JPH0623369B2 - エポキシ樹脂系接着剤組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂系接着剤組成物

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JPH0623369B2
JPH0623369B2 JP8037486A JP8037486A JPH0623369B2 JP H0623369 B2 JPH0623369 B2 JP H0623369B2 JP 8037486 A JP8037486 A JP 8037486A JP 8037486 A JP8037486 A JP 8037486A JP H0623369 B2 JPH0623369 B2 JP H0623369B2
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稔弘 稲池
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エポキシ樹脂系接着剤組成物に関する。本発
明は特に、構造用接着剤として有用な比較的高温での引
張剪断強度および剥離強度に優れた接着剤組成物に関す
る。
[発明の背景] 構造用接着剤は、航空・宇宙、車両、船舶、建築、土
木、電気、電子等の幅広い産業分野で使用されている。
近年、これらの分野において従来使用されてきた構造部
材である鋼板、アルミニウム等の金属材料の代わりに、
軽量化を目的として、シート・モールディング・コンパ
ウンドおよびレインホースド・リアクチブ・インジェク
ション・モールディング[それぞれSMCおよびR−R
IMと略記する]等と呼ばれる繊維強化プラスチック
(FRP)をはじめとするプラスチックの使用が検討も
しくは実用化されはじめている。これの材料は前記用途
では厳しい条件下で用いられることが多く、接着剤に対
してもそれに対応する性能が必要とされる。
上記のようなプラスチック材料用の接着剤としてはエポ
キシ化合物と硬化剤とからなるエポキシ樹脂系接着剤、
ポリウレタン系接着剤及びアクリル樹脂系接着剤が知ら
れている。しかしながら、従来のエポキシ樹脂系接着剤
等では、たとえばFRPとFRPとの間の接着において
充分満足できる接着強度および耐熱性が達成されていな
い。従って、各種のプラスチック材料接着用として、常
温はもちろん高温での引張剪断強度および剥離強度の高
い構造用接着剤が求められている。
エポキシ樹脂系接着剤の改良例としては、特開昭57−
179268号公報に提案されている、エポキシ化合
物、および硬化剤として分子内にジエン系ゴム成分を有
するポリアミドアミンを含有するエポキシ樹脂接着剤組
成物を挙げることができる。この組成物で用いられるポ
リアミドアミンは、実質的には重合脂肪酸およびジエン
系ゴム成分とポリアミンとのほぼ等モル反応により得ら
れたポリアミドアミンであり、この接着剤組成物は常温
時における接着力は優れているものの、高温時における
接着力は必ずしも満足できるものではない。
また、本発明者は脂肪族ポリアミンとジエン系液状ゴム
との反応生成物を含有するエポキシ樹脂接着剤組成物を
既に発明し、この発明は特許出願されている(特願昭6
0−15368号)。この接着剤組成物は常温はもちろ
ん、100℃の高温時においても引張剪断強度に優れて
いるが、剥離強度については改良すべき余地がある。
しかしながら、一般に引張剪断強度と剥離強度は相反す
るもので、引張剪断強度を向上させると剥離強度が低下
し、剥離強度を向上させようとすると引張剪断強度は低
下するとの問題がある。
[発明の目的] 本発明は、引張剪断強度のみならず剥離強度も優れたエ
ポキシ樹脂系接着剤組成物を提供することを主な目的と
する。
本発明は、特に高温においても、優れた引張剪断強度と
剥離強度を示すエポキシ樹脂系接着剤組成物を提供する
ことを目的とする。
本発明はまた、繊維強化プラスチック材料などの各種の
プラスチック材料用の接着剤として有用なエポキシ樹脂
系接着剤組成物を提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、 A成分:末端にカルボキシル基を有する分子量1000
〜7000のジエン系液状ゴムで変性したエポキシ化合
物を少なくとも一種類含むエポキシ化合物成分(ただ
し、エポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴム成分の量
は35重量%以内である);および B成分:一般式HN(CHCHNH)H(n=
2〜5)を有する脂肪族ポリアミン化合物と末端にカル
