JPS63154751A - 発泡性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

発泡性エポキシ樹脂組成物

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JPS63154751A
JPS63154751A JP30066686A JP30066686A JPS63154751A JP S63154751 A JPS63154751 A JP S63154751A JP 30066686 A JP30066686 A JP 30066686A JP 30066686 A JP30066686 A JP 30066686A JP S63154751 A JPS63154751 A JP S63154751A
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epoxy resin
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modified epoxy
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Hiroshi Yamamoto
拓 山本
Toshimichi Suzuki
利道 鈴木
Isao Urazuka
浦塚 功
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Shigeru Katayama
茂 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発泡性エポキシ樹脂組成物に関する。
〔従来技術〕
エポキシ樹脂は、電気絶縁性、耐熱性、防食性、接着性
等の優れた特性を有しており、その使用形態も液状、ペ
ースト状、シート状、粉末状と選べるため各種の分野で
使用されている。また、各種の配合が可能であり、使用
目的に応して硬化物特性を種々変えるのが可能であるこ
とも、幅広く利用されている一つの理由となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように優れた特性を存するエポキシ
樹脂も可撓性、シール性に関しては劣っており、この改
良のために可撓性エポキシ樹脂やゴム変性エポキシ樹脂
の使用あるいは発泡剤との併用が以前から検討され、改
良が施されつつある。
ところで、前記の如く、可撓性エポキシ樹脂やゴム変性
エポキシ樹脂を用いた場合は、可撓性が向上する反面、
吸液性の増加および硬化時の収縮のため防錆性が低下す
る。また、エポキシ樹脂と発泡剤を併用した場合には、
弾性率、シール性が向上するが、可撓性が低下しやすい
。さらに、可撓性エポキシ樹脂やゴム変性エポキシ樹脂
と発泡剤を併用した場合には、可撓性、弾性率、シール
性ともにバランス良く向上するが、これまた吸液性の増
加が避けられず、防錆性が低下する。いずれの場合にお
いても、可撓性、シール性と防錆性を両立させることは
難しい状況である。
本発明者らは上記の事情に鑑み、鋭意研究した結果、特
定の変性エポキシ樹脂を含有するエポキシ樹脂を樹脂成
分とし、これに発泡剤と硬化剤成分とを含有せしめて得
られる発泡性エポキシ樹脂組成物が、可撓性、シール性
と防錆性を兼ね備えることを見出し、ここに本発明を完
成させるに至ったものである。
即ち本発明は、f8)モノアミン化合物とエポキシ樹脂
とを反応させたアミン成分含有率が1〜10重量%のア
ミン化合物変性エポキシ樹脂を含み、且つアミン成分含
有量が0.5〜8重量%であるエポキシ樹脂成分100
重量部、(b1発泡剤0.03〜3重量部、および(c
)適量の硬化剤を含有することを特徴とする発泡性エポ
キシ樹脂組成物に係わるものである。
本発明においてアミン化合物変性エポキシ樹脂を製造す
るために用いるエポキシ樹脂としては、特に限定はされ
ず、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールF型エポキシ樹脂、環状脂肪族エポキシ樹脂、
ヒダントイン型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹
脂、ダイマー酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、
ジカルボン酸ジグリシジルエステル型エポキシ樹脂、グ
リシジルアミン型エポキシ樹脂、ポリアルキレンゲリコ
