JP2575998B2 - 揺変性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

揺変性エポキシ樹脂組成物

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JP2575998B2 JP4148495A JP14849592A JP2575998B2 JP 2575998 B2 JP2575998 B2 JP 2575998B2 JP 4148495 A JP4148495 A JP 4148495A JP 14849592 A JP14849592 A JP 14849592A JP 2575998 B2 JP2575998 B2 JP 2575998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺変性エポキシ樹脂組
成物に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】揺変性(チクソトロピック
性)を有するエポキシ樹脂組成物は、コンデンサー、抵
抗器、ハイブリッドIC等の小型電子部品のディップコ
ート用樹脂として広く用いられている。このような揺変
性エポキシ樹脂組成物においては、硬化剤添加後のエポ
キシ樹脂組成物の揺変性の経時低化の小さいことと、硬
化物の耐湿性の良好なことが要求される。硬化剤混合後
のエポキシ樹脂組成物の揺変性の経時低化が大きいと、
コーティング膜厚が一定せず、早い時間でタレを生じて
均一な厚さの塗膜を得ることができない。また、塗膜の
耐湿性が悪いと、塗膜の電気特性が悪化し、電子部品を
安全に保護することができなくなる。揺変性を有するエ
ポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂に対して、コロイド
状のシリカやベントナイト等の充填剤を添加することに
よって得ることができるが、このような充填剤のみの添
加によっては、得られる組成物は満足する揺変性を有し
ない。
【0003】特開平1−188552号公報には、前記
エポキシ樹脂組成物の揺変性を改良するために、ホルム
アミドやジメチルホルムアミド等のアミド化合物ととも
に、メチルカルビトールや、ジエチレングリコール、エ
チレングリコール等のヒドロキシル基含有化合物を添加
したものが開示されている。しかし、この組成物では、
揺変性の改善は得られるものの、その硬化物の耐湿性の
点では不満足で、特に、そのヒドロキシル基含有化合物
の多量の添加により、硬化物の耐湿性が損われるという
問題を含む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、揺変性にす
ぐれるとともに、耐湿性のすぐれた硬化物を与えるエポ
キシ樹脂組成物を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0006】即ち、本発明によれば、全塩素含有率が1
600ppm以下で可ケン化塩素含有率が100ppm
以下の常温で液状のビスフェノールグリシジルエーテル
型エポキシ樹脂中に揺変性付与剤としてコロイダルシリ
カを均一に添加混合してなる第1液と、常温で液状の芳
香族アミン系硬化剤からなる第2液とから構成され、
第1液は、平衡粘度に到達する迄撹拌混合して調製した
ものであり、しかも該第1液と第2液との混合物の25
℃での初期構造粘性比が2〜6の範囲にあり、かつ該混
合物の6時間保存後における25℃での構造粘性比の低
下率が25%以下であることを特徴とする揺変性エポキ
シ樹脂組成物が提供される。
【0007】本発明においては、エポキシ樹脂として、
全塩素含有率が1600ppm以下、可ケン化塩素含有
率が100ppm以下で、かつ常温で液状のビスフェノ
ールジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂を用いる。こ
のものは、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビス
フェノールAD、水添ビスフェノールAなどのビスフェ
ノール類とエピクロルヒドリンを反応させて得られる常
温で液状のエポキシ樹脂で、精製などにより全塩素含有
率を1600ppm以下、可ケン化塩素含有率を100
ppm以下に調整したものである。全塩素含有率が16
00ppmを超えたり、可ケン化塩素含有率が100p
pmを超えると、組成物の揺変性の経時低下が大きく、
硬化物の耐湿性も劣るようになる。
【0008】本発明で用いる硬化剤としては、常温で液
状の芳香族アミンであり、他の硬化剤たとえば酸無水物
系、イミダゾール系、ジシアンジアミド系などのもので