ボキシル基を有する分子量1000〜7000のジエン
系液状ゴムとを、ジエン系液状ゴムに対する脂肪族ポリ
アミン化合物のモル比が5〜100の範囲で反応させた
生成物 を含有することを特徴とするエポキシ樹脂系接着剤組成
物にある。
すなわち、本発明者は、引張剪断強度を低下させること
なく、特に高温での剥離強度を向上させることを目的に
鋭意研究した結果、硬化剤としてジエン系液状ゴムと脂
肪族ポリアミンとの反応生成物を用い、かつ主剤エポキ
シ樹脂中にジエン系ゴムとエポキシ化合物との反応生成
物を含有させることにより上記目的を達成するに至った
ものである。
[発明の効果] 本発明のエポキシ樹脂系接着剤組成物は、引張剪断強度
のみならず剥離強度も優れており、特に高温においても
優れた引張剪断強度と剥離強度を示す。
本発明のエポキシ樹脂系接着剤組成物は、繊維強化プラ
スチック材料などの各種のプラスチック材料用の接着剤
として特に有用である。
たとえば、本発明の接着剤組成物を用いてガラス繊維強
化プラスチック成形物を接着して、引張剪断強度および
T型剥離強度について測定したところ、常温(25℃)
における引張剪断強度は70〜130kg/cm2、T型
剥離強度は80〜130kg/25mmであり、100
℃での引張剪断強度は40〜90kg/cm2、T型剥離
強度は60〜110kg/25mmであって、ともに優
れた接着性を示すことが確認された。
[発明の詳細な記述] 本発明の接着剤組成物に配合されるA成分は、末端にカ
ルボキシル基を有する分子量1000〜7000のジエ
ン系液状ゴムで変性したエポキシ化合物を少なくとも一
種類含むエポキシ化合物成分である。但し、エポキシ化
合物成分中のジエン系液状ゴム成分の量は35重量%以
内である。
このA成分は上記変性エポキシ化合物のみからなってい
てもよく、あるいは上記変性エポキシ化合物と未変性エ
ポキシ化合物の混合物であってもよい。
上記未変性エポキシ化合物あるいは変性対象のエポキシ
化合物としては、通常のエポキシ樹脂系接着剤の成分と
して用いられる一分子中に平均二個以上のエポキシ基を
有するエポキシ化合物が用いられる。そのようなエポキ
シ化合物の例としては、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂、多官能フェノール型エポキシ樹脂、グリシ
ジルアミン型多官能エポキシ樹脂、および各種のハロゲ
ン化エポキシ樹脂を挙げることができる。また、レゾル
シノールとエピハロヒドリンとの反応で得られるジグリ
シジルエーテル化合物、グリシジルエステル型エポキシ
樹脂、ポリグリコール型エポキシ樹脂、環状脂肪族エポ
キシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂なども用いるこ
とができる。エポキシ化合物は、単独でも、あるいは二
種類以上混合しても使用することができる。
エポキシ化合物の変性に用いられる末端にカルボキシル
基を有するジエン系液状ゴムの例としては、カルボキシ
ル基末端のアクリロニトリルブタジエンゴム、ポリブタ
ジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリクロロプレンゴ
ムなどで、その分子量が1000〜7000程度の液状
ゴムを挙げることができる。特に、アクリロニトリルブ
タジエンゴム、ポリブタジエンゴムが好ましい。代表的
な商品としては、 Hycar CTBN 1300×8、 Hycar CTBN 1300×13、 Hycar CTB 2000×162 (以上、いずれもBFグッドリッチ社製)、 NISSO PB C−1000、 NISSO PB C−2000 (以上、いずれも日本曹達(株)製)、 Poly bd R−45MA (出光石油化学(株)製) 等を挙げることができる。
A成分に含まれるジエン系液状ゴムは35重量%以内の
量である。ジエン系液状ゴムが35重量%を越えると高
温時の剥離強度および引張剪断強度が悪くなる。なおA
成分に含まれるジエン系液状ゴムは30重量%以内であ
ることが好ましく、また5重量%以上であることが好ま
しい。ただしジエン系液状ゴムは10重量%以上用いる
ことにより、その添加効果が更に効果的になる。
エポキシ化合物とカルボキシル基末端ジエン系液状ゴム
との反応は通常80〜200℃(好ましくは100〜1
70℃)で行なわれる。
次にB成分は、一般式: HN(CHCHNH)H (ただし、n=2〜5) の脂肪族ポリアミン化合物と、末端にカルボキシル基を
有する分子量1000〜7000のジエン系液状ゴムと
を、ジエン系液状ゴムに対する脂肪族ポリアミン化合物