ールジグリシジルエーテル等を単独もしくは2種以上混
合して用いることができる。また、エポキシ樹脂の当量
としては、通常100〜3500、好ましくは100〜
1500程度のものが用いられる。
このアミン化合物変性エポキシ樹脂は、エポキシ樹脂と
しての反応性を有するために、1分子中に平均2個以上
のエポキシ基を有するものを用いるのが好ましい。
本発明においてエポキシ樹脂を変性するのに用いられる
モノアミン化合物としては、一般式R−NI(Z  (
Rは脂肪族、脂環族または芳香族の一価の有機基であり
、炭素数は50以下、好ましくは炭素数15以下)で表
される一級アミノ基を1分子中に1個有する化合物が挙
げられる。このようなモノアミン化合物としてはヘキシ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、アニリン等を挙げる
ことができる。
本発明において用いるアミン化合物変性エポキシ樹脂を
製造するには、例えば、上記エポキシ樹脂とモノアミン
化合物を50〜130℃程度で0.25〜5時間溶融混
合することにより得ることができる。このように溶融混
合して得られたアミン化合物変性エポキシ樹脂は実質的
にアミノ基の活性水素を含まないものとされる。しかし
ながら、活性水素が少々残存していても、保存性を損な
わない範囲で本発明において使用可能である。一般的に
初期活性水素量の10%以下好ましくは3%以下程度残
存していても本発明において使用可能である。
上記のアミン化合物変性エポキシ樹脂の構造は、必ずし
も明らかではないが、以下に示すような基本構造を有す
ものと推測される。
(上記の式において、EPはエポキシ樹脂の骨格部分、
Rは脂肪族、脂環族または芳香族の一価の有機基であり
、炭素数50以下のもの)本発明において用いられるア
ミン化合物変性エポキシ樹脂中のアミン成分含有率は、
1〜10重星%とされる。アミン成分含有率とは、アミ
ン化合物変性エポキシ樹脂の骨格中に組込まれたアミン
成分<R−NH2相当分)が該エポキシ樹脂に占める割
合をいう。理論上は一層アミノ基1個に対してエポキシ
基2個用いると当量になるが、変性後の三級アミノ基(
−級アミノ基が変性により変化)がエポキシ樹脂成分の
硬化触媒としての作用もするためゲル化しやすいので、
保存安定性の点からアミン化合物変性エポキシ樹脂中の
アミン成分(R−NH2相当分)含有率は10重量%以
下にするのが良い。また、アミン成分含有率が1重量%
未満ではモノアミン化合物添加による変性の効果が低い
ので好ましくない。
本発明において用いられるアミン化合物変性エポキシ樹
脂と混合するエポキシ樹脂としてはアミン化合物変性エ
ポキシ樹脂を製造するのに用いられるエポキシ樹脂をそ
のまま用いることができる。
本発明において、エポキシ樹脂成分としてアミン化合物
変性エポキシ樹脂とエポキシ樹脂を併用する場合には、
エポキシ樹脂成分中でアミン成分含有量を0.5〜8重
景重量好ましくは1〜5重四%用いられる。0.5重量
%未満では可撓性付与効果が十分でなく、一方8重量%
を越えると耐熱性の低下が大きくなると共に液状の場合
には高粘度になるため作業性が悪、くなる傾向があるの
で好ましくない。
本発明において用いられる発泡剤としては常温より高い
温度で発泡するものであれば特に限定はされない。例え
ば、本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物を用いて二枚の
鋼板を接着して電着塗装を施す場合には、その塗装温度
付近の温度、130〜230℃程度で分解発泡する発泡
剤が好ましく用いられる。
これらの発泡剤の好適な具体例としてはアゾジカンボン
アミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4.4
’−ジオキシビスベンゼンスルホニルヒドラジッド等を
挙げることができる。発泡剤の添加量としてはエポキシ
樹脂成分100重量部に対して0.03〜3重量部、よ
り好ましくは0.1〜1重量部用いるのが良い。0.0
3重量部未満では硬化発泡による硬化収縮の防止、接着
シール部の空隙の充填が不完全になるため好ましくない
。また、3重量部を越えると硬化発泡時に気泡抜けが起
こり防錆性が低下するため好ましくない。
本発明において用いられる硬化剤としては特に限定はさ
れず、メルカプタン系、アミン系、ポリアミド系、ホウ
素系、ジシアンジアミド系、ヒドラジド系、イミダゾー
ル系、フェノール系、酸無水物系、アミンイミド系等の
