JP2577751B2 - 清浄作業台 - Google Patents

清浄作業台

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JP2577751B2
JP2577751B2 JP62231167A JP23116787A JP2577751B2 JP 2577751 B2 JP2577751 B2 JP 2577751B2 JP 62231167 A JP62231167 A JP 62231167A JP 23116787 A JP23116787 A JP 23116787A JP 2577751 B2 JP2577751 B2 JP 2577751B2
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    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
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    • B08B2215/003Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area with the assistance of blowing nozzles

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、作業空間内の空気を浄化する清浄作業台に
係り、作業空間から排出された空気を浄化して排出する
フィルタを有する清浄作業台に関するものである。
[従来の技術] この種の清浄作業台としては、文部省告示第42号等に
示される安全キャビネット等が挙げられ、第6図及び第
7図に示す如く構成されている。
第6図に示す従来例は、第1送風機1から吐き出され
た空気が、第1のフィルタ2を通過することにより浄化
された作業空間Aに送り込まれ、該作業空間Aに送り込
まれた空気は、建屋ダクトCに設置された第2送風機6
により吸い込まれ、ダクトB,第2のフィルタ5を通過し
て建屋ダクトCに送り込まれる。その際、ダクトBには
作業空間A用の開閉扉3の開口部4から外気が導入さ
れ、その外気と作業空間Aを通過する空気とが、ダクト
Bの下流側に設置された第2のフィルタ5を通過するこ
とにより浄化され、建屋ダクトCに送り込まれる。建屋
ダクトCは、第2のフィルタ5の排気側に接続されてお
り、作業空間A内の空気を吸い込んで排出するために排
気用としての第2送風機6が予め設置されている。
そして、第2のフィルタ5の入気面部と排気面部との
差圧を検出する差圧計7が設けられ、該差圧計7によっ
て両者の差圧が予め設定された値以上を表示したとき、
第2のフィルタ5が目詰まりしているものとすることに
より、第2のフィルタ5の交換時期がわかるようにして
いる。
一方、第7図に示す従来例においても、第2のフィル
タ5の入気面部と排気面部との差圧を検出する差圧計7
が設けられ、該差圧計7によって前述と同様に第2のフ
ィルタ5の交換時期がわかるようにしている。なお、第
7図に示す従来例は、ダクトBが作業空間Aを通る空気
及び外気を取り込む第ダクト部B1と、該第1ダクト部B1
内の空気を第1送風機1によって送り込まれる第2ダク
ト部B2とで構成され、また、第1送風機1が第1ダクト
B1に設置されている。そして第1送風機1が作業空間A
内の空気を吸い込み、第1ダクト部B1及び第2ダクト部
B2に送り込み、第2ダクト部B2の下流側で第1,第2のフ
イルタ2,5の夫々に入気するようにしている。
この清浄作業台は、作業空間Aの内部で定められた範
囲での病原体等を取り扱うが、該病原体等が外部に漏出
するのを防止するため、開口部4から入り込む気流の風
速は、装置によって定まる所定の風速値以上を確保する
必要がある。開口部4から入り込む気流の風量は、開口
部4から入り込む風量の風速と開口部4の面積との積で
表され、第2のフィルタ5を通過する風量と同量とな
る。従って、外部に漏出するのを防止するためには、第
2のフィルタ5を通過する風量が所定以上となるよう、