は、組成物の揺変性が劣り、また硬化物の耐湿性も劣
る。常温で液状の芳香族アミンとしては、メタフェニレ
ンジアミンとジアミノジフェニルメタンの共融混合物と
エポキシ化合物との付加物(アンカミンZ:アンカーケ
ミカル社製)、ジアミノジエチルジフェニルメタン(カ
ヤハード“日本化薬社製)、ジアミノジフェニルメタン
のクルード(MDA−150:三井東圧化学社製)、ジ
エチルトルエンジアミン(エチル社製)、アニリンとホ
リマリンの縮合物(ラッカマイドWH−619:大日本
インキ化学社製)などがある。硬化剤の添加量は、エポ
キシ樹脂100重量部に対し、1〜40重量部、好まし
くは15〜35重量部の割合である。
【0009】本発明では、揺変性付与剤としてコロイダ
ルシリカを用いる。このものは、四塩化ケイ素の火炎加
水分解法により得られるフュームドシリカと呼ばれる一
次粒子径が7〜40nmで、比表面積が50〜380m
/gのシリカで、その表面には、親水性のシラノール
基(Si−OH)と疎水性のシロキサン(Si−O−S
i)が存在している。市販されているものには、アエロ
ジル(日本アエロジル社製)がある。コロイダルシリカ
の添加量は、特に限されるものではないが、エポキシ
樹脂100重量部に対して、好ましくは2.0〜5.0
重量部である。2.0重量部未満では、充分な揺変性が
得られず、5.0重量部より多いと粘度、揺変性が著し
く高くなり、均一な膜厚でコーティングできない。
【0010】本発明においては、コロイダルシリカによ
りもたらされる揺変性を増強する目的で、揺変性増強
剤、例えばトリエタノールアミンや、トリエタノールア
ミンの低級カルボン酸塩(アセテートや、プロピオネー
ト等)や無機酸塩を添加することができる。その添加量
は、特に限定されるものではないが、エポキシ樹脂10
0重量部に対して、好ましくは0.1〜2.0重量部で
ある。0.1重量部より少ないと格別の揺変性増強効果
が得られず、2.0重量部より多いとエポキシ樹脂と芳
香族アミン系硬化剤との硬化反応を促進させ、組成物の
可使時間を著しく短縮させる。
【0011】電子部品をディップコートする場合の塗膜
厚さは、通常、0.2〜0.4mmの厚さである場合が
多い。しかし、0.2mmより薄膜にコートする場合
や、原料樹脂液の粘度が高いために所定の膜厚を得にく
い場合には、本発明組成物の粘性低下の目的のために反
応性希釈剤を添加するのがよい。反応性希釈剤として
は、分子内にエポキシ基を1ケ以上有するエポキシ化合
物で25℃の粘度が200cps以下のものが用いられ
る。たとえば、ブチルグリシジルエーテル、フェニルグ
リシジルエーテル、アルキルフェノールグリシジルエー
テル、アリルグリシジルエーテル、ブタンジオールジグ
リシジルエーテル、ヘキサンジオールジグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルな
どがある。反応性希釈剤の添加量は、エポキシ樹脂と反
応性希釈剤の混合物中30wt%以下、好ましくは1〜
30wt%、さらに好ましくは5〜20wt%である。
30wt%より多いと硬化物特性が悪くなる。
【0012】本発明の組成物においては、上記成分の他
に必要に応じて、コロイダルシリカ以外の粉末充填剤、
難燃剤、着色剤などを添加することができる。粉末充填
剤として、結晶性シリカ、溶融シリカ、炭酸カルシウ
ム、タルク、マイカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、
ホワイトカーボンなどが用いられる。難燃剤としては、
粉末状有機ハロゲン化合物、赤リン、三酸化アンチモン
などが用いられる。着色剤としては、各種の顔料・染料
が用いられる。
【0013】本発明の組成物は、コロイダルシリカ及び
必要に応じての反応性希釈剤をあらかじめ添加混合した
エポキシ樹脂からなる第1液と、必要に応じて揺変性増
強剤をあらかじめ添加混合した芳香族アミン系硬化剤か
らなる第2液とから構成され、使用時に両液を所定割合
で混合して使用される。粉末充填剤、難燃剤、着色剤等
の補助成分は前記第1液又は第2液あるいは両液に添加
混合することができるが、好ましくは第1液に添加す
る。
【0014】本発明の第1液と第2液からなる組成物の
第1の特徴は、両液の混合直後(初期)における混合物
の25℃での構造粘性比(回転粘度計で20回転での粘
度に対する4回転での粘度の比)が、2.0〜6.0の
範囲であり、好ましくは、2.5〜4.5の範囲であ
る。2.0より小さいとコーティング後「タレ」が生
じ、6.0を超えると揺変性が強すぎて均一にコーティ
ングが出来なくなる。この初期構造粘性比は、コロイダ