のモル比が5〜100(好ましくは、10以上、30以
下)の範囲で反応させた生成物である。
N(CHCHNH)H (但し、式中のnは2〜5を示す) 上記脂肪族ポリアミン化合物の例としては、ジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレン
ペンタミン、ペンタエチレンヘキサミンなどを挙げるこ
とができる。特にトリエチレンテトラミンおよびテトラ
エチレンペンタミンが好ましい。
B成分である上記反応生成物の調製に用いられる末端に
カルボキシル基を有するジエン系液状ゴムの例として
は、前記A成分の変性エポキシ化合物の調製に用いられ
る末端にカルボキシル基を有するジエン系液状ゴムと同
様のものを挙げることができる。ただし、A成分の変性
エポキシ化合物の調製に用いられるジエン系液状ゴムと
同一のものである必要はない。
ジエン系液状ゴムに対する前記ポリアミンのモル比は5
〜100の範囲にある必要があり、特に10以上、30
以下であることが好ましい。このモル比が5未満では、
反応生成物はゲル状態になり、エポキシ化合物と相溶性
が低下する。一方、モル比が100を超えたところで
は、遊離の脂肪族ポリアミンが多すぎるため、硬化物の
架橋密度が高くなり、柔軟性に乏しくなるため、剥離強
度の充分な向上は望めない。
脂肪族ポリアミンとカルボキシル基末端ジエン系液状ゴ
ムとの反応は通常110〜200℃(好ましくは、13
0〜180℃)で行なわれる。
本発明のエポキシ樹脂系接着剤はシランカップリング剤
を含んでいてもよく、シランカップリング剤の配合によ
り接着性は更に向上する。
シランカップリング剤はA成分(エポキシ化合物成分)
もしくはB成分(硬化剤成分)に添加することによって
接着剤組成物中に配合することができる。
シランカップリング剤をA成分に添加して配合する場合
には、分子内にエポキシ基を有するシランカップリング
剤を用いるのが好ましく、その例としては、β−(3.
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシランなどが
挙げられる。
シランカップリング剤をB成分に添加して配合する場合
には、分子内にアミノ基および/またSH基シランカッ
プリング剤を用いるのが好ましく、その例としては、γ
−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、およびγ−メルカプトプロピルトリメ
トキシシランなどが挙げられる。
なお、シランカップリング剤は独立で接着剤組成物中に
配合することもできる。
A成分に対するB成分の必要配合量は、A成分中に存在
するエポキシ基数の総和とB成分中の活性水素数から求
めることのできる化学量論的当量となるが、本発明の接
着剤組成物では、B成分の配合量を、その化学量論的当
量の0.8〜1.5倍の範囲の量とすることが望まし
い。
A成分とB成分とに含まれるジエン系液状ゴム成分の総
量は、A成分とB成分との総量に対して10〜45重量
%の範囲にあることが好ましく、15〜35重量%の範
囲にあることが特に好ましい。ジエン系液状ゴムの量が
少なすぎると、エポキシ樹脂組成物の硬化物が硬くなり
すぎる傾向があり、充分な剥離強度がでにくくなる。ま
た、ジエン系液状ゴムの量が多くなりすぎると、耐熱性
が不充分になりやすく、高温における引張剪断強度や剥
離強度の値が低くなる傾向がある。
本発明の接着剤組成物は、室温にて硬化させることも可
能であるが、より確実に高強度接着を得るためには、6
0〜150℃、好ましくは80〜130℃で加熱硬化す
るのが望ましい。また、硬化は必ずしも一段階で行なう
必要はなく、低温で前硬化させ、次に、より高温で硬化
させるなどの二段階以上の硬化操作を利用してもよい。
本発明の接着剤組成物には、二酸化チタン、アルミナ等
の金属酸化物、ケイ酸塩類、タルク、炭酸カルシウム、
クレー、金属粉、ガラス繊維、炭素繊維、ポリアミド繊
維等の公知の充填剤ないし補強剤、顔料や染料等の着色
剤、耐炎剤、レベリング剤等を使用目的に応じ、その硬
化前の任意の段階で添加できる。
なお、A成分(エポキシ化合物)とB成分(硬化剤)と
の混合、および各種添加剤の添加などは各種の混合装置
を使用して行なうことができ、そのような目的で用いる
混合装置の例としては、ロール、ニーダー、エクストル
ーダー等を挙げることができる。
次に本発明の実施例および比較例を示す。
各例における引張剪断強度、T型剥離強度、粘度および
アミン当量は下記の方法により求めた。
引張剪断強度の測定法 長さ110mm、幅25mm、厚さ3mmの試験片二枚
の両端部を長さ12.5mm、幅25mm、厚さが0.