硬化剤を挙げることができる。その中でもホウ素系、ジ
シアンジアミド系、ヒドラジド系、イミダゾール系、フ
ェノール系、酸無水物系、アミンイミド系は保存安定性
の点で良好であり、特にジシアンジアミド系、ヒドラジ
ド系、イミダゾール系、フェノール系、アミンイミド系
は本発明の硬化剤として好ましいものである。本発明の
発泡性エポキシ樹脂組成物を一液性とする時には保存安
定性の点からジシアンジアミド系、ヒドラジド系、フェ
ノール系の硬化剤を用いるのが好ましい。
本発明ではエポキシ樹脂としてビスフェノール系エポキ
シ樹脂或いはダイマー酸ジグリシジルエステル型エポキ
シ樹脂を用い、且つ硬化剤としてジシアンジアミド系、
ヒドラジド系のものを用いた時に防錆性の向上が著しい
また、本発明では上記の硬化剤と共に硬化促進剤を併用
することもできる。かような硬化促進剤は特に限定はさ
れないが、好適なものとしては例えば、イミダゾール系
、グアニジン系、アミンイミド系、尿素系等の硬化促進
剤を挙げることができる。
本発明においては発泡性エポキシ樹脂組成物に、さらに
シラン系カップリング剤を用いると耐水性、耐薬品性、
密着性をより一層向上させることができる。このような
シラン系カップリング剤としては、例えばX S i 
Y3  (Xはビニル基、メタアクリロキシプロピル基
、アミノアルキル基、メルカプトアルキル基、エポキシ
アルキル基等の非加水分解型の有機基、Yはハロゲン、
アルコキシ基等の加水分解基)で表されるシラン化合物
が好適で、具体的にはγ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン シシラン、γ−メルカプトブ口ピルトリメトキシシラン
、ビニルトリアセトキシシラン等を挙げることができる
。シラン系カンプリング剤はエポキシ樹脂成分100重
量部に対して5重量部以下、好ましくは0.2〜3重量
重量部用いられる。
また、本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物においては、
シリカ、クレー、石こう、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、石英粉、ガラス繊維、カリオン、マイタ、アルミナ
、水和アルミナ、水酸化アルミ、タルク、ドロマイト、
ジルコン、チタン化合物、モリブデン化合物、アンチモ
ン化合物等の充填剤、顔料、老化防止剤、その他の一般
的に使用される種類の添加剤成分を用途や目的性状に応
して適宜配合することができる。
本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物は、液状、間型状の
いずれの形態でも良いが、シール性を目的とする用途に
おいては、施工性の観点から液状のもの、特に粘度が1
00〜1000ポアズのものが好ましい。
かような本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物は例えば、
前記(a)、(b)、fcl各成分および所望により各
種添加剤の所用量を室温で混合することにより得ること
ができる。
本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物は、従来からエポキ
シ樹脂組成物が使用されている分野に使用できるばかり
でな(、特に、可撓性、シール性並びに防錆性が強く要
望される各種の分野、例えば、電気機器用、自+)l車
用部材の接着、シール等の分野において有効に使用する
ことができる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例並びに比較例を示す。ただし、以
下において部および%とあるのはいずれも重量部および
重量%を意味する。
先ず実施例および比較例で用いる変性エポキシ樹脂の製
造例を示す。
製造例A 分子量780〜940の9.11−オクタデカジエン酸
から成るダイマー酸ジグリシジルエステル(平均エポキ
シ基2個/分子、エポキシ当ffi 430) 70%
と平均分子量380のビスフェノールA型ジグリシジル
エーテル(平均エポキシ基2個/分子、エポキシ当ff
1190)30%から成るエポキシ樹脂の混合物67部
とシクロへキシルアミン3部を加え、加熱混合釜中10
0〜110°Cで1時間加熱混合し、アミン化合物変性
エポキシ樹脂を得た。以下、この変性エポキシ樹脂を変
性エポキシ樹脂Aという。
製造例B 平均分子量340のビスフェノールF型ジグリシジルエ