風量を確保することが必要となる。その際、第2のフィ
ルタ5が目詰まりし、所定以上の風量が確保できない場
合は、速やかに新たなフィルタに交換する必要がある
が、風量を検出するために風量計を用いた場合、非常に
高価なものであるので、それだけコストが上がることと
なるので、空気の風量と関係のある圧力を、前述の如く
差圧計7によって測定しているのが現状である。
第2のフィルタ5の交換時期を第8図に基づき詳細に
説明する。第8図は横軸に風量Qを、縦軸に圧力をとっ
た特性曲線図であり、第2送風機6の特性を示す性能曲
線をF、第2のフィルタ5を有しないダクトBのみの抵
抗曲線をRd、第2のフィルタ5を有する状態のダクトB
の合成抵抗曲線Rfoで表している。
同図において、いま、第2送風機6の性能曲線Fと、
第2のフィルタ5を有するダクトBの合成抵抗曲線Rfo
との交点aoを動作点とすると、この動作点から風量Qoが
得られ、差圧計7がHfo−Hdoの差圧を示す。そして、第
2のフィルタ5が目詰まりすると、それだけ圧力が上が
ることによって合成抵抗曲線がRfoからRf1に変化し、そ
の変化した合成抵抗曲線Rf1と性能曲線Fとの交点a1が
動作点となる。即ち、第2のフィルタ5が目詰まりして
いない状態から目詰まり状態に変化すると、動作点がao
からa1に移り、風量がQoからQ1に変化することにより、
差圧計7がHf1−Hd1の差圧を示す。この差圧Hf1−Hd1
は、予め定められた差圧より大きい値なので、この時点
で第2のフィルタ5の終期とみなし、交換するようにし
ている。
ここで、第8図に示すダクトBの抵抗曲線Rdは、ダク
トB内部を通過する風量の摩擦によって生じる圧力損失
(流路抵抗)であって、かつ第2のフィルタ5の圧力損
失を除いたものである。ダクトBの圧力損失は、そのダ
クトがあるため必ず発生し、しかもダクト内を通過する
風量のみによって一義的に定まるため、清浄作業台に一
度設置すれば交換することのないダクトBの固有のもの
である。従って、ダクトBの抵抗曲線Rdは、第2のフィ
ルタ5の特性及び第2送風機6の特性とは切り離される
ものであり、風量Qと圧力Hとの相対関係からなってい
る。
合成抵抗曲線Rfoは、前記ダクトBの抵抗曲線Rdに、
第2のフィルタ5の圧力損失を加えたものであり、予め
選定されるが、フィルタ5の目詰まりによって上昇方向
に変動する。
[発明が解決しようとする問題点] 上記に示す如く、従来技術では、第2送風機6の性能
曲線Fに基づき第2のフィルタ5の入気面部と排気面部
との差圧、即ち、第2のフィルタ5の圧力損失を検出す
ることによって第2のフィルタ5の交換時期を知るよう
にしていた。
ところが、従来技術では、清浄作業台を現地に納入
し、設置するとき、第2送風機6及び建屋ダクトCまで
含めて受注納入すれば、これらの特性を予め把握できる
が、第2送風機6及び建屋ダクトCがユーザ側の設備と
して現地で予め設置されている場合には、設置された送
風機6の性能が所望のものと同一とは限らず、清浄作業
台を設計する際に想定していた第2送風機6の特性と異
なることがあり、そのため、第2のフィルタ5の交換時
期を正確に表示するのが困難となる問題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点に鑑み、排気
用の送風機の特性に拘わることなく、フィルタの交換時
期を正確に知ることができて、保守性に優れた清浄作業
台を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明では、種々検討した結果、第8図に示すよう
に、ダクトの抵抗曲線Rdが固有の特性であること、また
その特性が風流と圧力との相対関係にあることに着目
し、そのダクトの抵抗曲線Rd上の圧力に基づいて風流を
検出することにより、第2のフィルタが目詰まりしてい
るか否か等の運転状態を判定し得るようにしたものであ
る。
即ち、本願発明は、清浄空気が供給される作業空間
と、この作業空間から排出された空気を浄化して作業空
間外へ排出するフィルタと、上記作業空間と上記フィル