15mmの接着剤層になるように接着し、JIS−K−
6850に準拠して、所定の引張速度で測定した。
T型剥離強度の測定法 L字型に折った試験片を二枚用い、各試験片の折り曲げ
部分の外側全面に、接着剤を塗布したのち互いに貼り合
せ、接着硬化して、これを剥離試験に供した。引張速度
は200mm/分とした。
粘度の測定法 東京計器製E型回転粘度計を使用し、25℃で測定し
た。
アミン当量の測定法 硬化剤サンプル約0.2gを100mlビーカーに秤取
する(このサンプル重量をSgとする)。これに90%
フェノール・メタノール溶液20mlを加え、よく撹拌
して完全に溶解させる、チモールブルーを指示薬として
用い、0.5N塩酸(ファクターf)で、滴定した。滴
定量をAml、ブランクをBmlとすると、アミン当量
AEW(g/eq)は、 で求められる。
各例で用いた変性エポキシ樹脂は下記のものである。な
お、「部」および「%」は特に付記しない限り、「重量
部」および「重量%」をそれぞれ意味する。
変性エポキシ樹脂I 撹拌装置、窒素ガス導入管、温度計および冷却管を取り
付けた四つ口フラスコに、Hycar CTBN 13
00×8(カルボキシル基当量1850g/eq、分子
量3400)100部およびエピコート828(ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ(株)
製、エポキシ当量188g/eq)200部を仕込み、
窒素雰囲気下150℃で2時間撹拌し、黄褐色の均一液
状物を得た。ジエン系液状ゴム成分の含有率は33.3
%であった。
変性エポキシ樹脂II エピコート828を50部使用した以外は変性エポキシ
樹脂Iと同様に合成を行ない、ジエン系ゴム成分を6
6.7%含有している均一な黄褐色で液状物を得た。
変性エポキシ樹脂III エピコート828を100部使用した以外は変性エポキ
シ樹脂Iと同様に合成を行ない、ジエン系ゴム成分を5
0.0%含有している均一な黄褐色で液状物を得た。
変性エポキシ樹脂IV エピコート828を500部使用した以外は変性エポキ
シ樹脂Iと同様に合成を行ないジエン系ゴム成分を1
6.7%含有している均一な黄褐色で液状物を得た。
変性エポキシ樹脂V エピコート154(ノボラック型エポキシ樹脂、油化シ
ェルエポキシ(株)製、エポキシ当量176〜181g/
eq)を200部を用いた以外は変性エポキシ樹脂Iと
同様に合成を行ない、ジエン系ゴム成分33.3%を含
有している均一な黄褐色の液状物を得た。
変性エポキシ樹脂VI エピコート828を75部とエピコート604(グリシ
ジルアミン型多官能エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ
(株)製、エポキシ当量119g/eq)75部とを用い
た以外は変性エポキシ樹脂Iと同様に合成を行ない、ジ
エン系ゴム成分40.0%を含有している均一な黄褐色
の液状物を得た。
変性エポキシ樹脂VII Hycar CTBN 1300×13(カルボキシル
基当量1900g/eq、分子量3500)100部を
用い、かつエピコート828を200部用いた以外は変
性エポキシ樹脂Iと同様に合成を行ない、ジエン系ゴム
成分33.3%を含有している均一な黄褐色の液状物を
得た。
[B成分(硬化剤)の合成] 硬化剤イ 撹拌装置、窒素ガス導入管、温度計および冷却管を取り
付けた四つ口フラスコにHycar CTBN 130
0×8(カルボキシル基当量2000g/eq、分子量
3900)100部にテトラエチレンペンタミンを7
1.0部仕込み窒素雰囲気中180℃で1時間撹拌し、
淡黄色の均一液状物を得た。得られた液状物はアミン当
量135、25℃で測定した粘度は500ポイズであっ
た。
硬化剤ロ テトラエチレンペンタミンを31.2部使用した以外は
硬化剤イと同様にして合成した。得られた液状物は全ア
ミン当量161の均一な黄色粘性液体であった。粘度は
10000ポイズ以上(25℃)であった。
硬化剤ハ テトラエチレンペンタミンを499部使用した以外は硬
化剤イと同様にして合成した。得られた液状物は不均一
で淡黄色、黄色の層の二層に分離した。アミン当量は6
6、粘度は2ポイズ(25℃)であった。
硬化剤ニ テトラエチレンペンタミンの代わりにトリエチレンテト
ラミンを38.2部使用した以外は硬化剤イと同様にし
て合成した。得られた液状物はアミン当量200、粘度
1710ポイズ(25℃)の均一黄色液体であった。
硬化剤ホ テトラエチンレンペンタミンを198部使用し、160
℃で反応させた以外は硬化剤イと同様にして合成した。
アミン当量300、そして粘度が10000ポイズ以上
(25℃)の黄色ゴム状物を得た。
硬化剤ヘ テトラエチレンペンタミンを749部使用した以外は硬
化剤イと同様にして合成した得られた液状物は不均一で
淡黄色と黄色の二層に分離した。アミン当量は56そし
て粘度は1.0ポイズ(25℃)であった。