ーテル(平均エポキシ基2個/分子、エポキシ当〒17
0) 95部とアニリン5部を加熱混合釜中110〜1
20℃で1時間加熱混合し、アミン化合物変性エポキシ
樹脂を得た。以下、この変性エポキシ樹脂を変性エポキ
シ樹脂Bという。
製造例C 9,11−オクタデカジエン酸から成るダイマー酸ジグ
リシジルエステル(前出)70%とビスフェノールA型
ジグリシジルエーテル(前出)30%から成るエポキシ
樹脂の混合物99部とシクロヘキシルアミン1部を加え
、加熱混合釜中100〜110°Cで1時間加熱混合し
、アミン化合物変性エポキシ樹脂を得た。以下、この変
性エポキシ樹脂を変性エポキシ樹脂Cという。
製造例D ビスフェノールA型ジグリシジルエーテル(前出)92
部とシクロヘキシルアミン8部を加熱混合釜中90〜1
00°Cで20分間加熱)昆合し、アミン化合物変性エ
ポキシ樹脂を得た。以下、この変性エポキシ樹脂を変性
エポキシ樹脂りという。
製造例E ビスフェノールF型ジグリシジルエーテル(前出) 9
9.5部とアニリン0.5部を用いて製造例Bと同様に
してアミン化合物変性エポキン[こ1脂を得た。以下、
この変性エポキシ樹脂を変性エポキシ樹脂Eという。
製造例F ビスフェノールF型ジグリシジルエーテル(前出)85
部とアニリン15部を用いて製造例Bと同様にして得よ
うとしたが、ゲル化してしまった。以下、このゲル化し
たものをエポキシ樹脂Fという。
製造例G ビスフェノールF型ジグリシジルエーテル(前出) 5
0部と両末端がカルボキシル基であるブタジェンアクリ
ロニトリル共重合ゴム(平均分子Mt3400、アクリ
ロニトリル含有ff118%)50部を150℃で3.
5時間加熱混合釜中で反応を行ってゴム変性エポキシ樹
脂を得た。以下、この変性エポキシ樹脂をゴム変性エポ
キシ樹脂Gという。
尚、上記の変性エポキシ樹脂A−Eはいずれも活性水素
は残存していないものである。
実施例1 変性エポキシ樹脂A50部、ダイマー酸ジグリシジルエ
ステル(前出、以下、エポキシ樹脂I■という)20部
、ビスフェノールA型ジグリシジルエーテル(前出2.
以下、エポキシ樹脂■という)30部を40〜80℃で
加熱溶融混合し、液状のエポキシ樹脂成分を得た。該成
分を冷却後、4.4”−オキシビスベンゼンスルホニル
ヒドラジッド(発?’[PJ) 0゜8部、ジシアンジ
アミド(硬化剤)8部、3−(3,4=ジクロルフエニ
ル)−1,1−ジメチル尿素(硬化促進剤)1部、炭酸
カルシウム40部、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン1部を室温で混合して液状の発泡性エポキシ
樹脂組成物を得た。
該組成物の特性および170℃で40分間、加熱硬化し
て得た最終硬化物の特性を下記第3表に示す。
実施例2 変性エポキシ樹脂A95部、エポキシ樹脂15部を40
〜80℃で加熱溶融混合し、液状のエポキシ目(脂成分
を得た。該成分を冷却後、4,4゛−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジッド0.8部、ジシアンジアミド
8部、3−(3,4−ジクロルフェニル)=1.1−ジ
メチル尿素1部、γ−グリシドキシプロビルトリメトキ
シシラン1部、炭酸カルシウム40部を室温で混合して
液状の発泡性エポキシ樹脂組成物を得た。該組成物の特
性および170’Cで40分間、加熱硬化して得た最終
硬化物の特性を下記第3表に示す。
実施例3 変性エポキシ樹脂A15部、エポキシtit脂H35部
、エポキシ樹脂I50部を40〜80°Cで加熱溶融混
合し、液状のエポキシ樹脂成分を得た。該成分を冷却後
、4.4゛−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジノ
ド0.05部、ジシアンジアミド8部、3−(3,4−
ジクロルフェニル)−1,1−ジメチル尿素1部、T−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1部、炭酸カ
ルシウム40部を室温で混合して液状の発泡性エポキシ
樹脂組成物を得た。該組成物の特性および170’Cで
40分間、加熱硬化して得たQ柊硬化物の特性を下記第
3表に示す。
実施例4 変性エポキシ樹脂A80部、エポキシ樹脂I20部を6
0〜80゛Cで加熱溶融混合し、液状のエポキシ樹脂成
分を得た。該成分を冷却後、4.4゛−オキシビスベン
ゼンスルホニルヒドラジッド2.s部、ジシアンジアミ
