器,27…位相制御回路,2
8…N分周器,100…書込みクロック信号の入力線,101…
読み出しクロック信号の出力線,111…M分周器,112…拡
張位相比較器,113…M分周器,114…up−downカウンター
K1,115…ORゲート,116…up−downカウンターK2,117…Q
カウンタ,118…マルチプライヤ,119…ANDゲート,120…A
NDゲート,121…ORゲート,122…高周波発振器,123…位相
制御回路,124…N分周器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスタッフ及び制御信号(同期信号等を
    含む)の除去によって発生したギャップを吸収するため
    のM(Mは2以上の整数)ビットのバッファメモリと、
    該バッファメモリにデーターを書き込むために書込みク
    ロック信号をM分周する第1のカウンターと、前記バッ
    ファメモリに書き込まれたデーターを読み出すために読
    み出しクロック信号をM分周する第2のカウンターとを
    有し、スタッフ同期多重変換装置に用いる受信ディスタ
    ッフ回路であって、前記第1のカウンターの1つの出力
    と前記第2のカウンターの1つの出力を位相比較し、相
    互の位相関係がMπ(ラジアン)となるように制御パル
    スを発生する、位相比較範囲が±Mπ(ラジアン)に拡
    張された位相比較器と、該位相比較器の出力によって制
    御され、高周波クロック源の発生クロックを基準クロッ
    クとして動作する全ディジタル位相制御発振器とを有
    し、該全ディジタル位相制御発振器によって平滑化され
    たクロックを、前記読み出しクロック信号としたことを
    特徴とする受信ディスタッフ回路。
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JPS589455A (ja) * 1981-07-09 1983-01-19 Nec Corp ジツタ抑圧用位相制御回路
JPS59178038A (ja) * 1983-03-28 1984-10-09 Fujitsu Ltd 位相同期回路

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