[実施例1] エピコート828を50部、変性エポキシ樹脂VIを50
部、そして硬化剤イを40部混合して接着剤を調製し
た。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は20.0重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着
剤中のジエン系液状ゴム成分の量は30.9重量%であ
る。
#80と#400のサンドペーパーで表面を磨き、トリ
クレンを含浸させたガーゼでふいた二枚のガラス繊維含
有不飽和ポリエステル樹脂板(商品名RMC、大日本イ
ンキ化学(株)製)を上記の接着剤で貼り合せたのち、1
00℃、1時間で硬化させてテストピースを作成した。
このテストピースを使用して、引張剪断強度およびT型
剥離強度を25℃および100℃で測定した。なお、引
張剪断強度測定は引張速度5mm/分で行なった。
その結果を第1表に示す。
[実施例2] 変性エポキシ樹脂VIを変性エポキシ樹脂Iに変え、そし
て硬化剤イを35部混合した以外は実施例1と同様にし
て接着剤を調製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は16.7重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着
剤中のジエン系液状ゴム成分の量は27.4重量%であ
る。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[実施例3] エピコート828の配合量を60部に変え、変性エポキ
シ樹脂として変性エポキシ樹脂IIを40部用い、そして
硬化剤イを30部混合した以外は実施例1と同様にして
接着剤を調製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は26.7重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着
剤中のジエン系液状ゴム成分の量は34.0重量%であ
る。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[実施例4] エピコート828を配合せず、変性エポキシ樹脂として
変性エポキシ樹脂IVを100部用い、そして硬化剤イを
30部混合した以外は実施例1と同様にして接着剤を調
製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は16.7重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着
剤中のジエン系液状ゴム成分の量は26.3重量%であ
る。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[比較例1] エピコート828を100部用い、変性エポキシ樹脂を
配合しなかった以外は実施例1と同様にして接着剤を調
製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は0重量%、ジエン系液状ゴムに対する脂肪
族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着剤中の
ジエン系液状ゴム成分の量は16.7重量%である。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[比較例2] 変性エポキシ樹脂VIを変性エポキシ樹脂Iに変え、そし
て硬化剤イの代りに硬化剤ホを85部用いた以外は実施
例1と同様にして接着剤を調製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は16.7重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が4、そして接着剤
中のジエン系液状ゴム成分の量は47.7重量%であ
る。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[比較例3] 変性エポキシ樹脂VIを変性エポキシ樹脂Iに変え、そし
て硬化剤イの代りに硬化剤ヘを25部用いた以外は実施
例1と同様にして接着剤を調製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は16.7重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が150、そして接
着剤中のジエン系液状ゴム成分の量は17.1重量%で
ある。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
[比較例4] エピコート828の配合量を20部に変え、変性エポキ
シ樹脂として変性エポキシ樹脂IIIを80部用い、そし