ド8部、3−(3,4−ジクロルフェニル)−1,1−
ジメチル尿素1部およびγ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン1部を室温で混合して液状の発泡製エポ
キシ樹脂組成物を得た。該組成物の特性および170°
Cで40分間、加熱硬化して得た最終硬化物の特性を下
記第3表に示す。
実施例5 変性エポキシ樹脂830部、エポキシ樹脂170部を4
0〜80℃で加熱溶融混合し、液状のエポキシ樹脂成分
を得た。該成分を冷却後、4,4゛−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジノドo、4部、ジシアンジアミド
5部、3−(3,4〜ジクロルフエニル)−Ll−ジメ
チル尿素2部を室温で混合して液状の発泡性エポキシ樹
脂組成物を得た。該組成物の特性および170℃で40
分間、加熱硬化して得た最終硬化物の特性を下記第3表
に示す。
実施例6 変性エポキシ樹脂C60部とエポキシ樹脂140部を4
0〜60℃で加熱溶融混合し、液状のエポキシ樹脂成分
を得た。該成分を冷却後、アブジカンボンアミド(発泡
剤)0.1部、ジシアンジアミド部、3−(3,4−ジ
クロルフェニル)−Ll−ジメチル尿素1部、T−グリ
シドキシフ10ピルトリメトキシシラン1部、炭酸カル
シウム40部を室温で混合して液状の発泡性エポキシ樹
脂組成物を得た。3f 組成物の特性および170℃で
40分間、加熱硬化して得た最終硬化物の特性を下記第
3表に示す。
実施例7 変性エポキシ樹脂C60部とエポキシ樹脂140部を4
0〜60℃で加熱溶融混合し、液状のエポキシ樹脂成分
を得た。該成分を冷却後、アゾンカンボンアミ10.8
部、ジシアングミ18部、3−(3,4−ジクロルフェ
ニル)−1,1−ジメチル尿素1部、炭酸カルシウム4
0部を室温で混合して液状の発泡性エポキシ樹脂組成物
を得た。該組成物の特性および170℃で40分間、加
熱硬化して得た最終硬化物の特性を下記第3表に示す。
実施例8 変性エポキシ樹脂D20部、エポキシ樹脂I80部を6
0〜80℃で加熱溶融混合し、冷却後、ジシアンジアミ
ド8部、3−(3,4−ジクロルフェニル)−1,1−
ジメチル尿素1部、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン1部、ジニトロソペンタメチレンテトラミン
(発泡剤)0.2部、炭酸力ルウシム40部を室温で混
合して液状の発泡性エポキシ樹脂組成物を得た。該組成
物の特性および170℃で40分間、加熱硬化して得た
最終硬化物の特性を下記第3表に示す。
実施例9 変性エポキシ樹脂D80部、エポキシ樹脂120部を6
0〜80℃で加熱溶融混合し、冷却後、ジシアンジアミ
ド8部、3−(3,4−ジクロルフェニル)−1,1−
ジメチル尿素1部、4−4゛−オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジソド0.1部、炭酸力ルウシム40部を
室温で混合して液状の発泡性エポキシ樹脂組成物を得た
。該組成物の特性および170℃で40分間、加熱硬化
して得た最終硬化物の特性を下記第3表に示す。
実施例10 変性エポキシ樹脂A70部、エポキシ樹脂H30部を6
0〜80℃で加熱溶融混合し、冷却後、アジピン酸ヒド
ラジッド(硬化剤)8部、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン1部、4−4゛−オキシビスベンゼン
スルホニルヒドラジ711部を室温で混合して液状の発
泡性エポキシ樹脂組成物を得た。該組成物の特性および
180℃で40分間、加熱硬化して得たR終硬化物の特
性を下記第3表に示す。
上記実施例1〜10の各成分の配合量を下記第1表に示
す。
比較例1〜5 第2表に示す組成により実施例1と同様にして発泡性エ
ポキシ樹脂組成物を得た。該組成物の特性および170
℃で40分間、加熱硬化して得た最終硬化物の特性を下
記第3表に示す。
比較例6〜8 第2表に示す組成により実施例5と同様にして発泡性エ
ポキシ樹脂組成物を得た。該組成物の特性および170
℃で40分間、加熱硬化して得た最終硬化物の特性を下
記第3表に示す。
第3表において、評価方法は下記に従った。
1)粘度 高化式フローテスターを用い、20℃、荷重5 kg、
ダイ径5曹麿で測定した。
2)ゲル化時間 ゲル化時間測定用熱板上、170℃で樹脂組成物が糸を
引かなくなるまでの時間を測定した。