タの間に設けられ、作業空間から排出された空気をフィ
ルタに向けて流すダクトと、このダクト内の圧力を検出
する検出手段とを有している。そして、上記検出手段に
よって検出された圧力とダクトによって定まる固有の流
路抵抗特性とから一義的に、ダクト内を通過する風量を
検出できるように構成したことを特徴とするものであ
る。
[作用] 上述の如く、検出手段がダクト内の圧力を検出する
と、その値がダクトを通過する気流自身の圧力となるも
のであって、その圧力がダクト内の風量と一義的に定ま
るものであるから、圧力によりそれに対応し、ダクトを
通過する風量を確認できる。即ち、圧力を検出すると云
うことは、作業空間とフィルタの入気面間にあるダクト
の固有の流路抵抗値を検出することであり、その検出に
よってそれに対応する風量を知ることができる。そのた
め、風量を確認できることによってフィルタが目詰まり
状態にあるかないかを判定することができる。
従って、該風量の大きさに基づいてフィルタが目詰ま
り状態にあるか否かを判定することができるので、現地
に設置されている送風機の特性が所定のものと異なった
場合でも、これに拘わることなくがなく、フィルタの目
詰まりによる交換時期を正確に知ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図及び第8図
により説明する。第1図は本発明の第1の実施例を示す
断面図で、同図において従来例と同一部分には同一符号
を付している。
実施例の清浄作業台は、第1送風機1から吐き出され
た空気が第1のフィルタ2を通過して作業空間A内に送
り込まれ、作業空間A内に送り込まれた空気は、建屋ダ
クトCに設置された第2送風機6により吸い込まれ、ダ
クトB,第2のフィルタ5を通過して建屋ダクトCに送り
込まれるようにしている。従って、第1送風機1と、第
1のフィルタ2と、作業空間Aと、ダクトBと、第2の
フィルタ5と、建屋ダクトCとを有して構成されてい
る。なお、ダクトBは、作業空間Aと第2のフィルタ5
の入気面との間に設けられ、作業空間Aから排出された
空気を第2のフィルタ5に向けて流すようにしている。
そして、本発明においては、作業空間Aから排出され
た空気を第2のフィルタ5に向けて流すダクトB内の圧
力を検出する差圧計7を有している。該差圧計7は、第
1図に示すように、その一方がダクトB内における第2
のフィルタ5の入気面側に入り込む気流の圧力を測定し
得るよう、その入気面寄りの位置に配管されると共に、
その他方が外気の圧力を測定し得るように配管され、外
気の圧力とダクトB内の圧力との差圧によってダクトB
のみの圧力、即ち、第8図に示すダクトBの抵抗曲線Rd
上において圧力Hである流路抵抗(圧力損失)を検出す
る。
そして、検出した流路抵抗値からそれに対応する風量
を知ることができ、この風量が作業空間Aから外部への
空気の漏出を防止するのに必要な風量の範囲内か否かに
より、第2のフィルタ5が正常に使用できる状態か、目
詰まりにより交換が必要な状態かを判定することができ
るようにしている。
これは基本的に、ダクトBの風量Q及び圧力Hは第8
図から明らかなように、互いに相関関係をもっているダ
クトの抵抗曲線Rdで決まることから、ダクトB内の圧力
を求めると、ダクトBの風量Qはそれに対応して一義的
に定まることに起因する。
即ち、換言すれば、ダクト内の圧力及び風量が変化す
ると云うことは、第2のフィルタ5,建屋ダクトC内の第
2送風機6の性能が夫々一様の場合、第2のフィルタ5
の目詰まりしているか否かの状態によって結果的に変化
することであるので、その際の変化を差圧計7で検出す
ることにより、第2のフィルタ5の目詰まりを判定する
ものである。
なお、ダクトB内に配管される差圧計7の一方として
は、ダクトB内において何れの場合に配管されてもよい
が、即ち、作業空間Aから送り込まれた空気と外部空気
とを取り込む位置Bxに配管されても良いが、その位置Bx
では、上述の如く、作業空間Aからの空気の他、外部空
気をも取り込んでいるので、差圧計7の検出値として、
外気の圧力とダクトB内の圧力との差圧が小さくなって
しまい、検出精度が要求されることから、大きな差圧を