ルシリカの添加量や、揺変性増強剤の添加量等により調
節することができる。
【0015】本発明の組成物の第2の特徴は、両液の混
合物の6時間保存後の構造粘性比の低下率が25%以下
である。この構造粘性比の低下率が25%を超えるよう
になると、膜厚の均一な塗膜を得ることが困難になる。
好ましい構造粘性比の低下率は22%以下である。本発
明の組成物の場合、前記構造粘性比の低下率は、通常、
10〜22%の範囲内である。構造粘性比の低下率が前
記のような制限された範囲内にある組成物は、エポキシ
樹脂として前記した特定のものを用いるとともに、第1
液として、その粘度がほぼ平衡状態の粘度(平衡粘度)
に到達している平衡粘度組成物を用いることにより得る
ことができる。この場合、本発明において、「粘度がほ
ぼ平衡粘度に達している」とは、平衡粘度到達度が10
0%の場合は勿論のこと、実質的に到達している場合を
も含み、例えば平衡粘度到達度が97%程度の場合も含
む。 このような、第1液の平衡粘度組成物は、前記特定
のエポキシ樹脂とコロイダルシリカを、以下に詳記する
方法により調製することにより得ることができる。そし
て得られた第1液と第2液からなるエポキシ樹脂組成物
は、前記したように構造粘性比の6時間保存後の低下率
が25%以下であり、第1液と第2液との混合物の構造
粘性比低下率がこのような制限された範囲にあるもの
は、本発明者らが初めて見出したものである。
【0016】本発明の第1液の調製は、前記特定エポキ
シ樹脂にコロイダルシリカを添加し、撹拌混合すること
によって行われる。反応性希釈剤を添加する場合には、
エポキシ樹脂とコロイダルシリカとの撹拌混合が終った
後、反応性希釈剤を添加し、さらに短時間(約30分間
程度)攪拌混合すればよい。本発明においては、エポキ
シ樹脂とコロイダルシリカの撹拌混合は、前記したよう
に、平衡粘度組成物が得られるように行う。このために
は、エポキシ樹脂にコロイダルシリカを添加し、撹拌混
合時間を、長時間、通常、2時間以上、好ましくは3〜
5時間とする。従来の方法では、エポキシ樹脂に対して
コロイダルシリカを添加し、添加開始後混合撹拌する時
間は、通常、30分程度であり、長くても約1時間程度
である。このような撹拌混合時間では、本発明の組成物
を得ることはできない。前記第1液を得るための撹拌装
置としては、例えば、ダブルプラネタリーミキサーを用
いることができる。この撹拌装置の回転速度は、自転速
度が70〜95r.p.m、公転速度が22〜33r.
p.m.である。撹拌温度は、20〜40℃、好ましく
は25〜35℃である。
【0017】なお、本明細書において第1液に関して言
う、平衡粘度組成物とは、下記式で示される平衡粘度到
達度が97%以上のものと定義される。
【0018】
【発明の効果】本発明の組成物は、前記した如き特定の
第1液と第2液からなるものであり、使用に際し、両液
を混合して使用される。そして、本発明の組成物では、
第1液と第2液との混合物は、初期構造粘性比が2〜6
という特定範囲に規定され、かつ混合物の6時間保存後
の構造粘性比の低下率が25%以下に規定されているこ
とから、初期塗装性にすぐれるとともに、長時間経過後
においてもすぐれた塗装性を有している。また、本発明
の組成物では、全塩素含有率及び可ケン化塩素含有率が
規定されたビスフェノールグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂を用いるとともに、芳香族アミン系硬化剤を用い
たことから、前記のように、第1液と第2液の混合物の
構造粘性比の低下が少ない上に、耐湿性の良好な硬化物
を与える。
【0019】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下において示す部は重量部を示す。ま
た、表1に示した性能評価項目は、以下のようにして測
定されたものである。
【0020】〔測定法〕 (1) 構造粘性比(チクソトロピック指数) 回転粘度計(芝浦システム社製:ビスメトロンVGH型
粘度計)を用いて、25℃における20回転の粘度と4
回転での粘度を測定し、次式により求めた。 (2)構造粘性比の低下率 硬化剤混合直後の構造粘性比の初期値と一定時間経過後
の構造粘性比を測定し、次式により求める。 (3)塗装性 細線を接合させたアルミニウム製の直径3mmの真球を
組成物中に3秒間浸漬させた後、これを引上げ、真球を
その細線につり下げた状態で110℃にて4時間加熱し
て、表面に硬化樹脂被膜の形成された球体を作る。次の
この球体の垂直方向の直径Y(mm)と、水平方向の直
径X(mm)を測定し、両者の比Y/Xを測定して変形
率とする。この変形率が0.9以上、1.1未満の場合