て硬化剤イの配合量を25部に変えた以外は実施例1と
同様にして接着剤を調製した。
上記の接着剤のエポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴ
ム成分の量は40.0重量%、ジエン系液状ゴムに対す
る脂肪族ポリアミン化合物のモル比が15、そして接着
剤中のジエン系液状ゴム成分の量は43.7重量%であ
る。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第1表に示す。
第1表に示された結果より、本発明に規定した全ての要
件を満足する接着剤組成物は、それらの要件の一部を欠
く接着剤組成物に比較して引張剪断強度および剥離強度
の双方について優れていることがわかる。そして本発明
の接着剤組成物は、前記要件の一部を欠く接着剤組成物
に比較して特に高温における引張剪断強度が顕著に優
れ、また剥離強度については低温と高温のいずれにおい
ても顕著に優れていることが明らかである。
[実施例5〜9] 変性エポキシ樹脂VIを第2表記載の変性エポキシ樹脂に
変え、そして硬化剤の種類と配合量を第2表記載のよう
に変えた以外は実施例1と同様にして接着剤を調製し
た。
なお、実施例9における変性エポキシ樹脂の配合量のみ
80部である。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第3表に示す。
第3表に示された結果より、実施例1〜4で用いた配合
成分および配合量以外であっても、本発明に規定した全
ての要件を満足する接着剤組成物は、高温における引張
剪断強度、そして低温と高温における剥離強度のいずれ
についても高い値を示すことが明らかである。
[実施例10〜13] 変性エポキシ樹脂VIを第4表記載の変性エポキシ樹脂に
変え、そして硬化剤の種類と配合量を第4表記載のよう
に変えた以外は実施例1と同様にして接着剤を調製し
た。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度(ただし、被着材として旭ファイ
バーグラス(株)製、商品名SMCを用い、引張速度は1
mm/分に変更)とT型剥離強度とを測定した。その結
果を第5表に示す。
第5表に示された結果より、実施例1〜4で用いた配合
成分および配合量以外であっても、本発明に規定した全
ての要件を満足する接着剤組成物は、高温における引張
剪断強度、そして低温と高温における剥離強度のいずれ
についても高い値を示すことが明らかである。
[実施例14〜16] エポキシ樹脂として第6表記載の市販エポキシ樹脂を用
い、変性エポキシ樹脂VIを第6表記載の変性エポキシ樹
脂に変え、そして硬化剤として硬化剤イを第6表記載の
量で用いた以外は実施例1と同様にして接着剤を調製し
た。
828:エピコート828 807:エピコート807(ビスフェノールF型エポキ
シ樹脂、油化シェルエポキシ(株)製、エポキシ当量17
0g/eq) 154:エピコート154 604:エピコート604 871:エピコート871 4000:アデカレジンEP−4000(ビスフェノー
ルA・アルキレンオキサイド付加物のジグリシジルエー
テル、旭電化(株)製、エポキシ当量330〜360g/
eq) 736:DER736(ポリグリコール型エポキシ樹
脂、ダウケミカル社製、エポキシ当量175〜205g
/eq) 「R/E」、「A/R」および「R含量」は、全て第2
表におけるものと同義である。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第7表に示す。
第7表に示された結果より、実施例1〜4で用いた配合
成分および配合量以外であっても、本発明に規定した全
ての要件を満足する接着剤組成物は、高温における引張
剪断強度、そして低温と高温における剥離強度のいずれ
についても高い値を示すことが明らかである。
[実施例20〜22] エポキシ化合物としてエピコート828(50部)と変
性エポキシ樹脂I(50部)とを用い、硬化剤として硬
化剤イ(35部)を用いて接着剤組成物を調製した。な
お、この接着剤配合は前記の実施例2と同一である。
ただし、実施例20においてはシランカップリング剤と
してKBM403[γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、信越化学工業(株)製]1部をエポキシ化合
物に、そして実施例21と実施例22ではKBM603
[N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、信越化学工業(株)製]をそれぞれ1部と
4部の量にて硬化剤に添加して、接着剤組成物を調製し
た。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第8表に示す。なお、比較のために、シランカッ