得ることの方が検出性能上好ましい。そのため、実施例
では、差圧計の一方は、ダクトB内の末端部である第2
のフィルタ5の入気面寄りの位置に配管されている。
実施例の清浄作業台は、上記の如く、差圧計7が第2
のフィルタ5の入気面側の圧力と外気の圧力との差圧に
より、ダクトBの抵抗曲線Rd上における圧力(流路抵
抗)を検出するダクトBに取付けられるので、その検出
値が示されると、その値がダクトBを通過する風量自身
の圧力となるものであって、その圧力がダクトB内の風
量と一義的に定まるものであるから、圧力によりそれに
対応し、ダクトBを通過する風量を確認できる。即ち、
圧力を検出すると云うことは、作業空間Aと第2のフィ
ルタ5の入気面間にあるダクトBの固有の流路抵抗値を
検出することであり、その検出によってそれに対応する
風量を知ることができる。そのため、ダクトB内の風量
を確認できることによって第2のフィルタ5が目詰まり
状態にあるかないかを判定することができる。
その場合、ダクトB内の風量そのものが現地に設置さ
れている送風機6の影響によって変動するが、その変動
を見越しておいた上でダクトB内の風量を検出すれば、
第2のフィルタ5の状態を判定することができ、結果的
に送風機6の特性に左右されることがない。
従って、差圧計7によるダクトB内の流路抵抗を検出
すると、該検出によって風量を確認でき、該風量の大き
さに基づきフィルタが目詰まり状態にあるか否かを判定
することができるので、現地に設置されている第2送風
機6の特性が所定のものと異なっても、これに拘わるこ
とがなく、第2のフィルタ5の目詰まりを正確に判定で
きる。しかも、第2のフィルタ5の特性が異なっても、
同様に判定できる。
また図示実施例では、差圧計7の他方が大気の圧力を
測定し得るよう大気に配置されることにより、差圧計7
を一方のみの配管で済ませることができ、それだけ差圧
計7の取付けが容易となる。さらに、万一第2のフィル
タ5が外れている場合、風量Qが所定の風量より大きく
なるので、差圧計7の指示値も異常に大きくなる結果、
第2のフィルタ5の取付け金具をも判断することが可能
となる等の利点がある。
第2図は本発明の第2の実施例を示す断面図である。
この場合は、ダクトBが、作業空間Aを通る空気及び
外気を取り込む第1ダクト部B1と、該第1ダクト部B1
の空気を送風機1によって第2のフィルタ5,第1のフィ
ルタ2に強制的に送り込む第2ダクト部B2とで構成し、
また第1送風機1が作業空間A内の空気を吸い込むよう
に構成したものに適用している。なお、第2ダクト部B2
の下流側は第1,第2のフィルタ2,5に連絡されている。
この実施例では、前記差圧計7の一方が、送風機1の
吸込側である第1ダクト部B1に配管されると共に、その
他方が外気に配管され、差圧計7が第1ダクト部B1内の
圧力と外気の圧力との差圧を測定することによってダク
トBの圧力を検出するようにしている。
従って、この実施例によれば、前記第1の実施例と同
様に、ダクトBの圧力を検出することによって第2のフ
ィルタ5の交換時期を、送風機6の特性に左右されるこ
となく正確に表示でき、また、第1送風機1が作業空間
A内の空気を吸い込むので、建屋ダクトCに第2送風機
6がない場合でも、第2のフィルタ5の交換時期を表示
できる。さらに差圧計7の一方が第1ダクト部B1に配管
することによって差圧計7の取付けが容易になると共
に、第2のフィルタ5の取付け具合の良否を判断できる
利点があるのに加え、次に述べる利点もある。
即ち、送風機1の吸込側である第1ダクト部B1に差圧
計7の一方を配管していること、開閉扉3の開口部4か
ら第1ダクト部B1内に有害物質が入り込んだ場合、第1
ダクト部B1内が外気より負圧となるので、差圧計7の一
方の検出管7′にピンホールがあっても、ここから前記
有害物質が外部に漏出することを防止できる。
第3図は本発明の第3の実施例を示す断面図である。
この実施例は、基本的に第2の実施例と同様である。
そして、第2の実施例と異なるのは、第1ダクト部B1
おいて送風機1の吸込側に消音チャンバ8が取付けら