には合格とし、0.9未満及び1.1以上の場合には不
合格とする。 (4)加湿後の体積固有抵抗値 JIS K−6911に規定する寸法のテストピースを
120℃、2気圧、95%RHの条件で50時間加湿
し、表面に付着している水分をよく拭き取り、25℃に
て体積固有抵抗を測定し、その測定値が、5×1012
Ω・cm以上を○、それ未満を×とした。
【0021】実施例1〜6、比較例1〜6 表1に示す成分組成を与える第1液と第2液を作り、両
者を混合した。この場合、第1液はエポキシ樹脂にコロ
イダルシリカを添加し、その添加後、3時間撹拌混合し
たものであり、その平衡粘度到達度100%である。第
2液は、液状の変性芳香族ポリアミン(エピキュアZ、
アンカーケミカル社製)にブチルグリシジルエーテルと
トリエタノールアミン(N(COH))を常法
により添加混合したものである。なお、第1液の撹拌装
置としては、ダプルプラネタリーミキサー((株)井上
製作所製、型式PLM−5)を用いた。また、その撹拌
速度は、自転速度:84rpm、公転速度:26rmp
であった。前記の第1液と第2液との混合物についての
特性を調べ、その結果を表1に示す。
【0022】なお、表1に示した配合成分の具体的内容
は以下の通りである。 (1)エピコート828 ビスフェノールA系ジグリシジルエーテル、油化シェル
エポキシ(株)製、可ケン化塩素含有率:360pp
m、全塩素含有率:1730ppm (2)エピコート828EL エピコート828の高純度品、油化シェルエポキシ
(株)製、可ケン化塩素含有率:80ppm、全塩素含
有率:1430ppm (3)エピコート828US エピコート828の高純度品、油化シェルエポキシ
(株)製、可ケン化塩素含有率:24ppm、全塩素含
有率:1130ppm (4)エピコートYL−980 ビスフェノールA系ジグリシジルエーテルの超高純度
品、油化シェルエポキシ(株)製、可ケン化塩素含有
率:3ppm、全塩素含有率:80ppm (5)反応性希釈剤 ブチルグリシジルエーテル (6)アエロジル#300 コロイダルシリカ(親水性超微粒子シリカ、日本アエロ
ジル(株)製 (7)エピキュアZ 硬化剤(液状の変性芳香族ポリアミン、アンカーケミカ
ル社製) (8)トリエタノールアミン〔N(COH)〕 揺変性増強剤
【0023】
【表1】
【0024】実施例7 実施例1で示した撹拌装置を用いて、エピコート828
US90部にエアロジル#300を3部添加し、種々の
撹拌混合時間で撹拌混合した後、ブチルグリシジルエー
テル10部を添加し、30分間さらに撹拌混合して、表
2に示した性状の第1液を得た。次に、この第1液を、
エピキュアZ20部とトリエタノールアミン0.5部か
らなる第2液と混合し、得られた組成物の初期構造粘性
比、構造粘性比の低下率及び塗装性を測定した。その結
果を表2に示す。なお、表2に示したA液は、エポキシ
樹脂とコロイダルシリカの撹拌混合物であり、B液は、
この混合物にさらにブチルグリシジルエーテルを添加混
合したものである。
【0025】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/04 PPV C09D 5/04 PPV 163/00 PJP 163/00 PJP

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全塩素含有率が1600ppm以下で可
    ケン化塩素含有率が100ppm以下の常温で液状のビ
    スフェノールグリシジルエーテル型エポキシ樹脂中に揺
    変性付与剤としてコロイダルシリカを均一に添加混合し
    てなる第1液と、常温で液状の芳香族アミン系硬化剤か
    らなる第2液とから構成され、該第1液は、平衡粘度に
    到達する迄撹拌混合して調製したものであり、しかも
    第1液と第2液との混合物の25℃での初期構造粘性比
    が2〜6の範囲にあり、かつ該混合物の6時間保存後に
    おける25℃での構造粘性比の低下率が25%以下であ
    ることを特徴とする揺変性エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 該第1液が、反応性希釈剤を含有する請
    求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 該第2液が、揺変性増強剤を含有する請
    求項1又は2組成物。
  4. 【請求項4】 該揺変性増強剤がトリエタノールアミン
    又はそのカルボン酸塩である請求項3の組成物。
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