3)引張剪断接着力 JIS K 6850に従い、鋼板(SPCC−SD、
 100 X 25 X 1 。
6璽會)を用いて実施例に示す硬化条件で硬化させた後
、室温で測定した。
4)発泡倍率 アルミ箔上に樹脂0.2gを乗せ、実施例に示す硬化条
件で硬化させる前後の密度、体積測定により計算した。
5)耐腐食性 銅板(SPCC−SD、100x300 Xo、8 a
m)の片面に樹脂組成物をビード状(15X270 X
5 n)に塗布し、もう一枚の鋼材(前出)と貼合わせ
実施例に示す硬化条件で硬化させた後、鋼材表面を焼付
塗装したサンプルを塩水噴霧式試験機(雰囲気温度35
℃、塩水濃度5%)に30日放置した後、接着面、接着
境界面の錆の発生の有無を観察した。
○・・・錆の発生なし △・・・接着境界面にのみ錆発生 ×・・・接着面全面に錆発生 6)低温柔軟性 JIS K 6830に準じ、実施例に示す硬化条件で
硬化後、50龍φのマンドレルを用いて評価した。
O・・・硬化樹脂の剥離なし ×・・・硬化樹脂が剥離 〔発明の効果〕 上記のように、本発明の発泡性エポキシ樹脂組成物は可
撓性、シール性と共に防錆性を向上させることができる
。従って、該組成物は、例えば、電気機器用、自動車用
部材の接着、シール等の分野において特に好適に使用さ
れる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)モノアミン化合物とエポキシ樹脂とを反応
    させたアミン成分含有率が1〜10重量%のアミン化合
    物変性エポキシ樹脂を含み、且つアミン成分含有量が0
    .5〜8重量%であるエポキシ樹脂成分100重量部、 (b)発泡剤0.03〜3重量部、 および (c)適量の硬化剤 を含有することを特徴とする発泡性エポキシ樹脂組成物
  2. (2)モノアミン化合物が一般式R−NH_2(Rは脂
    肪族、脂環族または芳香族の一価の有機基であり、炭素
    数は50以下)で表される特許請求の範囲第1項記載の
    発泡性エポキシ樹脂組成物。
  3. (3)発泡剤として、アゾジカルボンアミド、ジニトロ
    ソペンタメチレンテトラミン、4,4′−オキシビスベ
    ンゼンスルホニルヒドラジッドの中から選ばれた少なく
    とも一種を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の発泡性エポキシ樹脂組成物。
JP30066686A 1986-12-17 1986-12-17 発泡性エポキシ樹脂組成物 Pending JPS63154751A (ja)

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JP30066686A JPS63154751A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 発泡性エポキシ樹脂組成物

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JP30066686A JPS63154751A (ja) 1986-12-17 1986-12-17 発泡性エポキシ樹脂組成物

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63273652A (ja) * 1987-04-30 1988-11-10 Sanyu Resin Kk エポキシ樹脂粉体組成物
US5561204A (en) * 1990-05-28 1996-10-01 W. R. Grace & Co.-Conn. Spherical curing agent for epoxy resin
JP2010195852A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Hitachi Chem Co Ltd 樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、積層板、配線板
JP2012172073A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Panasonic Corp 液状エポキシ樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置

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