プリング剤を添加しなかった以外は同一組成からなる接
着剤組成物(実施例2)の測定結果を前記第1表より転
記する。
第8表に示された結果より、本発明の接着剤組成物にシ
ランカップリング剤を導入することによって、引張剪断
強度と剥離強度の双方において向上し、特に剥離強度に
ついては低温と高温のいずれにおいても顕著に向上して
いることが明らかである。
[実施例23〜26] エポキシ化合物としてエピコート828(50部)と変
性エポキシ樹脂I(50部)とを用い、硬化剤として硬
化剤ニ(45部)を用いて接着剤組成物を調製した。な
お、この接着剤配合は前記の実施例10と同一である。
ただし、固体充填剤として、実施例23と実施例24に
おいてはケイ酸アルミニウムを、それぞれ70部と10
0部、そして実施例25と実施例26においては二酸化
チタンを、それぞれ70部と100部配合して、接着剤
組成物を調製した。
上記の接着剤を用いて実施例1と同様にしてテストピー
スを作成し、このテストピースを使用して実施例1と同
様にして引張剪断強度とT型剥離強度を測定した。その
結果を第9表に示す。なお比較のために固体充填剤を配
合しなかった以外は同一組成からなる接着剤組成物(実
施例10)の測定結果を前記第5表より転記する。
第9表に示された結果より、本発明の接着剤組成物に固
体充填剤を導入することによって、剥離強度は低下する
が、引張剪断強度が低温と高温のいずれにおいても顕著
に向上することが明らかである。
[比較例5] 市販のポリウレタン系の接着剤Aを用い、80℃、20
分で硬化させた以外は実施例1〜9と同様な接着評価を
行なった。測定結果を第10表に示す。
[比較例6] 市販のエポキシ系の接着剤Bを用い、100℃、1時間
で硬化させた以外は実施例1〜9と同様な接着評価を行
なった。測定結果を第10表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−192427(JP,A) 特開 昭58−47051(JP,A) 特開 昭58−201840(JP,A) 特開 昭59−215338(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)末端にカルボキシル基を有する分子
    量1000〜7000のジエン系液状ゴムで変性したエ
    ポキシ化合物を少なくとも一種類含むエポキシ化合物成
    分(ただし、エポキシ化合物成分中のジエン系液状ゴム
    成分の量は35重量%以内である);および (B)一般式HN(CHCHNH)H(n=2
    〜5)を有する脂肪族ポリアミン化合物と末端にカルボ
    キシル基を有する分子量1000〜7000のジエン系
    液状ゴムとを、ジエン系液状ゴムに対する脂肪族ポリア
    ミン化合物のモル比が5〜100の範囲で反応させた生
    成物 を含有することを特徴とするエポキシ樹脂系接着剤組成
    物。
  2. 【請求項2】(A)成分中のジエン系液状ゴム成分の量
    が5〜30重量%の範囲にあることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂系接着剤組成物。
  3. 【請求項3】A成分中が未変性エポキシ化合物を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹
    脂系接着剤組成物。
  4. 【請求項4】B成分の生成物が、ジエン系液状ゴム成分
    に対する脂肪族ポリアミン化合物のモル比が10〜30
    の範囲の量で反応させた生成物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂系接着剤組成
    物。
  5. 【請求項5】A成分とB成分とに含まれるジエン系液状
    ゴム成分の総量がA成分とB成分との総量に対して10
    〜45重量%の範囲にあることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のエポキシ樹脂系接着剤組成物。
  6. 【請求項6】アミノ基および/またSH基を有するシラ
    ンカップリング剤が、接着剤組成物総量に対して5重量
    %以内の量で含まれていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至5項のいずれかの項記載のエポキシ樹脂
    系接着剤組成物。
  7. 【請求項7】エポキシ基を有するシランカップリング剤
    が、接着剤組成物総量に対して5重量%以内の量で含ま
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至5
    項のいずれかの項記載のエポキシ樹脂系接着剤組成物。
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