れ、該消音チャンバ8により差圧計7の一方の検出管7a
側の流路抵抗が増加するようにしたものである。
この実施例によれば、前述した実施例と同様の効果が
ある。これに加え、一方の検出管7a側の流路抵抗が増加
すれば、差圧計7によって検出された流路抵抗値が大き
くなり、その指示値の範囲を拡大させることができるの
で、検出誤差をより減少させることが可能となる。
第4図は本発明の第4の実施例を示している。
この実施例は、差圧計7の一方7aが第2のフィルタ5
の入気面側に配管されると共に、その他7bが送風機1の
吐出部に配管され、差圧計7が第2ダクト部B2における
静圧と動圧との両圧を測定するようにしている。このよ
うに、静圧のみならず、風量Qと一義的な関係がある動
圧をも測定すると、ダクトB内での風量の増減に伴う圧
力変化が大きくなるので、差圧計の指示値の範囲を拡大
することができ、それだけ検出誤差を減少し得ることも
できる。
第5図は本発明の第5の実施例を示している。この場
合は、ダクトBの下流側に第1のフィルタ2に空気を送
り込む為の送風機1が設置されている。
この実施例において、差圧計7は一方7aが第2のフィ
ルタ5の入気面側に配管されると共に、その他方が第2
のフィルタ5の入気面寄りの位置に設けられた抵抗板9
の入気面側に配管され、従って、抵抗板9の入気面側と
排気面側との差圧を測定することによってダクトBの圧
力を検出するようにしている。
即ち、この実施例では、差圧計7により第2のフィル
タ5の入気面寄りの位置に設けられた抵抗板9の入気面
側と排気面側との差圧を測定し、建屋ダクトCに流入し
ようとする空気だけが通過する抵抗板9の圧力損失を検
出するので、この抵抗板9を有するダクトB内の圧力
(流路抵抗)を検出することと同じとなり、基本的には
第一の実施例と同様、第2のフィルタ5の交換時期が正
確にわかる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、ダクト内の流路
抵抗を検出する検出手段を有し、この検出手段によって
検出された流路抵抗値に基づき、該流路抵抗値と一義的
に定まる風量を検出するように構成したので、風量の減
少によるフィルタの交換時期を正確に知ることができ
る。従って、予め設置されている送風機やフィルタの性
能に左右されることがないので、保守管理が容易となる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す一部省略の断面図、第3図
は本発明の第3の実施例を示す一部省略の断面図、第4
図は本発明の第4の実施例を示す一部省略の断面図、第
5図は本発明の第5の実施例を示す断面図、第6図は従
来の清浄作業台の一構成例を示す一部省略の断面図、第
7図は従来の清浄作業台の他の例を示す一部省略の断面
図、第8図は第2送風機の変動における風量と圧力との
性能曲線の変化を示す説明図である。 5……第2のフィルタ、6……第2送風機、7……検出
手段としての差圧計、A……作業空間、B……ダクト、
C……建屋ダクト、Rd……ダクトの抵抗曲線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】清浄空気が供給される作業空間と、この作
    業空間から排出された空気を浄化して作業空間外へ排出
    するフィルタと、上記作業空間と上記フィルタの間に設
    けられ、作業空間から排出された空気をフィルタに向け
    て流し、空気の圧力と風量とが相対関係をなす固有の流
    路抵抗特性を有するダクトと、このダクト内の圧力を検
    出する検出手段とを有し、上記検出手段によって検出さ
    れた圧力とダクトによって定まる固有の流路抵抗特性と
    から一義的に、ダクト内を通過する風量を検出できるよ
    うに構成したことを特徴とする清浄作業台。
JP62231167A 1987-09-17 1987-09-17 清浄作業台 Expired - Lifetime JP2577751B2 (ja)

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